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土地家屋調査士の口述試験の試験内容は?不合格になる理由や対策法について解説!

更新日:2021-11-27

「土地家屋調査士の口述試験の内容を確認したい!」
「土地家屋調査士の口述試験が不安なので対策法を知りたい」

このようにお考えの方も多いのではないでしょうか?

土地家屋調査士の口述試験を通過すれば最終合格となり、晴れて土地家屋調査士として働ける資格を得られます。

そんな口述試験で不合格になんてなりたくないですよね。

こちらの記事では、口述試験の試験内容やおすすめの対策法について解説しています。

口述試験の内容と合格率

アガルート 土地家屋調査士

口述試験の目的は合格者が土地家屋調査士として働く能力や品位がしっかり備わっているかを判定する試験です。

こちらでは、口述試験の合格率と内容、実際に出題された問題について解説していきます。

合格率はほぼ100%

口述試験の合格率は公式には発表されていませんが、ほぼ100%合格する試験です。

不合格になった事例はほとんどなく、欠席や遅刻、試験中に沈黙を続けるなどよっぽどがない限り合格します。

ちなみに不合格だった場合でも、翌年のみ筆記試験を免除して口述試験を受ける事が可能です。

口述試験の試験時間は15分で15問

口述試験の試験時間は15分で15問ほどの問題が出題されます。

出題される問題も筆記試験を合格出来たら答えられるレベルの問題です。

ただ、試験中は集中を切らさず常に頭を使うので、体感時間は長く感じる方が多いようです。

実際に出題された問題例の紹介

質問の内容は会場によって異なりますが「不動産登記法関連」「土地家屋調査士法関連」交互に出題されるケースが多いようです。

以下には、実際に試験で出題された問題の例をいくつかご紹介していますので、よければ参考にしてください。

実際に出題された問題例
・表示登記と権利登記の違いは?
・表示登記を怠った場合はどうなるか?
・地図になる図面にはどのようなものがあるか?
・地図の記録事項は?
・地域区分ごとの地図の縮尺は?
・附属建物の定義は?
・非区分建物と区分建物の定義は?
・建物の名称は登記申請書のどの欄に記入するか?
・登記官が現地に行かずに職権で登記を行うための条件は?
・建物分割登記と建物区分登記の違いは?
・土地家屋調査士の職責は?
・土地家屋調査士の義務3つとは?
・報酬基準の提示義務とは?
・調査士法人の社員の義務とは?脱退した後も同じ責任を負うか?

口述試験当日の流れ

アガルート_土地家屋調査士

試験会場に着いて集合時間になれば案内が始まり、受験票による身分確認と試験を受ける順番を決めるクジを引きます。

順番によっては長時間待たなくてはなりませんが、待機中も試験中になるので私語や勉強もすることはできません。

順番が来れば試験室に呼ばれ、15分程度の口述試験が始まります。

口述試験が終われば各自自主解散となり、試験は終了です。

合格発表は翌2月の3週目頃になり、法務局にある掲示板か法務省のホームページで確認できます。

試験に持っていくもの

・受験票
・筆記用具
・参考書
・ハンカチ・ティッシュ
・飲み物
・待ち時間に読む本など

受験票を忘れずに、しっかり準備をして当日を迎えましょう。

服装は基本的にスーツ

また、ほとんどの受験者はスーツを着て試験に臨んでいます。

口述試験を受ける服装について指定や制限は特にありませんが、社会人のマナーとしてスーツを着ていくことが無難です。

口述試験は土地家屋調査士としての能力や品位が試される場なので、身なりや所作にも気をつけて臨みましょう。

口述試験のポイント3つ

アガルート_土地家屋調査士

基本的に口述試験は、これから土地家屋調査士として働く相応しい人材か姿勢や態度を見て判断されます。

こちらでは、口述試験の試験中のポイントについて解説します。

以下のポイントをお抑えることで合格をより確実なものにしましょう。

口述試験合格の3つのポイント

・試験官は落そうとはしていない
・試験中は余計なことはいわない
・土地家屋調査士としての品位を持つこと

試験官は落そうとはしていない

試験官はあくまで不合格者を出そうとはしておらず、受験者の姿勢や対応を見て判断しています。

試験中の雰囲気は他の資格試験より圧迫感はないので、緊張せずリラックスして試験に臨めば良い結果に繋がるでしょう。

試験中は余計なことはいわない

試験は知識をひけらかす場ではないので、聞かれた質問に対して適切に回答しましょう。

聞かれていないことや余計なことまで答えてしまうと、逆に減点の対象になり兼ねません。

答えに不足があれば追加で質問がくるので、聞かれたことにきちんと答えるように落ち着いて対応しましょう。

地家屋調査士としての品位を持つこと

試験中は受験者の受け答えや立ち振る舞いをしっかり見られていますので、品位を意識して試験に臨みましょう。

土地家屋調査士は常に品位を保持し、誠実に業務を行わなければならないと土地家屋調査士法第2条にも明確に定められています。

土地家屋調査士法

第一章 総則

(職責)
第二条 調査士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、公正かつ誠実にその業務を行わなければならない。

出典:e-GOV法令検索「土地家屋調査士法」

試験官は、この第2条の条文の内容を重要視して判定を行います。

土地家屋調査士としての自覚を持って、礼儀正しく振舞えば不合格になることはないでしょう。

口述試験の勉強方法

口述試験で出題される問題は、筆記試験対策で学んできた内容がほとんどですが、さすがに対策なしで臨むのは少し不安が残りますよね。

こちらでは、過去の口述試験の合格者の意見を参考に、おすすめのテキストや勉強法についてご紹介します。

土地家屋調査士法の第1条と第2条の条文を丸暗記する

口述試験では、「土地家屋調査士法第1条と第2条」の問題が毎年高確率で出題されます。

本番でも条文の内容を口頭で説明できるように、良く覚えておくといいでしょう。

土地家屋調査士法第1条と第2条の条文は以下になりますので、よければ参考にしてください。

土地家屋調査士法

第一章 総則

(土地家屋調査士の使命)
第一条 土地家屋調査士は、不動産の表示に関する登記及び土地の筆界を明らかにする業務の専門家として、不動産に関する権利の明確化に寄与し、もって国民生活の安定と向上に資することを使命とする。

出典:土地家屋調査士会連合会「土地家屋調査士法の改正」

土地家屋調査士法

第一章 総則

(職責)
第二条 調査士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、公正かつ誠実にその業務を行わなければならない。

出典:e-GOV法令検索「土地家屋調査士法」

アガルートアカデミーの口述模試を受ける

アガルート_土地家屋調査士

通信制予備校のアガルートアカデミーでは、土地家屋調査士試験のプロ講師による口述模試を受けられます。

1人15分程度の電話による質疑応答で本番同様の練習をすることができ、料金は無料です。

アガルートの受講生ではなくても受けられますので、申し込まれる際は早めに済ませる事をおすすめします。

アガルートアカデミーHP 口述模試ページ

東京法経学院の口述試験の過去問を解く

東京法経学院の口述試験受験対策資料に掲載されている「口述試験問題データベース」という過去問集が非常に効果的です。

「過去問集に試験本番の質問がほとんど載っていた。」という合格者の声も多いので、過去問集を2,3回読み直すだけで対策としては十分でしょう。

東京法経学院の口述試験受験対策資料は毎年出されていますが、受付期間が設けられてあるので、対策を始める際は早めに入手しておくと安心です。

参考:東京法経学院「土地家屋調査士試験 合格サイト」

日建学院のテキストで声出し練習

もう1つのおすすめの教材は、市販で購入できる日建学院のテキストです。

本試験問題と口述試験対策集がセットになっている学習しやすい教材で、これさえあれば口述試験もばっちり対策できます。

後は質問を見て、実際に声に出して回答する練習をすれば本番でもしっかり実力を発揮できるでしょう。

アガルート_土地家屋調査士

テキスト:土地家屋調査士 令和2年度本試験問題と解説&口述試験対策集

頻繁に出題される「土地家屋調査士法の第1条と2条の条文」を押さえつつ、口述試験対策教材で学習を進めることがおすすめの勉強法です。

土地家屋調査士試験の口述試験内容や対策方法まとめ

口述試験のポイント

・口述試験はほぼ100%合格する試験
・試験時間は15分で15問程度
・試験には品位を意識して臨むこと
・試験対策は口述試験過去問集がおすすめ
・欠席や遅刻はしないこと

口述試験を通過できれば土地家屋調査士試験に最終合格となります。

遅刻や欠席をせず、しっかり受け答えができれば合格できる試験です。

また、予備校や通信講座によっては口述試験対策を実施していることもあるので是非、活用して合格を目指すとよいでしょう。

事前に日時の確認や過去問集で対策するなどしっかりと準備してから試験に臨みましょう。

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