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社労士開業後に後悔しないためには?事業を成功させるコツや注意点を解説!

更新日:2024-02-23

社労士開業後に後悔しないためには?事業を成功させるコツや注意点を解説!

社労士としての開業を検討している人の中には、「事業がうまくいかずに後々になって後悔しそう…」という不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。

独立開業すると自分自身が事業主となるため、雇用される働き方とは違って安定した収入が得られる保証はありません。

自分自身で営業活動や集客活動を行い仕事を獲得しなければ事務所の運営はできないため、不安やプレッシャーを感じてしまうのは仕方ないことです。

こちらの記事では、社労士として開業した後に後悔してしまうケース事業を成功させるためのコツなどを解説していきます。

社労士として独立開業を検討している方に役立つ内容となっていますので、ぜひ参考にしてください!


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社労士開業を失敗してしまう人の割合

 

社労士資格を取得して独立開業を目指す方は非常に多いです。

独立開業すると自分が事業主となり、会社の看板を借りることなく「自分自身」を商品として売り込まなくてはなりません。

明確な統計なデータはありませんが、社労士の廃業に関しては「3年以内に70~80%の社労士が廃業する」「独立開業して成功するのは一握り」というネガティブな情報が多く見られます。

インターネット上の口コミには不正確なものも含まれるため全てを鵜呑みにはできませんが、「多くの社労士が開業した後に後悔している」のは確かなようです。

つまり、社労士試験に合格して開業したは良いものの短期間で廃業してしまい後悔するケースは多いと言えるでしょう。

社労士開業で後悔していること

 

前述したように、社労士として開業したものの事業を軌道に乗せることができず開業したことを後悔してしまうといった社労士は少なくありません。

実際に開業してから思うように仕事を受けられず後悔している人は多く、開業して事業を成功させることは簡単ではないことが分かります。

以下では、実際に社労士として開業した後に後悔している事例をご紹介します。

営業活動が不十分だった

独立開業しても、外部に向かって自分自身の事業をアピールしなければ誰にも知ってもらうことはできません。

開業後に後悔している社労士の中には「営業活動が不十分だった」点を挙げる人が多くいます。

せっかく社労士として高度な知識やスキルを有していても、知ってもらうことができなければ当然仕事にはありつけません。

HP作成や異業種交流会など積極的に営業活動をしなければ自分自身の存在を知ってもらうことはできず、収入を得ることもできません。

そのため、営業活動に煩雑さを感じる人や営業が苦手な人は要注意です。

見栄を張りすぎた

難関資格である社労士資格を取得すると、プライドが生まれて無駄なこだわりを持ってしまう人は少なくありません

大して事務所運営のノウハウを持っていないのにも関わらず見栄を張った結果、周囲から疎んじられてしまい顧客を獲得できずに終わってしまったというケースも多いです。

このように、見栄を張りすぎると仕事が獲得できず短期間での閉業に繋がりかねません。

自信を持つことと見栄を張ることは似て非なるもののため、謙虚な気持ちで事務所を運営する必要があります。

人を頼れなかった

社会人生活を送る上で「人を頼るスキル」は重要です。

開業した後に全ての仕事を自分1人だけでこなそうとするといずれ無理が出てきてしまうでしょう。

「もっと上手に人を頼ればよかった」と後悔している社労士は多いため、人を頼るのが苦手な人は要注意です。

社労士の仕事は広範囲に渡るため、得意分野や苦手分野があるのは仕方のないことです。

分からない分野や不得意な分野は素直に人に頼り謙虚な気持ちで業務に取り組むと良いでしょう。

社労士仲間で頼れる良好な関係を築いておけば、持続可能な事務所運営が可能になります。

資金の準備が甘かった

事務所を運営するにあたっては相応の資金を準備する必要があります

開業してから後悔している社労士の中には「資金が不足した」「資金計画の見通しが甘かった」という声が見られました。

社労士会への登録費用をはじめ、テナントを借りて事務所を構える場合は敷金や礼金などの事務所関連の維持コストが発生します。

資金計画が甘いと、稼げない時期が長引いてしまった場合すぐに資金ショートを起こして事務所運営が難しくなってしまうでしょう。

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社労士開業で後悔しないためのコツ

社労士開業後で後悔しないコツ

 

ここからは、社労士開業で後悔しないためのコツについて解説していきます。

実際に後悔している人の経験談を参考にしつつ後悔しないためのコツを実践することで、開業後に事業がうまく進む可能性が高まります。

長く社労士として働くためにも、下記で解説するポイントを意識してみてください。

広告・宣伝費用はケチらない

開業社労士として安定して稼ぐためには効率的な集客が欠かせません。

自分の存在を知ってもらわないと仕事を受けることができないため、広告・宣伝費用はケチることなく事業投資だと思って資金を投じることをおすすめします。

また近年は検索結果上位に表示させるための「SEO対策」が重視されていますが、自分自身でSEO対策を施したHPを作ろうとすると膨大な手間がかかります。

自分自身は社労士としての仕事に集中するためにも、多少費用をかけてもプロに頼んで広告・宣伝を行うと良いでしょう。

他にも、ブログやSNS等を通じて自身の事務所をアピールすれば徐々に認知度は高まっていきます。

広告・宣伝費用をケチると長い目で見たとき結果的に損することにもなりかねないため、必要な事業投資は惜しまないようにしましょう。

自分の強みをアピールする

社労士の業務範囲は広いため、開業する際は自身の強みを持ち積極的にアピールする姿勢が重要です。

事業主の中には、社会保険制度に精通しておらず社会保険関係の手続きをすべて社労士に一任する人もいます。

そのため「社会保険のエキスパートである」という社労士の強みをアピールしないのはもったいないです。

例えばHP上に「助成金申請なら○○事務所へ!」といった文言を載せれば、助成金申請で悩んでる事業主から見てもらえる可能性が高まります。

周囲の社労士と差別化することで集客もしやすくなるため、自分の強みや得意分野をアピールすると良いでしょう。

まずは最初の案件獲得を目指す

たとえ小さなスポット案件でも、「開業後に初めて受注した案件」をこなせば開業社労士として自信が身に付きます。

また仕事を獲得してファーストキャッシュを得られれば仕事の進め方や集客方法の手応えを掴むことができるでしょう。

「最初の案件を受注するまでに3ヵ月もかかった」というケースも決して少なくないため、焦らずにじっくり最初の案件獲得を目指してみてください。

最初の案件を受注したことをきっかけに継続的に仕事を受注できるようになることもあるため、最初の案件獲得まで挫けないことが大切です。

分からないことは人に頼る

社労士として開業後に分からないことがあれば仕事の進め方などを先輩社労士に教わるなど、人を頼ることを意識すると良いでしょう。

無理に自分だけで仕事を進めようとしても非効率になってしまう上、顧客から「仕事が遅い」と評価されてしまう恐れがあります。

「社労士だから知っていて当然」と思われるプレッシャーがあるのは確かですが、全部自分でこなす必要はありません。

自分は得意分野に集中し苦手分野は人に頼ることで業務を効率化できるメリットがあるため、「分からないことは人に頼る」「詳しい人に質問する」など柔軟に仕事を進める意識を持つことも大切です。

十分な資金を用意しておく

独立開業すると雇用されて働く身分ではなくなるため、安定した給料は得られません

稼げるか稼げないかは自分の営業努力やスキル次第となるため、稼げなかったときの保険として十分な資金を用意しておくことが大切です。

長めに見積もって「最低でも1年は稼げなくても生活できる」レベルの資金を用意しておけば、開業して間もない内に資金ショートを起こしてしまうリスクを大きく軽減できるでしょう。

また開業する際には多額の初期費用が必要になる上に年会費や備品代などのランニングコストも発生します。

十分な資金を用意しておかないと開業して短期間で閉業を余儀なくされることもあるため、資金面には特に注意する必要があります。

社会保険・人事労務のプロであることを自覚する

社労士は社会保険・人事労務のプロとして見られるため、常に需要がある仕事と言えます。

謙虚に振舞いすぎると「この人に任せて大丈夫かな」と思われてしまう恐れがあるため、自身を売り込む際には「社会保険・人事労務のプロである」点を自覚し、自己研鑽を積む意識を持ちましょう。

幸か不幸か、日本の社会保険制度は必要以上に複雑である上に近年は労働問題に関する相談・トラブルが増えています。

つまり社会保険・人事労務のプロである社労士は様々な場面で頼られるため、プロとしての自覚を持って仕事にあたると良いでしょう。

社労士開業で失敗したら再就職すれば良い

 

独立開業に興味がありつつも「開業に失敗したらどうしよう…」という不安を感じてしまう人も多いでしょう。

実際に開業後に事業が軌道に乗らずに後悔している人は多いことから、社労士の開業難易度は高いと言えます。

しかし、もし開業後に集客がうまくいかずに閉業を余儀なくされたとしても人生が終わってしまうわけではありません

社労士という難易度が高く価値の高い資格を有している以上、再就職先は容易に見つかるでしょう

開業後に閑古鳥が鳴いているようなネガティブイメージがあるとなかなか開業に踏み出すのは難しいですが、そこまで深刻に考える必要はありません。

自由な働き方を求めており独立開業に興味がある方は「開業してうまくいかなかったら再就職すればいいや」くらいの気持ちで、開業に前向きな気持ちでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

社労士開業後の後悔まとめ

ここまで、社労士として開業後に後悔してしまうケースや後悔しないためのコツなどを解説してきました。

営業活動が不足していたり事業資金の準備が甘いと短期間での閉業を余儀なくされ、後悔してしまう可能性が高まります。

この記事で紹介した内容を参考にしながら、社労士開業後に後悔しないよう努力や工夫をしてみてください。