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予備試験の短答試験の時間配分はどうする?配点や問題数から考えてみる

更新日:2022-07-22

司法予備試験における短答式試験は5時間に渡る長丁場となっています。

しかし、問題数が多く非常にボリューミーな試験内容なので、「時間が足りない」と感じる受験生も少なくありません。

そこで本記事では「短答式試験における時間配分の工夫方法や考え方、時間配分に慣れるための勉強法」についてご紹介します。

限られた試験時間の中で効率よく点を取るために、配点の高い問題を優先したり得意な分野から解き始めるなど、時間の使い方における工夫が必要です。

短答式試験の時間割から具体的な対策を見ていきましょう。


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司法試験予備試験の短答式は時間が短い?

司法試験短答式時間

司法予備試験における短答式試験の時間が短いという口コミが少なくありません。

しかし実際のところ試験時間はトータルで5時間にも渡り、資格試験の中でも長い方に分類されます。

時間が短く感じる方が多い理由には、問題数の多さや難易度の高さが挙げられます。

試験の傾向が変わる可能性は低いため、これから受験を考えている方は時間の配分方法や日頃の勉強方法で対策をとる必要があります。

以下の項目にて、時間配分のコツや時間を有効に使うポイントについて具体的に解説していきます。

予備試験の短答式試験の時間割

まず初めに短答式試験の時間割についてご紹介します。

短答式試験では着席時刻が決まっており、前の試験時間から次の着席時刻までが休憩時間となっています。

以下の表にて、具体的に確認しておきましょう。

着席時刻 中休憩時間 試験時間 試験合計時間 試験科目
9:15 9:45〜11:15 1時間30分 民法・商法・民事訴訟法
11:45 30分 12:30〜13:00 1時間 憲法・行政法
14:00 1時間 14:15〜15:15 1時間 刑法・刑事訴訟法
15:45 30分 16:00〜17:30 1時間30分 一般教養科目

参考:令和2年司法試験予備試験問題

短答式試験はトータルで1日5時間の試験時間となっていますが、最長でも1時間30分と科目ごとに分かれています

上記の時間割を参考に、これから具体的な時間配分のポイントについて解説していきます。

予備試験短答式の時間配分はどうやって考える?

上記の時間割からそれぞれの時間帯によって出題される科目数や時間が異なることが分かりました。

こちらの項目では「それぞれの科目における問題数と出題傾向から考える理想の時間工数」について解説します。

  • 1限目:民法・商法・民事訴訟法
  • 2限目:憲法・行政法
  • 3限目:刑法・刑事訴訟法
  • 4限目:一般教養

問題の出題傾向やよく出る問題などを元に、それぞれの時間帯でどの科目にどのくらい時間工数を割くと効率的なのか、時間配分の考え方について具体的に見ていきましょう。

1限目:民法・商法・民事訴訟法

1限目の民法・商法・民事訴訟法は、それぞれ15問ずつ出題される傾向があります。

まず、民法においては「正しいものの組み合わせを選べ」か「誤っているものの組み合わせを選べ」といった出題形式で、問題文の正誤を読み取る時間と見直し時間が少々かかります。

また、総則はもちろんのこと債権法や家族法など幅広く出題され網羅しなければならない条文数は1,000条を超えます。

とは言え、学説などの理論的な深い知識を問う問題はなく、一度知識を定着できれば安定して点数を狙える科目といえます。

次に、商法は「会社法の条文」に関する出題が大半を占めるため条文さえ習得すれば比較的簡単に解き進めることができますが、ある程度の割り切りも必要となります。

最後に、民事訴訟法に関しては「条文と判例の知識」に関する問題が出題される傾向にありますが、深い知識がなければそもそも解けない問題も少なくありません。

以上より、1限目における理想の時間工数は次の通りです。

試験科目 時間配分(見直し時間) 1問当たりの解くペース
民法 40分(10分) 2分
商法 20分(5分) 1分
民事訴訟法 30分(5分) 1分〜2分

見直しに時間がかかるため民法に時間を多く配分しましたが、上記を参考にご自身でも調整してみてください。

2限目:憲法・行政法

2限目の憲法と行政法はそれぞれ12問ずつ出題されます。

憲法と行政法に関しては、それぞれ「判例の理解とその知識内容」が問われる問題が例年出題されています。

そのため、過去問対策により問題の出題パターンを把握しやすく、どちらも十分得点が見込めます。

以上より、2限目における理想の時間工数は次の通りです。

試験科目 時間配分(見直し時間) 1問当たりの解くペース
憲法 30分(5分) 1分〜2分
行政法 30分(5分) 1分〜2分

どちらも似たような形式で出題されるため、まずは平等に分配し微調整していくと良いでしょう。

3限目:刑法・刑事訴訟法

3限目の刑法と刑事訴訟法はそれぞれ13問ずつ出題されます。

まず、刑法に関しては予備試験においても「判例の理解とその知識内容」が問われる傾向に変わりました。

ただし、「学説の理論的帰結」に関する問題も幾つか出題されるので多少の対策が必要です。

やや癖のある問題が出題されるものの、刑法に関しては過去問対策で得点に結びつきやすい分野と言えます。

次に、刑事訴訟法に関しては判例と条文についての問題はほぼ半々で出題される傾向にあるため、刑事訴訟法も過去問で出題された条文の理解を行えば十分得点源になり得ます。

以上より、3限目における理想の時間工数は次の通りです。

試験科目 理想時間配分(見直し時間) 1問当たりの解くペース
刑法 25分(5分) 1分〜2分
刑事訴訟法 35分(5分) 2分〜3分

3限目に関してはより得点源に結びつきやすい刑事訴訟法を優先すると効率的と言えます。

4限目:一般教養

4限目の一般教養では全45問から20問選択する形式です。

一般教養の特徴として、政治経済・生物化学・数学・英語・時事問題など幅広い一般的な知識が問われる内容となっています。

従って、見直しの時間を10分間確保するとして1問当たり4分程度で解くのが理想と言えます。

前から順番に解き進めても良いですが、ぱっと見で問題を取捨選択し得意分野から解くと効率的です。

時間感覚を掴むなら講義動画を観よう

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予備試験は時計の持ち込みが許可されていますが、あまりに小まめに見ると時間がもったいないです。

そのため、頻繁に時計を見なくても済むように、自分の感覚で時間の流れ方や早さを掴んでおくことが大切になります。

そこでおすすめしたいのが、アガルートの講義を受けて時間の感覚を正確かつ鋭敏にする方法です。

アガルートの講義動画は約15分に設定されているので、受講し続ければ15分程度の時間感覚が身に付くでしょう。

予備試験の知識を覚えながら時間配分も体得できるため、是非ともアガルートを受講してみましょう。

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時間短縮はどのように行う?考え方とは?

限りある時間の中で問題を解き切るにはどうすれば良いのでしょうか。こちらの項目では、「時間短縮の効果的な方法や考え方」についてご紹介します。

  • 得意科目を先にこなす
  • 難しい問題は飛ばす

時間短縮のポイントを押さえて、効率よく解き進めていきましょう。

ポイント①:得意科目を先にこなす

時間短縮における1つ目のポイントとして「得意科目を先にこなす」ことが挙げられます。

例えば、1限目では民法・商法・民事訴訟法と3つの科目を限られた時間の中で解くことが必要がです。

最初に出題される民法から解き始める人も多いですが、民法が苦手な方の場合は想定以上に時間を使ってしまい他の科目の問題にたどり着かない可能性もあります。

そのため、1〜3限は自分の得意な科目を優先的に解くようにしましょう。

得意な問題を先に回すことで、テンポ感を掴むこともでき緊張感を解く効果もあります。

ポイント②:難しい問題や初見の問題は飛ばす

時間短縮における2つ目のポイントとして「難しい問題や初見の問題は飛ばす」ことが挙げられます。

難しい問題が出てきた時に思考回路が停止し、解ける問題の倍以上の時間を使うことになるでしょう。

特に、商法は捨て問題と呼ばれる問題も多く、問題の見極めが時間短縮の要と言えます。

それゆえ、ぱっと見で自分が解けないと感じた問題や類題に載っていなかった問題は後回しにしてください。

難易度の高い問題や初めて見る問題は、余裕があれば解くようにしましょう。

短答式試験の時間配分に慣れるための勉強方法

普段の勉強が試験に活きてくることは言うまでもありませんが、時間配分に関しても慣れる必要があります。

こちらの項目では、「時間配分に慣れるための勉強方法」をご紹介します。

  • 模擬試験を使い本番同様の形で解いていく
  • 科目ごとに時間を測って過去問を解く

普段の勉強からどのように時間を意識すれば良いのか具体的に見ていきましょう。

方法①:模擬試験を使い本番同様の形で解いていく

時間配分に慣れるための最も効果的な方法として「模擬試験を使い本番同様の形で解いていく」ということが挙げられます。

本番を想定するために、市販模試や通信制の模試を自宅で試すのも良いですが、より本番感を味わうためには予備校の模擬試験に参加すると良いでしょう。

関連記事でもご紹介している通り、模擬試験では他の受験生もいる中で本番さながらの緊張感を味わいながら試験に挑むことができます。

また、出題形式も本番試験と同様のスタイルで類題も多数出題されるため、出題される問題と雰囲気を合わせ本番と似た環境で時間配分の調整もできるでしょう。

模擬試験は各予備校にて開催されているので、時間の感覚を掴むためにも何回か参加してみることをお勧めします。

方法②:科目ごとに時間を測って過去問を解く

時間配分に慣れるための効果的な方法の3つ目は「科目ごとに時間を測って過去問を解く」ことです。

過去問は出題傾向の把握に使えるだけでなく時間配分の調整にも役立てることができるので、先ほどご紹介したそれぞれの科目における時間配分を参考にして科目ごとに時間を測って解いてみましょう。

ぶっ通しで時間を測った時には曖昧になりがちですが、小分けに時間配分を確認することで解く順番等の計画を立てやすくなります。

また、時間が足りない科目に関しては、時間短縮のポイントを実践できているかチェックすると良いでしょう。

理想とする時間配分内で解くためにも、過去問を使って復習を繰り返すことが重要と言えます。

時間配分に悩んだら予備試験のプロに相談しよう

アガルート

1人で勉強しながら時間配分を調整することは、なかなか難しいでしょう。

もし「自分では時間配分を決められない」「上手な配分方法を人に尋ねてみたい」と考えたら、予備試験のプロが在籍するアガルートに相談することをおすすめします。

アガルートに在籍する講師は、全員が新司法試験に合格しているプロですから、効率のいい勉強術や試験の時間配分を熟知しています。

プロ講師に時間配分を教えてもらったり、最適な回答方法や自分の得意・不得意科目をあぶり出してもらったりすれば、より最短距離で予備試験合格にたどり着けるでしょう。

さらに有料の「コーチングオプション」も利用すれば、講師に直接質問できるラウンジが利用できたり、オンライン論文添削通数を増やせたりといったメリットが豊富にあります。

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予備試験の短答式は時間配分がカギ?まとめ

今回、司法予備試験の短答式試験における時間配分や時間削減のポイント、時間配分に慣れるためのポイントについて解説してきました。

短答式試験では、限られた時間内で複数の科目を解き進める必要があるため、以下のように時間配分を考えなければなりません。

試験科目 時間配分
民法 40分
商法 20分
民事訴訟法 30分
憲法 30分
行政法 30分
刑法 25分
刑事訴訟法 35分

また、考えた時間配分を本番でも実践できるように模擬試験や過去問を使って普段の勉強から慣れる必要があります。

今回ご紹介した時間配分を参考に短答式試験に備えましょう。

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