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新卒だけど転職したい!失敗しないために考えることと成功する方法

更新日:2022-05-24

新卒だけど転職したい!失敗しないために考えることと成功する方法

新卒で就職し、これから新しい環境でたくさんのことを経験していくというのは、楽しみな一方で不安を感じることも多いですよね。

最初のうちは、覚えなくてはいけない仕事もたくさんあって大変ですし上手くいかないときもあるため、転職したいという気持ちが芽生えるケースも少なくありません。

しかし、新卒で転職する場合その後が不安という方もいると思いますので、今回は失敗しないために考えることと成功する方法についてご紹介していきます。

新卒だけど転職したい!転職活動を始める前に気持ちを確認しよう

新卒入社した会社でこれから頑張ろうと思っていた矢先、思っていたよりも業務が大変で上司から怒られる機会が多いと、辛い気持ちが大きくなって転職したいと考えるようになる方もいることでしょう。

しかし、新卒ですぐに転職する前に今一度自分と向き合って、本当に転職するのが正解なのか別の方法を考えたほうがいいのか確認してみるのが良いです。

では、新卒で転職したいと思ったとき、転職活動を始める前に確認しておくべきことは何なのか見てみましょう。

新卒だけど転職したいのは何が理由なのか考えてみよう

一番大切なのは何が理由で転職したいのかを考えることで、もし「仕事が上手くいかなくて辛い」や「上司と合わない」といったことが理由なのであれば転職を決断するのは少し早いかもしれません。

新卒は分からないことが多くて当たり前ですから、上司や先輩はそういったこともきちんと理解していますし、分からないことがあったらすぐに聞いてほしいと思っています。

「質問ばかりしていたら迷惑かもしれない」と質問を躊躇していると、時間だけが過ぎてしまうだけでなく自分自身の成長にもつながりません。

分からないことや不安なことがあればすぐに誰かに相談するようにするなど、働き方を少し変えてみるだけでも仕事に対する憂うつ感や不安さは少なくなって、転職したいという気持ちも弱くなるかもしれません。

新卒で会社を辞めるのは次の転職に悪影響がある?

どうしても会社や周囲に馴染めず転職したいと思っている場合は、次の転職先のことも視野に入れたうえで今後どうしていくか考える必要があります。

特に新卒入社後すぐに転職する場合は、まだ業務経験もビジネススキルも未熟ですし、面接を受けても「またすぐに辞めるのではないか?」とネガティブな印象をもたれる可能性が高いです。

働きながら転職活動をするのは大変ですが、すぐに辞める決断をするのではなく目の前の業務をこなしつつ転職準備を進めていくことをおすすめします。

働き続けていれば次第に仕事に慣れて転職したい気持ちが薄れることもありますし、在籍期間が長くなって業務経験を積めば次の転職もスムーズに進められるでしょう。

新卒で転職している人は実際にどれくらいいるの?

上記のように新卒の方がすぐに会社を辞めてしまうのは、次の転職に支障をきたす可能性がありますが、それでもどうしても転職したいという方はいると思います。

実際のところ厚生労働省のデータによれば、新卒入社から3年以内に仕事を辞める割合はおよそ3割といわれており、新卒1年目の離職率に関してはおよそ1割です。

あなただけではなく、他の方もさまざまな理由から「仕事を辞めたい、転職したい」と考えている方はいますが、もし退職したいのであれば入社から2〜3年目を目安に転職活動を始めるのが理想的なタイミングといえるでしょう。

参照元:新規大卒就職者の離職状況|厚生労働省

新卒で転職したい方が失敗しないために考えておくべきこと

新卒で転職したいと考えている方は、いざ転職活動を始めた際に失敗しないようにきちんと対策を立てておくことが大切です。

では、新卒で転職活動を始めるにあたって、事前に考えておくべきこととしてはどういったものが挙げられるのでしょうか?

転職理由を「今の会社が嫌だったから」にしない

転職したいと考えている方の中には、「上司が嫌な人だった」「残業が多くて嫌」など会社に対するネガティブな理由から辞めたいと考える方も多いと思います。

転職したいと思う理由が何であれ、実際に転職活動を始める際はきちんと仕事に対する考えやビジョンを明確にしておかないと失敗に終わる可能性があるので注意しましょう。

目の前の嫌なことや不満から逃れることが転職の目的になってしまうと、転職先選びの基準がはっきりしないだけでなく、退職理由と志望動機に一貫性を持たせられず転職活動が上手くいかなくなる可能性があります。

新卒と同じ気持ちで転職活動に臨まない

新卒で就職活動する場合は、とにかくたくさんの会社に応募して説明会や面接の機会を作るという方法が多いですが、同じ方法で転職活動を進めてしまうと同じ失敗を繰り返してしまうかもしれません。

転職した企業が自分に合わなかった場合、また短い期間で転職を繰り返すことになりかねないため、より一層その後の転職が難しくなってしまいます。

第二新卒で転職活動をする際は、しっかりと自分が望む条件と会社が提示する条件などを照らし合わせて、できるだけ入社後のミスマッチを防ぐことが大切です。

自分のアピールポイントを確認しないまま転職活動を始めない

新卒入社後すぐの転職活動となると、実績や業務経験がほとんどない状態でのスタートとなりますので、職務経歴書に記入する内容が少なくなってしまいます。

だからといって「特になし」や配属先・担当業務などを記入するだけだと、面接をする企業側はあなたがどんな人材なのかイメージすることが難しいです。

どんな課題意識を持っていたかということや、課題に対してどんな姿勢で取り組みどんな工夫をしたか、そして何を得られたかなど自分のアピールポイントを確認しておけば転職に失敗するリスクを下げられるでしょう。

新卒での転職を成功させるための方法とは?

新卒での転職は、新卒入社した会社での在籍期間が短ければ短いほど転職活動に影響を及ぼす可能性が高くなりますが、しっかりと準備しておけば成功の確率を上げることは可能です。

ここからは、新卒で転職を成功させるための方法・心構えについてご紹介していきますので、実際に転職活動を始める際の参考にしてみてください。

前向きな退職理由や志望動機を用意する

転職したい会社の面接で「なぜ前の会社を辞めようと思ったのですか?」と質問されたとき、あなたはどのように答えようと考えているでしょうか?

例えば、人間関係が合わなかった・仕事内容が思っていたものと違った・給与が低かったなど、後ろ向きな理由を相手に伝えてしまうとそのままネガティブな印象を持たれてしまいます。

  • 風通しの良い社風で自分の意見を言いやすい会社が良かった
  • 自分が身に付けたいスキルを取得できる会社に行きたいと思った
  • 今の会社ではキャリアアップを目指すことが難しかったから

このように言い方を変えるだけでも前向きな退職理由になりますし、同時に志望動機とも一貫性を持たせやすくすることが可能です。

将来展望・キャリアプランをしっかりと立てる

新卒入社した会社の在籍期間が短いと、どうしても転職活動をする際に相手企業から「またすぐに辞めてしまうのではないか」と思われてしまいかねません。

そのため、「もし採用をいただけたら◯◯を頑張りたい」「将来的にこういったポジションを目指したい」など、将来展望・キャリアプランをしっかりと伝えることが重要になってきます。

5年後・10年後など長い視野で見たときの将来展望と、そこにたどり着くまでにクリアしなければいけない直近の目標を明確に提示できれば良い評価を得られるはずです。

転職先が決まってから会社を辞める

今の会社が嫌過ぎて転職したい気持ちが強いと、転職活動を始める前に会社を辞めてしまうケースが多いですが、転職がすぐに決まらなかった場合収入がなくなって転職活動がスムーズに進みません。

自分にマッチした企業をじっくりと探す必要があるにも関わらず、先に会社を辞めてしまうと「生活費がなくなりそう」「どこでもいいから早く転職先を見つけないと」と別の問題が生まれてしまいます。

焦ってしまうと転職に対するストレスが大きくなりかねませんし、自分に合わない会社に入社することになる可能性もあるため、まずは慌てずに働きながら転職準備を進めていきましょう。

新卒で転職する際に失敗しないポイントと成功の方法まとめ

新卒で転職したいと考えている方は、まず自分がなぜ転職したいと思うのかを改めて考え直してみることをおすすめします。

理由によっては、ちょっとした意識を変えたり仕事に対する姿勢を見直したりするだけでも、気持ちが楽になって「もう少しこの会社で頑張ってみようかな」と思えるかもしれません。

それでも、どうしても会社を辞めたい・転職したいと思うのであれば、失敗しないためにも十分に転職準備を進めて転職先が決まってから会社を辞めるようにしましょう。

新卒での転職は、在籍期間が短いと不利になる場合がありますので前向きな退職理由・志望動機を用意したり、自分のアピールポイントやキャリアプランをまとめたりしたうえで転職活動に臨んでください!