社会人になってから法曹を志し始めた方や時間があまり取れないけど法曹になりたいという方にとって、最も大きな課題はどのように司法試験の受験資格を得るかということです。
司法試験の受験資格を得るには法科大学院を修了するか予備試験に合格する必要がありますが、昼間に学校に通ったり勉強をしたりする時間はなかなか取れないでしょう。
そこでこの記事では通信・夜間のロースクールについて、その特徴や通学制と比較して何が違うのか、予備試験との比較などを解説していきます。
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法曹になるための最短ルートは、予備試験に合格してから司法試験を突破することです。
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目次
通信・夜間コースのロースクールはある?

法科大学院というと通常の大学院よりも厳しいイメージがあり、そもそも夜間コースや通信コースがあるのかどうか疑問に思う方もいるでしょう。
結論を申し上げますと、法科大学院には夜間コースは存在しますが通信コースは存在しません。
理由としては、法曹という職業に就くためには誰かと密接に関わってコミュニケーションを取り合い実技を通して学習を進めていく必要があるからです。
しかし裁判のデジタル化が進んでいる今、近い将来オンラインで参加できる法科大学院ができる可能性は十分あると考えられます。
夜間制ロースクールの特徴とは?

ここでは夜間制ロースクールについて、特徴やその内容を通常のロースクールと比較しながらお伝えしていきます。
夜間制のロースクールはお勧めされなかったり、具体的な生活がイメージしづらいこともありますが、実際はどうなのでしょうか?
社会人にとってかなり有効な制度
夜間制ロースクールの最大の特徴は社会人のための制度であるということです。
これは、昼間に時間が取れない社会人の方が夜の空き時間を利用して学習できる制度だからであり、社会人の方が法曹を目指す際には非常に有効かつ現実的な手段といえます。
ただ社会人から法曹を目指すとなると「平日の昼間は働き平日の夜と休日は法科大学院の学習」という生活スケジュールになるため、体調管理や集中力については十分気を付ける必要があります。
通常のロースクールとの学習スケジュールの違い
夜間制と通常のロースクールとの最も大きな違いは、学習スケジュールです。
早稲田大学を例にすると、学期は同じ扱いになりますが授業時間は以下のようになっています。
通常 | 夜間 | |
---|---|---|
平日 | 09:00~18:00(遅くて19:45分) | 18:15~21:55 |
土曜日 | – | 09:00~18:00 |
課題が多い場合は日曜日も休めないと考えられるので、夜間のロースクールはかなりハードスケジュールになっていることが分かります。
そのため、年度にもよりますが毎年10~20人が入学し、予定通り終了できない人が2,3人はいるようです。
夜間制ロースクールに通う社会人の1日の例
ではもう少し具体的に夜間制ロースクールに通う社会人の生活を見てみましょう。
法科大学院の夜間コースに通う社会人にとって大きな課題となるのは、どれだけ集中した勉強時間を捻出できるかということです。
ここではどのように勉強時間を生み出しているのか、1日の例を参考に解説していきます。
平日
過ごし方 | 時間 |
---|---|
起床・自主学習 | 06:00~07:00 |
出勤準備・出勤 | 07:00~08:00 |
仕事 | 08:00~17:30 |
通学・夕飯 | 17:30~18:15 |
授業 | 18:15~19:45(21:55) |
自主学習 | 19:45(21:55)~23:30 |
帰宅 | 23:30~24:30 |
就寝 | 24:30~06:00 |
土曜日
過ごし方 | 時間 |
---|---|
起床 | 07:00 |
自主学習・通学 | ~09:00 |
授業 | 09:00~18:15 |
夕飯・自主学習 | 18:15~22:30 |
帰宅・就寝 | ~24:00 |
夜間制ロースクールの修了条件は通常のロースクールと同じで、必要単位を習得する必要があります。
そのため1番懸念すべきなのは、残業などによって18:15~の授業に出られず必要単位を確保できなくなることです。
つまり法科大学院での学習を優先するとなると残業を断って退社する必要があり、職場環境も気にする必要が出てきます。
そして睡眠時間に関しては、平日は6時間満足に寝られることはほとんどなく、休日に体調管理のため少し多めに寝るという生活になっていくようです。
また日曜日は自由時間のような扱いになりますが、ほとんどの方は身の回りのことを終えたら勉強時間に当てるなど、過酷な生活をしているようです。
学費に違いはあるの?
学校によって夜間制と通常のロースクールで学費に違いがあることもありますが、夜間のコースでも学費が安くなるということはあまり無いようです。
例として、早稲田大学では夜間コースの授業料は年間約90万円・入学金は20万円程であり、これは通常のコースとさほど変わりません。
もし家族がいる状態で法曹を目指すのであれば、職場からなるべく近く授業料が低い法科大学院を探す必要があります。
社会人で司法試験を目指すなら予備試験合格?法科大学院修了?

上記で解説した通り法科大学院には夜間コースがありますが、その学習スケジュールは非常に厳しくなっています。
そこでここからは、社会人の方が司法試験の受験資格を獲得するには法科大学院修了と予備試験の合格のどちらが良いのかを解説していきます。
短期集中タイプの方・自分で勉強を続けられない方は法科大学院修了がお勧め
法科大学院修了と予備試験合格を比較した際に、社会人の方が短期間で達成することができるのは法科大学院修了だと言われています。
これは本人のやる気次第にもなりますが、法科大学院修了は主に2~3年(早い人は1年)、予備試験合格は3~4年(早い人は2年)かかるからです。
また、どちらのやり方でも非常に長い間コツコツと勉強する必要があるため、自分のみでそれだけの勉強を続けられる自信が無い方は法科大学院に通うことをお勧めします。
無理をしたくない方には予備試験がお勧め
上記で法科大学院修了をお勧めしましたが、一般的には予備試験合格が推奨されることが多くなっています。
これは、法科大学院修了の方が早く司法試験の受験資格を獲得できる一方プライベートの時間や睡眠時間を削ってスケジュールをこなすことになってしまうからです。
さらに、夜間の法科大学院に通うことで仕事に支障をきたしたり、場所によっては通学自体が大きな負担になることもあります。
そのため時間をかけてでも無理をしたくないという方には予備試験の学習を自分のペースで進めていく方法が合っていると考えられます。
効率面を考えても予備試験の方が推奨される
人によって合う合わないがあるため一概に予備試験をお勧めすることはできませんが、効率面を重視するのであれば予備試験が推奨されることが多いです。
これは最終目標である司法試験の合格を考えた際に、予備試験に合格していれば90%以上の確率で司法試験に合格することができるからです。
この合格率の裏には、予備試験が司法試験と試験内容も試験形態も似ているという背景があり、予備試験の合格は実質司法試験の合格だとも言われています。
また、法科大学院では司法試験の試験内容にあまり関係が無いことも勉強する必要があります。
時間が無い社会人にとっては、司法試験合格までの総勉強量を考えると予備試験合格ルートの方が効率的であると言わざるを得ません。
予備試験合格を目指すならアガルート
予備試験から司法試験合格を目指したい方には、通信講座のアガルートがおすすめです。
アガルートでは、受講者にとって最も短い期間で合格レベルに達するようにカリキュラムが組まれているので、なるべく早く法曹になりたい方に向いています。
また、有料の「コーチングオプション」というサービスをつければ、司法試験合格者の講師が受講生にオーダーメイドの学習計画を作ってくれます。
加えて2週間に1回30分のマンツーマン指導の時間が設けられており、受講生の得意・不得意な分野の洗い出しや学習のスケジュール管理も行ってもらえるので、仕事で忙しい社会人でも勉強に向き合えるでしょう。
もしアガルートの予備試験講座を受講して合格できたら、司法試験の講座費用に充てられる20万円分のクーポンもプレゼントされるので、司法試験合格まで一直線で突っ走りたい方は是非ともアガルートを利用しましょう!
通信で司法試験を目指すなら予備試験合格!

冒頭でお伝えしましたが、法科大学院に通信コースはありません。
そのため通信で司法試験を目指すとなると予備試験合格を目指すことになります。
ここでは予備試験合格のメリットなどをご紹介していきます。
予備校(通信制度)が非常に充実している
予備試験の予備校は近年非常に増えており、中でも完全オンライン型の予備校が多くなっています。
オンライン型の予備校でもその形態は様々であり、授業を項目別に区切って買うタイプの予備校もあります。
このような形態は社会人で法科大学院に通えない方は自分のペースで学習できるため、非常に効率が良いと言えるでしょう。
また、独学で司法試験を目指している方なども苦手分野の補強目的などで活用できるため人気が高まっています。
そしてこうした予備校の中には未経験から1年で予備試験に合格させる!といった所もあり、時間がある方は1年しっかり費やすというのも1つの手ですね。
通信予備校の具体的なサービス・特徴は?
具体的に通信予備校のサービスをご紹介していくと、以下のようなサービス・特徴があります。
- 授業を何度でも見返すことができる
- 添削指導・個別指導などのサポート体制
- テキストのレベルが高い
- 通学との併用
- 隙間時間に効率的に勉強できるサポートがある
この中でも大きなサービスや特徴は2つあり、1つ目はテキストのレベルが高いことです。
これは単に難しいテキストということではなく、予備試験対策に特化したテキストという意味でレベルが高くなっています。
そのようなテキストを使うことによってとにかく効率よく予備試験の点数を上げることができます。
そして2つ目は添削指導・個別指導などのサポート体制が整っていることです。
何をどのように勉強を進めていけば良いのかを最短で教えてもらえる上、解答の書き方なども丁寧に指導されるため点数アップに直結する学習を行うことができます。
最終的にかかる費用が安くなることが多い
どの法科大学院・予備試験予備校と比較するかにもよりますが、相場としては予備試験の方が法科大学院より費用を安く抑えられる事が多いです。
具体的に未経験者での学習となると以下のような差になります。
法科大学院修了・・・1年で90万円 × 2~3年 = 180~270万円予備試験の予備校・・・1コース100万円~130万円(コースにもよる)
また先ほど紹介した授業を買う形態の場合、1種類10~15万円程になるためこちらを利用しても予備校の方が安くなると考えられます。
予備試験から司法試験合格を目指すのにおすすめの通信講座

社会人になってから司法試験を目指すのであれば通信講座・予備校を利用した予備試験ルートですが、中でもおすすめしたい方法は「アガルートアカデミー」の受講です。
アガルートは2015年に開校したばかりの比較的新しい通信講座ですが、利便性の高さと実績が評価されて注目を集めています。
アガルートを受講するメリットはたくさんありますが、特に受講生が魅力的に感じるポイントをまとめました。
合格に導く最適なカリキュラム
アガルートでは、実際に現行の司法試験を合格したプロの講師たちが、受講生を予備試験・司法試験合格レベルまで到達させるためのカリキュラムを綿密に組んでいます。
その結果、令和4年の司法試験合格者1,403人のうちアガルート受講生は636名にも上り、占有率はなんと45.3%を達成!
驚異的な実績があることから、アガルートがいかに優れた学習方法のノウハウを持ち、受講生にとって最適なカリキュラムを用意できているかが分かりますね。
効率よく予備試験の勉強をして合格を勝ち取りたいなら、アガルートを使わない手はないでしょう。
いつでもどこでもスマホから受講できる
アガルートの講義はすべて動画となっており、10分~20分程度と短いチャプターで構成されています。
また音声のみをダウンロードして聴講することが可能で、仕事の昼休間などのスキマ時間を使って効率よく勉強できる点が魅力的です。
テキストの閲覧もスマホでできるため、他のスクールのように分厚いテキストを複数持ち歩く必要はありません。
添削指導には用紙を使うので、すべての勉強がオンラインで完結するわけではありませんが、スマホが1台あればほとんどの学習を体得できるでしょう。
「スキマ時間で効率よく学習したい」「時間や場所を選ばずに学びたい」という方は、アガルートの受講をおすすめします。
通信・夜間のロースクールはある?まとめ
今回この記事では通信・夜間制のロースクールや予備試験の通信でできる対策ついて解説してきました。
通信制のロースクールは実習ができないという点から存在せず、夜間のロースクールは社会人向けに開講されています。
しかし夜間のロースクールはスケジュールが非常に厳しく、プライベートや睡眠時間を削って勉強を進める必要があるということでした。
そこで推奨されているのが予備試験合格のルートで、現在は通信制の予備校やサービスも充実しているため学校に通わなくても司法試験合格を目指すことができます。
社会人から法曹を目指すのはどのルートでも難しいことですが、体調管理に気を付けてできるペースで頑張ってみてはいかがでしょうか。
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