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ジュニアスポーツ指導員に就職して仕事するには?資格や試験が必須?

更新日:2023-02-07

ジュニアスポーツ指導員に就職して仕事するには?資格や試験が必須?

子供たちの健やかな成長とスポーツの関係性は非常に深く、昨今の教育現場でも重要視されています。

そういった状況の中で、ジュニアスポーツ指導員の存在は注目を集めています。

ジュニアスポーツ指導員は、日本体育協会が認定する乳幼児から青少年を対象としたスポーツ指導を行う為の資格です。

今回はジュニアスポーツ指導員資格試験の内容や、ジュニアスポーツ指導員の就職先・仕事内容について解説します。

ジュニアスポーツ指導員について

キックオフ

ジュニアスポーツ指導員は、2歳程度から15歳程度にかけての子供の身体作りについてサポートする為、日本体育協会が認定している資格です。

幼少期から青年期にかけての発育発達時の身体的・精神的な事についての専門知識と、子供に対してのスポーツを介した指導方法を習得しています。

ジュニアスポーツ指導員の仕事

ジュニアスポーツ指導員の仕事は、日本全国各地域のスポーツクラブ等での幼児期・少年期の体作りを遊びやスポーツを通じて指導することです。

公園やグラウンド等の施設が少子化に伴い減少した事に伴って、子供の体作りや動き作りが不足しがちな現代社会において、非常に重要な仕事です。

それぞれの子供の時期に合わせた運動やスポーツ指導を行うことで、生涯にわたってスポーツを行えるような基礎を養えるようにサポートを行います。

ジュニアスポーツ指導員の資格

ジュニアスポーツ指導員の資格は日本体育協会が認定する資格で、満20歳以上であれば誰でも受験出来ます。

共通科目と専門科目の講習を受講し、共通科目で3度の課題の提出と専門科目での筆記試験に合格するとジュニアスポーツ指導員の資格を取得出来ます。

ジュニアスポーツ指導員資格の合格率

ジュニアスポーツ指導員の資格は講習を受講し、筆記試験をクリアする事で取得出来ます。

つまり、講習で資格取得までしっかりとサポートしてもらえますので比較的容易にジュニアスポーツ指導員の資格を取得出来ます。

その合格率は約90%ですので、講習を受講し知識を習得すれば確実に取得出来る資格といえます。

ジュニアスポーツ指導員の資格試験

ジュニアスポーツ指導員の資格を取得する為には、まず共通科目の課題をクリアする必要があります。

申し込みはインターネットサービス「指導者マイページ」から行います。申込用紙等はありませんのでご注意ください。

申し込みを行いますと学校法人NHK学園という機関から教材と受講料の振り込み用紙が届きますので、速やかに振り込みましょう。

受講料は共通科目が19,800円、専門科目が21,600円です。

共通科目は送られてきた教材を元に通信講座で行われますので、自宅で受講する事が出来ます。

その都度3回の課題提出が求められますので、全て提出した後に受講結果が送付されます。

その後、東日本と西日本それぞれの会場で行われる前期3日間、後期2日間の専門科目の集中講習を受講します。

会場はどちらか選択出来ますので、自分の都合に合わせて任意で行いましょう。

最後に筆記試験をクリアすると晴れてジュニアスポーツ指導員の資格を取得出来ます。

ここまでを4年の期間内で完了しなければ、受講有効期限が切れてしまいますので注意しましょう。

資格取得時に登録料として13,000円、以後4年ごとに10,000円掛かります。

登録手続きを行われないと資格が失効しますのでこちらも注意です。

また、現在取得している資格によっては共通科目や専門科目が免除になる場合があります。

詳細は日本体育協会のホームページを参照しましょう。

出典:日本体育協会公式HPージュニアスポーツ指導員

共通科目のカリキュラム

共通科目のカリキュラムは、スポーツそのものの歴史からトレーニング論や指導論などのジュニアスポーツ指導員としての基礎的な知識を学習します。

医学的な知識についての講習もありますので、幅広い知識を習得する必要があります。

専門科目のカリキュラム

専門科目は、子供の各年代ごとの動きの発達や出来るスキルについての学習と行うべき運動などについて専門的な知識を習得します。

また、子供とのコミュニケーションや指導方法の知識であったり、指導実習の講習もあるのでより実践的な講習を行います。

ジュニアスポーツ指導員の資格で就く仕事

腕を組むトレーナー

ジュニアスポーツ指導員の資格を利用して就く仕事は多岐にわたります。

基本的には、ジュニアスポーツ指導員の資格で培った知識を生かした教育関係の仕事や、指導関係の仕事になりますがそれ以外の就職先もあります。

例えば、ジュニア世代の教育に力を入れている法人機関や、スポーツに特化した専門学校でのスポーツ指導教員、スポーツ栄養に力を入れる専門学校の栄養士の助手などの就職先があります。

その他ではプールの監視員だったり、フィットネスジムやジュニアスポーツクラブのトレーナーや指導員の求人が多く見られます。

ジュニアスポーツ指導員の資格が求められる仕事

ジュニアスポーツ指導員は青少年に対するスポーツを通じた指導が主な仕事です。

ですので、「子供」と「スポーツ」が関係する仕事であれば就職に有利に働く資格です。

ですが、絶対に必要となる資格という訳でもありませんので就きたい仕事や就職先に合わせて取得しましょう。

ジュニアスポーツ指導員の資格を取得するメリット

就職に活かせずとも、ジュニアスポーツ指導員の資格を取得する事のメリットは多数あります。

特に子供を持つ親世代の取得は推奨出来ます。

なぜなら、地域のジュニアスポーツクラブ等での指導や身体ケアにジュニアスポーツ指導員の知識は大いに役立つからです。

地域のジュニアスポーツクラブでは、入会している子供の親が指導を行うような形態のクラブも多くあります。

しかし、何の知識も無く子供の指導をする事は困難です。

そこで、ジュニアスポーツ指導員の資格を取得する事で、子供の心理状況などの知識も習得出来ますのでより適切な指導を行う事が出来るようになります。

ジュニアスポーツ指導員の資格まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、ジュニアスポーツ指導員の資格取得と仕事内容について解説しました。

子供の成長を促進とスポーツとの関係は切っても切れない関係です。ジュニアスポーツ指導員の資格はそんな関係性をより良くし、健全なスポーツライフを送るサポートが出来ます。

また、ジュニアスポーツ指導員の資格を取得する事で、スポーツや子供に関した仕事への就職も有利に働きます。難易度も低く、得られる知識も多いですので興味が少しでもあるならオススメできる資格です。