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野球場のチアリーダーになるには?雇用形態や仕事内容の詳細について解説

更新日:2024-02-19

野球場のチアリーダーになるには?雇用形態や仕事内容の詳細について解説

多くのプロスポーツには試合に華を添える為の女性の存在が欠かせなくなっています。

その中でも昨今のダンスブームの影響もあり、派手なダンスと可愛い笑顔でパフォーマンスを行うチアリーダーの人気が非常に高まっています。

今回はそんなチアリーダーの中でも野球場のチアリーダーに焦点を当てて、野球場のチアリーダーになるにはどうすればよいのか?仕事内容や雇用形態、給料について解説していきます。

チアリーダーとは?

伸びをするチアリーダー

チアリーダーとは、スポーツにおける応援を行うチームの事です。

日本国内では女性をチアガール、男性をチアマンと区別する事がありますがこれは和製英語であり英語圏で使用される事はありません。

発祥はアメリカ合衆国で、将軍の帰還時の歓迎を表した意味として始められたという説と大学のスポーツの応援を統率していた人物をチアリーダーと呼んでいた説があります。

一般的には女性のみで構成される事が多いですが近年のスポーツ化も手伝い、男性が加入しているケースもあります。

服装や道具について

ポンポンと呼ばれるテープを束状にしたものを持って軽快な音楽に乗せてダンスを行います。

パフォーマンス内容によってはバトンやステッキを使用する事もあります。

服装は一般的にはトレーナーにミニスカートというスタイルですが、野球場のチアリーダーは所属する球団によって大きくデザインが異なり多様化が進んでいます。

チアリーダーの仕事内容

野球場のチアリーダーの仕事内容で一番のメインは当然ダンスによるパフォーマンスです。

しかし、自分が所属するチームの試合全てでダンスパフォーマンスをするのかと言うとそうではありません。

基本的には所属するチームの本拠地(ホーム戦)でのみダンスパフォーマンスを行います。

試合前、3回終了時、7回攻撃開始時(ラッキーセブン)、所属チーム勝利時の4回のパフォーマンスの機会があります。

オフシーズンに行われるファン感謝デーやテレビ出演などでもダンスパフォーマンスを行います。

ダンスパフォーマンス以外では試合前のイベントでの補佐であったりグアウンドツアーの補佐、ダンス体験イベント等があれば講師役となります。

試合以外の部分でのサポートを全般的に行うという印象です。

チアリーダーだからといって踊っていれば良いという事ではないようです。

チアリーダーに必要な資格や能力

野球場のチアリーダーになるには、必要な資格にはありません。

しかし、野球場のチアリーダーになるには前述した通り多くの仕事内容をカバーしなければならないので様々な能力が必要とされます。

チアリーダーに必要なもの【ダンス技術】

まず野球場のチアリーダーのみならず、チアリーダーになるには必須とも言えますがダンス技術が必要になります。

ダンスの基本はどんなダンスでも同様ですので、何かしらのダンスに関する知識と技術があればとりあえず良いでしょうが可能であればチアダンスの経験と知識を有する事が望ましいです。

当然、多くの球団が「ダンス経験有」を募集条件に盛り込んでいます。

しかし、球団の事情によっては未経験者もOKの場合もありますので気になる場合は問い合わせてみましょう。

またはダンス経験が無くとも他の評価項目で好印象を残せば採用される可能性もあります。

チアリーダーに必要なもの【若さと社交性】

野球場のチアリーダーになるには、年齢にも気を付けなければなりません。
巨人やDeNA、オリックス等、年齢に上限を定めている球団もあります

楽天は年齢の上限は定めていませんが、見た感じで言えばそこまで高齢の女性が在籍しているようには見えません。

野球場のチアリーダーは大きな野球場という場所でパフォーマンスを行いますので、パフォーマンスの見た目の派手さと大きさを求められるので、非常に体力を消耗します。
そういった事情もあって年齢制限を設けているのかもしれません。

また、チアリーダーになるには社交性と明るさも重要です。

野球場のチアリーダーの役割は笑顔を振りまいてダンスをする事で所属するチームの選手やファンを元気づけ、笑顔にする事です。

しかし、多くの人の前でいきなり「笑って」と言われても難しいものです。たいていの人は笑っているようで、顔がひきつります。
人前で自然な笑顔のできる人は、社交性がある人で、かつ人前に出ることに慣れている人です。

チアリーダーの雇用形態

ポンポンを持つチアリーダー

野球場のチアリーダーになるには、球団にが所有するチアリーダーのチームに所属する必要があります。

現在、日本国内にはプロ野球チームが12球団ありますがその内広島カープ以外の11球団がチアリーダーのチームを所有しています。

チアリーダーの採用は例年オフシーズンの11月後半から1月に掛けてオーディションで行われます。

定数は大体10人から30人で、大半の雇用形態は球団との契約ですがヤクルトやオリックスは芸能事務所に外部委託を行っており、この場合の雇用形態は芸能事務所との契約となります。

契約年数は個人個人違いますが大体2~5年と言われています。

TV出演等で注目を浴びれば、その後タレント活動を行うようなチアリーダーもいます。

オーディション後に契約という形での雇用形態になりますので、安定した職種であるとは言えないでしょう。

チアリーダーの給料

野球場のチアリーダーの給料は公表されていませんので不明です。

しかし、巨人の「チームヴィーナス」の募集要項の給料欄には、「日給1万5000円」と表記されています。
東京ドームで試合のある日、正午から午後10時頃まで働き、交通費と食費込みの値段です。

年間にすればホーム戦が大体70試合ですので年収は100万円程度になります。

芸能事務所との契約であっても給料に大きな差はないようです。

野球場のチアリーダーとして生活できるようになるには、野球場でのダンスパフォーマンスだけでは難しいようです。

ダンススクールの講師だったり各種イベントやTV出演等を活用出来れば多少年収アップが望めますが、ある程度知名度が上がればギャラや契約金アップを交渉しなければ生活を続けるには困難になるでしょう。

野球場のチアリーダーになるにはまとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は野球場のチアリーダーになるにはどのような能力が必要なのか?仕事内容や給料を含めて解説しました。

野球場のチアリーダーになるには特に資格は必要ありませんが、ダンスの基礎と明るさと社交性が求められる上に、厳しいオーディションを勝ち取った人だけがなれる非常に狭き門と言えます。

しかし、その努力と給料が釣り合っているとは現状では言えません。

野球場のチアリーダーとして生活出来るようになるにはダンスパフォーマンス以外の部分での収入源を考える必要があります。

しかし、あの広いスタジアムで多くの人に向けてパフォーマンスをする事はダンスをする人にとって何にも代えがたい経験となるでしょう。
その後にタレント活動やダンサーとして活動するにしても「元球団所属チアリーダー」という肩書きは有効です。

その後のダンス人生の足ががりとして活用する事をオススメします。

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