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司法試験予備試験1年合格の勉強スケジュールとは?模試のタイミングまで

更新日:2022-07-22

司法予備試験は合格率が5%を下回り、毎年1回しか行われないという非常に合格が難しい試験です。

それ故に、一番最初に立てる勉強スケジュールが正確かつ守れる物でなければ、合格はおろか口述式試験にたどり着くことも出来ないでしょう。

この記事では、難関試験である司法予備試験に1年で合格するために、どのようにスケジュールを立てれば良いのか、模試のタイミングはいつなのかなどを解説していきます。

興味のある方は是非最後までご覧ください。


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司法予備試験に1年で合格することは可能?必要な勉強時間は?

司法予備試験1年合格

まず最初に司法予備試験に1年で合格することは可能なのかを解説します。

司法予備試験合格のために必要な勉強時間は、一般的に最低3,000時間、最大10,000時間と言われています。

この最低3,000時間を365日で単純に割ると、1日8.2時間勉強するということになり理論上は1年で合格できる方もいらっしゃいます。

しかし、この計算だと学校や会社に行っている方には実現が難しく、現実的ではありません。

また、当然個人によって読解力や記憶力は違いますし、司法予備試験の勉強を始める前に法律関係の知識を有しているかなどによっても勉強時間に大きな差ができます。

勉強時間はあくまで目安であり、自分がしっかり理解できているか、暗記できているかで勉強の進捗を判断しましょう。

予備試験に1年合格するための方法

司法予備試験1年合格

次に予備試験に1年合格するための方法をご紹介していきます。

勉強時間だけを考えると1年合格は非常に厳しいように考えられますが、どのように勉強を進めていくのでしょうか?

テキストは大手予備校の物を用いる

司法予備試験の学習に使用するテキストは大手予備校の物を使うようにしましょう。

これは、大手予備校にはテキストにも最高効率で学習が出来るように工夫が凝らされていますし、長年のノウハウから信用もあるからです。

また、テキストの冊数は絞り込んだ方が良いとされていますが、1冊に頼りきることはお勧めできません。

これは、論文式試験において論証の仕方が偏ったり、人によってテキストにも合う合わないがあるからです。

アウトプットを効率的に行う

膨大な勉強時間を短縮するためには、学習効率を上げていくしかありません。

この学習効率を上げる手段として有効なのが、「アウトプットを効率的に行うこと」です。

司法予備試験の第一試験は短答式試験というマークシート式の試験であり、最初は受験者に知識が無いためインプットが重要視されがちです。

しかし、インプットをするだけでは知識が定着せず、すぐに忘れてしまい、また同じ範囲を覚えなおすことになり学習効率の低下を招いてしまいます。

そこで、インプットをする際に一度全てのテキストを読むのではなく、一区切りついた時点でその範囲の短答式試験の過去問を利用してアウトプットをしてみて下さい。

この方法により、アウトプットで知識の定着を図ることが出来ますし、過去問を利用することで過去問演習を同時に進めることが出来ます。

隙間時間を上手く活用する

学習効率を上げることも重要ですが、勉強時間をより多く確保する努力も必要です。

そこで、隙間時間を上手く活用することが重要になってきます。

隙間時間を上手く活用する方法としては、電車をよく利用する方であれば電車内で取り出しやすいインプット用のテキストを用意したり、pdfでスマホにテキストをダウンロードして勉強することがおすすめです。

大学生であれば、昼休みや授業と授業の時間などを利用して勉強することが有効でしょう。

勉強内容を工夫し、必要な勉強時間を確保することで1年で予備試験合格を目指すことができそうです。

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また有料の「コーチングオプション」を追加すれば、講師に直接質問できるラウンジが利用できたり、チューターが学習の方向性の確認をしてくれたりします。

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短答式・論文式・口述式に費やす時間配分と考え方

司法予備試験1年合格

ここからは短答式・論文式・口述式試験に費やす時間配分や考え方をご紹介していきます。

それぞれの試験では試験形式も難易度も大きく異なるため、各試験に合った最適の配分を考えることが学習効率を上げることに繋がっていきます。

短答式試験

まず短答式試験はマークシート式で、基本的には知識を吐き出す試験であるため、上記で紹介したように短答式試験の過去問でインプットと同時にアウトプットを行っていれば、専用の対策は2ヶ月程前からで良いでしょう。

全体の勉強時間の2〜3割を短答式試験の勉強時間に充て、短答式試験の2〜3か月前になったら6〜9割充てると良いでしょう。

しかし、この短答式試験の知識はその後の試験でも活用するため、心配な方はもう少し早くから短答式試験の対策を始めても構いません。

論文式試験

論文式試験は知識を吐き出すだけの試験ではなく、知識や読解力により問題点を探し出して自分が考えた結論へ導くことが必要になり、司法予備試験最大の山場と言われています。

論文式試験に費やす時間としては、勉強を始めてある程度インプットを完了してから短答式試験対策を始めるまでの間と、短答式試験が終わってから論文式試験までの5~6ヶ月間が一般的です。

しかし論文式試験は、他の国家資格や受験などで用いられることがあまり無いため、初めて挑戦する方は勉強時間を少し多めに確保しましょう。

口述試験

まず、最終試験である口述式試験に必要な知識は短答式・論文式試験で得られるため、新たにインプットなどを行う必要はありません。

そのため、口述試験に充てる勉強時間は全体の1〜2割程度で十分です。

よって、口述試験対策は論文試験合格発表が終わった後に始めることが多くなっており、口述試験に費やす専用の対策期間は1ヶ月半程になっています。

予備試験に1年合格するための勉強スケジュール例

司法予備試験1年合格

ここからは司法予備試験に1年合格するための勉強スケジュールと模試を受験するタイミングなどをご紹介していきます。

ここでご紹介するスケジュールはあくまで1例であり、スケジュールは受験者の置かれている状況によって変化する物であるため、参考程度にご覧ください。

スケジュールの例

以下に2023年受験を想定したスケジュールの1例を示します。

7月刑法、憲法のインプット
8月刑法、憲法のインプット
9月民法のインプット
10月民法、商法のインプット
11月民法、商法のインプット
12月民訴法のインプット
1月民訴法のインプット
2月刑訴法、行政法のインプット
3月刑訴法、行政法のインプット
4月論文式試験対策
5月論文式試験対策、短答式試験模試
6月短答式試験対策、短答式試験模試
7月短答式試験対策 短答式試験16日 その後論文式試験対策、論文式試験模試
8月論文式試験対策、論文式試験模試
9月論文式試験対策 論文式試験9日、10日
10月これまでの復習
11月これまでの復習
12月口述式試験対策、口述式試験模試
1月口述式試験対策、口述式試験模試

このスケジュールは上記でご紹介した、各試験に費やす時間から想定したスケジュールになっています。

勉強時間の目安としては、1日平均6時間を目指すようにしましょう。

また、スケジュール上に記した順番で必ずインプットしなければならないわけではありませんし、選択科目はご自身で選択した科目に置き換えて考えてください。

さらに、各分野のインプットに掛ける時間は目安であり、自分が得意だと感じる分野はなるべく早く終わらせて、苦手分野にその時間を当てるように調節することが重要です。

そしてインプットした内容を忘れないように、定期的に復習を重ねながら学習を進めていくようにしましょう。

模試はいつ受験すればいい?

本試験の1ヶ月以上前に、1,2回は模試を受験するようにしましょう。

司法予備試験の模試は、模試自体に5日間の時間がかかること、模試終了後はその復習や分析に時間を取られます。

そのため、本番直前に受けたり何度も受けてしまうと、勉強時間が奪われる可能性があるので注意が必要です。

しかし、口述式試験は一人で対策をすることが非常に難しく、本番のイメージも掴みにくいため最低2回は受験する必要があります。

また、模試は会場で受験が可能な方はなるべく会場に足を運ぶようにして下さい。

これによって本番さながらの緊張感を味わったり、当日の時間の使い方を確認することが出来ます。

模試は現在の自分を客観的に分析することができる重要な機会ですから、上手く活用して自分の弱点を見つけ出していきましょう。

予備試験の勉強スケジュールの立て方

予備試験の勉強スケジュールの立て方

最後に予備試験の勉強スケジュールを自分で立てる方法をご紹介していきます。

自分が確保できる勉強時間や期間をよく考えて、合格までのスケジュールを立ててみて下さい。

一般的なスケジュールを参考に大まかな計画から立てていく

ノウハウが無い方がいきなりスケジュールを組むのは非常に難しいため、以下の順序で計画を立ててみましょう。

  1. 一般的な1年計画を参考に自分の年間計画を立てる
  2. 年間計画を達成できるように、月単位で何をするかの計画を立てる
  3. 月単位の計画を達成できるように週単位の計画を立てる
  4. 週単位の計画を達成できるように日単位の計画を立てる

スケジュールを立てる際に重要なのは、最終目標から逆算していくことと、頻繁に作成することです。

月計画と週計画は月初めに毎月立てて、日計画は週初めに1週間分立てるようにしましょう。

そうすることで、進捗の遅れや進みが生じた際に細かく修正することが出来ます。

また、計画はギリギリ達成できるように立てるのではなく、遅れることを想定して余裕を持った計画を立てることをお勧めします。

計画の進捗はぶれない物差しで決定する

計画を立てる際に、「1日何時間勉強する」というような決め方をしてしまうと、その日の集中力や気力によって進み具合が変化してしまいます。

そこで計画を立てる際には「テキストを○ページ分進める」「過去問を○年分解く」といったように、いつでも変わらない物差しで進捗を決定しましょう。

司法予備試験に1年合格するための勉強スケジュールまとめ

今回この記事では、司法予備試験について1年で合格することは可能なのか、勉強時間はどのくらい必要なのかなどをご紹介してきました。

司法予備試験に1年で合格することは可能で、そのためには膨大な学習時間を少しでも減らすために学習効率を上げることが重要になります。

学習効率を上げる具体的な手段としては、インプットと同時にアウトプットをする、隙間時間を活用する、大手予備校のテキストを使用することなどが挙げられていました。

そして勉強時間の配分としては、論文式試験に一番時間を費やし、短答式・口述式試験に関しては、専用の対策は本試験の2ヶ月前程から行うということです。

最後に自分で勉強スケジュールを立てる時は、とにかく達成した目標から逆算し、計画をすぐに修正できるように小まめに立てるようにしましょう。

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