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情報処理検定は就職で役立つ?おすすめの職業をご紹介

更新日:2021-11-10

情報処理検定は就職で役立つ?おすすめの職業をご紹介

情報処理検定はコンピューターやプログラミングといったITの基礎知識を身につけられる資格ですが、この情報処理検定の資格は就職で役に立つのでしょうか?

今回は、情報処理検定が就職の際に役立つのかどうかや、情報処理検定に合格した方におすすめの職業や資格をご紹介していきます。

情報処理検定とは?

情報処理検定

情報処理検定はコンピューターのハードエウェアやソフトウェア、基礎的なプログラミング能力、表計算ソフトなどに関する知識や技能があるかどうかを見る民間資格です。

つまり、現代社会で必要なITスキルの基礎が身についているかどうかを見る資格だと言えるでしょう。

表計算ソフトなど特に実務的なITスキルに重点を置いており、様々な仕事や職業で役立てることができるため人気の資格となっています。

情報処理検定の級と難易度

情報処理検定は1級から3級に分かれています。

1級はかなりハイレベルな試験ですが、3級はIT系資格初心者の方におすすめの内容になっています。

情報処理検定3級

3級は基礎的なITの知識が幅広く出題されます。表計算ソフトを使った実技試験も出題されます。

合格率は75%ほどで、しっかり事前に勉強ができれば比較的簡単に合格できるでしょう。

情報処理検定2級

2級からはビジネス情報部門とプログラミング部門に分かれます。

ビジネス情報部門では、主に基礎的なコンピューターに関する知識と表計算ソフトの技術が問われます。プログラミング部門も基本的なIT知識が問われますが、それに加えてプログラミングの知識が必要になります。

合格率は50~60%ほどで、特別難しいという訳ではありません。

情報処理検定1級

1級もビジネス情報部門とプログラミング部門に分かれます。

内容や出題範囲自体は2級とそこまで変わりませんが、難易度は非常に高くなっています。

合格率はだいたい30%程度、ビジネス情報部門だけで言えば10%を下回る年もあるほどです。

合格のためには、かなりの時間をかけて勉強する必要があるでしょう。

情報処理検定は就職で役立つ?

情報処理検定は基本的なITスキルが身についていることを証明できるため、就職の際にも役立つでしょう。

しかし級によって大きく難易度が違うため、目指している職業によって取得する級は変える必要があるでしょう。

一般的な事務作業や会社員などの職業で働くなら3級でも十分に役立つかもしれませんが、エンジニアとして働くなら最低でも2級以上は所持しておきたいところです。

また、この資格はIT系の国家資格である情報処理技術者試験の登竜門と位置付けられているため、エンジニアを目指している方や、この資格だけでは物足りないという方は情報処理技術者試験にもチャレンジしてみることをおすすめします。

情報処理検定取得におすすめの職業

2~3級は比較的簡単であるため、理系・文系問わずあらゆる職業の方におすすめできます。

近年は情報化により様々な場所でITスキルが必要になったので、職業に関わらず取得しておいて損は無いでしょう。

中でも表計算ソフトを使う機会の多い事務員の方にはおすすめできます。他にもパソコンに触れることの多い職業の方はぜひ取得を検討してみてください。

1級はかなり高難易度になっているので、ソフトウェア開発エンジニアの方など各種エンジニアの方におすすめです。

仕事でプログラミングを使う職業の方や、システム開発をする職業の場合にこの資格で身につけたスキルが役立つことでしょう。

他には、IT系専門学校の教師の方などにもおすすめです。資格を持っていることで、採用時や授業をする時に信頼を得やすくなるでしょう。

情報処理検定合格後におすすめの資格

情報処理検定

情報処理検定だけでも就職で役立てることはできますが、特にエンジニアを目指すなら他の情報系資格も取得しておいた方が就職で有利になります。

実際の仕事で役立つスキルを身につけられる資格もたくさんありますので、これらの資格にもチャレンジしてみてください。

ITパスポート

情報処理技術者試験の中でも最も簡単ITパスポートは、情報処理検定の次に取得するにはぴったりの資格です。

情報処理検定に合格した方には少し簡単に感じてしまうかもしれませんが、こちらは国家資格であるというメリットがあるため、取得しても無駄にはなりません。

IT系の仕事に就かない方でも知っておいた方が良いITの知識が詰まっていますので、情報処理検定の代わりにこちらを受けるというのもおすすめです。

基本情報技術者試験

情報処理技術者試験の中でITパスポートの次に難しい基本情報技術者試験は、エンジニアになるなら確実に持っておきたい資格の一つと言えるでしょう。

IT業界ならかなり知名度の高い資格なので、就職の際にも役立ちます。

合格率は20~25%ほどと少し低めです。高難易度というほどではありませんが、出題範囲はしっかりと勉強しておく必要があります。

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は基本情報技術者試験の1ランク上の試験です。

これを持っていれば、エンジニアとしての基礎知識は幅広く身につけていると考えて良いでしょう。

エンジニアを目指している方は、ぜひこの応用情報技術者試験の取得まで目指してみてはいかがでしょうか。

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

WordやExcelなど、マイクロソフトオフィスの製品のスキルを問うのがMOS資格です。

エンジニアの方はもちろん、ビジネスで使う表計算ソフトのスキルを身につけたいという方におすすめできる資格です。

この資格もあらゆる仕事で役立つこと間違いなしですので、エンジニア以外の方にもおすすめできます。

情報処理検定まとめ

情報処理検定はIT系の基礎的なスキルを身につけられるため、理系・文系問わず就職で役立ちます

しかし、IT系の資格はこれ以外にも役立つものがたくさんあるため、エンジニアを目指している方は他の資格も取得した方が良いでしょう。

おすすめは情報処理技術者試験です。情報処理技術者試験は国家資格であるため、IT系の資格の中でも知名度が高く就職や実際の仕事でも役立つことが多いでしょう。

情報処理検定はこれらの他のIT資格の登竜門としては最適ですので、ぜひ積極的にチャレンジしてみてください。