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チャイルドマインダーと保育士の違いやそれぞれの仕事内容をご紹介

更新日:2019-06-14

チャイルドマインダーと保育士の違いやそれぞれの仕事内容をご紹介

チャイルドマインダーと保育士は双方とも乳児や子どものケアをする福祉業ですが、仕事内容、またなり方において違いがあります。

皆さんの中にはこのような保育・教育業に興味のある方もいると思います。

そこで、チャイルドマインダーと保育士の違いについて、双方の主な仕事内容や資格、また働く上での適性や必要となるスキルについて詳しく紹介します。

チャイルドマインダーと保育士

チャイルドマインダー

「保育士」は誰でも知っている職業ですが、一方で同じ子どもの保育・教育業において「チャイルドマインダー」という職業があります。

近年では「待機児童」という言葉が流行るほど保育施設の数が不足しているため、これからはますますチャイルドマインダーなど同業界内の関連職業の活躍が期待されています。

つまり実際に働くためにも、そもそもチャイルドマインダーとはどんな職業なのか保育士との違いについて十分理解しておく必要があるのです。

チャイルドマインダーとは?

チャイルドマインダーとは、0歳〜学齢期までの乳児や幼児を対象とした保育業の専門家で、比較的少人数の子どものケアをします。

チャイルドマインダーの勤務場所は様々で、小規模な保育施設や商業施設やビルの中にある託児所や幼児教室となります。

場合によっては個人からの依頼もあり、その際は一般家庭に出向き保護者が不在の際に子どものケアを行います。

そのため、チャイルドマインダーはしばしば家庭保育のプロフェッショナルと呼ばれることもあり、保育園や幼稚園などの保育施設が不足している今現在非常に活躍が期待されている職業の一つでもあります。

チャイルドマインダーの主な仕事内容

チャイルドマインダーの主な仕事内容は、各勤務場所における子どもの保育業務となります。

主に「遊び・読み聞かせ」「食事・トイレのケア」「お昼寝・おやつ」「運動・学習」などが挙げられますが、預かることになる子どもの人数や年齢によってその都度柔軟に対応していく必要があります。

特に乳幼児を依頼者の自宅で預かる際には、出勤時間や保育内容、ミルクの回数や時間など細かい要望を聞き入れ、依頼主としっかりと連携を取りながら業務を行う必要があります。

チャイルドマインダーになるための資格

チャイルドマインダーになるには、民間団体が主催しているチャイルドマインダーの資格をまず取得する必要があります。

代表的なものとしてはヒューマンアカデミーが主催しているチャイルドマインダー資格がありますが、いずれにしても資格を得るためにはまず、チャイルドマインダーの養成講座を修了し筆記試験や面接で合格する必要があります。

特に厳しい受験資格等は設けられていませんが、やはり子どもを預かるという責任重大な職業のため、ある程度の経歴や実績、人柄が考慮されます。

チャイルドマインダーに必要なスキルや適正

チャイルドマインダーに限らず、幼児保育業全般に言えることですが、「子どもが好き」「育児が得意」という理由だけではチャイルドマインダーは務まりません。

というのも、子どもの世話というのは言うまでもなく大変なもので、時には子どもの健康や安全に関わる問題や思わぬトラブルが生じることもあります。

そのため、常に子どもの安全を考えながら責任を持って業務を行う必要があるのです。

また、乳幼児を預かる際には抱っこの仕方やミルクのあげ方などの基本的な知識に加え、急に体調が悪くなったりした際の適切な対応力を持っているとういこともチャイルドマインダーになる腕必要なスキルとなります。

保育士とは?

チャイルドマインダー

保育士とは、0〜6歳までの子どもを預かり、身の回りのケアや食事、遊びといった全般的な保育業務を行う職業です。

保育士と聞くと主に保育園や保育所で働いているとイメージがありますが、実は様々な勤務先があります。

例えば障がいのある児童が通う児童障がい者施設、特別支援学校、医療機関やその他関連福祉施設でも活躍しています。

保育士はただ単に子どもの身の回りのケアをすれば良いというわけではなく、保育業務を通して子どもの感受性を養ったり、心身の発育を最終的な目的としています。

保育士の主な仕事内容

保育士の主な仕事内容は、子どもの食事やトイレ、運動や学習、お昼寝といった通常の保育業務に加え、運動会や遠足などイベントの企画や運営、安全管理など非常に様々な業務をこなします。

チャイルドマインダーとは異なり比較的大人数のこどもを複数の保育士で預かる事になりますが、子ども一人ひとりの生活の様子や体調の変化、各施設での過ごし方などをしっかりと観察しそれを保護者に伝えることも保育士の重要な役割となっています。

特に共働きや母子家庭など、複雑な家庭環境にいる子どもは身体の成長や心身の発達に影響がでるため、その点におけるケアを行うことも保育士にはもとめられます。

保育士になるための資格

保育士として働くためには、保育士の国家資格を取得する必要があります。

その国家資格を取得する方法として一般的な方法としては、養成課程のある大学や専門学校、その他養成学校において必要なカリキュラムを修了し卒業します。

カリキュラムでは学校での授業に加えて、保育所や福祉施設における実務実習もあるため在学中に知識と実践的なスキルをしっかりと身につける必要があるのです。

カリキュラムを修了し無事卒業することができれば国家試験に臨むことができます。

保育士になるために必要なスキルや適正

保育士になるために必要なスキルは、全て各学校でのカリキュラムをしっかりこなせば全て身につけることができます。

基本的な保育業務に関する知識やスキルに加えて、児童心理学や社会福祉、教育原理と言った学術的な知識も必要となります。

また、場合によってはピアノや美術といった芸術分野での知識やスキルも重要となるため、それらをしっかりと考慮した上で保育士を目指しましょう。

チャイルドマインダーと保育士の違いとは?まとめ

チャイルドマインダーと保育士の大きな違いとしては、就職する上で前者が民間資格の取得が必須となっている一方で後者は国家資格が必要となります。

また、仕事内容においても若干の違いがありチャイルドマインダーの方がより多様な働き方が求められます。

将来これらの職業への就職を考えている方は以上で紹介した内容をぜひ参考にしてください。

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