【2020年】運行管理者ってどんな仕事?試験の日程、内容まとめ

masman

by sayu

更新日:2020-05-19

運行管理者という仕事をご存知ですか?ここでは運行管理者について、どういった仕事なのか、またなるためにはどういった条件・試験が必要なのでしょうか。条件の1つでもある試験について2020年度の日程そして内容についてご紹介します。

       

「運行管理者」という資格を知っている人は、少ないかもしれません。

もしかしたら、この記事をご覧になっている方は、バスやタクシー、トラックのドライバーなど自動車運送事業社で働いていて、会社から資格の取得を依頼された方ではないでしょうか。

学生からの知名度は低いかもしれませんが、自動車運送事業社では必要不可欠な資格ですので、実はニーズの高い穴場資格です。この資格は転職に有利になる事もありますので、是非検討してみてくださいね。

運行管理者とは

運行管理者とは

運行管理者資格とは、「自動車運送事業者」において、社会と労働者の安全、健康を守るために求められる資格です。

タクシーやバス、トラックなど、人や物を運ぶ自動車運送事業者では、業務上公共道路を使用する観点からも、安全で確実な輸送を守ることや、労働者の健康を守る義務があります。

そのため、運行管理者は、利用者や社会に対しても安心、安全を守っていくために適切な勤務やルールの共有を考える必要があります。

また、日々ドライバーの健康管理や、正しい交通ルール、安全確認を徹底します。

近年の運行管理者の役割

実は、今運行管理者の役割は益々高まっています。

「自動車運送事業」は規制緩和が進み、新規参入企業も増えた一方で、安全意識の低い事業者による事故が目立つようになりました。

社会からの安心・安全を求める声は高まっており、ドライバーの労働時間や、運行管理のための指示系統を明確にすることが求められています。

また、こうした事業者で働く労働者も、利用者も安心して安全に利用できる事業にするために、中立的な役割を担い必要な指示・指導を行うのが運行管理者です。

運行管理者ってどんな仕事?

運行管理者の具体的な仕事は、以下のようなものになります。

  • 業務前後の点呼によるドライバーの疲労・健康状態等の把握
  • ドライバーの指導監督
  • 乗務記録の管理
  • 休憩・睡眠施設の保守管理
  • 安全のための指導
  • ドライバーの乗務割の作成
  • 乗務記録の管理

人や車両の動向を掌握して常に安全を確保する高度な判断力と、運転者にいつも適切な指示を行う優れた指導力とが求められます。

公益財団法人運行管理試験センター:運行管理者とは

運行管理者になるには

タクシードライバー

運行管理者になるためには大きく2つの方法があります。

一つ目は、「運行管理者試験」に合格する事です。

もう一つは、5年以上の実務経験と運行に関する講習を5回以上受講する事などが挙げられますが、これから資格取得を目指す人にはちょっと時間が掛かり過ぎてあまり現実的ではないかもしれません。

ここでは、1つ目の試験に合格する方法での運行管理者になる方法についてご紹介します。

運行管理者試験受験資格

まず、運行管理者試験を受けるためには以下の要件をどちらか満たしていなければなりません。

条件1:運行管理に関した実務経験を1年以上持っている

運行管理に関した実務経験とは、自動車運送事業の用に供する事業用自動車又は特定第二種貨物利用運送事業者の事業用自動車の運行の管理に関した経験のことを指します。

参考:よくある質問:運行管理者試験の受験資格は何ですか?

条件2:実務経験に代わる基礎講習を修了している

基礎講習とは、運行管理に必要な業務に関連する法律など必要な基礎知識を学ぶものです。

実は、3日間で合計16時間の講習ですので、時間がない人にはお勧めの受験資格取得方法でしょう。

※基礎講習は全国の講習認定機関が実施しています。

運行管理者試験とは日程、内容まとめ

運行管理者試験

運行管理者試験は年に2回3月と8月に行われています。

ここでは試験の日程と、試験内容をご紹介します。

2020年試験日程

2020年度の第一回試験日程は、8月23日(日)に実施される予定です。

申込期限は5月15~6月16日です。

ただし、郵送の場合は6月10日までに返送しなければなりません。

合格発表は9月18日(金)です。

2020年5月16日時点では、コロナウィルスの影響での中止や延期は無いようですが、引き続き最新情報をご確認ください。

第二回の試験日程は現在公開されていません。

試験内容

試験は全てマーク式で回答してもらえます。

出題内容は以下の2科目です。

  • 貨物試験 30問
  • 旅客試験 30問

試験受験料

  • 受験手数料:6,000円(消費税法により非課税)

採点結果の通知には手数料220円(税込)が必要ですが、希望者のみとなっております。

運行管理者とは?資格試験の合格率や難易度についてご紹介
今回は運行管理者に関して、資格試験の概要や合格率についてまとめました。運行管理者になるための基礎講習や勉強についても紹介するので将来目指している方はぜひ参考にしてください。
1級自動車整備士・2級自動車整備士・3級自動車整備士になるには?...
自動車整備士は扱える自動車の種類によって資格が異なり、より幅広い種類の自動車を整備するために、日々勉強が続く仕事です。新しい技術を積極的に取り入れる強い好奇心をもって、自動車整備に取り組める人が求められています。

運行管理者資格は取ってからも更新が必要!

バスの交通事故

運行管理者資格を取得し、会社で運行管理者として選ばれた場合、「運行管理者講習」を2年に1回受講しなければいけません。

内容は5時間程度で短く、内容は、「運行管理を行うために必要な法令及び業務等に関する知識の習得を目的とする講習」です。

事故を起こした場合にも講習が必要

勤めている事業社が重大事故、または法令違反によって行政処分を受けた場合は、担当している運行管理者が責任を問われます。

事故に直接関わっていなかったとしても、事故を誘因してしまったと考えられ、13時間の特別講習を受講してもらう必要があります。

目的は、また自己を起こさないようにするための知識を学ぶためです。

車の事故はちょっとしたことで人の命を奪う可能性もあるので、とても厳しい内容となっています。

【2020年】運行管理者ってどんな仕事?試験の日程、内容まとめ

安全運転をするバスドライバー

いかがでしたでしょうか。

運行管理者とは、実は身近な自動車運送事業社で必要とされている資格ということが分かりました。

また、仕事内容としては、日々安全運転を行い事故を未然に防ぐために、交通ルールの徹底は勿論、ドライバーの健康管理にまで気を配るきめ細やかな配慮が求められる仕事になるでしょう。

受験資格は、3日間の基礎講習を受講すれば誰でも受験できるのでスキルアップに挑戦してみてもいいでしょう。

5月16日現在では、コロナウィルスの影響を受けず8月の試験日程は変わらず実施される予定ですが、念のため最新情報を確認するようにしてくださいね。

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