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社会福祉士の給料事情は?社会福祉士になるための勉強方法もご紹介

更新日:2019-06-06

社会福祉士の給料事情は?社会福祉士になるための勉強方法もご紹介

皆さんは社会福祉士という職業を知っていますか。

社会福祉士は福祉の現場において重要な役割を担っており、これから高齢化がますます進行する日本社会では活躍が期待されている職業の一つでもあります。

将来社会福祉士を目指している方も少なくないと思うので、給料事情や試験の難易度、通信教育、また勉強方法について詳しく紹介します。

社会福祉士とは?

社会福祉士

社会福祉士は、ソーシャルワーカーや生活相談員とも呼ばれることがありますが、加齢や事故、その他原因によって通常な日常生活を送ることが難しい方に福祉の立場からサポートをします。

福祉施設や各自治体に設置されてある福祉事務所が社会福祉士の主な職場となり、他の介護系・医療系の専門家と連携しながら支援を必要としている人の相談に応じ福祉サービスを提供していきます。

社会福祉士の主な仕事内容

社会福祉士は高齢者の生活支援以外にも身体障がい者や生活困窮者、児童などの支援も行うことになるため、職場によって「児童指導員」「査察指導員」という名称で働くこともあります。

社会福祉士は主に「介護保険制度」「障害者自立支援」「介護福祉施設の入居」「介護士やヘルパーの派遣」など、福祉に関する相談に応じ社会的弱者に寄り添いながらそれぞれに適した解決策を見つけていきます。

そのため職場や名称に関係なく、福祉業の従事者として問題を抱えている方の安心で快適な生活に貢献します。

社会福祉士の給料事情は?

福祉系の職業はハードな業務内容に適した対価を得ることが難しいというイメージがありますが、社会福祉士の場合はどうなのでしょうか。

それでは、社会福祉士の給料や年収事情について一緒に見ていきましょう。

社会福祉士の給料は職場によって大きく異なる

まず、社会福祉士の給料額は職場やその職場での業務内容によって大きく異なるため一概には言えません。

というのも、先程も述べたとおり社会福祉士は職場によって「生活指導員」「児童指導員」「査察指導員」というように役割や業務内容が異なるからです。

総合的な社会福祉士の給料事情を見ると、大卒の場合初任給が17万〜20万円程度、年収にして270万円〜、短大や専門卒の場合は15万〜18万円、年収にして230万〜280万円が相場となっております。

給与に加えて月々賞与や各種手当が支給されるため、平均的な手取りとしては年単位で見ると300万円前後となっています。

他の業種に比べると決して高水準な給料とは言い難いですが、キャリアを積むことによって昇進や昇給のチャンスがあります。

社会福祉士のこれから

給料の点に関しては社会福祉士として働くことに不満を感じる方もいると思いますが、高齢化がこれからますます進行する日本社会において社会福祉士の活躍が期待されています。

そのため、需要が決して無くならないという点において社会福祉士は安定した職業だと言えます。

また、ある程度社会福祉士として現場でキャリアを積むことができれば独立して働いたり、福祉施設を開業するといった道もあるため、事業がうまく軌道に乗れば平均年収よりも多く稼ぐことも可能です。

社会福祉士になるには?

社会福祉士

以上で社会福祉士の役割や給料事情について紹介しました。

それでは、将来実際に社会福祉士を目指している方もいると思うで、社会福祉士になるための具体的な方法や試験の難易度について一緒に見ていきましょう。

社会福祉士になるには国家資格を取得しよう

実は社会福祉士になるには資格が絶対必要というわけではありません

というのも社会福祉士というのはあくまでも資格名に過ぎず、職場によってマルチな働き方があるために資格がなくても社会福祉士が行う業務の一部を行うことができます。

しかし、とはいっても福祉業であることから人の健康や暮らしに直接関わり合うことになるため、スキルアップという意味でも国家資格を取得しましょう。

社会福祉士の国家試験を受験するためには受験資格を満たすために一定の学歴が必要となります。

通信教育でも目指せる社会福祉士

社会福祉士国家試験の受験資格を満たすための学歴ですが、いくつか条件があります。

①4年製大学において指定科目修了、卒業した者、②2・3年制大学で指定科目を修了、卒業後指定の施設において一定期間相談業務に応じた者、③社会福祉士短期(一般)養成学校を修了、卒業した者、の以上3点が主に必要な学歴となります。

③に関しては最短で6ヶ月程度で終了でき、一部の養成学校では通信制度を導入しているとこもあるため、転職を考えているけど時間が無い方にとってオススメです。

いずれにせよ各大学や養成学校では国家試験を視野に入れた講義もあるため、在学中に必要な知識をしっかりと身に着けましょう。

社会福祉士国家試験の難易度や勉強方法

社会福祉士の国家資格は毎年一度だけ実施されます。

試験には「人体の構造と機能及び疾病」「心理学理論と心理的支援」「社会理論と社会システム」など全18科目の中から社会福祉士として必要な基礎的な知識から実践的な知識まで幅広く出題されます。

合格率は平成29年度の試験で30.2%という数値が出ており、それほど難易度の試験とは思われませんが、出題範囲が非常に広いためしっかり知識をカバーするためも十分な対策をする必要があります。

合格基準は総得点の60%以上となっております。

国家試験に臨むための勉強方法ですが、基本的に必要な知識やスキル等は大学や養成学校において全て学ぶため、試験を想定しながら過去問などをしっかり解き、傾向と対策を練りましょう。

社会福祉士の給料事情は?まとめ

今回は社会福祉士の給料事情や国家試験の概要について詳しく紹介しました。

社会福祉士は他の福祉系職業同様、十分な給料が貰えるというわけではありせん。

しかし、職場によってマルチな働き方ができ、これからの時代ますます需要が増えてくる職業であるためその点においては非常に安定していると言えます。

社会福祉士の国家試験に関して、難易度はそれほど高いものではありません。

しかし、出題される問題の分野が非常に広いため大学や養成学校での在学期間中に自主学習などをしっかり行い知識を身に着けましょう。

将来社会福祉士を目指している方は以上で紹介した内容をぜひ参考にしてください。

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