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陸上特殊無線技士資格取得の難易度は?試験情報・報酬相場を徹底分析

更新日:2024-01-04

陸上特殊無線技士資格取得の難易度は?試験情報・報酬相場を徹底分析

陸上特殊無線技士は学生から社会人まで幅広い年代の男女が目指せる、就職・転職に有利資格です。
陸上特殊無線技士資格取得者は他にも陸特と呼ばれております。
陸上特殊無線技士の資格は「国家資格」です。

資格広場は、陸上特殊無線技士になるには?陸上特殊無線技士なるためには?陸上特殊無線技士になりたいを応援しております。

陸上特殊無線技士に必要な知識・受験資格

陸上特殊無線技士

電波の法律の知識、計算問題も出題されるため数学の知識、受験する級によっては和文モールス信号の技術と知識が必要です。

陸上特殊無線技士の資格は「公益社団法人日本無線協会」が運営管理を行っております。

公益社団法人日本無線協会とは:
公益社団法人日本無線協会は総務大臣から指定試験機関に指定され、無線従事者のすべての資格についての国家試験を行っています。

陸上特殊無線技士の仕事内容

陸上特殊無線技術士は無線通信に用いる施設(テレビ中継局や携帯電話の基地局など)の技術的操作を行うことが出来る資格です。電波法に基づいて無線設備の操作や監督を行うために陸上特殊無線技士を置くことが定められています。この資格には4種類あり、第一級陸上無線技術士は略して「一陸特」と呼ばれており、第二級と第三級の資格の範囲にプラスして空中線電力500W以下の多重無線設備で30MHz以上の周波数の電波を使用するものを扱えます。第二級陸上特殊無線技士は「二陸特」と呼ばれ、三級の資格の範囲プラス空中線電力10W以下の無線設備で1606.5KHzから4000KHWzの周波数の電波を使用するものを扱えます。第三級陸上特殊無線技士は「三陸特」と呼ばれ空中線電力50W以下の無線設備で25.01MHz~960MHzまでの周波数の電波を使用するもの、空中線電力100W以下の無線設備で1215MHz以上の周波数の電波をしようするものが扱えます。国内電信級では上記の級とは異なり、国内における陸上に開設する無線局(船舶無線、航空無線を除く)のモールス信号の操作が行なえます。陸上特殊無線技士はテレビの中継局、消防や警察、タクシーなどの無線局での操作が出来ます。

陸上特殊無線技士資格の勉強法

陸上特殊無線技士の資格を取得するには国家試験に合格する方法と養成講座を修了する方法があります。国家試験には「無線工学」と「法規」の2科目あり、三陸特と二陸特の試験では毎年同じような内容が出題されるため、過去問を充分に繰り返して解くことによって合格率アップが期待できます。しかし、一陸特の試験の「無線工学」の内容がかなり難しくなるため、きちんと理解するまで勉強する必要があります。確実に知識を身に着けて資格を取得したい人には養成講座がおすすめです。

陸上特殊無線技士の試験料・試験内容・難易度・合格発表について

陸上特殊無線技士

陸上特殊無線技士の資格試験料

一陸特は5,362円、二陸特と三陸は5,162円、国内電信級は4,562円です。

陸上特殊無線技士試験・検定の年間試験回数

年に3回、6・10・2月に行われていますが、これ以外にも受験地や受験者数が限定されることもありますが、臨時試験を実施する場合もあります。また、学校などからの依頼によって実施することも出来ます。

陸上特殊無線技士試験科目等の内容

一~三陸特の試験は2科目「無線工学」無線設備の取扱いと「法規」電波法及びこれに基づく命令の簡略な概要があり、国内電信級も2科目で「法規」と「電気通信術」があります。一陸特の「無線工学」は問題数24、120点満点中75点以上で合格で、「法規」問題数12、60点満点中40点以上で合格です。二陸特と三陸特は2科目とも問題数12、60点満点中40点以上で合格です。国内電信級は「法規」の問題数12、60点満点中40点以上で合格で、「電気通信術」ではモールス電信の試験で、1分間75字の速度の和文による約3分間の手送り送信及び音響受信が求められ、誤字、脱字、訂正、品位、未送信などの細かい減点法により100点満点中70点以上で合格です。

陸上特殊無線技士資格の難易度

二陸特と三陸特は70%以上と高く、勉強すれば比較的簡単に取れる資格ですが、それに比べて一陸特と国内電信級の合格率は低く難易度は高いといえるでしょう。

陸上特殊無線技士資格の合格率

一陸特の合格率は30%程、二陸特と三陸特は70-80%です。国内電信級は20%前後と低くなっています。

陸上特殊無線技士試験の合格発表

試験日から約2週間後の合格発表日に試験結果通知書が発送されます。同時にインターネット上で合格者の発表が発表日より2週間掲載されます。

陸上特殊無線技士資格取得後の就職先・年収・報酬相場

陸上特殊無線技士所持者の職業例

電気通信事業、放送局、無線設備メーカーなど

陸上特殊無線技士に向いている人

通信分野の仕事に就きたい人はまずこの資格をもつのが条件となるでしょう。大手携帯・通信事業の基地局などに関わる業務ですので、人々の暮らしをより良くしたいと考えて仕事が出来る人、最新技術やソリューションに興味がある人に向いているといえるでしょう。

陸上特殊無線技士と同じ分野の他の資格

総合無線通信士、海上無線通信士、航空無線通信士、陸上無線通信士、アマチュア無線技士

陸上特殊無線技士の年収・給料相場

陸上特殊無線技士の中で上位資格の一陸特の平均年収は400万~500万円程です。その他の級でも資格手当が付くこともあるので、持っていると有利です。

陸上特殊無線技士の現状

スマートフォンの普及により、無線ネットワークは日常生活で欠かせないものとなっています。東京オリンピックが開催される2020年に向けて第5世代移動通信の実現が期待されているので、これにより大手通信会社で保守・監督・運用を行う陸上特殊無線技士の需要が増える可能性があります。

陸上特殊無線技士の将来性

4種類の資格のうち、最上級の一陸特を取得すれば小規模の基地局を保守点検する仕事が豊富にあるとはいえ、無線技術士の下位資格ですので、他の資格も併せて取得すれば幅が広がり収入アップも期待出来ます。

陸上特殊無線技士の独立について

陸上特殊無線技士の資格を利用して独立をした場合、ドローンを使って空中からの電波測定、スポーツの試合の画像・映像撮影を専門的に扱う会社を設立することも可能です。

陸上特殊無線技士資格を所有している主な著名人

桑島こうたろう(前 東京都府中市議会議員)

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