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ネイリストの需要は高い?現状から将来性と今後伸びるサロンの特徴

更新日:2022-08-17

近年はネイルケアに関するノウハウがネットで拡散されるなど、自分でネイルのケアをする人が増えています。

そういった世の中の動きもあり、ネイルケアに興味を持っている人が増加しているにも関わらずネイルサロンの集客は減少傾向にあるといわれています。

今後、ネイリストやネイルサロンの需要はなくなっていくのでしょうか?

この記事では、ネイル業界の現状と今後も需要が伸びるネイリストになるための方法についてご紹介していきます。


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ネイル業界の現状

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ネイリストの需要を知るためにまずネイル業界の状況を知る必要があります。

最近のネイルサロンの増減経営状況などを見てみましょう。

今もネイルサロンは増え続けている?

NPO法人日本ネイリスト協会(JNA)が発行している「ネイル白書」という資料があります。

引用:ネイル白書

上記のネイル白書2020年版のデータから分かる通り、2005年から2010年の10年間でネイルサロンの数が急増しました。

しかしその後2020年の予測値まではほぼ横ばいとなっており、ネイルサロンを利用する人の数は頭打ち状態であることが垣間見えます。

セルフネイルブームでサロンの需要が減少傾向

ネイルサロンの増加率が緩やかになった理由としては、自分でネイルケアを楽しむ人が増えてサロンで施術を受ける人が減ったことが挙げられます。

数年前からネイルサロンでしか受けられなかったジェルネイルが、専用キットを使えば自宅で手軽に行えるようになりました。

またセルフネイルチップ(付け爪)のデザイン性や利便性のクオリティが上がったり、セルフネイル用品の低価格が進んだりしたことも、サロン減少の理由として挙げられるでしょう。

「ネイルサロンでの施術と比べて見た目や機能が変わらないようなら自分で行いたい」と考える人が増えれば、サロンの需要がなくなっていくことは必然とも言えます。

コロナがサロンの需要減少に追い打ちをかけた

ここ1〜2年は新型コロナウイルス感染症の影響により、サロンへの来店を控えたり、在宅勤務の増加にともない仕事上のエチケットとしてネイルケアをする人が減ったりしています。

加えて結婚式の延期やキャンセルも相次ぎ、今までウェディングサロンや式場を中心に提供されていたブライダルネイルサービスも伸び悩みました。

その結果、帝国データバンクの調査によると、2020年1月~11月の間に倒産したネイルサロンの数は19件で過去最多記録を更新したようです。

小規模のネイルサロンは売り上げの目処が立たず、廃業に追い込まれたことがうかがえます。

激しくなる価格の低下競争

ネイルサロンの需要が低下している状況下で新規開業したり営業を継続したりするとなると、少ない需要を取り合うため当然ながら競争が激化します。

特に他店との差別化に繋がるような技術力・設備を持たなかったり、リピーター・新規顧客の獲得に苦戦していたりするネイルサロンは、顧客を集めるために低価格を打ち出して価格の低下競争に晒されることになります。

そのため、ネイルサロンはサービスを薄利多売するような状態となり、ますます高い売り上げが見込みづらくなっているのです。

ネイリストの需要・将来性はまだある!

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このような厳しい状況の中、本当にネイリストの需要はなくなっていくのでしょうか?

ここでは、まだ掘り起こす余地のあるネイリストの需要や将来性を考えてみましょう。

顧客のお悩みに応えるネイルサロンになる

ネイルサロンに来るお客さんの中には、単にネイルを綺麗に装飾をすることを目的としたお客さんだけでなく、日々のネイルケアに悩まれている方も多くいるでしょう。

そういう方に対して専門家として的確なアドバイスができると、信頼を得てリピーターとなってもらえる可能性が出てきます。

お客さん一人ひとりに寄り添って悩みの解決や提案をすることで固定客がつけば、業界全体の動向に関わらず需要が生じます。

利用客全体ではなく個人のニーズに応じることができるネイリストには、十分将来性があると言えるでしょう。

癒しの場としてのネイルサロンづくりをする

ネイルサロンを訪れるお客さんはネイルケアだけを求めて来店するのではなく、心地よい空間でゆったりとした気分でプロの施術に身を委ねることに価値を感じている人も多いでしょう。

アロマを置いたり、長時間座っても疲れにくい椅子にしたり、コミュニケーションスキルを身につけて施術中の雑談を盛り上げたりするなど、快適さを提供できるように工夫すれば需要がなくなることはありません。

単にネイルケアの技術・価格設定だけでなく、居心地の良さという面でお客さんのニーズに応える店づくりをすることも、他店との大きな差別化になるので将来性が見出せます。

中高年も顧客として視野に入れる

ネイルサロンというとどうしても10~30代の若年層向けのサービスと考えがちですが、今後は人口のボリュームゾーンとなる中高年層も取り入れれば将来性があるでしょう。

若者受けしやすい煌びやかなデザインや色味は好まれづらいものの、どんな服装や場面でも対応できるワントーンやナチュラルカラーでの施術が提供できれば需要拡大に期待ができます。

また、家事や育児で手が荒れたり爪が割れやすかったりする機会が男性よりも多い中高年層の女性には、爪を健康的に保つためのネイルケア方法に高い需要があるでしょう。

凝ったデザインのネイルを作っているときが楽しいと思うネイリストは多いとは思いますが、新規顧客開拓のために中高年層も視野に入れてみてください。

今後需要のあるネイリストになる方法

今後需要のあるネイリストになる方法

セルフネイルケアの流行などで活躍の場自体が減少しているネイリストですが、取り組み方を変えることでまだまだ新たな需要・将来性は生み出せます。

ここではその具体例をいくつか挙げていきます。

客層の幅を広げられるようスキルを身につける

ネイリストとしてある程度の技術が身についたと思ったら、他の美容系分野のスキルも身につけることおすすめします。

例えば美容師免許を取得すればまつエク(まつ毛エクステ)やヘアメイクも行えるようになり、カラーコーディネーターの資格があればパーソナルカラー診断やファッションアドバイスもできるでしょう。

このように様々な仕事も請け負えるようなネイリストは、活躍の場が一気に広がるので需要が高まりやすいです。

また、最近では男性でもネイルケアにこだわる方が増えているため、男性のネイルに向けた施術方法も会得するとよいでしょう。

身だしなみを気にする男性をターゲットにした「男性専門のネイルサロン」も出始めたので、今後は需要が拡大するかもしれません。

出張型として活躍する

ネイルサロンを持つ=店舗を持つことと捉えがちですが、お客さんの自宅や貸しスペースに出張する「出張ネイリスト」という活動方法もあります。

開店や維持に伴うテナント料・改装費用・設備費などの初期費用がかなり削減でき、最低限の出資で開業できるためおすすめです。

出張先がネイルサロンではないため、照明が暗い・机や椅子が足りない・衛生面により一層注意を払わねばならないなど、不便が出てくるリスクはあります。

しかしコロナ禍における昨今、サロンに出向くことなくネイリストの施術が受けられる出張ネイリストの需要は非常に高まると考えて良いでしょう。

福祉ネイリストになる

お年寄りや障害を持つ方にネイルケアを行う「福祉ネイリスト」の仕事も最近注目を集めています。

自宅をはじめ介護施設や老人ホームなどに出張して、美を通してお年寄りや障害を持った方にネイルの施術を行うことが主な仕事です。

ネイルケアの他に手のマッサージやハンドトリートメントを行う場合があったり、高齢者や認知症の方には「ユマニチュード」というコミュニケーション技法や回想法などを取り入れたりします。

ネイルの出来映えにこだわることはもちろん、高齢者や病気・障がいを抱えながらも懸命に生活している方に対して「美容を通じて感動を与えること」が福祉ネイリストの指命です。

高齢者が増え続ける一方である日本においては、今後はもっと需要が高まる可能性がある職業ですので、福祉ネイリストになることも検討してみてください。

講師として活動する

セルフネイルケアが流行しネイルケアやネイルアートを楽しむ人が増加していることに伴い、「プロの技術を自分も体得したい」「日々のネイルケアでの悩みごとを相談したい」といった人も増えています。

そういった希望を持つ人に対して、ネイルに関するテクニックやケアのコツを教えるセミナーを企画して自らが講師をするといった活動も、ネイリストの新たな需要となる可能性があるでしょう。

セミナーを主催するというと仰々しくて気が引ける場合は、SNSやクラウドソーシングサービスを通じて少数名の人に教えるという方法もあります。

需要を高めるために欲しいスキル

需要を高めるために欲しいスキル

ネイリスト業界は競争が激化しているため、顧客確保のための安易な低価格競争に巻き込まれ廃業・倒産するネイルサロンも多くあります。

そのような状況に巻き込まれないために、ネイリスト自身も需要を高めるためのスキルを身に着ける努力をする必要があります。

需要を高めるためにおすすめのスキルをご紹介しますので、ぜひとも参考にしてください。

ネイル関係の資格

ネイリストとしてサロンに勤務したりサロンを開業したりする際に、ネイルの資格保有は必須ではありません。

しかし、資格を有していればネイルの技術力の高さや知識の豊富さを目に見える形で証明できるので、お客さんから選ばれやすくなるでしょう。

ネイル関係の資格取得は需要を生み出すきっかけになるため、積極的に勉強・受験をすることをおすすめします。

ネイリストの資格として代表的なものは「ネイリスト検定3級・2級」「​​​​​​JNAジェルネイル検定」ですので、気になる方は以下の記事で詳細をチェックしてみましょう。

SNSでの情報発信力・PRスキル

現代では若者はもちろん中高年層も積極的にSNSを利用しているので、ツイッター・インスタグラム・フェイスブックなどのSNSを使って情報発信をすれば、自分やサロンについて知ってもらうことができます。

ブログやチラシなどと異なり、SNSは高画質の画像を大々的に掲載できることが強みですので、ビジュアルを細部まで表現したいネイリストには打ってつけの広告媒体です。

そのため、例えば施術したネイルの写真や施術中の様子を動画に撮ってアップすれば、それだけでも充分にネイリストとしての技術をPRできる可能性が高いです。

SNSを使えば多くの人に周知ができて顧客の新規開拓に向けた足がかりになるので、実際にネイルサロンの利用につなげられるようにSNSマーケティングの勉強をしてみましょう。

コミュニケーション能力

資格やPRスキルはもちろん身につけておきたいスキルですが、ネイリストとしての需要を今以上に高めるには、何よりも利用してくださったお客さんに気持ちよくネイルの施術を受けてもらうことが大切です。

お客さんに親身になって悩み相談に乗ってネイルケアをしたり、頭の中にある図柄のイメージを会話で引き出してネイルデザインをしたりするなど、ネイリストには高いコミュニケーション能力が求められます。

毎月ネイリストとの会話を楽しみにしてネイルサロンに通っている人は多いので、「また施術してもらいたい」「話していると楽しい」と思ってもらえるようなネイリストになれるようコミュニケーション能力を鍛えましょう。

ネイリストの需要と将来性まとめ

セルフケアブームや新型コロナウイルスの影響で、ネイルサロンでネイルケアの施術を受ける人が減少しています。

だからといって、ネイリスト自体の需要が減ったり、仕事に将来性がなくなったりするわけではありません。

メンズ専用サロンの開業や福祉ネイリストといった客層や仕事内容を絞った活動を行ったり、資格を取って高い技術力を示したり、SNSを上手に利用して情報発信力を高めたりすることで、自分で新たな需要を掘り起こすことは可能です。

今後もネイリストを取り巻く競争の激しさは続くと予想されるため、ネイリストはスキルをしっかりと高めながら独自の取り組み・顧客開拓・情報発信を行って将来性のある職業に昇華していくことが大切になるでしょう。

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