”業務独占資格”を取得すると、一般的に「稼げる職業」に就けるケースが多いとされています。掻い摘んで説明すると、業務独占資格とは『資格を持っていないとその仕事をすることができない』ものなのです。
今回はこの業務独占資格の定義や意味について詳しく見ていきましょう!
また、業務独占資格の仕事の種類はどのくらいあるのかも要チェックです!!
たくさん稼ぎたい場合は、業務独占資格を取ろう!

皆さんは仕事に就く時に、どのようなポイントを重視するでしょうか?
仕事のやりがいや人間関係、職場までの近さ、持っている資格が活かせるかなど、人によって着目している部分には違いがあります。
もちろん、お給料がたくさん稼げる職業に就きたいという人も大勢いることと思います。
ですが、本当にたくさん稼ぐには、やはり何かしらの資格を持っている方が有利になる傾向にあります。
その一つが、”業務独占資格”です。
業務独占資格の意味とは?
”業務独占資格”という単語を耳にしたことがある方も多いと思いますが、改めてその意味についてご紹介します。
業務独占資格とは、『資格を持っていないとその仕事をすることができない』と定義されているものを指します。
具体例を挙げると、医師ではないものが患者を診察したり手術を行えば問題であり、万が一にもミスをすれば取り返しのつかないことになる、といったところです。
他にも、一時期ニュースでも大きく取り上げられましたが、美容師の免許を持たない者が客の髪を切ったり、薬品の知識もないのに髪を染めたりしていたことが発覚して大問題となったことがあります。
このように、業務独占資格は誰でも参入できるというわけではなく、しっかりと勉強して資格を取得しなくてはならないのです。
そのため、資格を活かして稼いでいる人が多いということになります。
業務独占資格の種類は?
続いては、業務独占資格の種類について見ていきましょう。
業務独占資格には様々な職業がありますが、数字で見るとその数は100を超えています。仕事も誰もが知っているような有名なものから、あまり馴染みのないものまで多種多様です。
前述のごとく、種類が豊富ながら資格を持っていなくては働けないという定義があるため、自分の経営手腕などのやり方が良ければ高収入となります。
それゆえに、業務独占資格の取得者は独立を目指す人も多いのです。
独立を目指すという手もある
独立と聞くと、ハイリスク・ハイリターンな印象が強いかもしれませんね。
もちろん、どんなに優れた資格を取得していたとしても、全員が全員、独立して成功する保証は確かにありません。
ですが、一般企業に社員として勤め続けるよりも、独立して働きたいという願望が強い人にとって、業務独占資格は独立の強い味方となるのです。
営業力など、身につけることは山ほどありますが、独立開業にチャレンジしてみたい方は、まずは業務独占資格について勉強してみるのが良いでしょう。
続いては、業務独占資格の仕事について2つご紹介します。
医師

病気や怪我で苦しむ人を治療し、手術を行う”医師”は業務独占資格の中でもとくに有名な職業の一つとなっています。
医師法では「医療及び保健指導をつかさどることによって公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする」と定義されています。
確かに、どんなに医学の知識があって手術の成功率が高くても、無免許だと分かった瞬間に空恐ろしくなりますよね。(どこの医師漫画の主人公かと思ってしまいます。)
さて、そのように人の命を救うことで多忙な医師も、独立して活躍している人が大勢います。
クリニックを開業する
医師が独立するということは、自分のクリニックなどを開業するということです。
世の中がどんなに不況のあおりを受けようとも需要があるのが医療系の仕事の良いところですが、独立しても収入が安定するかどうかは医師の腕にかかっています。
勤務医として病院などに勤めていた頃は、診察や手術が仕事の中心だったはずです。
しかし、独立するとクリニックを運営していくのにどうするのかを考えることに始まり、融資の交渉や税金対策、看護師などを雇用していれば採用や教育に至るまでをこなさなくてはなりません。
大きな総合病院などと違い、小さなクリニックは医師が医療の定義から逸脱するような行為をすれば、地元で噂も広まりやすいのですぐさま患者が離れていく場合もあります。
儲けを出すことももちろん大切ですが、独立しても根本の「人を救う」という気持ちはブレずに持ち続けたいものですね。
美容師
”美容師”は「美容を業とする者」と定義されており、顧客の髪を切ったり、パーマネントウェーブをかけたり、染毛するなどが主な仕事です。
学校で技術を学ぶことはもちろん、流行に敏感で独自のセンスを併せ持っていることが大切になってきます。
美容師の免許を取得したばかりの頃は、誰かが経営しているサロンや美容院などに雇用され、数年は修行を積む人が多いです。
経験を積み重ねることによって、「自分の店を持ちたい」との思いから思い切って独立する美容師もいます。
どのように顧客を増やすかが大切
前述の医師の独立とは違い、美容師が独立して個人の道を経営するにはさらにシビアな現実が待っていると言えます。
例えば、立地が良い方がいいのは病院でも美容サロンでも求められることですが、病院の場合は、そこでしか診察してもらえなければ患者は行くでしょう。
しかし、美容院の場合は、「条件が合わなければ違う店に行くまで」と顧客は判断するため、立地や内装、接客などがとりわけ大事になってきます。
あるテレビ番組の調査によると、美容室はオープンして1年以内に閉店する確率が60%、3年以内に閉店する確率が90%、10年以内に閉店する確率が95%以上と発表されています。
もちろん、口コミなどで人気が高まり、予約が何ヶ月も取れないような人気店になる可能性もあります。
医師の開業と同じ点になりますが、「お客様を美しくする」ことが定義である以上、それを念頭に置いた経営を心がけたいですね。
業務独占資格の仕事の種類を紹介させていただきましたが、稼げる仕事であっても100%そうなると断言はできないものです。
ただ、独立しやすいという点は本当なので、将来的に視野に入れている人は業務独占資格を取得することをおすすめします!
業務独占資格の定義についてのまとめ
”業務独占資格”の意味とは、『資格を持っていないとその仕事をすることができない』と定義されているもののことです。
例えば「国民の健康な生活を確保する」と定義されている医師が無免許で手術を行っていればシャレにならないほど恐ろしいですし、「美容を業とする者」と定義されている美容師が無免許でお客様の髪を染めていたら、それもまた怖いですよね。
このように業務独占資格は責任も重大な資格でありますが、独立を視野に入れている人にはおすすめです。
自分の経営の手腕が良ければたくさん稼ぐこともできるので、高収入に憧れている人は、しっかりと勉強したうえで独立してみるのも良いでしょう。
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