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ITパスポートとP検、取るならどっちがおすすめ?徹底解説

更新日:2019-05-07

ITパスポートとP検、取るならどっちがおすすめ?徹底解説

こちらでは、ITパスポート、P検に挑戦する皆さまに役立つ情報を紹介しております。

ITパスポートとP検、その違いを徹底解説!
試験形式の違いは?費用や難易度の違いは?など、気になる疑問を解決します。

ITパスポートとP検、取得におすすめなのはどっち!!?

ITパスポート、P検を受験される皆様を応援しています!
それでは見ていきましょう。

ITパスポートとは?

ITパスポートとP検定

ITパスポート試験とは、ITを利活用するすべての人が知っておくべき、ITに関する基礎的な知識力が証明できる国家試験です。

ITパスポートの試験範囲

ITパスポートの試験内容には、

新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT など)に関する知識
経営全般(経営戦略、マーケティング、財務、法務など)に関する知識
IT(セキュリティ、ネットワークなど)に関する知識

など、幅広い分野の総合的知識を問う内容が含まれています。

これらの知識は、「ITのことを正しく身に着け、業務に効果的にITを使えるようにする」という前提で出題されます。

ITパスポートを受験する人は?

ITパスポートは、IT関連の業界で働く人はかなりの確率で取得しています。

IT企業に就職する場合、就職前や就職後、企業側から取得するように言われることが多いです。

また、IT企業以外にも、就職活動の際に役立つ資格としてアピールすることができます。

それも、これからの社会、「英語力」と同様に「IT力」が求められる時代になっていくからです。

P検とは?

P検(パソコン検定)とは、すべての人を対象とした総合的なICT能力を問う、パソコン検定会が運営する民間試験です。

P検の試験範囲

P検は、5級、4級、3級、準2級、2級、1級に分かれています。

そして、それぞれで出題内容が変わってきます。

基本的に知識問題としては、

コンピュータ知識
情報通信ネットワーク
情報モラルと情報セキュリティ

などが出題されます。

また、受ける級によっては、タイピングテストや実技テスト(表計算、ワープロ、プレゼンテーション)なども含まれます。

P検を受験する人は?

P検を受験者層は、各級によって異なります。

しかし、だいたいは「パソコンを使う人」のための資格と考えておけば良いです。

はじめてパソコンを触る人なら、4級や5級を受けてみるのが良し、社内でバリバリICTを活用するなら、1級や2級を受けてみるのが良いでしょう。

全体的に実践的な内容が多く、ITの知識メインというよりは、パソコンをはじめとするICTを自分がどう使っていくかということが主になってきます。

試験概要、形式、費用の違いを比較!

ITパスポートとP検を、試験概要、形式、費用などについて比較してみます。

ITパスポートとP検の試験概要、形式

ITパスポートの試験概要、形式

試験時間:120分
試験問題:全100問
試験形式:パソコン、4肢択一式
試験分野:ストラテジ系(経営全般)、マネジメント系(IT管理)、テクノロジ系(IT技術)

P検の試験概要、形式

  試験時間 問題数
1級 90分 10問(論述含む)
2級 70分 42問(実技含む)
準2級 60分 56問(タイピング、実技含む)
3級 60分 57問(タイピング、実技含む)
4級 50分 50問(タイピング、実技含む)
5級 15分 30問

ITパスポートとP検の試験会場、試験日

ITパスポートの試験会場と試験日

ITパスポートの試験は、全国47都道府県でCBT方式(パソコンによる試験)で実施されています。

各県1つ以上は試験会場があり、人口の多い都道府県では、5~14ほどの試験会場があります。

試験日は会場によって異なりますが、毎週、隔週の土日に実施されているところが多いようです。

P検の試験会場と試験日

P検の試験は、全国1000校ほどの、主にパソコン教室などで実施されています。

試験日は会場によって異なりますが、パソコン教室の営業時間内で予約ができる場合が多いようです。

ITパスポートとP検の費用

ITパスポートの試験費用

ITパスポートの受験料は、5,700円です。

また、ITパスポートはすべて知識を問う「学科試験」であるため、必要に応じてテキストを購入するなどの費用しかかかりません。

P検の試験費用

P検の受験料は、以下の通りです。

  一般価格 学割価格
  社会人・大学生 高校生以下
1級 10,000円
2級 6,100円 4,100円
準2級 5,100円 2,500円
3級 5,100円 2,000円
4級 3,000円 1,500円
5級(公式サイトからWEB受験) 無料 無料

参照:受験料/P検

P検では、タイピングや実技の試験があるため、もし自由に使えるパソコンを持っていない場合、練習用としてパソコンを購入する必要があります。

その分、ITパスポートの受験費用よりも高くついてしまう可能性があります。

また、1級を受験する際のみ、その前段階である2級に合格している必要があります。

したがって、P検1級を目指す場合は、最低でも「2級の受験料+1級の受験料」が必要になります。

合格率、難易度の違いを比較!

ITパスポートとP検定

ここでは、それぞれの試験の合格基準、合格率、難易度について見ていきます。

ITパスポートとP検の合格基準

ITパスポートの合格基準

ITパスポートでは、1000点満点中、600点以上の得点が合格条件です。

そしてその中でも、さらに試験の3分野の評価がそれぞれ300点以上あることが必須です。

特別高い得点を目指す必要はありませんが、平均的にバランスよく得点することが大切です。

P検の合格基準

P検では、各級によって合格基準が異なります。

1級:1000点満点中700点以上(70%以上の得点率)
2級:700点満点中490点以上(70%以上の得点率)
準2級:タイピングで50%以上、それ以外で65%以上の得点率
3級:タイピングで50%以上、それ以外で65%以上の得点率
4級:タイピングで50%以上、それ以外で60%以上の得点率
5級:60%以上の得点率

ITパスポートとP検の合格率

ITパスポートの合格率は、40-50%ほどです。

参照:ITパスポートの合格率・難易度は?

また、P検の各級の合格率は以下の通りです。

  4級 3級 準2級 2級 1級
社会人(大学生含む) 91.6% 84.1% 68.9% 54.0% 33.0%
高校生・中学生 68.9% 54.6% 43.9% 42.0%

おすすめはどっち?

ここまで、いくつかの面から「ITパスポート」と「P検」を比較してきました。

以上でも挙げたように、この2つは似ているように思われますが、実は内容はかなり異なる試験になります。

ITパスポートは、IT関連で働く人に欠かせない知識を問う試験である一方、P検はパソコンを使って仕事や作業をする人にとっての実用的な試験です。

IT関連の職に就く場合は、試験ハードルも低く、1つしか階級のないITパスポートをおすすめします。

自分のパソコン活用力を示したい場合はP検をおすすめしますが、就職や転職に有利になるのは、上の方の階級のみでしょう。

ITパスポート、P検に挑戦するみなさまを応援します!

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