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スカイダイビングのインストラクターって給料がいいって本当?

更新日:2022-05-06

スカイダイビングのインストラクターって給料がいいって本当?

刺激が好きな人は、スカイダイビングのような空を飛ぶ仕事に憧れを抱いている人もいるでしょう。

特にスカイダイビングは、ライセンスを取得して仕事として楽しんでいる人も増えています。

そこでこの記事では、スカイダイビングのインストラクターの気になる給料や仕事内容、ライセンスの取得方法について紹介していきます!

スカイダイビングを仕事にしたい人はご覧ください。

スカイダイビングインストラクターの給料は高い?!

スカイダイビングの給料

スカイダイビングインストラクターの平均給料は、年収に換算して約300万円前後です。

意外に少ない・・と、がっかりされた方もいるのではないでしょうか?危険と隣り合わせの仕事なので、それなりの高い給料を想定してしまいますよね。

しかし高いどころか、一般的なサラリーマンの給料に比べても低めなのが現状なんです。

ただしスカイダイビングインストラクターの給料は、どこでどのような契約で働くか?によっても、給料の差が出てきます。

具体的にどのような給料形態があるのか、概要を紹介します。

正社員として契約

正社員で1つの会社の専属インストラクターとして働く場合の月平均給料は、17~21万円ほどです。

ただし会社によっては繁忙期に賞与が加算されることもあるので、がんばり次第で年収を上乗せすることができます。

さらにインストラクターの業務をしつつ、物販の販売などに貢献したスタッフに手当がある場合もあります。

仕事に安定志向を求める人やセールストークに自信があるなど、サラリーマン気質の人に向いた給与取得方法です。

副業として契約

繁忙期だけ(もしくは週末だけ)スカイダイビングインストラクターを募集している会社もあり、1日15000円程度の手当で給料を得る方法もあります。

この日当だけ見ると割りのいい副業に思えますが、そうそう頻繁にお声がかかる仕事ではないので、これだけで稼ごうと思うとつらい部分はありますね。

少しでも声をかけてもらうためには横のつながりを大切にして、インストラクターとして指名してもらえるような仕事ぶりをアピールしておく必要があります。

思いっきり稼ぐことを目的とせず、趣味も兼ねてジャンプしたい人に向いた働き方です。

有名インストラクターの場合

スカイダイバーを極めたごく一部のインストラクターに限り、サラリーマンの給料を超えることができます。

例えば記録に残るようなダイブの実績があったり、世界的に有名になっているようなダイバーです。

ここまで来ると講演会ような仕事も舞い込み、1回のダイブの単価も破格なものになっていきます。

もはやインストラクターの域を超えたレベルですね。

ダイビングスキルを上げていくことに一生を捧げる覚悟がある人は、ぜひ目指してみてください。

どんなことをしているの?スカイダイビングインストラクターの仕事内容

スカイダイビングの仕事内容

スカイダイビングのインストラクターの仕事は、スカイダイビングを教える以外にも様々な仕事があります。

その一例を4つ紹介します。

スカイダイビングインストラクターの教える仕事

最も代表的な仕事で、これからスカイダイビング体験を行う素人へのレクチャーや、ライセンス取得のためのスクール講師などです。

もっとベテランになると、インストラクターの先生として従事している人もいます。

この仕事を目指す人はスカイダイビングの知識やスキルはもちろん、人に伝わるようなコーチング技術も学ばなくてはいけません。

スカイダイビングインストラクターの付き添う仕事

ダイビング体験や取得しているライセンスレベルによって、1人でジャンプできない人と同じパラシュートで飛び降りる仕事で、タンデムジャンプと呼ばれています。

インストラクターにとって最も重要な仕事で、人の命を預かる重責を担っています。

この仕事を目指せる人は、それなりのライセンスと経験を持っているダイバーです。

適切な状況判断や、どんな時でもパニックにならずに冷静に対応できる余裕、いざという時には自分の身を犠牲にしてもペアダイバーを守れる精神がある人にのみ向いている仕事です。

スカイダイビングインストラクターの道具の用意の仕事

スカイダイビング指導、タンデム、単独ジャンプをする際の器材を、準備、点検、メンテナンスする仕事です。

地味な作業ですが、インストラクターの仕事で1番時間をかけている部分です。

どのアクティビティもそうですが、使う器材の調子を万全に整えることは、インストラクターの最も重要な仕事です。

特にスカイダイビングは、少しのチェックミスが命に関わる重大な事故につながります。

この仕事は、スカイダイビングインストラクターを目指す人全員が必ずマスターして完璧にこなさなくてはいけない仕事と言えますね、

スカイダイビングインストラクターの演出の仕事

スカイダイビングというスポーツを広く世の中に知らせるための仕事で、カメラマンやアクロバティックを行うダイバーのことです。

よくスカイダイビング中の映像をテレビでも流していることがありますね?そこには必ず絶妙な角度から被写体を撮影しているカメラマンがいます。

他には、落下しながら宙返りをしたり、仲間同士手をつないで輪になったりのチームプレイを見せてくれる人もいますね。

これらも全て、ライセンスを持ったインストラクターたちの華麗な仕事です。

この仕事を目指す人は、人に教えたりするよりも裏方に徹したり、エンターテイメント的な仕事が好きな人に向いています。

どうやったらスカイダイビングのインストラクターになれるの?

スカイダイビングのインストラクター

スカイダイビングのライセンスを取得するには、専用のスクールに通う必要があります。

この専用スクールは国内でも色んな場所にあり、その中でもAFFと呼ばれる講習システムが、現代のスカイダイビングライセンスの基準となっているメゾットです。

このAFFは地上講習を経た後に、指導者から空中での実践訓練を受けることができます。

実際のライセンスは、難易度や飛行回数に合わせて細かなレベルが決まっていくレーティング方式です。

また取得したライセンスレベルによって、単独ジャンプができるか?タンデムのインストラクターになれるか?など、できる範囲が変わっていくのです。(ソロジャンプできるようになるまでの条件や難易度はかなり高いです!)

これからライセンス取得を目指す人は、ぜひAFFのコースを取り入れているスクールを探してチャレンジしてみてください。(その中でも、USPA=アメリカ合衆国パラシュート協会のライセンスが世界共通ライセンスなので、有利です!)

スカイダイビングインストラクターの求人はどこを探せばいいの?

スカイダイビングのインストラクターの求人

スカイダイビングインストラクターの求人は、一般的な情報誌に掲載されていることもありますが、数はとても少ないです。

より確実に就職先を見つけたい人は、ライセンススクールなどに入ってくる求人情報を探してみたり、先輩インストラクターとのコネクションを持っていた方が有利でしょう。

また、USPAライセンスを取得しておいて、視野を国外に向けておくことも大切です!

スカイダイビングのインストラクターの給料事情まとめ

スカイダイビングほど、多くの人の命を委ねられるインストラクターはありません。

また、余談ではありますが、幼児虐待を歌ったYouTubeの広告をご存知でしょうか?

内容は、実の父親からの行為をスカイダイビング中のインストラクターの裏切りという表現で訴えているというものです。

とても残酷な例えですが、それだけ人からの信頼や安心が前提になった職業であることを、これからインストラクターを目指す人は覚えておいてください。