技術士(補)は幅広い年齢層の男女が目指せる、科学技術分野での最高位の国家資格資格です。
技術士(補)資格取得者は他にも該当なしと呼ばれております。
技術士(補)の資格は「国家資格」です。



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技術士(補)に必要な知識・受験資格
技術士とは 「高等の専門的応用能力」を備えた技術者であると規定されています。「これまで習得した知識や経験等に基づき、対処すべき課題に合わせて正しく問題を認識し、必要な分析を行い、判断し、対応策の企画立案等を実施できる能力」「的確に問題点を把握して、創意工夫により解決を図る能力」が必要とされます。
技術士(補)の資格は「文部科学省」が運営管理を行っております。
文部科学省とは:
「教育の振興および生涯学習の推進」「豊かな人間性を備えた創造的な人材の育成、学術、スポーツおよび文化の振興並びに科学技術の総合的な振興を図るための事務を行うこと」を任務とする行政機関です。

技術士(補)の仕事内容
科学技術に関する高等な専門的応用力を持った質の高い技術コンサルタントです。一次試験合格者や合格に相当する者で登録を受けた者が「技術士補」です。さらに二次試験に合格し、登録を受けた者が「技術士」となります。文部科学大臣が指定した教育課程修了した(JABEE認定プログラム修了者で文部科学大臣が告示した教育課程の修了者)者をは技術士補となる資格を有し、技術士第一次試験が免除されます。科学技術分野での最高位の国家資格であり、「高度な技術力を持った技術者の称号」となっています。
技術士(補)資格の勉強法
範囲も広く難易度も高い試験ですので、まず何より傾向を知ることが大切です。そのために、まず過去問を解いてみましょう。過去問で腕試し。一度解いてみれば、「どのくらい勉強すれば受かるだろうか」等といった疑問にも、めどが立ちます。ネット上にも対策サイトはありますので、一度見てみるとよいでしょう。また範囲をしっかり抑えるためにも、1冊は参考書を用意すると効率よく学習を進めることができるでしょう。大きめの本屋に行って手にとって自分に合う参考書や問題集を購入し、繰り返し解く練習をすると良いでしょう。
技術士(補)の専門学校・通信講座
技術士(補)の試験料・試験内容・難易度・合格発表について
技術士(補)の資格試験料
一次試験の受験料が11,000円、二次試験の試験料が14,000円となっています。
技術士(補)試験・検定の年間試験回数
1年に1回実施されます。一次試験は10月中旬頃に、二次試験(筆記)は、8月上旬頃に実施されます。その後、二次試験合格者は技術的体験論文を11月中旬頃までに提出します。二次試験(口述)は、12月上旬~1月下旬頃の指定された日に行われます。
技術士(補)試験科目等の内容
一次試験(技術士補試験になるための試験)は、基礎科目、適正科目、共通科目、専門科目があります。基礎科目は、科学技術全般に関するものです。 出題分野は、次の①~⑤のとおりです。① 設計・計画に関するもの(設計理論、システム設計等)② 情報・論理に関するもの(アルゴリズム、情報ネットワーク等)③ 解析に関するもの(力学、電磁気学等)④ 材料・化学・バイオに関するもの(材料特性、バイオテクノロジー等)⑤ 技術連関(環境、エネルギー、品質管理、技術史等)。適正科目は、技術士法第四章規定の遵守です。共通科目は、数学、物理学、化学、生物学、地学から2科目を選択して解答します。専門科目は、20に分かれた部門から1部門を選択して解答します。基礎・専門知識についての出題となっています。たとえば、 機械部門では、材料力学、機械力学・制御、熱工学、流体工学から出題されます。二次試験は、筆記試験(総合技術監理部門以外の技術部門)と筆記試験(総合技術管理部門)が課されます。口述試験では、技術士としての適格性と高等の専門的応用能力などが試験されます。
技術士(補)資格の難易度
科目合格という制度が無く、再受験する必要があるため、勉強においては、長期的な計画が必要です。合格の難易度は高い試験と言えるでしょう。
技術士(補)資格の合格率
近年合格率は、一次:41.1~82.8%。二次:11.9~45.6%ほどです。
技術士(補)試験の合格発表
一次試験は、12月中旬頃に、二次試験(筆記)については10月下旬頃に、二次試験(口述)については、3月上旬頃にそれぞれ合格発表が行われます。

技術士(補)資格取得後の就職先・年収・報酬相場
技術士(補)所持者の職業例
科学技術に関する高等な専門的応用力を必要とする事柄についての計画、調査、研究、設計、またはこれらに関する指導を行います。コンサルタントとして独立開業する人もいます。
技術士(補)に向いている人
自らの専門分野についての高い見識、正確な知識、深い経験を有している人、また、最新の情報を勉強し続けていく情熱を持った人に向いているでしょう。
技術士(補)と同じ分野の他の資格
電気主任技術者、土壌汚染監理士など。
技術士(補)の年収・給料相場
技術士の平均年収は572.4万万円(賞与込)となっています。
技術士(補)の現状
技術士制度は、科学技術の全分野を網羅する制度ですが、実際の有資格者数の割合は建設部門が45%を占めており、これに関連の深い上下水道部門や応用理学部門(地質)が続いています。このように、専門分野間の偏りが非常に大きくなっています。また、資格自体の認知度もまだ低い状況です。
技術士(補)の将来性
近年の技術革新による高度化により、専門知識と応用能力を持った技術者として企業からのニーズは非常に高いです。依然として資格の認知度は低いですが、有資格者はかなりの高収入を得られ、転職においても優位に働く状況が続くでしょう。
技術士(補)の独立について
独立して技術コンサルタントとして開業することもできます。
技術士(補)資格を所有している主な著名人
該当なし
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最新の参考書を購入して勉強しました。よく分からない単語や内容に関してはネットで検索して調べるようにしていました。また、過去問を技術士会のホームページから過去五年分ダウンロードしました。古い年度のものから過去問を解き、間違えた問題は、正解を確認するだけでなく、間違えた答えについても調べるようにしていました。過去問に似た問題が出題されることが多かったため、過去問は繰り返し解き、暗記するようにしていました。勉強は3ヶ月程で、通勤の行き帰りで参考書を熟読し、休日に過去問を解いていました。試験は基礎科目、適性科目、専門科目の全てを合格ラインに持っていかなくてはいけないため、どの科目の勉強時間を増やすか見極めるのが大変でした。
(sora/埼玉県在住/30代/女性)