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マンション管理人の年収や給料事情は?仕事内容についてもご紹介

更新日:2021-05-08

マンション管理人の年収や給料事情は?仕事内容についてもご紹介

マンション管理人という職業を誰でも一度は聞いたことがあると思います。

マンション管理人は住み込みで働くという印象がありますが実際にはどのような仕事を行っているのでしょうか。

将来マンション管理人という職業に興味のある方もいると思うので、主な仕事内容やマンション管理人の年収、給料事情について詳しく紹介します。

マンション管理人とは?

マンション管理人

マンション管理人とは、住居者が安心、安全、快適に暮らせるようにマンションの管理や警備をする仕事をします。

正式名称は「マンション管理員」となっていますが、「マンション管理人」と呼ばれることがほとんどです。

マンションは普通のアパートよりも大規模な建物であることから、一つのマンションに対して複数のマンション管理人で業務を行うことが一般的となっております。

大家さんとの違い

関連職業に大家さん、もしくはオーナーというものがありますが、マンション管理人はそれらとは似て非なるものです。

というのも、大家さんやオーナーさんというのはマンションやアパート、土地などの不動産を所有し、貸主として借り主から家賃を頂戴し収入を得ている職業です。

一方でマンション管理人はあくまでのマンションの管理業務を行う職業であるため、不動産の売買に関しては介入しません。

マンション管理人は住み込みのよりも通勤勤務が一般的

マンション管理人と言うと住み込みで業務を行っているイメージがありますが、実際は若干異なります。

住み込みで業務を行うケースも稀にありますが、大半は管理会社の従業員として各マンションに派遣される形で働きます。

また、実際のところ各管理会社における正社員としての枠は限られており、契約社員や非正規社員として通勤勤務を行うことが一般的となっております。

マンション管理人の仕事内容

マンション管理人とはどのような職業なのか分かって頂けたでしょうか。

それでは、マンション管理人が普段どのような業務を行っているか、主な仕事内容について一緒に見ていきましょう。

その1:マンションの受付、広報、相談業務

マンション管理人の主な業務の一つとして、マンションの受付、広報、相談業務が挙げられます。

マンションの規模が大きいほど入居者の数も増え、同時に住居者同士のトラブルや騒音トラブルなどさまざまな問題が生じます。

その際にマンション管理人は住居者からの苦情や要望等を受付けて、マンション利用に関する通告を出したり直接住人と相談することによって問題の早期解決に努めます。

もちろんトラブルの対処以外にもマンションの窓口において訪問者の対応や入退去届けの処理、その他事関連業務も行います。

その2:マンション設備の点検、警備業務

マンションにはエレベーターや非常階段など実に様々な設備が備わっており、それらの設備を住居者が安全に使用するために設備の点検業務を行います。

照明やエレベーター、消防設備や分電気といった様々な設備があり、基本的にはマンション管理人が点検を行います。

場合によっては各設備の専門家が来訪し点検を行うこともありますが、その際にはマンション管理人が立ち会うことになっています。

このような点検業務以外にも、不審者や空き巣などの侵入を防ぐための警備業務や修繕工事の際の立会業務も行います。

その3:マンションの清掃業務

マンション敷地内の清掃やゴミ収集などの業務もマンション管理人の重要な役割となります。

住人が毎日快適に生活を過ごせるように、駐車場やエントランスの掃き掃除、共同スペースや窓ガラスなどの拭き掃除などを行います。

また、ゴミの日には分別や収集業務も行います。

排水溝や給水管、排気口といった場所は基本的に業者に頼みますが、その依頼をするのはマンション管理人です。

マンション管理人の年収や給料事情は?

マンション管理人

以上で紹介した通り、マンション管理人には住人が安心、快適に過ごせるように多種多様な業務をこなします。

そのため業務が多忙化することが多々ありますが、マンション管理人の収入はどれほどなのでしょうか。

マンション管理人の年収や給料事情について詳しく見ていきましょう。

給料・年収アップはあまりないのが実情

マンション管理人の給料や年収は勤め先、雇用形態、業務内容、またマンションの規模や場所によって異なります。

都市部においてフルタイムで働く場合の給料は月収15万円程度、年収にしておよそ200万円前後となっているため決して高収入が見込める職業とは言い難いです。

また、マンション管理人は特別なスキルや専門性のある資格を必要としない職業であることから、給料や年収を格段にアップさせることが難しいです。

そのため、少しでも多くの収入を見込むためには高級マンションなどの受付やコンシェエルジュサービスなどの業務に携わる必要があります。

住み込みで働く場合には高待遇を受けられることも

通勤や派遣型ではなく、住み込みのマンション管理士としては働く場合には比較的高水準の収入を得ることができます。

その場合、「夫婦で働く」「〇〇に住む」など雇用形態に関していくつか条件がありますが、月給にして30万前後、年収にして500万円前後といった高水準の収入を見込めます。

他の職業に比べれば特別高収入というわけではありませんが、家賃や光熱費の免除などもされる場合があります。

住み込みでのマンション管理人の雇用枠は派遣や通勤型社員と比べて圧倒的に少なく、雇用の際にはいくつか条件があるためしっかりと検討した上で就職を考えましょう。

マンション管理人の年収や給料事情は?まとめ

今回はマンション管理人の主な仕事内容や年収、給料事情について詳しく紹介しました。

マンション管理人は住人が快適にマンションを利用できるように、トラブルの対処や設備の点検、敷地内の清掃など非常に多岐に渡る業務を行うため、体力的に負担がかかることがあります。

また、ハードな業務内容に対して給与や低水準であるため、収入の面でも負担がかかることもあります。

しかし、雇用枠は限られていますが住み込みとして働く場合にはより高水準な収入を見込むことでき、家賃や光熱費の免除と言った待遇もあるため、マンション管理人になる際には各会社の雇用条件や給与に関してしっかりと検討しましょう。