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検察官になれるルートは?大学や予備試験・司法試験についての詳細

更新日:2024-02-25

検察官になれるルートは?大学や予備試験・司法試験についての詳細

検察官を目指す人が向かうべきルートは様々あり、進学しなくても目指す事は可能なんです。

経済的な理由や時間的な理由で大学に行けなかった人も多くいますが、その中でも法曹三者を目指し独学で勉強する人は沢山いるのです。

今回は検察官になる為のルートと「大学に行かなくても検察官になれるのか?」という疑問についてご紹介していきます。


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検察官への道のり

日本は欧米と比較すると圧倒的に法曹人口が少なく、旧司法試験時代には一発勝負と言われていました。

ですので、司法試験での弊害の打開策を検討したうえで、現在の司法試験制度が実施されているのです。

これからの日本はますます多様性が重視されて社会が複雑化すると思われ、法曹者の需要が高まっていくので、新しい方向から検察官を目指す事が可能となりました。

今の時代は色々な学習環境が整っていて、通信講座では司法試験や予備試験に特化したコースが充実しているので、独学で目指すのなら活用しない手はないでしょう。

検察官に必要な事

検察官は事件を捜査したり取り調べを行って裁判にかける役割があります。

法務省に所属する行政官でもあり、独特なシステムで検察官は独立した身分保障をされています。

検察官は独自の権限を与えられていて、その権限を行使することができる唯一の職業です。

検察官の業務は常に責任が伴うので、検察官を目指すには法律の知識を十分に理解している必要があります。

検察官を目指すルートはどれも容易ではありませんが、職務の重さを考えると越えなければならない試練だと言えます。

一般的なルート

検察官になる為の道のりは一般的には以下の2通りとなります。

  • 大学→法科大学院→司法試験
  • 司法試験予備試験→司法試験

大学は法学部以外でも問題は無く、学士資格さえ取得できていれば法科大学院へと進学が可能となります。

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その他のルートでは?

上記のルート以外にも、検察事務官として検察庁に勤務→考試→副検事→考試→特任検事というルートもあります。

検察官は慢性的な人手不足が起きていて、その救済措置としてこのシステムが導入されたのです。

検察事務官から検察官へのルートは以下で具体的にご紹介していきます。

検察官になる為に必要な試験

法律の専門家の検察官を目指すには、多くの法律に関する知識が求められます。

検察官を目指す為には試験を越える必要があり、特に検察官と裁判官では所属先が特殊な形態である為、試験は一発合格を目指したい所です。

その為に通信講座での予備試験・司法試験対策を受ければ、試験に関する勉強に集中できるので、最も最短で検察官を目指す事ができるでしょう。

予備試験についての詳細

司法試験予備試験は司法試験の受験資格を獲得する為の試験となり、法科大学院修了者以外の人はこの予備試験を受ける必要があります。

予備試験は旧司法試験廃止後の2011年に始まり、本来の理由は経済的・時間的な事などを理由に法科大学院に進学・通学できない人を対象とした受験救済ルートでした。

ですが、司法試験合格上位の大学を対象にしたアンケートでは、予備試験の受験理由について「早く法曹資格を取得したいから」という答えが60%以上となりました。

現在では「法科大学院進学・卒業のための時間と費用を節約できる」「最短期間で司法試験受験できる」という理由から、予備試験を受験する人が増えているようです。

予備試験詳細

予備試験の科目や試験時間などは以下の通りです。

  • 論文式試験:憲法・刑法・民法・商法・行政法・民事訴訟法・刑事訴訟/一般教養科目/法律実務基礎科目
  • 短答式試験:憲法・刑法・民法・商法・行政法・民事訴訟法・刑事訴訟/一般教養科目
  • 口述式試験:法律実務基礎科目(民事・刑事)
  • 形式:短答式(マークシート)・論文式(筆記試験)・口述式(口述)
  • (論文式)試験時間:1日目(憲法・行政・刑法・刑事訴訟法・一般教養科目)5時間40分
  • (論文式)試験時間:2日目(法律実務基礎科目・民法・商法・民事訴訟法)6時間30分
  • (短答式)試験時間:1日(各科目60分~90分/約5時間)
  • (口述式)試験時間:1日~2日目の午前または午後(15分~30分程度)

詳細に知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

司法試験についての詳細

司法試験は法科大学院修了後の5年以内の5回受験する事ができます。

司法試験合格後に司法修習を受ける事が可能になり、検察官を目指す為の学修の本格的な開始となります。

司法試験では論文式試験が難関とされ、予備試験のスケジュールとは違い、論文式3日間と短答式1日の試験を行います。

受験者は短答式・論文式どちらの試験も行い、先に発表される短答式試験に合格できた人のみ論文試験を採点され、合格率は約30%程度となっています。

司法試験詳細

司法試験の科目や試験時間などは以下の通りです。

  • 論文式試験:公法系・民事系・刑事系・選択科目
  • 短答式試験:民法・憲法・刑法
  • 形式:筆記試験
  • (論文式)試験時間:1日1科目(4~6時間/選択科目は初日3時間)
  • (短答式)試験時間:1日(各科目50~75分/約2時間55分)

その他必要となる試験について

検察官になるのに必要な試験の予備試験と司法試験をご紹介しましたが、大学から法科大学院に進学する人は入学試験を通過する必要があります。

そして法曹三者を目指すのなら絶対必要となるのが二回試験と言われていて、司法試験と司法修習修了時期に行われる試験の合格が必要です。

法科大学院

法科大学院については、2年間の既修者コースと3年間の未修者コースに分かれています。

既修者は法学部在学経験の事では無く、各法科大学院が既修者認定する為に実施される試験に合格した人を指します。

  • 既修者コース:実務法律科目(2年間)
  • 未修者コース:法律基礎科目(1年間)(実務法律科目2年間)

司法修習(二回試験)

司法試験に合格した後は1年間の司法修習となり、法曹に関する実務研修を行います。

司法修習の最後の時期に「司法修習生考試」と呼ばれる試験を受け、合格すれば検察官になる事ができます。

検察官になる為に「司法試験」「司法修習生考試」を合格しなければならない為、二回試験と呼ばれているのです。

  • 科目:民事裁判・刑事裁判・検察・民事弁護・刑事弁護
  • 形式:筆記試験
  • 試験時間:1日1科目(昼食含め約7時間半)

検察官を目指すのに大学に行く必要は?

検察官になるのに大学に行く必要はあるのでしょうか?

法曹三者ともなれば非常に多くの勉強が必要ですが、大学を卒業しなければなれないという訳ではありません。

以下の2通りのルートなら高卒から検察官を目指す事ができます。

高卒で検察官は目指せる

最終学歴が高卒でも検察官を目指す事は可能です。

日本では法科大学院での生徒数は減少傾向にあり、それに反して在学中に予備試験を受験する人が増加傾向となっています。

現代では予備試験や司法試験の独学材料は豊富に揃っていて、通信講座の内容も法科大学院と同等となっています。

その為、検察官を目指している人の中には、大学や大学院に行く必要が無いと感じる人も少なからずいるのです。

高卒から検察官を目指すにはそれなりの勉強量と必要としますが、しっかりと学習環境さえ整える事ができれば最短で法曹資格取得を目指せるでしょう。

予備試験ルート

予備試験ルートでの資格取得が最も多いルートなのではないでしょうか。

社会人や学生など予備試験には受験資格がなく、年1回実施されているので、準備さえできていればいつでも受験する事が可能です。

予備試験ルートから検察官になるまで

予備試験から検察官まで必要な試験と流れを以下で見ていきましょう。

①司法試験予備試験を合格する
短答式・論文式・口述式の試験があります。
短答式に合格すれば、論文試験が受けられ、論文式に合格すれば口述式試験となり、口述式試験を突破すれば予備試験合格となります。
②司法試験を合格する
司法試験は検察官になる資格を得る為に必須の試験で、例年5月に司法試験は行われ、予備試験の約7ヵ月後の実施となります。
③司法修習を受ける
検察官となる為に司法修習で1年間の研修を行い、検察官として必要な法律の知識や実務など、様々な法曹職に関する能力向上を目的としています。
④二回試験に合格する
二回試験は検察官となる為の最終関門と言われ、司法修習の最後に二回試験と呼ばれる司法修正生考試を11月に行います。

予備試験ルートで検察官を目指すには、最短でも約2年7ヵ月かかります。

検察事務官ルート

検察事務官で事務として働き、検察官を目指す事も可能です。

ただし、検察事務官からなれる特任検事は検察官と同等の権限を与えられますが、大きな事件を担当する事はあまりないと言われています。

検察事務官から検察官になるまで

検察事務官として採用され、検察官になるまでの流れを見ていきましょう。

①国家公務員一般職試験に合格する
国家公務員一般職試験は高卒で受験する事が可能な試験で、事務職としての行政・技術と分かれていて、希望職種の試験を受けます。
②検察事務官として検察庁に3年以上勤務する
検察事務官として採用されたら、検察事務官の業務を3年以上行い、検察事務官二級であれば副検事になる考試を受験する事が可能となります。
③副検事選考試験に合格する
副検事選考試験に合格する事で副検事として、待遇や給与なども上がり、副検事として3年以上勤務すれば、特任検事となる為の検察官特別考試を受けられます。

また、副検事となった後も検察官特別考試に合格すれば特任検事に昇任します。

このルートはかなり時間のかかるルートとなりますが、検察の業務を経験しながら昇進できるので、少しでも早く経験を積みたい方にはおすすめのルートです。

検察官になるルートは?大学や司法試験などの詳細まとめ

検察官になる為のルートと大学に行かなくても検察官になれるのか?という疑問や検察官を目指すのに必要な予備試験・司法試験についてご紹介しました。

検察官になるルートは様々あり、大学にいかなくても目指せる事が分かりました。

しかし法曹三者は最短を目指す程、多くの勉強が必要となるので、自分に向いた学習環境を選ぶと良いでしょう。

特に進学せず独自のルートで検察官を目指す人には、予備試験と司法試験に最も適している合格率の高いアガルートの「予備試験最短合格カリキュラム」を活用すれば、法科大学院卒以上の知識を得られる事間違い無しです!

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