測量士試験の合格率は例年10%程度となっており、国家資格の中でも難関資格といわれています。
とくに初めて挑戦する方だと独学は難しいため、通信講座や予備校に通うのが一般的です。
そこでおすすめなのが通信講座アガルート「測量士講座」。
今回はアガルート「測量士講座」の特徴や料金、評判を紹介します!
アガルートなら測量士試験にも合格できる!!アガルートの測量士講座の詳細はコチラ
アガルートアカデミーの口コミはひどい?評判・料金費用や講座の内容を解説
アガルートの測量士講座について
引用:アガルート公式サイト
講座費用 | 2026年(令和7年)合格目標合格総合講義/合格総合カリキュラム ※初学者向け
2025年(令和7年)合格目標合格総合講義/合格総合カリキュラム
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合格率 | 77.78%(全国平均13.0%の約6倍) |
割引・キャンペーン |
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フォロー制度 |
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公式サイト | https://www.agaroot.jp/sokuryoshi/ |
アガルートは2015年より開始した法律系資格をメインに扱う通信講座です。
高い合格率や特徴的なCMで話題を呼び、多くの受験生が利用しています。
アガルートの測量士講座最大の特徴としては非常に高い合格実績にあります。
実際、令和6年の試験においては合格率が77.85%であり、これは全国平均の約6倍に相当します。
講義はオリジナルのフルカラーテキストや土地家屋調査士講座で優れた指導実績を持つ中山講師の講義などが特徴的で、講座の質自体も非常に高いと口コミでも評価されています。
受講料については、初心者向けの合格総合カリキュラム/フルが305,800円、総合カリキュラムライトが250,800円と、他社の講座と比較して高めの価格設定となっています。
しかし講座の質や合格率、さらに合格特典として受講料の全額返金制度があることをを考えると、コストパフォーマンスの面ではむしろ優れた講座であると言えるでしょう。
アガルートの測量士講座の評判・口コミ
ここでは、アガルートの測量士講座の特徴と口コミについて紹介します。
口コミ①過去問全選択肢の解説で高得点獲得を目指せる
測量士試験は、基準点に到達すれば全員が合格する絶対評価の試験です。
午前試験と午後試験の必須問題は過去問の繰り返しが多いため、過去問をしっかりと対策し、高得点を目指すことが合格への近道です。
アガルートの測量士講座の過去問解説講座では全ての選択肢をかなりくわしく解説しており、繰り返し出題される論点についても省略せずに解説、すべての過去問を自力で解けるように設計されているため、高得点を獲得する力が確実に身につけられるようになっています。
さらに、フルカリキュラムには過去に出題された良質な問題を厳選して作成した「過去問セレクト答練」が付いてきます。
本試験形式の教材で本番を想定した演習と実力確認を行うことができ、実際の利用者からも好評を得ています。
何よりも、すべての問題を同量の密度で解説していただけることが本当に心強かったです!測量士試験は過去問の繰り返しが多くありますが、一問一問、それぞれ一切要点を省くことなく、ていねいに解説していただけたので、いつ、どの年度のどの問題で行き詰っても、すぐに解決できる安心感がありました。解説も非常にわかりやすく、「この問題はこれ以上深掘りすることなく解法を覚えればOK!」など、おかげで合格のための最短ルート、先生のお言葉を借りれば「苦しい王道より楽な邪道」を突っ走っていけました。とにかく解説がていねいなので、合格総合講義を一周した後は、少しでも早く過去問解説講座を視聴し、解き始めていってみることをオススメします!
合格講義と違って、過去問解説講座は全てを視聴したわけではありません。
過去問を一度解いて、分からなかったところや間違えたところだけを視聴しました。過去問で難しかったのは計算問題で、最初のうちは理解不能でどうしようもなく、何回も同じ解説動画を繰り返し観たことを覚えています。
中山先生の解説が分かりやすいため、ちゃんと集中して聞けば理解に近づきます。
最初大苦戦していた計算問題も、最後は理解した状態で本番に挑むことができました。
口コミ②1本5分のコンパクトな講義
アガルートの測量士講座では動画講義も含まれています。
アガルートが提供する「合格総合講義」では、25時間にまとえられており、仮に1日1時間見たとしても1ヶ月程度で試験範囲を網羅できるように設計されています。
他の講座では一通り学ぶには40時間以上かかることが一般的なので、アガルートではかなりコンパクトにまとめられていることがわかります。
またそれぞれの動画は1本5分程度に収められていることから飽きずに学習できるほか、通勤や通学時間といったスキマ時間を活用していつでもどこでも学習できるメリットがあります。
ただしコンパクトだからと言って内容が薄いわけではなく、特に受講生がつまずきやすいポイントは厚めにするなどの工夫がされているので安心です。
講座をとにかく一周することを意識していたため、携帯で動画を視聴できることが助かりました。通勤時間や休憩時間などの空いた時間に動画を流し見できたため効率良く学習できたと思います。
しかし、流し見する学習方法であったため、過去問を解いてる時に問題の言っている意味や解き方がわからないことがありました。その際に再度動画の視聴に戻り講義を確認しようとしましたが、動画の数がとても多く、視聴したい動画がどこにあるかわからず動画を探す作業にかなりの時間を費やしました。
口コミ➂全国平均の5,99倍の合格率
アガルートでは効率的に学習をすすめられるだけではなく、確かな合格実績を持っています。
令和6年度のアガルート受講生のうち77.78%が測量士試験に合格しており、これは全国平均13,0%に対して約6倍の実績であるといわれています。
一発合格する人も多く、合格者特典などもあるのでモチベーションも高められるでしょう。
より短期間で合格を目指したい方にとってアガルートはおすすめです。
既に独立した先輩が、アガルートの講座で測量士を取得したことを聞きました。その際に1発合格で講座の代金を全額返金してもらえることを知りました。
測量士は参考書等が少ないため、独学での取得は諦めていましたが、講座を受けられるのであれば取得も夢ではないと思いました。
口コミ④充実したフォロー制度
アガルート測量士講座では以下のフォロー制度があり、初学者でも安心して学習を継続できる工夫がなされています。
オンライン質問サービスKIKERUKUN | 講師や有資格者が受講生の疑問や質問に答えるサービス |
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ホームルーム | 受講生からのアンケートや最新通達や法改正、新しい試験傾向などについて毎月提供するサービス |
定期カウンセリング | 講師が受講生一人ひとりに個別に毎月の学習計画をオーダーメイドに提供するサービス |
オンライン添削TENSAKUN | 測量士講座の担当講師による直接添削 |
定期カウンセリングありにしたのは、大正解だったと思います。
これは自己学習があまり習慣づいていない方や、勉強が苦手な方ほど効果は大きいと感じました。
私は学習の計画を立てるのが得意ではないので、毎回中山先生に次回のカウンセリングまでの目標を立ててもらい、なるべく目標以上となるように心がけて学習に取り組みました。
初めの2カ月はまるまるすっぽかした事もあったので、どんなお叱りを受けるかと肝を冷やしましたが、「ここから頑張っていきましょう!」と優しいお言葉を頂けたことが印象に残っています。
アガルートの測量士講座を安く受講する方法
アガルートの測量士講座にはお得な割引制度があります。
アウトレットセールも実施しているので、気になる人はチェックしましょう。
セールや割引を利用すれば、高いコストパフォーマンスで測量士講座が受けられます。
合格特典を利用する
アガルート測量士講座では以下の講座を受講した方向けに、3万円分のAmazon(R)ギフト券のお祝い金もしくは全額返金の合格特典があります。
- 2025年合格目標 合格総合カリキュラム/フル
- 2025年合格目標 中上級カリキュラム/フル
それぞれの条件は以下の通りとなります。
合格特典 | 条件 |
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お祝い金3万円分 | ・合格通知書データの提出 ・合格体験記の提出 |
全額返金 | ・合格通知書データの提出 ・合格体験記の提出 ・記述式問題の開示請求答案の提出 ・合格者インタビューの出演 |
割引制度を利用する
アガルートでは最大20%の割引が適用される割引制度があります。
割引制度 | 対象者 | 割引率 | 対象講座 |
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他資格試験合格者割引制度 | 土地家屋調査士試験・測量士補試験・宅地建物取引士試験(宅地建物取引主任者資格試験)・行政書士試験・司法書士試験のいずれかに合格している | アガルート受講生:20% アガルート以外:10% |
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測量士試験 再受験割引制度 | 測量士試験を受験したことがある | 10% | |
再受講割引制度 | 合格総合講義を受講したことがある | 20% | |
他校乗換割引制度 | 他の予備校・通信講座・スクール等の有料講座で測量士試験の学習をしている | 20% | |
家族割引制度 | 家族の方がアガルートアカデミーの有料講座の受講生である(過去に受講経験がある場合も対象) | 10% |
ただし受講前でない適用されないので、もし気になるものがあれば事前に問い合わせてみることをおすすめします。
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アガルートの測量士講座とほかの通信講座を比較
ここでは、アガルートの測量士講座と東京法経学院・LECの通信講座を比較します。
割引制度 | 費用 | 合格率 | サポート体制 |
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アガルート | ・初学者向け:248,100円~290,510円 ・学習経験者向け:175,560円~217,380円 | 受講生内合格率77,78% |
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東京法経学院 | 43,600円~170,500円 | 非公開 |
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日本測量協会 | 59,000円 | 非公開 |
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上記の表からも分かるように、費用のみで見ると東京法経学院が最も安価であることが分かります。
しかし合格率を公表しているのはアガルートのみであり、サポート体制もかなり充実しています。
したがって、はじめて測量士試験にチャレンジする方で、かつ低コスパでサポートを受けたい方はアガルートがおすすめです。
アガルートの測量士講座がおすすめの人
ここでは、アガルートの測量士講座がおすすめの人の特徴について紹介します。
➀合格率を少しでも上げたい人
アガルートの測量士講座は合格率を少しでも上げたい方におすすめです。
先にも述べたようにアガルートの測量士講座は、令和6年の測量士試験において受講者の合格率が全国平均の約6倍にあたる77.85%という確かな実績を残しています。
あた、アガルートの講座には合格特典として受講料全額返金制度が設けられており、独学や他社の講座で学んだ経験があっても合格すれば実質的に無料で受講できるチャンスがあります。
全額返金特典を利用するには試験合格に加えて合格体験記の寄稿などが求められますが、20万~30万程度の高額な受講料を無料にできるこの特典はアガルートならではの魅力といえるでしょう。
ただし、アガルートの測量士講座では教育給付金制度の対象外となるため注意が必要です。
➁すぐに質問できる環境を探している人
アガルートは学習中に質問してすぐに解決したい方におすすめの講座です。
アガルートの測量士講座はフルコースの受講生の場合は50回、ライトコースの受講生は20回、オンライン質問サービスを利用できます。
オンライン質問サービスとは講師に直接質問をし、丁寧な解説をしてもらうことのできるシステムのことを指します。
通信講座だとどうしても独学メインになってしまうため、自分の不明点や不安を解決できるのはメリットだといえるでしょう。
③初めて測量士試験にチャレンジする人
アガルートの測量士講座は初めて測量士試験にチャレンジする方におすすめできる講座です。
たとえばアガルートの測量士講座の教材は、初心者が短期間で試験に必要な知識を習得できるように独自に設計されています。
フルカラーで構成されており、集中力やモチベーションを維持しやすく、視覚的にも理解しやすいと高く評価されています。
測量士試験は資格の中でもマイナーな分野であり、市販のものだと選択肢が限られますが、アガルートのテキストであればプロが監修した分かりやすいものなので学習も継続できるはずです。
アガルートの測量士講座がおすすめでない人
ここでは、アガルートの測量士講座がおすすめでない人の特徴について紹介します。
➀安い講座を探している人
アガルートの測量士講座は合格総合カリキュラムがフルコースで305,800円、ライトコースで250,800円という受講料で提供されています。
一方、大手の東京法経学院が開講している最短合格講座は170,500円、日本測量士教会の測量士講座は59,000円から受講可能であることを考えるとアガルートの料金はかなり高額であると言えるでしょう。
したがって、とにかく受講料の費用を抑えたい方や安い通信講座を探している方はアガルートの受講はあまり適していないと考えられます。
➁教育訓練給付金制度を利用したい人
教育訓練給付制度とは主体的な能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を図ることを目的として、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に教育訓練経費の一部が支給されるものです。
資格の取得を目標とする講座の場合、受講費用の20%が支給されます。
アガルートの測量士講座は教育訓練給付制度の対象外であるため、教育訓練給付制度の対象者であっても学費の補助を受けることはできません。
一方、日本測量協会が提供する測量士講座は教育訓練給付制度の対象となっているため、より低価格で受講することができます。
もし教育訓練給付制度の対象で受講料を抑えたい方には推奨できる講座ではありません。
測量士とは
測量士は土地の位置、面積、距離などを測定する専門職のことを指し、 建設工事を行う際には必ず測量が必要とされています。
測量士は業務独占資格の国家資格であり、各事務所には必ず1人以上の測量士の資格を持っている人の配置が必要です。
測量士になるためには測量士試験への合格もしくは一定の実務経験が必要となります。
まや、測量士を補助するための国家資格として測量士補が挙げられます。
測量士補の資格を持っているだけでも測量業務に従事できますが、測量計画を作成することはできません。
測量士補は測量士が作成した計画に基づいて業務を行う役割を担うため、測量士の資格取得は難易度が高く(例年10%程度)、測量士補の方が合格率(例年30%程度)は一般的に高い傾向にあります。
測量士試験とは
測量士 | |
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申し込み日 | 例年1月頃 令和7年1月6日~1月30日 |
試験日 | 例年5月第3日曜日 令和7年5月18日 |
合格発表日 | 令和7年7月8日 |
受験資格 | とくになし |
受験費用 | 4,250円 |
開催地 | 北海道・宮城県・秋田県・東京都・新潟県・富山県・愛知県・大阪府・島根県・広島県・香川県・福岡県・鹿児島県・沖縄県 |
試験科目 | ①:測量に関する法規及びこれに関連する国際条約 ②:多角測量 ③:汎地球測位システム測量 ④:水準測量 ⑤:地形測量 ⑥:写真測量 ⑦:地図編集 ⑧:応用測量 ⑨:地理情報システム |
参照: 国土地理院
測量士試験の概要については毎年国土地理院のホームページで確認できます。
測量士試験は9科目から出題され、午前試験では択一式(5宅)問題が28問、午後試験では必修問題1問と選択問題4問中2問となっています。
午後試験は記述式問題となっており、応用力などが試されるため択一式よりも難易度が高い傾向にあります。
また測量士試験では、電卓の使用が許可されていますが、自分が用意した電卓を持ち込むことはで着ないので注意が必要です。
国土地理院が用意した電卓のみが使用でき、機種は「カシオSL-910GT-N」となっています。
測量士試験の合格率
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
令和6年 | 3,717人 | 485人 | 13.0% |
令和5年 | 3,667人 | 379人 | 10.3% |
令和4年 | 3,194人 | 460人 | 14.4% |
令和3年 | 2,773人 | 497人 | 17.9% |
令和2年 | 2,276人 | 176人 | 7.7% |
参照: 国土地理院
年度ごとに差はあるものの、測量士試験の合格率はおおむね例年10%~15%の範囲で推移していることが分かります。
たとえば令和2年度の試験では7.7%という低い合格率が記録されましたが、翌年の令和3年度には17.9%と最も高い合格率を示しています。
変動の理由は測量士試験が絶対評価に基づいていることが関係しているとされています。
絶対評価とは合格基準を満たせば誰でも合格できる試験を指し、極端に言うと受験者全員が合格することもあれば、全員が不合格になることもあり得るということです。
つまり問題の難易度で合格率が変わるため、年度によって合格率が変わるのです。
ちなみに測量士試験では、「午前試験で700点満点中400点以上」と「午前・午後試験合わせて1400点満点中910点以上」の両方の基準をクリアしなければいけません。
したがって午前試験に合格しても全体の得点が910点未満であれば不合格となるため注意が必要です。
測量士合格に必要な勉強時間は300時間程度
測量士試験に合格するには最低でも300時間程度必要だとされています。
測量士試験は数学知識が必要となるため、まったく事前知識のない方の場合だと500時間前後の勉強時間になることもあります。
仮に1日2時間勉強した場合、5カ月~6ヶ月程度と思っておいた方が良いでしょう。
測量士になるには受験資格がいる?難易度・合格率・仕事内容ついて紹介
測量士になるルート4つ
ここでは、測量士になるルートについて紹介します。
ルート➀国土地理院が実施する国家試験に合格する
測量士になる方法にはまず、国土地理院が実施する測量士試験に合格するといったものが挙げられます。
合格率10~15%と低いものの、これから紹介するルートの中では最も最短の方法なのでおすすめです。
なかには、働きながらや通学しながら測量士を目指す人もいます。
ルート②大学などで専門科目を修了した後に1~3年の実務経験を積む
文部科学大臣に認定された学校を卒業し、測量士補の資格を取得した後に一定の実務経験を積むことで測量士の資格を得ることができます。
大学の場合は卒業後1年、短期大学や高等専門学校の場合は卒業後3年以上の実務経験があれば測量士として認められます。
ただし測量士補として働きながら資格を取得する利点はありますが、入学から卒業までの費用が400万円以上になることも少なくありません。
さらに、大学での4年間の学びと1年間の実務経験を合わせると、合計で5年かかるという欠点もあります。
実務経験の年数については、いくつかの注意点があります。
- 実務1年:従事期間1年以上+従事日数が225日以上
- 実務2年:従事期間2年以上+従事日数が450日以上
- 実務3年:従事期間3年以上+従事日数が675日以上
上記では1~3年の実務経験が必要と記載しましたが、実際にはより詳細な条件が設けられています。
またカウントされるのは「測量実務のみ」であり、休憩時間や移動時間、打合せや立ち合い作業は含まれないため、注意が必要です。
ルート➂測量士補養成施設を卒業して2年の実務経験を積む
全国にある9つの測量士補養成機関で測量士補の資格を取得し、さらに2年間の実務経験を積むことで測量士の資格を獲得ことができます。
1~2年で学校を卒業したあと、2年間の実務経験が求められるため、合計で3年で測量士の資格を取得するイメージになります。
1~2年の学費や格取得までの期間が長い点がデメリットとして挙げられますが、夜間の授業を受けることで平日の仕事や学校への負担がかかりにくくなるといった面もあります。
ルート④測量士補になってから測量士養成施設に1年通う
全国に2校ある測量士養成専門学校で測量を学ぶことで、測量士補の資格を持っていれば1年で測量士になることができます。
知識と技術を同時に習得できるため、効率的に学ぶことができ、卒業後すぐに測量士としてのキャリアを築けます。
測量士補になってから測量士養成施設に通う方法の最大のメリットは、実務経験がなくても測量士の資格を取得できることです。
1年間で確実に測量士になれるため、試験に対する不安がある方や実務経験を積む時間がない方におすすめです。
ただし測量士養成専門学校は全国に現在、東京と愛知県の2校しかないことや費用がかかる面もあるので注意が必要です。
測量士はやめとけ?仕事はきつくてやりがいも将来性もないって本当?
アガルートなら測量士試験にも合格できる!!アガルートの測量士講座の詳細はコチラ
測量士試験は独学でも合格できる?
結論から言うと、受験資格や認定研修はないので独学での合格もできます。
ただし測量士の試験対策に関する市販のテキストや参考書は、測量士補に比べて非常に少ないため実際には難しいのが現状です。
理由としては測量士を目指す多くの人が学校で測量科目を修了し、実務経験を積んで資格を取得するか、測量士補の資格を取得した後に養成施設や学校で研修を受けて資格を得るため、テイストにするほどの需要がそこまでないからです。
したがって、独学で学ぶにはあまり良い学習環境とはいえないでしょう。
また測量士試験の合格率は例年10%前後であり、決して高いとは言えない難関試験です。
測量に関する専門的な知識や高度な数学の知識が求められる試験内容は独学で学ぶには困難な道のりとなるでしょう。
測量士補から挑戦して基盤を築き、次回の測量士試験に再度挑戦するのもひとつです。
ただし測量士補を取得した後、養成施設などで研修を受ける場合は基本的に全日制であるため、仕事をしながら資格取得を目指すことはできないので注意が必要です。
以上のことからとくに仕事や学校と両立したいといった方が測量士を目指すのであれば、カリキュラムやテキストが充実している夜間学校に通うか通信講座を選ぶのが賢明でしょう。
測量士の平均年収
厚生労働省のデータによると、測量士の平均年収は489.1万円となっています。
測量士として年収を上げるにはダブルライセンスを取得したり、3 D スキャナー機器やドローン機器などの3D観測機器の扱いに長けるなど自分の強みを持つことなどが挙げられます。
測量士とのダブルライセンスにおすすめなのは、土地家屋調査士・技術士・地理空間情報専門技術などが挙げられます。
上記の資格は測量士で得た知識や実務でも活かせる分野なので、ぜひ検討してみてください。
アガルートの測量士試験講座は手厚いサポートが魅力
今回はアガルート「測量士試験講座」の特徴や料金、評判を紹介してきました。
アガルートの測量士講座は合格を効率的に目指すための独自のテキストや動画講義、充実したサポート制度が魅力の通信講座です。
測量士試験の受講者の合格率は77.78%と非常に高く、ほかのところでは公表されていないところもあるので信頼度は高いと言えるでしょう。
また実際の口コミでもアガルートの測量士講座は教材が明確で、手厚いサポートが受けられる通信講座として高く評価されていることがわかりました。
さらに、返金制度や割引制度、分割払い手数料無料キャンペーンを利用することで、通常の受講料よりもお得に受講することができます。
今回の記事を参考にアガルートの測量士講座の受講を検討してみて下さい。