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ソフトウェア開発技術者試験の難易度・合格率を調査!試験日程など

更新日:2023-12-07

ソフトウェア開発技術者試験の難易度・合格率を調査!試験日程など

こちらでは、ソフトウェア開発技術者試験を受験される方に必要な情報を紹介しております。

昨年までの合格率や難易度、試験科目や試験会場などの基本情報を掲載。
おすすめ勉強法やテキストもまとめてみました。

ソフトウェア開発技術者試験を受験される皆様を応援しています!

それでは見ていきましょう。

ソフトウェア開発技術者試験とは?

応用情報技術者試験

ソフトウェア開発技術者試験とは、2001年度から2008年度まで行われていた、ソフトウェア開発者のための国家試験です。

独立行政法人 情報処理推進機構 ホームページによると、対象者は

「情報システム開発プロジェクトにおいて、内部設計書・プログラム設計書を作成し、プログラムの開発を行い、単体テスト・結合までの一連のプロセスを担当する者」

と定義されています。

しかし、現在「ソフトウェア開発技術者試験」という名称の試験は存在しません。

ソフトウェア開発技術者試験は、2009年から試験範囲を拡大し、「応用情報技術者試験」という名称に改名されています。

したがって、ここから先は現在も実施されている「応用情報技術者試験」について見ていきましょう。

応用情報技術者試験とは?

応用情報技術者試験
引用元:情報処理推進機構 公式サイト

応用情報技術者試験は、国家資格である「情報処理技術者試験」の中の1つにあたります。

応用情報技術者試験はその中でも、応用レベルの資格試験として位置づけられています。

「情報処理技術者試験」の各試験の一覧は以下の通りです。

応用情報技術者試験の前段階の試験として、「基本情報技術者試験」があります。こちらも参考に。

基本情報技術者試験が「ITエンジニアの登竜門的試験」であったのに対し、
応用情報技術者試験は、「ITエンジニアとしてのレベルアップのための試験」であると言えます。

既にITエンジニアとして活躍されている人が、さらに高度な応用的知識・技能を身につけるのにオススメです。

応用情報技術者試験の合格は、技術から管理、経営までもの幅広い知識と応用力を備えている証明となり、システム開発、IT基盤構築などの面で高いパフォーマンス力を発揮することができます。

応用情報技術者試験の技術水準

応用情報技術者試験合格者に期待する技術水準が、情報処理推進機構 公式サイトに掲載されています。

現在、技術者として活躍されている方は、ぜひご自身の現在のスキルと照らし合わせみて下さい。

1 情報技術を活用した戦略立案に関し、担当業務に応じて次の知識・技能が要求される。
①経営戦略・情報戦略の策定に際して、経営者の方針を理解し、経営を取り巻く外部環境を正確に捉え、動向や事例を収集できる。
②経営戦略・情報戦略の評価に際して、定められたモニタリング指標に基づき、差異分析などを行える。
③提案活動に際して、提案討議に参加し、提案書の一部を作成できる。

2 システムの設計・開発・運用に関し、担当業務に応じて次の知識・技能が要求される。
④アーキテクチャの設計において、システムに対する要求を整理し適用できる技術の調査が行える。
⑤運用管理チーム、オペレーションチーム、サービスデスクチームなどのメンバとして、担当分野におけるサービス提供と安定稼働の確保が行える。
⑥プロジェクトメンバとして、プロジェクトマネージャ(リーダ)の下でスコープ、予算、工程、品質などの管理ができる。
⑦情報システム、ネットワーク、データベース、組込みシステムなどの設計・開発・運用・保守において、上位者の方針を理解し、自ら技術的問題を解決できる。

応用情報技術者試験の出題形式と合格基準

応用情報技術者試験の問題はマーク式と記述式の併用形式です。

応用情報技術者試験は、午前と午後1日かけて試験を行います。

午前 午後
試験時間 9:30~12:00(150分) 13:00~15:30(150分)
出題形式 多肢選択式(四肢択一) 記述式
出題数
解答数
出題数:80問
解答数:80問
出題数:11問
解答数:5問

合格基準は、午前・午後でそれぞれ60/100点を取ることです。

過去問勉強する際は、6割以上の正答率を目指しましょう。

応用情報技術者試験資格取得者のメリットは?

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は誰でも合格できる試験ではありません。
したがって、十分にITエンジニアとしてのアピール材料になると考えられます。

しかし、IT業界で勤務した経験のない方が独学で挑むにはかなり難しい試験であるため、
専門学校でしっかり勉強して、IT業界の就職に絞るか、
現在ITエンジニアで活躍している方のキャリアアップとして使うか、
このどちらかの場合に効果的です。

応用情報技術者試験合格者の就職先

システムエンジニア、プログラマー、セールスエンジニア、カスタマーエンジニアなどがあります。

エンジニアなどの技術職は、スキルアップするごとにより上の職種、より高い給与をもらうことが出来ます。
したがって、どんどん難易度の高い資格試験に挑むことをおすすめします。

またこれらのエンジニアは、国内IT業界以外にも、海外で活躍することも可能です。

応用情報技術者試験の難易度や合格率は?

応用情報技術者試験は、かなりの高難度試験であると思います。

情報処理技術者試験の中で、応用情報技術者よりも高度な知識を求められる試験はいくつかありますが、それはどれも専門分野に特化したものです。

応用情報技術者試験は専門に特化せず、総合的かつ高度な知識が求められるため、幅広く深い知識取得が必須です。

これらの点から、ある意味応用情報技術者試験が最難関であると言う人もいます。

応用情報技術者試験の合格率

2017年度の応用情報技術者試験の応募者数は100,302名、合格率は21.0%でした。

基本的に合格率は毎回20%程度です。

また応用情報技術者試験は、応募者数と受験者数の差がかなり開いています。
毎回の受験率はおよそ6割程度に留まってしまいます。

試験勉強が間に合わなかったのか、仕事が忙しかったのか、試験をキャンセルする人がかなり多いようです。

勉強時間、過去問や参考書など、勉強法をご紹介

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資料を比較して取得を目指す

応用情報技術者試験合格のための勉強時間は、一般的に200時間必要と言われています。
ただしこれは、基本情報技術者資格試験合格済の方です。

仕事をしながら受験する場合、試験の半年~3ヶ月前を目安に、計画的に学習を進めましょう。

応用情報技術者試験の過去問

応用情報技術者試験は、過去問が出題される割合が高いため、
過去問対策は必須です。

過去問は、情報処理推進機構の公式ホームページからダウンロードすることができます。

IPA 情報処理推進機構 過去問題

また、過去問についてしっかり解説付きのテキストで学びたいという方は、以下のテキストもおすすめです。

応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集加藤昭

応用情報技術者試験の専門学校

IT業界勤務経験がない方は、専門学校で勉強することをオススメします。

多くの資格の専門学校で、応用情報技術者試験の講座が開講されています。

例えば、「資格学校TAC」の場合、全部で4講座あり、