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短期アルバイトも可能?保育士の仕事事情や必要な資格をご紹介

更新日:2019-07-04

短期アルバイトも可能?保育士の仕事事情や必要な資格をご紹介

少子化が進む一方で保育士として働く方、もしくは保育園などの施設が不足していることが近年社会問題になっています。

そのため、保育士には以前よりも雇用形態に問わず柔軟な働き方が必要とされています。

そこで今回は、短期アルバイトも可能なのかということも含め保育士の仕事事情や必要な資格についてくわしくまとめました。

将来保育士を目指している方はぜひ参考にしてください。

保育士の仕事

保育士

保育士は、乳幼児から6歳ぐらいまでの子どもを預かり、身の回りのお世話をする職業です。

保育士は一般的に保育園で働いているというイメージがありますが、保育園の他にも保育所、児童福祉施設障害者施設、児童養護施設でも保育士は活躍しています。

児童保育の関連職業で「幼稚園教諭」という職業がありますが、保育士は健全な子どもから病気や障がいを抱える子どもまで各施設において専門的なケアを行うのが最大の役割となります。

いずれにしても仕事を行う上で各分野における児童保育に関する専門的なスキルと知識が必要とされる職業です。

保育士の種類

保育士には以上で挙げたような複数の勤め先があるため、その施設によって呼び方も異なります。

例えば、児童養護施設など医療系の施設で働く場合は「病棟保育士」と呼ばれ、身の回りのケアも含め健康的な生活を送るためのサポートも行います。

その他にも、保育園などの関連施設ではなく一般家庭に出向き一時的な子どもの保育を担当する「チャイルドマインダー」という役職があります。

子どもの安全を守ること、健やかな成長を支援するということに関しては働き方や働く場所問わず保育士の最大の使命となるのです。

短期アルバイトも可能!

保育士の雇用形態に関して、どの職場においても正規社員として働いている方の数の方が多ですが、短期アルバイトやパートなどの非正規職員として働くことも可能です。

短期アルバイトやパートの保育士として働く場合、収入面において正規職員との待遇の差が出てしまいますが、一方で時間に余裕ができるというメリットがあります。

非正規職員として子育てや家事を行いながら空いた時間にアルバイトとしてシフトに入る保育士の方もいるのです。

正規職員の場合、子どもの保育業務に加えて事務業務も行うことになり、保育士不足と言われている現在において保育士一人にかかる負担というものは相当なものになっています。

そのため、正規職員からアルバイトやパートなどの非正規職員に転身する方も増えてきています。

保育士として働く際に必要となる資格

それでは、実際に保育士として働く上で必要となる資格やキャリアップや転職の際に持っておくべき資格について3つ紹介します。

資格1:保育士国家資格

まず、保育士として働く際には保育士国家資格の取得が絶対となります。

資格がなければ保育所も含め関連施設での保育業務を行うことはできません。

保育士国家資格を取得する方法としては主に2つあり、大学や短大、専門学校において実習を行いながら保育士養成課程を修了するか、もしくは保育士の国家試験に合格するかのいずれかとなります。

国家試験を受ける場合、特に学歴などの受験資格は設けられていないため誰でも受験可能ですが、合格率は10%未満と非常に難易度の高い試験となっております。

そのため、通信講座を受講して国家試験に臨む方がほとんどです。

資格2:チャイルドマインダー

チャイルドマインダーの資格は、保育士の国家資格を持っている場合必ず取得しなければいけないというわけではありません。

しかし、商業施設に設置されている託児所や幼児教室、また一般家庭で業務を行う際にはぜひ取得しておきたい資格となります。

チャイルドマインダーの資格を取得するためには民間団体が主催している養成講座を修了し、筆記試験、面接を受ける必要があります。

特に受験資格は無いため誰でも受験可能ですが、子どもを預かる仕事には変わりないためある程度スキルや人柄、実績が考慮されます。

資格3:医療保育士

医療保育士の資格も児童保育の仕事に携わる際にぜひ取っておきたい資格になります。

そもそも医療保育士とは、児童養護施設や児童障害者施設など医療系、福祉系の保育所で活躍する職業で、一般的な保育業務に加え、医療など専門的な立場からサポートを行います。

医療保育士の資格を取得するためには、日本医療会が主催する認定試験を受けることになります。

しかし、誰でも受験可能というわけではなくいくつかの受験資格が設けられています。

主な条件としては、まず保育士の国家資格を保有していることを前提に、医療保育系の施設で1年以上の実務経験があること、非常勤の場合は年間150日、2年以上勤務していることが挙げられます。

保育士として働く上での心構えや将来性

保育士

関連資格についてわかったところで、保育士として働く上での心構えや将来性について紹介します。

保育士は常に責任能力が問われる仕事

まず、保育士として働いている以上様々な苦労や困難に直面することがあります

特に医療系の保育施設では常に緊張感を持って適切なケアや処置を行う必要があるため、体力的にも精神的にも負担を感じることがあります。

しかし、保育士の最大の使命は子どもの安全を守り快適な生活をさせることであるため、その心構えをもって常に適切な対応をしましょう。

アルバイトなどの多様な働き方が求められる

皆さんも既にご存知かと思いますが、保育士の人手不足や保育施設の不足による待機児童問題など、現在保育業界にはさまざまな社会問題があります。

その結果、これからはますます正規職員としての枠にとらわれない様々な働き方が求められるようになります。

例えば、冒頭でも紹介したアルバイトやパートと言った雇用形態で働くこと、チャイルドマインダーといて一般家庭で児童のケアをすることなどが挙げられます。

生活スタイルを考慮した上で自分に合った職場、雇用形態で働くことをおすすめします。

短期アルバイトも可能?保育士の仕事事情資格まとめ

保育士には一般的な保育施設や医療系の保育施設、その他一般家庭での保育業務など多様な働き方があります。

また、正規職員に加えてパートやアルバイトの非正規職員の求人もあるため自分に合った働き方を選ぶことができます。

しかし、いずれにおいても責任能力と安全管理が求められるため、保育士の国家資格は当然のこと、キャリアアップやスキルアップのために関連資格の取得をおすすめします。

実際に保育士を目指している方や転職を考えている方は以上の内容をぜひ参考にしてください。