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保育士に向いてないと感じる人の特徴5つ!辞めたい時の対処法!

更新日:2022-10-28

保育士に向いてないと感じる人の特徴5つ!辞めたい時の対処法!

他の保育士がそつなく仕事をこなしているを見て、「自分は保育士に向いてないかも…」と悩む方は多いでしょう。

どうして憧れの職業に就けたはずなのに、「向いてない」「辞めたい」と感じてしまうのでしょうか?

この記事では保育士に向いてないと感じる人の特徴や、保育士を辞めたいと感じた時に考えるべきことについて解説します。

また、これから保育士を目指される方、自分に向いているか悩まれている方に向けて、適正チェック項目も掲載しておりますのでぜひ参考にしてみてください。

保育士に向いてないと感じる人の特徴5つ

保育士に向いてないと思う人の特徴5つ

例えば保育園の子どもが自分の言うことを聞いてくれなかったり、自分の気持ちを子ども向けに上手く表現できなかったりする辛い経験は、保育士なら必ず一度はあるはずです。

また、園長先生や先輩から「あなたは保育士に向いてない」というきつい言葉を言われた経験がある方もいるでしょう。

自分で決めた職種なのに、なぜ「向いてない」や「辞めたい」と感じてしまうのでしょうか。

保育士に向いてないと感じてしまう人の特徴を5つ詳しく見てみましょう。

保育士に向いてないと感じる人の特徴

  1. コミュニケーションを取るのが苦手
  2. 子どもへの接し方が分からない
  3. 体力が続かない
  4. 綺麗好き
  5. 同時進行の業務が苦手

特徴①コミュニケーションを取るのが苦手

保育士は子どもだけに接する仕事ではありません。

子どもの保護者ともコミュニケーションを取る必要があるため、中には「子どもは好きだけど、保護者は苦手」と思っている方や「保護者とどうコミュニケーションを取れば良いか分からない」と悩む方もいます。

もしくは保育士の先輩や同僚と「ホウ・レン・ソウが上手にできない」「教育方針の意見に食い違いがある」など、職場の人間関係がうまくいっていないという場合も考えられます。

子どもはまだしも大人を相手にコミュニケーションを取づらいと感じると、「社会人失格で辞めたい」「保育士に向いてないんだ…」と不安になってしまうかもしれません。

特徴②子どもへの接し方が分からない

子どもを好きという気持ちはあるものの、実際に保育士として働いてみると接し方が分からないと悩む方は多いです。

大学や養成学校での座学ではなく実際に保育園で子どもに接すると、今まで出会ったことがないような、いろいろな特性をもった子どものお世話をする場合もあります

多種多様な個性を持つ子どもたちとの接し方が分からず、面倒を見ることにどんどん自信がなくなってしまい、保育士に向いてないと感じてしまうことも少なくないでしょう。

特徴③体力が続かない

保育士の仕事は体力を使うことが多く、乳幼児クラスだと子どもをおぶったり抱き上げたりするので肩や腰などに負担がかかります

年少・年中・年長クラスになると子ども達と外で鬼ごっこをしたり、夏にはプールを準備して水遊びをするなどかなりのエネルギーを消耗します。

徐々に疲労の蓄積を感じ、「子どものお世話ができないかもしれない」と不安に感じてしまうことも往々にしてあるようです。

特徴④綺麗好き

鼻や口を押さえずにセキやクシャミをする子供は多いので、細菌やウイルスに敏感で潔癖な方にとっては苦痛でしょう。

その他にも子どものお漏らしや食べこぼしにも対応しなければならず、決して綺麗とは言えないものを毎日のように処理しなければなりません。

仕事内容に含まれているからといっても、綺麗好きな方にとっては数年〜数十年とずっと続けるのは耐え難いため「辞めたい」と感じるでしょう。

特徴⑤同時進行の業務が苦手

保育士は子どものお世話をするだけでなく保育計画書や提出資料の作成、連絡帳の記入、行事の準備など、様々な業務を同時進行でこなしていかなければなりません

複数の業務を同時にこなすのは難しいことですが、1年、2年と経験を積んでいけば効率的にできる方法を身につけられるかもしれません。

ただ、もともと「1つのことに集中したら周りが見えなくなる」「複数のことを同時にできない」といったコンプレックスをお持ちの方は、保育士に向いてないと思いやすいでしょう。

本当に保育士に向いてないのか?適正チェック!

本当に保育士に向いてないのか?適正チェック!

先ほどは保育士に向いてないと感じる人の特徴をご紹介しましたが、当てはまる部分があった方は少なくないと思います。

保育士に向いてないと思い辞めるべきなのか悩まれるところですが、本当に向いてないのか確かめられるようにこちらで保育士の適性チェックをご紹介します。

下記の適性チェックの結果を参考にして、今一度自分はどんなことが好き・得意か、何が原因で保育士に向いてないと感じているのかを考え直してみましょう。

チェック項目は○か×で回答していただき、○が多いほど保育士に向いてると言われています

Q1.人のお世話をしたり、人に何かを教えたりするのは好き
Q2.一般的な収入より低い収入でも構わない
Q3.思い通りにならなくてもイライラすることはない
Q4.音楽や楽器は得意な方
Q5.運動をするのは好きな方
Q6.単純な事務作業を苦に感じない
Q7.人の相談や悩み事を聞くのが得意
Q8.集団行動にストレスを感じない
Q9.健康的で体力に自信がある
Q10.周囲から優しいと言われる
Q11.積極的に行動ができる
Q12.多少不潔でも気にならない
Q13.コミュニケーションがとれる
Q14.人の気持ちを考えることができる、状況によって行動を考えることができる
Q15.アイディアを出したり企画したりするのが得意
Q16.同時進行で行動ができる
Q17.工作や絵を描くことが得意
Q18.早起きが得意
Q19.人前に出ることが嫌いではない
Q20.前向きでポジティブだと思う

保育士に向いてないと思うのは職場のせい?

保育士に向いてない人はいない

仕事を辞めたいと思う人の多くは「労働環境」「人間関係」への不満が理由というデータが出ています。

保育士という職業に向いてないのではなく、保育園の環境や人間関係が原因で保育士に向いてないと思い込んでいるという可能性があります。

以下では「職場の労働環境が合ってない人」「職場の人間関係が合ってない人」の事例をそれぞれご紹介しますので、自分に当てはまるかどうか確認してみてください。

出典:転職Hacks「みんなの仕事を辞めたい理由ランキング」

職場の労働環境が合ってない人

保育園ごとに園の雰囲気・教育方針・労働環境などが異なるため、今の職場が自身の理想としている保育園像と違う場合も考えられるでしょう。

雰囲気などが保育園ごとに少しずつ違うのは当然ですから、保育園にもあなたにも非はなく、ただ保育園とあなたの相性が悪かったというだけです。

そうなると「今の保育園を選んだ自分が悪いのでは」と落ち込んでしまうかもしれませんが、実際に働いてみないと分からないことは数多くあります。

たとえ保育園の方針とあなたの考えが一致していた場合であっても、小さな違いが積み重なって結果的にあなたに合っていないということもあり得ます。

働いてみて「この保育園と合わない」と感じたのであれば、別の保育園に転職することをおすすめします。

職場の人間関係が合ってない人

保育園の教育方針や労働環境に不満がなくても、職場の人間関係がうまくいかないという場合もあります。

保育士同士で陰口を言い合ったり、いじめが発生したりするケースは、少なからずあるようです。

人間関係が良くなければ、保育士の仕事が楽しくても精神的に追い詰められ、保育士として働き続けることが困難になるかもしれません。

自分に合う・合わないという人はどこにでも少なからずいるため、人間関係が苦しければ無理せずに保育園を辞めて転職するという手も考えてみてください。

転職する際は「自分はどのような人に苦手意識を持っているか」「どう振る舞うと人と揉めやすいか」など、自己分析をすることでより穏やかに保育園で働きやすくなるでしょう。

保育士を辞めたいと感じた時に考えるべきこと

保育士を辞めたいと感じた時に考えるべきこと

保育士に向いてないと悩みを抱えながら働き続けるのはなかなか辛いことです。

こちらでは、「保育士に向いてないかも」「保育士を辞めたい」と感じたときに考えるべき内容をご紹介します。

一度、じっくり考える時間を作り、自分を見つめ直すことで解決への糸口が見つかるかもしれません。

保育士を目指した理由を振り返る

保育士に向いてない・辞めたいと感じたときは自分がなぜ保育士を目指したのか、その理由を振り返ってみましょう

「子どもが好き」という理由で保育士を目指したのであれば、諦めるにはまだ早いかもしれません。

子どもに対して「泣き声が嫌」「懐いてくるのが嫌」といったような気持ちを抱く方には保育士は勤まらないでしょう。

「子どもが好き」「子どもの成長に携わりたい」という気持ちがあれば仕事にも情熱を注ぐことができますし、困難な壁も乗り越えていくことができます。

保育士を目指した頃の気持ちを思い出して、もう少し保育士の仕事を続けてみれば、何か見つかるものがあるかもしれません。

どうしても辞めたい場合は辞めるべき

本当にどうしても保育士を辞めたい場合は遠慮せず辞めるべきです。

どれだけ子どもが好きで仕事にやりがいを感じていても自分が苦しいなら、無理して勤める必要はありません。

無理して続けていてもストレスが溜まりますし、精神的に余裕がなくなってしまうと子どもと接していても楽しくなくなる恐れがあります。

せっかく子どもが好きで保育士になったのに、これでは本末転倒でもったいないです。

本当に保育士を辞めたい場合は、子どもたちとのお別れは悲しいですが、自分の身を案じて辞めた方が良いでしょう。

一旦仕事から距離を置いても、また保育士としてやり直したいという気持ちが出てくる場合もあるので、「一休み」「小休憩」くらいに捉えておけば罪悪感が少ないまま辞められるかもしれません。

保育士の仕事が嫌いでなければ、職場や環境を変えてみる

保育士の仕事を辞めることに対して未練がある、本心では保育士を続けたいと思うのであれば、転職して勤める保育園を変えましょう。

特に職場の人間関係や保育園の教育方針が合わなくて悩んでいるなら、転職することで自分に合った保育園が見つかることも考えられます。

転職には勇気がいる・できれば同じ保育園で働き続けたいと思うのであれば、担当する学年やクラスを替えてもらうよう上司に交渉してみるという手も打てるかもしれません。

保育士を辞めたいと感じたからといってすぐに職業自体を辞めるのではなく、環境を変えることでまた楽しく働ける可能性があります

保育士に向いてないと感じる人・辞めたい人|まとめ

保育士に向いてないと感じる人・辞めたい人まとめ

  • 向いてないと感じる理由は「体力がない」「子どもへの接し方がわからない」など
  • 労働環境や人間関係が原因で保育士に向いてないと思い込んでる可能性もある
  • 保育士を辞めたいと思ったら、一度落ち着いて考えて自分を見つめ直そう
  • どうしても辞めたい場合は無理せず素直に辞めよう

自分は保育士に向いてないと思う方の特徴は、「コミュニケーションを取るのが苦手」「子どもへの接し方が分からない」「体力が続かない」「綺麗好き」「同時進行の業務が苦手」でした。

保育士という職業に向いてないというよりも、ただ勤めている保育園の教育方針や人間関係があなたに合っていないだけということも考えられます

保育士を辞めたいと感じたら、保育士を目指した頃の自分を見つめ直す時間をつくりましょう。

保育士の仕事から一旦距離を置いても、またやりたいという気持ちが出てくれば再就職・転職することも可能ですので、どうしても辞めたい場合は無理せず辞めましょう