弁護士になりたい!と弁護士を志している方も多いのではないでしょうか?
弁護士になるためには、最難関といわれている司法試験に合格しなければなりません。さらに、司法試験に合格したからといってすぐに弁護士になれるわけでもありません。
弁護士になるまでには狭き門潜り抜けていく必要がありますが、弁護士になるには一体どんな方法があるのかを詳しく説明していきます。
また、予備校に通うことのメリットや弁護士になるためのおすすめの予備校も7つ紹介します!
目次
弁護士になりたい!弁護士になるためには?

弁護士になりたい、そうは思っていても簡単になれる職業ではないのが弁護士です。弁護士になるには相当な努力が必要といわれているのも事実。
それでは、弁護士になるためにはどうしたら良いのでしょうか?弁護士になりたい方に向けて詳しく解説していきます。
弁護士になるには必要な司法試験とは?
まず、弁護士になるには司法試験を受験し、合格することから始まります。司法試験とは「弁護士」「裁判官」「検察官」になりたい方が受験する法曹資格と呼ばれる国家資格です。
司法試験は、弁護士や裁判官、検察官になるまでに必要とされる知識や応用能力を身に着けているかを的確に評価するための試験です。
弁護士になるためには、学識だけでなく、法律に関する理解力や思考力、判断力を問われるといえるでしょう。
弁護士になるには司法試験を受験する
弁護士になるまでに受験する司法試験は、毎年5月中旬の4日間に渡り行われます。1日目から3日目にかけては論文式試験、4日目に短答式試験が実施されます。
論文式試験では「公法系」「民事系」「刑事系」の3科目と、選択科目から出題されます。また、短答式試験とはマークシート形式の試験であり「憲法」「民法」「刑法」から出題されます。
弁護士になるまでに必要となる司法試験は範囲が広く、専門的な法律の知識を問われる試験です。弁護士になるには勉強時間の確保も重要なポイントとなりそうですね。
司法試験には受験回数の制限がある
弁護士になるためには司法試験を受験する必要がありますが、この試験には受験の回数制限が設けられています。
法科大学院終了後、または司法予備試験合格後の最初の4/1から5年間、5回まで受験することが可能です。5年間を経過してしまうと司法試験の受験資格が失効してしまうので、弁護士になるには新たに受験資格を得る必要があります。
ですので、弁護士になるためには受験資格を取得してから5年間のうちに司法試験に合格する必要があるといえます。
弁護士になるには司法試験に合格する!

弁護士になるには司法試験に合格する必要があります。さらにその司法試験には受験資格が設けられており、弁護士になるためには受験資格の条件を満たしている必要があります。
ここから先では、弁護士になりたいと考えている人が取得しなければならない受験資格についてを詳しく紹介していきます。
司法試験の受験資格とは?
弁護士になるまでに必要な司法試験の受験資格には「法科大学院(ロー・スクール)修了者」か「司法予備試験合格者」のどちらかの条件を満たしている必要があります。
弁護士になるにはどちらの受験資格を取得しておく必要がありますが、受験資格を得るだけでも超難関といわれているので、まずは司法試験の受験資格を得ることを第一に考えなければなりません。
弁護士になりたいと考えている方は必ず確認しておきたい事項なので、是非参考にしてみてくださいね。
司法試験を受験するには法科大学院を修了する
まず法科大学院とは、司法制度改革により2004年4月から開始された、法律家の養成を目的としたプロフェッショナルスクールです。
法科大学院に進学するには4年制大学院を卒業している必要があります。法科大学院を修了することで、司法試験の受験資格を得ることができます。
法学をすでに学んでいる方は法学既修者コースで2年間、法律をこれから学ばれる方は法学未修者コースで3年間、法律に関する知識を学習します。
弁護士になるためには「法科大学院を修了」している必要があり、司法試験受験者の大半は法科大学院ルートで弁護士を目指しています。
司法試験を受験するには予備試験に合格する
法科大学院に入学する方法以外に、司法試験の予備試験に合格する方法があります。予備試験は法科大学に進むことが難しい方にも法律家を目指す機会を与えるために定められた制度です。
司法試験予備試験には受験資格が設けられていないので、学歴や年齢に関係なく誰でも受験することが可能です。また、予備試験に合格することで司法試験の受験資格を取得できます。
現在仕事をしながら弁護士になりたいと考えている方は、この司法予備試験を突破することが1番の近道といえます。
しかし、司法予備試験は非常に難易度が高い試験ともいわれており、予備試験ルートで弁護士になるためには相当な勉強量が必要といえそうです。
弁護士になるまで司法修習を修習する!

無事に司法試験に合格できたとしても、1人前の弁護士になるまで安心することはできません。弁護士になるためにはいくつもの難関を潜り抜けねばなりません。
司法試験に合格した者は、弁護士になるまでに司法修習を修了する必要があります。ここでは、弁護士になりたいと考えている方に向けて、司法修習について説明していきます。
導入修習
弁護士になるには司法試験に合格後、司法修習の「導入修習」が行われます。この導入修習は約1ヶ月間、ハードスケジュールで実施されます。
また、導入修習開始1週間後から「即日起案」が行われ、起案には「民事裁判」「刑事裁判」「民事弁護」「刑事弁護」「検察」の5科目があります。
法曹三者それぞれの立場に立ち、判決や準備書類などに法律に関する文書を作成します。
分野別実務修習
弁護士になるまでに必要な司法修習の大半は「分野別実務修習」が占めています。この分野別修習は「検察」「弁護」「民事裁判」「刑事裁判」の4科目が実施されます。
なお、分野別実務修習は8ヵ月間にわたり行われます。
検察
検察庁に配属され、実際に事件を1~2件割り当てられます。被疑者の取り調べや供述調書などの捜査を実施し、終局処分を行うことが最終目標です。
また、配属先によっては指導担当の検事のもと、議論や書面の書き方などの指導を受けることも。
弁護
1か所の法律事務所に修習生1人が配属されます。指導を担当する弁護士のもと、起訴や傍聴を行います。
基本的に法律相談に同席することや起訴書面の起案、法廷へ同席・同行がメインになります。また、最低でも1件は刑事事件を取り扱うこととなります。
民事裁判・刑事裁判
地方裁判所の「民事部」「刑事部」へ数名ずつ配属されます。
民事裁判では、記録を事前に検討し、弁論準備手続きや弁論の膨張を行います。また、担当裁判官と議論・質疑・起案を実施することになります。
刑事裁判も基本的には民事裁判と同様の流れとなります。家庭裁判所での修習や令状修習も行われます。
二回試験
全ての修習を修了した後、最終考試である「二回試験」を受験することとなります。この二回試験に合格することでようやく弁護士になりたいという夢を叶えることができます。
二回試験は11月下旬の5日間実施され、試験は1日7時間半にわたり行われます。科目は「民事裁判」「刑事裁判」「民事弁護」「刑事弁護」「検察」の5科目です。
二回試験の合格率は約98%といわれており、しっかり勉強してさえいれば問題ない試験といわれています。弁護士になるまでにはいくつもの試験や修習を受ける必要があるようですね。
弁護士になるためには予備校がおすすめ
非常に難易度の高い弁護士試験を合格するために予備校に通うことがおすすめで、一番の近道と言えます。
予備校を利用することのメリットについてご紹介します。
予備校を選ぶメリットは?
予備校を選ぶ一番のメリットとして上げられるのは、<ことです。 class="marker_yellow b">実際に予備校の講師達が自分に必要な学習箇所や、学習ペースなどのアドバイスを貰えることです。
独学でやっている人は自分の最優先学習する内容や、学習進捗状況を自分で把握して1人で判断する必要がありますが、予備校ではそれらを心配する必要がありません。
司法試験は長期戦となるので、予備校で講師たちに教わりながらモチベーションも継続させて学習出来るのは予備校のメリットと言えますね。
予備校を選ぶポイントは?
予備校を選ぶポイントとして、重要なのがやはりコストパフォーマンスで自分の出せる範囲内から選ぶようにしましょう。
値段が安いからと言って粗悪な講師、テキストになるなどはないので安心して下さい。
次に注視したいポイントは合格実績で、合格実績があまりにも乏しいとカリキュラムが良くないものであったりする場合が多いので、合格実績もどのくらいなのか確認するようにしましょう。
弁護士になるためにおすすめ予備校7つ紹介

今まで弁護士になるにはどうすれば良いのかについて紹介してきました。
次は司法予備試験・司法試験を突破するための予備校を6選紹介するので、自分に合った予備校があるか吟味してみて下さい。
予備校を選ぶポイントは?
予備校を選ぶポイントとして、重要なのがやはりコストパフォーマンスで自分の出せる範囲内から選ぶようにしましょう。
値段が安いからと言って粗悪な講師、テキストになるなどはないので安心して下さい。
次に注視したいポイントは合格実績で、合格実績があまりにも乏しいとカリキュラムが良くないものであったりする場合が多いので、合格実績もどのくらいなのか確認するようにしましょう。
アガルートアカデミー

アガルート通信講座は司法試験を始めとした難関国家資格を専門に扱う通信予備校となっています。
アガルート通信講座の特徴についてご紹介していきます。
高い合格実績
アガルートでは司法試験の合格実績が非常に高くなっています。
令和3年度の司法試験の合格者占有率は47.8%で、合格者1,421人の内669人がアガルート受講者となっています。
これは、司法試験の合格者の2人に1人がアガルートの利用者ということになるので、アガルートの充実度が伺えますね。
1年で短期合格目指せる
アガルートは高い合格実績も魅力的ですが、さらに最短1年で合格を目指せる短期効率型のカリキュラムも魅力となっています。
合格に対して必要な情報を厳選して、効率を重視するため初学者でも1年での合格を可能にしています。
カリキュラムで使用されるテキストは、講座を担当するプロ講師が監修しているため、内容が分かりやすく受講者からの定評があります。
プロの講師に徹底したカリキュラム
アガルートではプロの講師が講義を担当しており、充実で分かりやすい講義が展開されます。
また、アガルートのカリキュラムの特徴としてインプットとアウトプットの同時並行で学習を進めていくことがあげられます。
司法試験では膨大な量を暗記することになりますが、その暗記したものを効率よく覚えられるようにアウトプットも同時に行っていきます。
アガルート独自の学習方法、カリキュラムで確実に力を付けることができます。
アガルートの講座をお得に受講する方法を知りたい方はコチラ!
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STUDYing

STUDYingは他の予備校とは一風変わった学習方法を行うなど特徴的なものを多く取り入れている予備校です。
学習方法や値段からSTUDYingを見ていきます。
高いコストパフォーマンス
STUDYingの一番の魅力として上げられるのは、他社を寄せ付けないほどのコスパです。
STUDYingは、様々なところで料金を抑えれるように工夫を重ね現在の料金携帯になっています。
値段が安く誰でも挑戦しやすいSTUDYingはおすすめの通信講座となっています。
スマホ1で完結の受講体系
STUDYingの学習方法は他社の通信講座と比べて少し変わっています。
それは、受講から問題演習までの全ての工程が全てがweb上で完結するというところです。
スマホで1台で勉強が出来るため、スマホが触れる環境さえあえばどこでも学習することができるのは大きな魅力ですね。
LEC東京リーガルマインド

LEC東京リーガルマインドは司法試験・司法予備試験、公務員、不動産関係などの資格を幅広く扱う資格予備校となっています。
ここでは司法試験・司法予備試験対策の特徴について紹介していきます。
40年以上も続く指導と合格実績
LEC東京リーガルマインドが1979年に設立された古い歴史のある資格予備校となっています。
LEC東京リーガルマインドは今までで、5,000人以上の司法試験の合格者を出しており、高い合格実績を持っています。
今までの歴史培ったノウハウを利用した講義は非常に人気となっています。
実績を持った講師陣のサポート
LEC東京リーガルマインドで講師をなされている方々は予備試験上位合格するなどの実績を持った方が多く揃っています。
LEC東京リーガルマインドでは少し変わった講義スタイルとなっており、全科目を一貫して1人の講師が担当する体制を取っています。
それぞれが、予備試験・司法試験の対策と傾向を分析してレベルの高い指導を行っています。
伊藤塾

伊藤塾は司法試験と司法予備試験のどちらも対策を行うことが出来る予備校となっています。
カリスマ講師が多い伊藤塾は、その分かりやすさから人気となっています。
抜きん出た合格実績
伊藤塾の特徴と言えば、高い合格実績ですね。
2021年度の司法予備試験合格者の467名の内の403名、司法試験に関しては1,421人の合格者の内の1,137人が伊藤塾生となっており、司法予備試験も司法試験も受験者の多くが伊藤塾を利用していることになります。
合格実績で予備校を選びたい方は、圧倒的な合格実績を誇る伊藤塾がおすすめとなっています。
考え抜かれたテキスト
伊藤塾で使用されるテキストは受講者が使いやすいように様々な工夫が施されています。
膨大な量の情報を処理して暗記しないといけない司法試験ですが、講義のテキストと自作のノートを一緒に収納できるようになっているため、プリントがまばらになって無くすなどの心配がありません。
また、伊藤塾の講義で使用されるテキストは適度に余白があるので、自分の疑問に感じた点や重要な点を簡単にメモすることが出来ます。
資格スクエア

資格スクエアはオンライン合格実績が業界ナンバー1の予備校となっています。
予備試験のプロが予備試験に合格出来るように徹底的な指導を行って行きます。
お財布に優しいカリキュラム
資格スクエアでは比較的お財布に優しいお値段で司法予備試験・司法試験の対策ができるようになっています。
その上、資格スクエアでは自分のスケジュールなどに合わせて無理なく学習を進められる通信講座となっています。
司法試験・司法予備試験を自分のペースで、できるだけ低価格で対策したいと考えている方は資格スクエアが合っていますね。
合格実績も兼ね備えている
しっかりとしたカリキュラムもですが、もちろん高い合格実績も残しています。
資格スクエアでは過去3年で100人以上の司法予備試験合格者を輩出しているなど、実績も持ち合わせている通信講座となっています。
合格実績もお値段も良心的な資格スクエアは司法試験・司法予備試験対策のおすすめの予備校となっています。
辰巳法律研究所

辰巳法律事務所は日本で一番最初にできた資格予備校で、歴史のある学校となっています。
受講者のからの口コミも良いものが多く、辰巳法律事務所の満足度が伺えます。
日本一歴史がある予備校
日本1古い資格予備校の辰巳法律事務所は、書籍と答練が有名となっています。
今までの司法試験の歴史から分析した書籍は受講者からも定評がありとても人気となっています。
書籍と答練が気になる方は辰巳法律事務所を利用してみるのはいかかがでしょうか?
Wセミナー(TAC)

Wセミナーは大手の資格予備校のTACが運営している資格専門の予備校となっています。
TACの今までの実績を利用した学習で高い合格実績を残しているのも特徴となっています。
0から合格出来るカリキュラム
Wセミナーの特徴は、法律に関する知識が0でも司法予備試験・司法試験の合格を狙えるということです。
Wセミナーで講義をしている講師の方で非法学部の方もいらっしゃるので、法律の知識がほとんどない方でも合格を目指すことができます。
また、受講体系は教室でもwebでの講義もあるので自分にあった方を選択することが出来ます。
弁護士になるためには司法試験に合格しよう
弁護士になるには、最難関といわれている司法試験に合格することから始まります。さらに、その司法試験を受験するには受験資格の条件を満たす必要があります。
受験資格を得ること自体が難しいといわれている司法試験ですが、その試験でさえも弁護士になるためにはただの通過点でしかないといわれています。
それほど、弁護士になるには狭き門をくぐらねばならないということになりますね。弁護士になるまでには並々ならぬ努力が必要となりそうです。
今回紹介した予備校はそれぞれ様々な特徴を持っているので、自分の学習スタイルなどに合った予備校を選択してみて下さい。
この記事が少しでも「弁護士になりたい!」と考えている方の参考になれば嬉しいです。
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