アメリカへ旅行やビジネスで行く際、滞在期間が90日以内ならビザは必要ありません。
しかし、ビザの代わりに必要となってくるのが、エスタ(ESTA)です。
ビザを取得しなくていい代わりに簡単に入国許可を得られるようにというものなのですが、このエスタの申請方法や有効期間が分かりづらく困っている方が多いようです。
今回は、エスタは公式で申請すべきか?や確認方法についてまとめました。
エスタとは?

海外旅行でハワイを含むアメリカに行く際に必要となる入国許可証のようなものです。
入国許可というと、ビザを思い浮かべる方がいると思いますが、アメリカと日本は親交関係にあるので、ビザなしで入国してもいいよということになっています。
ビザが要らない代わりに取得しなければならないものが「エスタ(ESTA)」です。
90日以内の滞在なら、エスタ申請のみでアメリカへの入国が可能となるのですが、逆に取得していないと入国できないのでお気を付けください。
ちなみに、乗り継ぎのみでもエスタ申請が必要ですので、ご確認ください。
・90日以上の滞在
・報酬を伴う用事
・週18時間以上授業を受ける留学生
などは、エスタ申請のみでの入国はできませんので、ビザを取得して下さい。
申請料金・支払い方法
エスタ申請は14ドルで申請可能です。日本円にすると1500円程度ですね。
インターネット上での申請となりますので、支払いはクレジットカードのみです。
このクレジットカードは料金を払うことが出来たら問題ないので本人のものでなくてもかまいません。
エスタ申請の有効期間
エスタの有効期間は2年間です。一度エスタを申請したら、有効期間内ならば何回でもアメリカへの渡航が可能となります。
つまり、以前にエスタ申請をして、今も有効期間内なら、もしハワイ旅行に行くとしてもエスタ申請をする必要はないということですね。
ただし、エスタの有効期間2年間のうちにパスポートの有効期間が切れた場合、パスポートと同時にエスタの有効期間も切れます。
ですので、一度パスポートが切れたら有効期間内でもエスタを申請し直す必要があります。
エスタを2020年1月1日に取得した場合
普通に考えると有効期間は2年間となるので、2022年1月1日となりますよね。
ただ、パスポートの有効期間によって、変動するのです。
パスポートの有効期間 | エスタの有効期間 | |
---|---|---|
パターン① | 2025年7月1日 | 2022年1月1日まで |
パターン② | 2021年7月1日 | 2021年7月1日まで |
パターン①の場合、エスタの有効期間の2年以内に有効期間はきませんので、従来通り2年後の2022年1月1日までが有効期間となります。
パターン②の場合、パスポートの有効期間がエスタの有効期間の2年以内にきてしまうので、パスポートの切れる日(この場合2021年7月1日)となり、2年経過する前にエスタの有効期間がきてしまいます。
ご自身のパスポートの有効期間をしっかりチェックして下さいね。
エスタ(ESTA)申請手順と公式確認方法
アメリカへの海外旅行の際には、エスタが必要だということが分かりましたが、では、エスタ申請はどのようにするのでしょうか?
エスタの申請方法
まず、エスタを申請する方法は大きく分けて2通りあります。
- インターネット公式サイトから自分で行う
- 旅行会社やエスタ申請代行業者に頼む
基本的には、インターネットが使えないなどの特別な理由がなければ自分で行う方が多いです。
エスタ(ESTA)公式サイトを利用する
ご自身でエスタ申請を行う場合の注意点として、必ずエスタ申請の公式サイトを利用して下さい。
エスタの申請料金は14ドルですが、公式以外のサイトで手数料や代行料として多額の請求をするサイトが横行しています。
万が一代行業者に頼む場合も、出来る限り安全な旅行会社などを通じて依頼するようにしましょう。
在日米国大使館公式ホームページ⇒:エスタ申請詳細ページ
エスタ申請の公式サイトへの行き方は、在日米国大使館のホームページにリンクを記載してくれているので確認してから入って下さいね。
エスタ申請、詐欺サイトに注意
先ほども言いましたが、エスタ申請の代行料として多額の金額を請求するサイトもあります。
公式エスタ申請の料金は14ドルですので、それ以上に値段が上乗せされていないかを必ずご確認ください。
間違って公式以外のサイトでエスタ申請している場合、金額が高くなっている可能性が非常に高いです。
米国大使館が公式で「エスタ(ESTA)」についての動画を出してくれていますので、不安な方はご確認ください。アドレスにアドレスに「dhs.gov」が入ってるかが公式サイトかどうかの見分け方です。
ESTA申請手順

エスタの公式サイトに入ったら、申請自体はインターネットのみでできるので、非常に簡単です。
パスポート情報を入力するので、パスポートを確認しつつ入力する必要があります。
ちなみに家族でのハワイ旅行などの際には、全員分のパスポートがあるはずですので、代表者一人で全員分のエスタ申請をすることが可能です。
公式サイトでのエスタ申請で準備するもの
公式サイトでエスタ申請入力の際に必要な情報は以下の通りです。
- パスポート
- クレジットカード
- アメリカでの滞在先住所と電話番号
- (就労経験のある方) 現在または最後の勤務先住所
エスタ申請入力方法
基本的には米国大使館の公式ビデオで詳しく説明してくれているので、これをみればある程度理解できると思います。
YouTubeをみるのがめんどくさい!という方のために、軽く入力項目をまとめておきます。
- ①申請者情報
- 電話番号の欄は、日本の国番号は「81」と入力し、080か090を省いて入力、勤務先情報なども必要
- ②パスポート情報
- 発行日や有効期限など
- ③渡航先住所
- 知人やホームステイ先の詳細を入力、ホテルの場合はホテルの滞在先でOK
- ④質問にはいかいいえで答える
- はいかいいえを選ぶだけです
- ⑤最終確認
- 間違えがあると承認されない可能性もあるので、かならず確認しましょう。修正箇所が無かったら、最後にもう一度パスポート情報を入力
- ⑥支払い
- 14ドルは勝手にドルから円に変換されて引き落としてくれるので、日本のカードでOK
申請が完了したら、申請番号などを確認してどこかにメモをしておくことがオススメです。
エスタ申請状況確認
エスタ申請をすると、3日以内に承認されたかどうかの連絡が来ます。
もし、申請状況を確認したい場合は、エスタ申請公式ページで「既存の申請内容を確認」というボタンをクリックします。
パスポート番号・生年月日・申請番号を入力すると、エスタ申請状況を確認することが出来ます。
確認時に「認証は承認されました」の文字があれば申請完了です。
ちなみにここで、以前のエスタ申請の有効期間を確認する事もできます。
もし以前のエスタ申請の有効期間内でしたら、申請は必要ないですからね。
エスタ申請に更新はない
エスタ申請は更新という制度がありません。
つまり、2年間の有効期間が過ぎていたら、再度申請する必要があります。
申請状況確認画面で、パスポートの有効期限も同時に確認しておくといいかもしれません。
エスタは公式で申請するべき?申請手順・確認方法や有効期間とは?まとめ
ハワイをはじめ、アメリカ旅行の際に必要となる「エスタ(ESTA)」
公式サイトでの申請は、案外簡単にできるという事が分かりましたね。
ただ、有効期間が若干分かりにくいので注意が必要です。
旅行に行く際には、余裕を持ってエスタ申請をしっかり確認しておきたいところですね。
みなさんのアメリカ渡航が素晴らしいものとなることを願っています。
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