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年収偏差値とは?都道府県・年齢ごとの計算方法や調べ方を解説

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by 資格広場編集部

更新日:2021-07-15

年収偏差値が分かればあなたの年収が同年代や同じ職種、住んでいる都道府県内でどのくらいに位置しているのかを平均年収や年収中央値よりも正確に知ることができます。そんな年収偏差値の詳細や様々な年収偏差値を紹介しているので是非ご覧ください。

       
  • 年収偏差値ってどんなもの?
  • 都道府県別や年齢別など色々な年収偏差値が知りたい。

このような疑問を解消します。

年収偏差値は自身の年収がどのくらいに位置しているのかを平均年収や年収中央値よりも正確に知ることのできる数値です。

本記事ではこの年収偏差値の詳細な説明と、都道府県別や年齢別など様々な集団での年収偏差値を紹介します。

年収偏差値について理解を深めたい人や自分の年収が日本の中でどのくらいなのかを知りたい人はぜひご覧ください。

偏差値のおさらいと計算方法

中学生や高校生のときに聞き覚えのある偏差値ですが、具体的には「ある集団の中で自分がどのくらいに位置しているのか」を表す数値のことです。

数値の大小だけでなく、ある集団内での数値のばらつきも考慮した値となっているため自身の位置を知るときに便利な数値です。

偏差値の真ん中は常に50であり、50より上だと集団の中で半分より上、50より下だと集団の中で半分より下という解釈になります。

そんな偏差値ですが、以下の式で求めることができます。

偏差値=(数値-平均値)÷標準偏差×10+50

また、おおよその位置の目安は以下の通りです。

偏差値 上位からの割合 1,000人中の順位
80 0.13% 1位
75 0.62% 6位
70 2.28% 22位
65 6.68% 66位
60 15.87% 158位
55 30.85% 308位
50 50.00% 500位
45 69.15% 691位
40 84.13% 841位
35 93.32% 933位
30 97.72% 977位

年収偏差値で今の自分の立ち位置が分かる

年収偏差値を知ることで、以下のような疑問を解消することができます。

  • 自分の年収は同年代の中ではどのくらいの位置か?
  • 男性や女性の中だと自分の年収はどのくらいの位置か?
  • 自分の年収は同職種の中ではどのくらいの位置か?
  • 自分の住んでいる都道府県の中ではどのくらいの位置か?

同じ年代や性別、職種などの集団で比較できるため、年収偏差値は今の自分の立ち位置を知るには最も適しています。

年収偏差値の具体例

年収偏差値の具体例として、例えば30歳で年収が450万円だった場合の偏差値を学歴別で見てみましょう。

  • 高卒の場合→65.8(平均より高い)
  • 専門や短大卒の場合→63.9(平均より高い)
  • 大学や大学院卒の場合→51.0(ほぼ平均)

このように30歳の年収450万円でも学歴によって年収偏差値は異なります。

このあたりまで細かく見ることができるのが年収偏差値のメリットです。

年収偏差値をチェックできるツールを2つ紹介

本来は計算がややこしい年収偏差値ですが、年齢や年収を入力するだけで簡単に年収偏差値を教えてくれるツールが2つあります。

年収偏差値チェッカーは「厚生労働省の賃金構造基本統計調査」、年収偏差値算出ツールは「総務省統計局の就業構造基本調査結果」をもとに算出してくれます。

データの性質上、純粋に年齢や学歴での年収偏差値を知りたいなら情報が毎年更新される年収偏差値チェッカー、都道府県別や男女別で知りたいなら年収偏差値算出ツールが適しています。

2chや5chの年収偏差値は信頼できる?

日本最大級の電子掲示板である2chや5chにも年収偏差値が載っています。

企業の年収偏差値の他、就職の難易度を偏差値で表した就職偏差値などもあります。

その数値は主観のもの、四季報を調べたものなど玉石混交なので、データは参考程度にしておいた方が良いでしょう。

大学別の年収偏差値ランキングを紹介(相関と因果関係に注意)

出身大学別の年収偏差値トップ5を年齢別に2021年最新版のデータで紹介します。

平均年収は全てOpenWork、年収偏差値は全て年収偏差値チェッカーのデータです。

また、年収偏差値を算出するときの学歴は「大学・大学院」としました。

まず、25歳は以下の通りです。

順位 大学 平均年収 年収偏差値
1位 東京大学 505.3万円 71.3
2位 慶応義塾大学 478.3万円 67.9
3位 一橋大学 475.0万円 67.5
4位 京都大学 458.0万円 65.4
5位 国際基督教大学 441.8万円 63.4

続いて30歳ではこちらです。

順位 大学 平均年収 年収偏差値
1位 東京大学 763.1万円 78.5
2位 一橋大学 697.4万円 72.7
3位 慶応義塾大学 687.0万円 71.8
4位 京都大学 675.2万円 70.8
5位 東京工業大学 649.5万円 68.6

次に35歳だと以下のようになります。

順位 大学 平均年収 年収偏差値
1位 東京大学 945.2万円 78.4
2位 一橋大学 900.6万円 75.4
3位 東京工業大学 861.2万円 72.6
4位 慶應義塾大学 852.8万円 72.0
5位 京都大学 848.4万円 71.7

40歳がこちらです。

順位 大学 平均年収 年収偏差値
1位 一橋大学 1065.2万円 75.5
2位 東京大学 1062.7万円 75.4
3位 東京工業大学 1000.7万円 71.6
4位 京都大学 982.0万円 70.4
5位 慶應義塾大学 956.4万円 68.8

最後に45歳は以下の通りです。

順位 大学 平均年収 年収偏差値
1位 一橋大学 1189.8万円 75.4
2位 東京大学 1155.3万円 73.4
3位 京都大学 1092.5万円 69.9
4位 防衛大学校 1079.8万円 69.1
5位 東京工業大学 1053.7万円 67.6

全体的にトップ5に入る大学に大きな変化はありませんね。

東京大学が強いですが40歳以降では一橋大学が1位となっています。

また、45歳では防衛大学校が入ってきますが、これは公務員なので年功序列で出世しやすい為45歳だと要職につく人が多くなってのランクインです。

注意点としては、そもそも
「ランクインしている大学に入る能力の高さがあるために年収偏差値も高い(相関あり)」のであって、
「これらの大学に入れば年収が高くなるわけではない(因果関係なし)」ので注意して下さい。

人気企業ランキングトップ10の年収偏差値を紹介

文系と理系それぞれの人気企業ランキングトップ10の年収偏差値を紹介します。

人気企業はマイナビのデータを使いました。

平均年収や平均年齢は有価証券報告書から調べ、年収偏差値チェッカーで年収偏差値を算出したものになります。

また、有価証券報告書のない企業は「-」で記載しています。

まず、文系の結果がこちらです。

⇔横スクロールで詳細を確認できます。

順位 企業名 平均年収 平均年齢 年収偏差値
1位 東京海上日動火災保険 758万円 42.0歳 53.4
2位 第一生命保険 936万円 41.8歳 64.4
3位 味の素 956万円 43.9歳 63.7
4位 伊藤忠商事 1,566万円 41.9歳 103.1
5位 ニトリ 851万円 42.7歳 58.1
6位 ソニーミュージックグループ 1,057万円 42.4歳 71.8
7位 バンダイ 1,054万円 45.4歳 67.6
8位 損害保険ジャパン(損保ジャパン) 1,107万円 43.5歳 73.0
9位 サントリーグループ 1033万円 40.9歳 72.0
10位 講談社

続いて理系の結果がこちらになります。

⇔横スクロールで詳細を確認できます。

順位 企業名 平均年収 平均年齢 年収偏差値
1位 味の素 958万円 43.9歳 63.8
2位 ソニーグループ 1,057万円 42.4歳 71.8
3位 サントリーグループ 1,033万円 40.9歳 72.0
4位 明治グループ
(明治・Meiji Seika ファルマ)
1,020万円 44.1歳 67.6
5位 トヨタ自動車 866万円 39.6歳 63.3
6位 NTTデータ 834万円 38.9歳 64.4
7位 キヤノン 761万円 44.2歳 51.7
8位 富士通 804万円 43.6歳 54.4
9位 カゴメ 767万円 41.2歳 55.7
10位 東海旅客鉄道(JR東海) 736万円 36.7歳 61.1

並べてみると文系の人気企業の方が年収が高いですね。

また、上位だから年収偏差値が高いというわけでもありません。

年収以外の「やりがい」や「福利厚生」「社会貢献度」なども人気の理由です。

年収偏差値の都道府県別ランキングを紹介

都道府県別の年収偏差値は年収偏差値算出ツールで見ることができます。

参考までに30歳男性で年収500万円の時の年収偏差値を都道府県別のトップ10とワースト10を紹介します。

まず、年収偏差値トップ10は以下の通りです。

順位 都道府県名 年収偏差値
1位 岩手県 67.4
2位 青森県 67.0
2位 山形県 67.0
4位 鳥取県 66.9
5位 鹿児島県 66.7
6位 島根県 66.5
7位 沖縄県 66.4
8位 福島県 65.1
9位 宮崎県 64.4
10位 熊本県 64.1

続いて年収偏差値ワースト10は以下の通りです。

順位 都道府県名 年収偏差値
38位 京都府 59.0
39位 広島県 58.7
40位 千葉県 58.6
41位 静岡県 58.5
42位 兵庫県 58.2
43位 埼玉県 58.1
44位 三重県 58.1
45位 愛知県 57.2
46位 神奈川県 56.7
47位 東京都 54.9

同じ30歳男性で年収500万円でも都道府県によってこのように差が出ます。

都会の方が500万円での年収偏差値は下がる傾向がありますね。
裏を返せば、都会の方が年収を500万円にしやすいとも言えます。

年収を上げたい場合には都会での就職も一つの手ですね。

年収偏差値を年齢別で紹介

25~45歳の5歳刻みで、年収偏差値50や60、70だと年収がいくらなのかを見てみましょう。

学歴は大卒・院卒として調査は全て年収偏差値チェッカーで実施しました。

結果は以下の通りです。

年齢 年収偏差値50 年収偏差値60 年収偏差値70
25歳 336万円 415万円 495万円
30歳 439万円 553万円 666万円
35歳 534万円 678万円 823万円
40歳 650万円 813万円 975万円
45歳 746万円 920万円 1,095万円

大卒・院卒になると年収偏差値50の年収も高めですね。

自身の年収のおおよその位置を知るのにぜひ参考にしてくださいね。

年収偏差値のまとめ

年収偏差値とは年齢や学歴、職種などが同じ集団の中での自分の年収の位置が分かる数値でした。

平均年収で比べるよりも正確な位置を測ることができ、年収偏差値が50なら比べた集団の中野丁度真ん中を意味していました。

また、年収偏差値を簡単に計算できるツールがありました。

それぞれ特徴があるため、自分の知りたい項目に合わせて上手に使いたいですね。

これらのツールを使って今回様々な視点から年収偏差値を紹介しましたが、ぜひあなたの年収事情の確認や進学、転職などの検討材料に役立ててください。

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