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医療事務の仕事は大変って本当?病院で働くやりがいや苦労とは?

更新日:2022-11-19

医療事務の仕事は大変って本当?病院で働くやりがいや苦労とは?

病院という安定した職場で働く中に医療事務という仕事があり、いつの時代でも人気の職種となっています。

小さな個人病院から総合病院、地域の調剤薬局まで医療事務という仕事には就職先がありますが、今回は病院で働く医療事務に着目しました。

病院で働く医療事務のやりがいと苦労には一体どんなものがあるのでしょうか?

医療事務の仕事内容をはじめ、やりがいと大変さ、苦労するであろう事をご紹介していきます。

医療事務の仕事内容

医療事務の仕事

医療事務とはクリニックや病院、調剤薬局等で働く事務職です。

ですが事務職といえどひたすらパソコンに向かっているだけでは無いのが医療事務なのです。

医師や看護師、患者さんと深く関わる業務もあり、人間関係での大変さもあると言われています。

医療事務には大きく分けて3つの役割があるので、まずはこの3つの仕事についてお話していきましょう。

受付業務

医療事務の中で一番イメージが湧きやすいのが受付業務でしょう。

来院した患者さんから保険証や診察券を預かり、問診を記入してもらったり会計をしたりします。

その他、各患者さんのカルテや診察券を作成したり、医療費の計算や患者さんへ診療科への案内もします。

総合病院では入院前の手続きや説明も医療事務の仕事になる事もあり、病院の大きさで業務範囲は広がり、大変なことも増えると言えるでしょう。

レセプト業務

医療事務の仕事内容で一番重要な業務であり、大変責任が重いのがレセプト業務です。

患者さんが保険証を提出し診療を受ける事を保険診療と言いますが、この時患者さんは診療費用を全額支払う訳ではありません。

保険診療は診察の内容で医療保険制度で定められた診療報酬点数というものがあり、その点数をそれぞれの診察内容に合わせた合計の1~3割を患者さんが支払います。

残りの7~9割は国民健康保険団体連合会や社会保険診療支払基金などの審査支払機関に提出してもらうのです。

その審査支払機関に提出する書類をレセプト(診療報酬明細書)と言い、レセプトを作成するのが医療事務の仕事なのです。

クラーク業務

入院施設のある病院では診察の受付以外にも診療科目ごとに受付があり、病棟のナースステーションでも医療事務スタッフが勤務しています。

それぞれ外来クラーク・病棟クラークと言い仕事の内容も変わり、医師や看護師との関りが深く大変な業務でもあります。

外来クラークは診察室への案内やカルテの準備、検査の案内や次回の診察予約等をし、医師や看護師との連携で診察がスムーズに行われるようにサポートしています。

病棟クラークは入院病棟のナースステーションで検査伝票の発行や食事・カルテの管理、手術や検査のスケジュール管理、面会の受付も行います。

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医療事務のやりがい・メリット

医療事務 やりがい

医療事務をする上で、どんな事にやりがいを感じるのか、メリットがあるのかをご紹介します。

業務的には難しい事が多く、苦労がありそうなのに、人気があることの魅力がどこにあるのかを4つ見ていただきましょう。

患者さんからの感謝

医療事務の一番のやりがいは患者さんから「ありがとう」と言って貰えることです。

会計の後、「お大事になさってください」と声掛けをした時に「ありがとう」と笑顔で答えてもらったり、入院患者さんが元気になって退院していく時に嬉しさとやりがいを感じるのです。

厳しい面や難しい面があるからこそ、誠実な対応が患者さんからの感謝となり、人に喜んでもらえた事の喜びに繋がって、充実感を得られるでしょう。

医療系の知識が増える

医療事務として働く事で医療への興味・関心、理解と共に薬や保険・医療費の知識がつき、日常でも役立つことがあります。

家族や自身が病気になった時にも慌てずに落ち着いて対処出来たり、診療明細を見て内訳を把握できるなどのメリットもあります。

薬を見て病気の種類が分かることもあり、どういう事に気を付ければいいのかを判断する力も付くのがメリットだと言えます。

患者さんの助けになれる充実感

様々な疾患や悩みを抱えて病院に来られた患者さんに接する医療事務は、サービス業とは異なった接遇が必要になります。

しっかり話を聞き、的確な症状を聞き出し医師に伝えることで患者さんは何度も同じ話をせずに済みます。

そんな患者さんの役に立てている事が実感しやすく、喜びややりがいに繋がりやすい仕事が医療事務なのです。

長期的に働け、再就職も有利

医療事務が勤務するのは病院やクリニックなので、引っ越しや育児などで離職したとしても、再度就職活動をする際に有利に仕事を探す事が出来ます。

全国各地にクリニックや総合病院はありますし、住宅地の側や駅に近いクリニックも多いため、自宅の近くで働くことも出来るので休憩時間に自宅に帰ることも出来ます。

病院という安定した職場でもある為、長期にわたって勤務する事が出来、契約社員やパートといった短時間勤務や出勤日数の融通も聞いてもらえる職種でもあります。

どんな雇用形態であっても、受付や会計、レセプト業務といった責任ある業務に携われる事は大変でもあり、やりがいを感じられる仕事であると言えるでしょう。

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医療事務の苦労・デメリット

医療事務 苦労

医療事務のやりがいがとても素晴らしい事だというのが分かった所で、次に苦労すること、デメリットをお話していきましょう。

業務内容も難しく、様々な仕事をこなしていく上でどんな事に苦労するのかを見ていただきます。

医療制度が変わる度に覚えることが増える

医療制度は定期的に変更されるのですが、その度に保険や診療点数、計算方法が変更されます。

制度の改正が行われる度に詳細も変わり、専門的な事が多いので憶えなおすにも苦労する事が多いのです。

電子カルテの導入がある病院では料金の計算や支払いなどはある程度は自動でされますが、手書きカルテからの入力の場合は一段と苦労する事が多いと言えます。

毎月レセプト業務に追われる

レセプト業務は毎月決まった期日に送付しなくてはいけないという決まりがあります。

保険請求は月初めに行われるので、毎月月末が近づくと時間や数字に追われる事になります。

レセプト業務は病院の経営にも関わってくる為、請求漏れが無いか薬の間違いが無いかなど責任が重い大変な仕事であり、この時期は残業が増える事もあるので苦労する点だと言えます。

業務内容の幅が広い

医療事務には受付・会計以外のレセプト業務やクラーク業務。患者さんへの接遇、庶務的業務など様々な仕事をしなくてはいけません。

総合病院ではそれぞれの業務に担当がいたりしますが、個人病院やクリニックではすべての仕事をする必要があり、覚える事が多く大変な事が苦労と言えるでしょう。

そしてそれぞれの業務をスピーディーにこなす必要があり、その上で間違いを起こさないように気遣わなければいけない事も苦労する事の一つと言えます。

患者さんへの気遣い

仕事上患者さんとコミュニケーションを取ることが多い医療事務は疾患や悩みを持った患者さんと触れ合う為、理不尽なクレームをぶつけられることもあります。

医師や看護師への不満や病気への不安からきつく対応してしまう患者さんは少なくありません。

その他にも金銭問題でも患者さんからの不満をぶつけられやすい会計に居る医療事務は苦労する事があるのです。

医療事務の仕事は大変?病院で働く事のやりがいや苦労とは?まとめ

今回は病院で働く医療事務の仕事のやりがいや大変さ、苦労についてご紹介させていただきました。

患者さんや医師・看護師との関りも深く、事務作業以外の人間関係や会計にまつわる仕事も多いので、高いコミュニケーション能力が必要である事が分かりました。

幅の広い業務だからこそ、大変だと思う作業や忙しさもありますが、患者さんからの感謝の言葉や苦労して作成したレセプトがきちんとできた時の喜びがやりがいに繋がるのでしょう。

どの地域にでも必ず必要とされる医療事務の仕事を目指す方に、少しでも参考になれば幸いです。

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