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行政書士がやめとけと言われる理由は?稼げない・将来性がないって本当?

更新日:2022-09-01

行政書士は例年人気の高い士業の1つですが、ネットで検索すると「やめとけ・稼げない」といったネガティブなワードがヒットします。

そのため、行政書士を目指すべきかお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では「行政書士がやめとけと言われる理由や、独立開業を行うリスク」についてご紹介します。

また、行政書士を目指すメリットについても解説するので、総合的に行政書士について判断できる内容となっています。

行政書士に関する噂の事実や将来性を知りたい方は、ぜひ最後までお読み下さい。

行政書士はやめとけと言われる理由とは?

冒頭でもお伝えしたように、行政書士を目指す方に対して「やめとけ」といった内容がネット上で見られます。

こちらの項目では「行政書士がやめとけと言われる理由」について以下の7つをご紹介します。

  • 行政書士は独占業務が少ない
  • 行政書士の人口が増え飽和状態である
  • 稼げない行政書士が一定数いる
  • 就職が難しい
  • 行政書士資格を取得しただけで年収が上がるわけではない
  • 将来AIに取られる仕事と言われている
  • 試験の難易度が高すぎる

理由を解説する上で、根拠となる具体的な情報と共に解説するのでチェックしてみて下さい。

行政書士は独占業務が少ない

1つ目の理由として「行政書士には独占業務が少ない」ことが挙げられます。

行政書士法の第1条と第19条によると、「官公署に提出する書類・権利義務に関する書類・事実証明に関する書類」の3種類の書類作成業務が行政書士の独占業務となっています。

一方で、同じ士業である「弁護士」は、契約に関する交渉代理や法律相談など法律事務に関する業務を独占業務とし、書類作成に比べると非常に広い業務を行うことが出来ます。

行政書士は他の士業と比較し独占業務が少なく将来的に業務が無くなる可能性が危惧されるため、「やめとけ」と言われています。

行政書士の人口が増え飽和状態である

2つ目の理由として「行政書士の人口が増え飽和状態である」ことが挙げられます。

例えば、行政書士試験「最近10年間における行政書士試験結果の推移」によると、ここ10年間連続で4,000人以上が行政書士試験に合格しており、年々行政書士の数が増えていることが分かります。

日本の法人企業数や人口が減少している中で行政書士は今後も増加することが予想されるため、需要に対して過剰供給となり飽和状態が続くでしょう。

その結果、後述するように仕事がなく稼げないケースや就職が簡単に出来ないケースも増える可能性があるため、これから目指すのは「やめとけ」と言われています。

稼げない行政書士が一定数いる

3つ目の理由として「稼げない行政書士が一定数いる」ことが挙げられます。

例えば、求人大手サイトの「求人ボックス」によると、行政書士の平均年収は398万円となっており、統計的に平均年収が300万円以下の方も少なくないことが分かります。

上記のデータには企業に属する行政書士は一定額の給料が支払われるため、年収が平均以下である方の大半が独立開業後に収入が安定していない行政書士です。

独立開業がメインの行政書士ですが、独立しても稼げていない行政書士の方が圧倒的に多く、苦労することになるので「やめとけ」と言われています。

就職が難しい

4つ目の理由として「就職が難しい」ことが挙げられます。

例えば「求人ボックス」において、弁護士の求人数は東京だけでも9,775件ある一方で、行政書士の求人数は1,625件と1/9程度しかありません。

このように行政書士求人の絶対数が少ないため、求人倍率が高くなってしまい就職先に困るという方も例年多くいます。

行政書士は就職先が少なく、就職の際に役に立たない可能性も高いため「やめとけ」と言われています。

行政書士資格を取得しただけで年収が上がるわけではない

5つ目の理由として「行政書士資格を取得しただけで年収が上がるわけではない」ということが挙げられます。

企業勤めの方が行政書士の資格を取得した場合でも、資格を活かせる仕事がそもそも無いため給料に直結する可能性は低いという現実があります。

また、先ほど述べたように会社を辞め行政書士として独立した場合にも、集客や営業が上手く行かなければ直に稼げるわけでもありません。

稼ぐ目的で資格を取得すると後悔することになるので「やめとけ」と言われています。

将来AIに取られる仕事と言われている

6つ目の理由として「将来AIに取られる仕事と言われている」ことが挙げられます。

例えば、野村総合研究所のレポートによると「日本の労働人口の約49%がAI等の技術で代替が可能」と公表されています。

特に行政書士の独占業務である各種書類作成業務は、単純な作業であることからAIの得意分野とも言えるため、近い将来代替されることが予想されます。

AIや電子申請化が普及する背景もあり、行政書士を目指しても先10年の将来を不安視する声から「やめとけ」と言われています。

試験の難易度が高すぎる

7つ目の理由として「試験の難易度が高すぎる」ことが挙げられます。

例えば、行政書士試験「最近10年間における行政書士試験結果の推移」によると、行政書士試験の合格率は10%前後と資格の難易度の高さが窺える合格率となっています。

資格を取得するのが難しい割には、前述したようにメリットが少ないため「やめとけ」と言われています。

行政書士の独立開業はリスクが高い

「行政書士は稼げない」と言われている理由の1つとして、行政書士の独立開業における難しさが挙げられます。

こちらの項目では「行政書士が独立開業する際のリスク」について以下の2つの視点からご紹介します。

  • 廃業率
  • 集客

良い面がピックアップされる傾向にある独立開業において、デメリットについてもしっかりと理解しておきましょう。

3年以内の廃業率が6割

行政書士の独立開業における1つ目のリスクとして「3年以内の廃業率が6割」ということが挙げられます。

難関資格に合格し独立開業をしても、集客や仕事を上手く軌道に乗せることが出来なければ廃業してしまう方も少なくありません。

実際、総務省が公表している「行政書士の登録情報」によると、令和2年度だけで見ても新規登録数1,743人に対して登録抹消者数1,088人と、年間当たりの廃業数の多さが分かります。

廃業するリスクの高さを理解した上で、独立開業を目指すようにすると良いでしょう。

集客が困難

行政書士の独立開業における2つ目のリスクとして「集客が困難」ということが挙げられます。

事務所を構えて自然と仕事の依頼が入るわけではなく、地元企業への名刺配りや広告の掲載、Webサイトの運営など、様々な方法で集客を行う必要があります。

何も考えずに集客を行ってしまうと、地元で根強い競合事務所や、検索でトップ表示される行政書士に仕事を奪われてしまいます。

特に独立したての頃は適切な集客の方法が分からずに、廃業に至ってしまう方も少なくありません。

独立開業のリスクを減らし成功させるためには、集客に成功している先輩行政書士の集客方法を参考にすると良いでしょう。

行政書士を目指すのはやめた方がいい?

これまで行政書士を目指すべきでないという内容で述べてきましたが、実際行政書士はやめとけと言われるほど魅力が全くないわけではありません

こちらの項目では「行政書士を目指すメリット」について以下の4つをご紹介します。

  • 難関国家資格である
  • 試験内容が他の資格取得にも役立つ
  • 受験資格がなくても努力次第で合格できる
  • 努力次第では年収1,000万円も目指せる

行政書士資格を取得するメリットがあるのか疑問視している方は、しっかりとチェックしましょう。

難関国家資格である

1つ目のメリットとして「行政書士資格が難関国家資格であるため無駄にならない」ことが挙げられます。

行政書士自体が難関国家資格であるため、上手くアピールすることが出来れば試験合格者であるというだけで評価に繋がります。

また、民法や会社法など様々な職種に通用しうる知識を持っている証明にもなるため、取得して無駄な資格ということは決してありません。

特に就活生は難関資格に合格したエピソードをアピールすることで、高い能力を持つ人材として優位性を保つことが出来るでしょう。

試験内容が他の資格取得にも役立つ

2つ目のメリットとして「試験内容が他の資格取得にも役立つ」ことが挙げられます。

行政書士の試験内容は司法試験や司法書士などと被っている点があり、行政書士資格を取得した上で他の資格取得を目指す方も多くいます。

そのため、法律知識を広く学習する必要がある分、学習内容を他資格にも横展できるというメリットがあります。

ダブルライセンスを取得出来れば、独立開業のリスクを回避できる可能性も高くなるため、司法書士等といった行政書士と親和性の高い資格を目指すと良いでしょう。

受験資格がなくても努力次第で合格できる

3つ目のメリットとして「受験資格がなくても努力次第で合格できる」ことが挙げられます。

行政書士試験は難関資格ですが、他の国家資格のように年齢や学歴などの受験資格自体はありません。

また、難関国家資格の中では、合格率・勉強時間ともに比較的取得しやすい部類に入ります。

行政書士試験の採点は絶対評価のため、ご自身の勉強次第、努力次第で合格できる良さがあります。

努力次第では年収1,000万円も目指せる

4つ目のメリットとして「努力次第では年収1,000万円も目指せる」ことが挙げられます。

行政書士は稼げない人がいる一方で、年収1,000万以上の方も少なくありません。

行政書士の独立開業は前述したようにリスクがある反面、適切な集客を行い稼ぐ仕組みをつくることが出来れば、安定した稼ぎを得ることが可能です。

行政書士として稼ぐためには一定以上の努力は必要ですが、決して稼ぐのが不可能な資格ではありません。

行政書士がやめとけと言われる理由とは?まとめ

今回、行政書士が「やめとけ」と言われている理由について以下の7つを解説してきました。

  • 独占業務が少ない
  • 行政書士の人口が増え飽和状態である
  • 稼げない行政書士が一定数いる
  • 就職が難しい
  • 資格を取得しただけで年収が上がるわけではない
  • 将来AIに取られる仕事という噂がある
  • 試験の難易度が高すぎる

行政書士は、独立開業のリスクや将来性の不安があり「やめとけ」という意見がありますが、努力次第では年収1,000万円以上稼げるメリットもあります。

今回ご紹介したデメリット・メリットの両面を考慮して、行政書士をご検討して下さい。

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