掲載依頼・お問い合わせ/リンク集          

[PR]

ネイルサロンの経営は儲かる?オーナーの年収や自宅開業の収入を解説!

更新日:2022-08-17

ネイルサロンの経営は儲かる?オーナーの年収や自宅開業の収入を解説!

ネイルサロンに勤務して技術を磨きながら「ネイルサロンを開業したい」「ネイルサロンオーナーになりたい」という思いを持つ人は多いのではないでしょうか。

しかしそのような憧れがある一方、ネイルサロンを経営した際の年収や収入に不安があるのも現実です。

そこで今回は、ネイルサロンを経営した際の年収や収入について詳しくご紹介します。


ネイル資格取得におすすめのスクール

ネイルサロンの経営タイプは主に3つ!

ネイルモデル バイト代

ネイルサロンの経営タイプは以下の3つです。

  1. 自宅で開業
  2. マンションの1室を借りて開業
  3. テナントを借りて開業

それぞれ月ごとに掛かる費用や設置できる席数に違いが生じるため、まずは自身に見合った方法を検討する必要があります。

ここからはそれぞれの経営タイプの特徴をご紹介していきます。

「自宅で開業」タイプ

自宅で開業」は、自宅の1室を利用してネイルサロンを経営するタイプを指します。

すでに持ち家がある場合や自宅建築を検討している場合に適した方法です。

「自宅で開業」タイプは、ネイルサロンを開業する際に必要となる賃料などの初期費用・内装費用を抑えることが可能です。

またネイルサロンまでの移動時間を考慮せずに済むため、生活ペースを乱さずにネイルサロン経営を実現できる点も大きなメリットと言えます。

しかし、自宅の場所が好立地でなければ新規顧客を掴みにくいという難点があります。

またお客様の居心地の良さに配慮し、生活感を排除した空間づくりが必要です。

ネイルサロン内はもちろん、廊下やトイレなど常にお客様がいるというわけではない空間にも配慮が必要となる点には注意が必要です。

「マンションの1室を借りて開業」タイプ

マンションの1室を借りて開業」は、マンションの1室を利用してネイルサロンを経営するタイプを指します。

自宅開業からステップアップしたい場合や、新たにスタッフを雇うことを検討する場合などに適した方法です。

「マンションの1室を借りて開業」タイプは、テナントを借りる場合と比較して初期費用・毎月の賃料を抑えることが出来ます。

また面積が限られていることから、内装費用をある程度抑えることも可能です。

さらに駅からのアクセスなどを考慮した物件探しができるため、望んだ立地でネイルサロンをオープンすることができます。

ただし自宅開業と比較すると初期費用がかかるほか、エリアによっては店舗営業を許可しているマンション自体が見つからない可能性があります。

またマンションは本来住居用のため、看板設置などが制限される場合があります。

入居前にきちんと確認しておきましょう。

「テナントを借りて開業」タイプ

テナントを借りて開業」は、ネイルサロン用にテナントを借りネイルサロンを経営するタイプを指します。

集客を重視する場合や複数名のスタッフでネイルサロンをオープンする際に適した方法です。

自宅やマンションと異なり開けた場所にあるため、新規顧客を獲得しやすくリピーターにも繋げやすいという特徴があります。

また商業用のスペースのため内装などの自由度が大きく、理想通りのネイルサロンをつくることができます。

しかし自宅やマンション開業と比較し圧倒的に初期費用が掛かるほか、毎月生じるコストも大きくなります。

また従業員を雇わなければ経営が成り立たない場合が多く、1人での経営には不向きなタイプといえます。

ネイルサロンを経営するオーナーの年収とは

実際にネイルサロンを経営しているオーナーの年収はどうなっているのでしょうか。

以下ではネイルサロンを経営しているオーナーの年収について、上記でご紹介した3つの経営タイプごとにまとめました。

「自宅で開業」タイプ

「自宅で開業」タイプは、売上の約1割=経費と考えるのが妥当です。

そのため売上の約9割=収入として考えることができます。

無理なく接客を行い安定的に獲得できるリピーター数という観点から、1日2人を週5日・単価6,500円で施術した場合を考えてみます。

すると毎月の収入は22万円ほどになり、年収では260万円ほどという計算になります。

また、「自宅で開業」タイプは固定客を獲得できれば安定的に収入を伸ばしていくことが可能です。

1日4人を週5日・単価8,000円で施術といった形で毎月の収入を54万円ほど、年収では650万円ほど稼ぐネイルサロンもあります。

客単価と固定客の数により年収が大きく変化するのが「自宅で開業」タイプです。

「マンションの1室を借りて開業」タイプ

「マンションの一室を借りて開業」タイプは、売上の約4割=経費と考えるのが妥当です。

そのため売上の約6割=収入として計算します。

賃料・電気代・通信費などが毎月必ず発生するため、「自宅で開業タイプ」と比較し経費の割合は大きくなります。

集客などを積極的に行いある程度リピーターが獲得できるという観点の元、1日5人を週5日・単価7,000円で施術した場合を考えてみます。

この場合、毎月の売上は70万円となります。

うち4割が経費となるため、毎月の収入は42万円ほどで年収にすると500万円ほどとなります。

ただし日々の来客数に変動がある場合、毎月安定して70万円を稼げるとは限りません。

しかし賃料をはじめとする諸経費の支払いは毎月生じるため、全てを収入に充てるのではなくネイルサロン経営の必要経費にするといったような工夫が必要です。

「テナントを借りて開業」タイプ

「テナントを借りて開業」タイプは、1人でネイルサロンを運営していく手法としては適していません

生じる賃料に対して、どれだけ高単価な施術料であっても利益を確保するのが難しいためです。

そこで複数のスタッフを雇って経営する場合をご紹介します。

1日10人を毎日単価6,000円で施術したとします。

スタッフは2人雇っているものとしますが、自身を含め3人のシフト制という形です。

この場合、毎月の売上は180万円となります。

店舗家賃20万円・スタッフの賃金それぞれ20万円・その他諸経費30万円ほどが必要になると考えると、経費は全て合わせて90万円という計算になります。

この場合【売上-経費=オーナーの収入】となり毎月90万円ほど得ることができる計算となります。

年収にすると1,000万円を超える計算となりますが、スタッフを雇ったりテナントを借りている以上全てを収入として扱うことはリスクがあります。

売上の変動や集客媒体への投資、ネイルスキルを磨くための講習費用などネイルサロンをさらに大きくするために積極的な投資を行う必要があります。

ネイルサロンの経営を成功させるポイント

開業形態に関わらず、ネイルサロン経営を成功させるためには集客が重要です。

継続的にネイルサロンへ足を運んでくれるリピーター獲得をはじめ、新規顧客を定期的に獲得する必要があります。

では、どのような点を意識して集客を行うべきなのでしょうか。ポイントをご紹介します。

ターゲット・コンセプトがブレないようにする

ネイルサロン経営を成功させるために重要なのは、ネイルサロンのターゲットコンセプトの設定です。

ネイルサロンは他の業態と比較し開業時の初期費用を少額で抑えることができます。

そのため多くの事業者が参入し、どのエリアにおいてもライバルが多いことは必至です。

ライバルとの差別化を図るためには、自身のネイルサロンのターゲットやコンセプトをはっきりと決めておく必要があります。

ターゲットやコンセプトによって単価設定が変わるだけでなく、出店するエリアも変わります。

また店舗設計時の内装などにも影響するでしょう。

自身の強みを活かせる最適なターゲットやコンセプトを決定したら、ブレずに様々な集客施策を行うことが大切です。

競合を調査する

ターゲットやコンセプトを決定したら、競合を調査します。

競合となるネイルサロンの立地・平均単価・デザイン・強みを調査し、それぞれのネイルサロンの特徴を洗い出していきます。

この競合調査では先に決定したターゲットやコンセプトを揺るがすのではなく、他のネイルサロンの特徴を理解した上で自身のネイルサロンが打ち出すべきポイントを整理することが目的です。

まだ誰も挑戦していないコンセプトを見つけることができると良いように感じますが、現実的にそれは難しいと言わざるを得ません。

他のネイルサロンと差別化しながら、自身の強みを最大限活かすことができる工夫をしましょう

集客チャネルは1つに限らない

集客チャネルは費用面などを考慮すると1つに限定したくなるかもしれませんが、安定的に顧客を獲得するまでは複数のチャネルを併用するのがおすすめです。

新たにネイルサロンを開業する場合、ターゲットとなるユーザーがどのようなチャネルでネイルサロンを探しているのか特定できません。

そのため、複数のチャネルを活用してユーザーの傾向を把握することが大切です。

ただし複数のチャンネルを併用するのは費用面で負荷が大きい場合、無料で活用できるSNSを運用するのがおすすめです。

ネイルサロンの場合、写真や動画を扱うInstagramからの流入を期待しやすく集客チャネルとして十分に機能する可能性があります。

ただし日々の更新が重要となるため、継続的な発信を心掛けるようにしましょう。

ネイルサロンを経営するオーナーの年収・収入まとめ

リピーターや新規顧客を安定的に獲得することができれば、ネイルサロンに雇われて働くよりもネイルサロンを経営するオーナーになる方が儲かる可能性は高いです。

ただし儲けるためにはネイルサロンを安定的に経営するための様々な工夫が必要となります。

様々な努力が必要になりますが、努力した分だけ年収や収入を伸ばせるという可能性もあり、これもネイルサロンを経営する魅力の1つです。

オーナーとしての手腕を身に付け、雇われて働くのとは異なる充実した生活を目指しましょう。

キャリアアップにおすすめサービス

今なら完全無料!年収UPのチャンス!

おすすめ記事