この記事では、数多くある漢方系資格の中からJSADA認定資格の「漢方アドバイザー」について詳しくご紹介します。
「これから何か資格を取得したい」「せっかく資格を取るなら普段の生活・仕事にも活かしたい!」などとお考えの方は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では漢方アドバイザーの取得難易度・合格率をはじめ、資格取得後に仕事に活かすことができるのかなど様々な情報をお伝えします。
資格の取得についてお悩みの方や漢方アドバイザーって何?と気になっている方々に役立つ記事となっているため、ぜひ最後までご一読ください!
目次
漢方アドバイザーとはどんな資格?

漢方アドバイザーは、その名前の通り漢方について熟知したプロフェッショナルのことです。
資格取得後は自身の体調回復・改善に役立てられるだけでなく様々な仕事に活かすことができます。
まずは、漢方アドバイザーとはどのような資格なのかについて確認しましょう。
漢方アドバイザーはJSADA認定資格
漢方アドバイザーは、JSADA(一般社団法人日本技能開発協会)に認定されている資格です。
JSADA認定資格には食育栄養アドバイザー・薬膳プロフェッショナルといった食に関する資格からヨガプロフェッショナル・心理カウンセリングアドバイザーなど心と身体を整えるための資格など実に様々な種類があります。
JSADAには、こういった各スキルを磨くことで社会活動における評価を図ったり人材育成につなげたりしたいという思いがあるようです。
JACDSの漢方アドバイザーとは別の資格
「漢方アドバイザー」という資格にはJSADAの他にJACDS(日本チェーンドラッグストア協会)が認定している同じ名前の資格もあります。
この2つは同じ名前ですが別の資格であるため、ご自身が取得したいのはJSADA・JACDSのうちどちらの資格なのか確認しておく必要があるでしょう。
なお2023年2月現在JACDSにおける漢方アドバイザーは新規の募集を停止しているため、具体的な難易度や合格率は記載がありませんでした。
漢方アドバイザーでは何を学べる?

JSADA認定の漢方アドバイザーを取得するにあたっては、漢方に関する基礎知識から服薬方法などの応用技術まで幅広く学ぶことになります。
漢方医学では病気をバランスの乱れと考えるため、漢方を使った治療は症状のみにアプローチするのではなく体全体を整えて症状を改善する総合的な治療と言えるでしょう。
そのため漢方薬は他の薬と比べて即効性は薄いイメージがあるかもしれませんが、複数の異常に対して作用するため様々な病気に幅広く対応できます。
こうした学びを通して、仕事などにおけるスキルアップだけではなく自分自身の様々な体調改善にも役立てることが期待できます。
漢方アドバイザー資格取得後の活かし方とは?

ここまで簡単に漢方アドバイザーについて見てきました。
では実際に資格を取得した後、具体的にどのようなことに活かすことができるのでしょうか。
仕事に活かしてキャリア形成が図れるのかなど、より気になる部分を見ていきましょう。
自分や身近な人の体調改善に活かせる
前述したように、漢方アドバイザーは漢方について知り尽くしたプロフェッショナルです。
そのため、資格取得後は自身や家族・友人など体の不調を訴える方に正しいアドバイスができるでしょう。
自分を始めとして身近な人たちの体調改善を図れるというのは大変実用的で嬉しいポイントですね。
また体質改善を目指すことは美容面の向上とも大きく関連してきます。
そのため、漢方アドバイザーの資格取得は美容業界で活躍する一助になるかもしれません。
飲食業界|カフェや新商品開発など
多くの方のイメージ通り、漢方は健康に良い影響を与えることができます。
活用方法としては色々なものが考えられますが、1番簡単なのは食べ物に取り入れることではないでしょうか。
漢方アドバイザーの豊富な知識を活かして、漢方を取り入れた日々の健康に効果的な食事の提案ができることも考えられます。
そうすると、漢方アドバイザーは飲食業界でも活躍することができそうですね。
医療業界
この記事を読んでくださっている方の中には、漢方薬を服薬したことがあるという方も多いのではないでしょうか。
漢方に関するプロフェッショナルである漢方アドバイザーは、薬局や漢方薬局でも活躍しているようです。
その豊富な知識にもとづいて、お客様の症状に合わせた効果的な提案ができます。
このように、自分の生活だけでなく仕事面でも具体的に資格取得で得た知識を活かすことができるのが漢方アドバイザーなのです。
漢方アドバイザーになるには?資格の取得方法

それでは、実際に漢方アドバイザーの資格を取得するためにはどうしたら良いのでしょうか。
漢方アドバイザーは受験申込のみも可能なため、独学で受験し取得することが可能です。
ただし民間の独自資格のため、書店などで市販の対策教材や過去問題は販売していません。
そのため、公式サイトあるいは下記でご紹介するサイト「ラーキャリ」からテキスト教材・試験申し込みを同時に行うのが合格への近道だと考えられます。
ここからは、申し込み方法の詳細を解説します。
公式サイトから申し込み
JSADAの公式サイトでは試験申込のみ・テキスト教材+試験申込のいずれかを選ぶことが出来ます。
そのため、自分に必要なものを選んで利用することになります。
ラーキャリから申し込み
通信教育講座を多数取り扱っているサイト「ラーキャリ」はJSADA公認の漢方アドバイザー資格取得講座を開講しています。
公式サイト以外で講座を開講しているのはこのラーキャリのみです。
そこでここから先は、ラーキャリの通信教育講座について具体的に見ていきまます。
漢方アドバイザーはラーキャリで取得出来る!

ラーキャリの通信講座では、漢方アドバイザーを始めとして様々な資格取得講座があります。
自宅で自分のペースで学習・受験ができ、また申込みから資格取得まで最短3週間と公式サイトに記載されていました。
他の通信講座のように課題を提出する必要もなく、教材が直接自宅に届くためすぐに学習を始めることができるのも嬉しいポイントです!
ラーキャリの漢方アドバイザー資格取得までの費用は?
気になる漢方アドバイザーの資格取得費用ですが、定価は税込み49,500円と他の漢方に関する通信教育講座に比べて比較的安価になっています。
また2023年2月15日まではキャンペーンで10,000円割引になっていました。
こういったキャンペーンを機に学習をスタートさせるのも良いかもしれませんね。
なお試験単体であれば11,000円で受験が可能です。
漢方アドバイザー資格取得の難易度や合格率は?

ここまで漢方アドバイザーについてや取得方法について解説してきましたが、取得難易度について気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらでは、実際に漢方アドバイザーを取得する上での難易度や合格率についてご紹介します。
漢方アドバイザー資格の取得難易度
公式サイトの記載では、漢方アドバイザーの資格取得難易度は「初級」とされています。
具体的にはテキスト教材・問題集・本試験前の添削課題が用意されており、これらを用いて自分のペースで学習するスタイルになっています。
なお課題の提出は任意で、テキスト学習のみでも合格できるように設定されているとのことでした。
早く資格を取得したい方やじっくり学習したい方など、それぞれの希望に合わせて使用教材を選択できるのも嬉しいポイントですね。
漢方アドバイザー資格の合格率
気になる漢方アドバイザーの合格率ですが、公式サイトなどに明確な記載はありませんでした。
これは、ラーキャリが通信教育講座であることや自宅での受験が可能なこともあり正確な合格率の集計が難しいためと思われます。
資格取得のためには、合格率に囚われず自宅での学習を自信がつくまでじっくり進めることが合格への1番の近道かもしれません。
他の漢方系資格と比較!

ここまで漢方アドバイザーについて詳細を見てきましたが、前述してきたように漢方に関する資格は数多く存在しそれぞれ学べる内容が異なります。
最後に漢方系の他の資格についても簡単にご紹介します。
下記を参考に、是非ご自身に最も向いていそうな資格を選んでみてください。
漢方コーディネーター
漢方コーディネーターは、JFSCA(日本安全食料料理協会)の認定資格です。
漢方の基礎知識・気/血/水・養生と四季・漢方の歴史・五臓六腑・漢方薬の特徴・漢方の思想・漢方の診断方法・漢方薬の使い方など詳細なことまで学べます。
そのため資格取得後は漢方アドバイザーと同様に転職の際のキャリアアップなどに活かすことができそうです。
試験は隔月で行われており、漢方アドバイザーと同じく在宅で受験します。
難易度は7割以上正解すれば合格できるとのことでしたが、合格率については明確な数字は公表されていません。
また受験費用は10,000円と漢方アドバイザーに近い価格になっています。
薬膳マイスター
薬膳マイスターは一般社団法人国際薬膳食育学会が認定している資格で、正式名称を「国際薬膳食育師3級」といいます。
この資格は、薬膳マイスター養成講座の受講を終えて最終課題である”修了認定試験”に合格することで取得が可能です。
3級は和漢膳の基礎を知ることが目的で、難易度はさほど高くないとのことでした。
この資格のゴールは日々の生活に薬膳の知識を取り入れられるようになることです。
3級を取得することで2級・1級・特級師範まで目指すことができ、特級師範になると学会認定講師として活動できるようになります。
薬膳コーディネーター
薬膳コーディネーターは本草薬膳学院が認定している資格です。
薬膳に関する基本的な知識を身につけることができ、日々の生活に効果的に薬膳を取り入れることができるようになります。
また本草薬膳学院では様々なコースが開講されており、難易度の高い国際資格が取得できるコースもあります。
より仕事に資格を活かすために、まず薬膳コーディネーターを取得してから最終的に国家資格取得を目指すのも有効な手段と言えそうです。
中国漢方ライフアドバイザー
中国漢方ライフアドバイザーは、JADP(一般社団法人日本能力開発推進協)が認定している資格です。
漢方の基礎知識から症状別漢方の基礎知識、一般用漢方薬の知識、漢方を美容や料理に取り入れる知識までを総合的に学ぶことができます。
漢方アドバイザーと同じく資格取得後は美容業界や飲食業界など様々な業界の仕事に活かすことができる資格です。
ただし資格取得のためには認定講座の修了が必要で、4ヶ月というまとまった期間が必要です。
難易度や合格率についての具体的な記載はありませんでしたが、受験料は5,600円と漢方アドバイザーよりも安価でした。
漢方アドバイザー資格とは?まとめ
ここまで漢方アドバイザーについて様々な情報をお伝えしてきました。
健康についての興味関心がさらに高まりを見せている中、漢方アドバイザーの資格は日々の生活やキャリアアップなど様々な場面で活かすことができそうですね。
合格率の記載はありませんでしたが難易度が特別高いわけではなさそうなため、取得を目指しやすいともいえるでしょう。
また類似した資格も多くあるため、漢方について基礎知識を学びながら他の色々な資格にも応用できるかもしれません。
「何か資格を取得して今後の仕事に活かしていきたい」「少しでも健康でい続けたい」と考えている方に、漢方アドバイザーはぴったりの資格ではないでしょうか。
気になった方は、ぜひ公式サイトやラーキャリのHPから受験申し込みをしてみてください。
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