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【2025年最新】貸金業務取扱主任者の通信講座・予備校おすすめランキング4選を徹底比較!

更新日:2025-07-31

【2025年最新】貸金業務取扱主任者の通信講座・予備校おすすめランキング4選を徹底比較!

貸金業務取扱主任者とは金銭の賃貸借契約で違法な取り立てを行う貸金業者を取り締まるために導入された国家資格です。

2010(平成22)年までは民間資格でしたが、以降は国家資格となりました。

現在は年1回の試験を受けて合格し、登録手続きを済ませれば「貸金業務取扱主任者」を名乗れます。

貸金業務取扱主任者試験の合格率は例年30%程度となっており、独学での合格も可能ですが通信講座の利用がおすすめです。

そこで今回は貸金業務取扱主任者におすすめの通信講座・予備校について紹介します。

貸金業務取扱主任者通信講座・予備校のおすすめ4選

通信講座料金合格率サポート体制
アガルートアガルート総合講義:43,780円(税込)
合格カリキュラム:76,780円(税込)
令和6年度46.2%
  • オンライン質問サービス
  • 月1回のホームルーム
  • 合格特典(全額返金orお祝い金の合格特典)
TACTAC総合本科生コース
入会金:10,000円(税込)
WEB通信講座:96,000円(税込)
DVD通信講座:118,000円(税込)
非公表
  • 質問メール回数無制限
  • 自習室の解放
金融財政事情研究会(きんざい)金融財政事情研究会(きんざい)16,500円非公表なし
スタディングスタディング19,800円非公表
  • 学習補助機能によるサポート
  • 合格祝い金あり

アガルート

アガルート,貸金業務取扱主任者

受講料金
  • 総合講義:43,780円(税込)
  • 合格カリキュラム:76,780円(税込)
合格率令和6年度46.2%(全国平均の1.42倍)
キャンペーン・割引制度各種割引制度(最大20%OFF)

合格特典(全額返金or1万円進呈)

サポート内容
  • オンライン質問サービス
  • 月1回のホームルーム

アガルートの貸金業務取扱主任者講座は令和6年度46.2%という確かな合格実績を持つ通信講座です。

テキストと映像講義を利用して試験対策ができる通信講座であり、条文や用語、文章などの難しいポイントを中心にカバーした教材を通じて合格を目指すことができます。

映像講義は1回あたり10分以内が多くスキマ時間を有効に活用してメリハリのある対策ができるというメリットがあります。

合格カリキュラムでは過去10年分の過去問を基にした対策が可能となり、独学に必要とされる200時間の半分以下の勉強時間で合格を目指せるスケジュールが組めます。

さらに、すべてのプランにおいて受講期間中に合格すれば、支払った受講料が全額返金されるか、またはお祝い金として10,000円が支給される特典があるため、モチベーション維持にも役立ちます。

アガルートの貸金業務取扱主任者講座はスキマ時間を利用して効率的に学習したい方や、分からない点についてのサポートが充実している講座を探している方に特におすすめです。

TAC

TAC,貸金業務取扱主任者

受講料金総合本科生コース

  • 入会金:10,000円(税込)
  • WEB通信講座:96,000円(税込)
  • DVD通信講座:118,000円(税込)
合格率非公表
キャンペーン・割引制度一般教育訓練給付金対象
サポート内容
  • 質問メール回数無制限
  • 自習室の解放

TACの貸金業務取扱主任者講座は基本講義・公開模試・直前演習講義の3つの構成から成り立っており、総合本科生向けの初学者向けのカリキュラムとなっています。

合格に必要な問題を中心に対策を行うことができ、特に勝負科目である貸金業法に重点を置くことが特徴です。

出題分野の過半数が貸金業法であるという、貸金業務取扱主任者特有の傾向を考慮した対策が行われています。

また、民法や財務会計などの分野にも触れますが、正解しやすい消費者保護法に特に注力しているため、事前に知識を持っておくことをおすすめします。

さらに、問題演習の量が豊富で、ミニテストや過去問題集が用意されており、総合本科生の場合、過去の出題傾向が反映された公開模試を期間中に1回受験できるため、自分の弱点を把握しやすくなっています。

無制限の質問対応も行っているため、気になることがあれば気軽に利用できる点もうれしいポイントですね。

金融財政事情研究会(きんざい)

きんざい,貸金業務取扱主任者

受講料金16,500円
合格率非公表
キャンペーン・割引制度なし
サポート内容通常添削(3回まで)

金融財政事情研究会が提供する貸金業務取扱主任者講座はテキストを用いて合格を目指すための学習スケジュールが組まれており、Webを通じた課題添削によって苦手を克服することができるプランです。

オンライン講義や質問サービスは提供されていませんが、わかりやすいテキストと添削付きの講座を非常に低コストで受講することができます。

一般社団法人金融財政事情研究会の貸金業務取扱主任者資格試験対策講座の教材は2冊のテキストと別冊の法令集で構成されています。

さらに、Web上で添削課題の解答や提出が行える仕組みも整っています。

テキストはテーマごとに明確に解説されており、図表や図解も使用されているため、文章だけでは理解が難しい方に特におすすめです。

また、確認問題が各項目ごとに用意されており、アウトプットを通じて学習を進めることができます。

ただし、金融財政事情研究会の講座では動画による講義がなく、オンラインの動画講義も用意されていないため主にテキストを用いた学習になる点に注意が必要です。

スタディング

スタディング,貸金業務取扱主任

受講料金19,800円
合格率非公表
キャンペーン・割引制度合格祝いとしてAmazonギフト券2,000円分進呈
サポート内容
  • 講師にオンラインで質問できるQ&Aチケット10枚付き
  • 最適なタイミングで復習すべき問題をAIに選んでもらえる「AI問題復習」

スタディング貸金業務取扱主任者講座は出題されやすいポイントに焦点を当てた対策が可能な学習内容であり、スマートフォンやタブレットを利用して隙間時間を活用しながら合格を目指すための学習スケジュールです。

他の貸金業務取扱主任者通信講座と比較して、コンパクトな教材を使用した対策ができる点が魅力であり、独学で200時間の学習を続ける自信がない方にもおすすめです。

さらに、AIの復習機能を活用することで試験に出題されやすい問題や苦手な分野に特化した対策ができ、全4科目をバランスよく理解することができます。

スタディング貸金業務取扱主任者講座を受講するメリットは受講料が低価格であることです。

教室や講師、営業、紙ベースのテキストを一切省いた効率的な運営によりコストを削減し、誰でも手の届く学習を実現しました。

ただし、スタディングの講座は紙のテキストや問題集がないため、紙の教材や問題集を希望する方や直接書き込みたい方には適していないかもしれません。

貸金業務取扱主任者通信講座を選ぶ際のポイント3つ

ここでは、貸金業務取扱主任者通信教育講座を選ぶ際のポイントについて紹介します。

ポイント➀費用

今回紹介した通信講座の場合、貸金業務取扱主任者通信教育講座の受講費用はおおよそ4万円程度となっています。

講座を選ぶ際は自分の予算と自身のやりたい事、受けたいサービスと費用のバランスが取れているかどうか重要なポイントとなります。

高いからと言って必ず合格するとは限りませんし、続けられそうかどうかもチェックしてみて下さい。

ポイント②自分のライフスタイル

講座の学習方法が生活に合わないとモチベーションに影響を与えるため、講座を選ぶ際は自分のライフスタイルに合っているかを確認するようにしましょう。

例えば、通勤や通学に長い時間かかり平日に学習時間を確保するのが難しい場合、スタディングのようにe-learning環境が整っていると、スキマ時間を有効に活用できます。

講座の中にはテキストのみやデジタルのみといったものもあるので注意が必要です。

また、休日にまとまった時間を確保して勉強する場合は講義がしっかりと組まれた講座でじっくり学ぶこともおすすめです。

資格取得にどれだけの時間を割けるか、無理のないスケジュールであるかをしっかり確認しましょう。

各講座の公式サイトでは無料で学習環境を確認できるため事前にチェックしておくといいでしょう。

ポイント➂学習サポート

初めて民法や貸金業法を学ぶ方は特にサポート体制に注意を払うべきです。

法律特有の表現や解釈は非常に難しく自分だけで理解しようとすると挫折する可能性があるため、質問や添削が可能な講座を選ぶのあがおすすめです。

質問できる環境が整っていることはモチベーションに大きく影響します。

とくに通信講座を含む自宅学習では、近くに競争相手がいるわけでもなく、誰かが見守ってくれるわけでもないため試験合格に向けたモチベーションの維持が非常に重要です。

逆に、ある程度の知識がある場合は、サポート体制の重要性を少し下げるのも検討してみましょう。

貸金業務取扱主任者とは

貸金業務取扱主任者とは金銭の賃貸借契約において違法な取り立てを行う貸金業者を取り締まるために設けられた国家資格です。

平成初期には貸金業法という法律がまだなく、貸金業者は返済が遅れている人に対して厳しい取り立てを行っていました。

その結果、自殺者が多く出たことから違法な取り立てから債務者を守る必要が生じ、貸金業法が整備されると同時に貸金業務取扱主任者の資格が誕生しました。

貸金業者の社員が違法な取り立てを行うのを防ぎ、貸金業法などの法令を遵守させるために、貸金業務主任者は助言や指導を行う義務があります。

貸金業務取扱主任者になるためには試験を受ける必要があり、毎年約1万人が受験しており、その多くはクレジット会社などで働いています。

また、貸金業法には「貸金業者は、営業所または事務所ごとに貸金業務取扱主任者を法令で定められた数だけ設置しなければならない」という規定があります。

つまり、貸金業務取扱主任者は消費者金融やクレジット会社などの貸金業務を行う事業者に必ず1名以上設置しなければなりません。

具体的には事業所において従業員が50人以上いる場合、貸金業務取扱主任者が1名以上必要であり、この基準が満たされていないことが発覚した場合、業務改善命令や業務停止命令などの処分を受けることになります。

貸金業務取扱主任者試験について

ここでは、貸金業務取扱主任者試験について紹介します。

受験申込受付期間例年7月~9月中旬
試験日例年11月中旬
合格発表日試験年翌年の1月頃
合格ライン50問中30問前後
合格率30%前後
受験資格なし
試験内容4肢択一:50問(2時間)

  • 法及び関係法令に関すること
  • 貸付及び貸し付けに付随すつ取引に関する法令及び実務に関すること
  • 資金需要者などの保護に関すること
  • 財務及び会計に関すること
受験料8,500円

合格ラインは毎年異なりますが、およそ30問前後を推移しています。

余裕をもって合格を目指すのであれば35問は正解しておきたいところでしょう。

合格率・難易度

年度合格者数合格率
2024年(令和6年度)2,998人32.4%
2023年(令和5年度)2,928人31.0%
2022年(令和4年度)2,644人26.6%
2021年(令和3年度)3,373人32.2%
2020年(令和2年度)3,567人33.9%
2019年(令和1年・平成31年度)3,001人30.0%
2018年(平成30年度)3,132人31.5%
2017年(平成29年度)3,317人32.5%
2016年(平成28年度)3,095人30.5%

参照:【貸金業務取扱主任者】試験の結果について | 日本貸金業協会

貸金業務取扱主任者試験の合格率は多少の差があるものの、例年30%前後となっています。

国家資格の中ではそこまで低い合格率ではないものの、誰でも豪アックできるわけではないので準備を怠らず、しっかりと学習し受験対策を行うことが大事です。

必要な勉強時間

貸金業務取扱主任者資格試験に合格するためには、約180時間の勉強が必要とされています。

たとえば1日2時間の勉強を行うと、約3ヶ月程度で必要な勉強時間は満たせる計算となります。

特に初めて学ぶ方は貸金業に特有の用語や法律用語の表現に苦労することが多いため、3ヶ月(1日2時間で合計180時間)以上など余裕をもって始めるようにしましょう。

また試験範囲は法律や民法全般に及ぶため、幅広く学ぶには相応の時間が求められます。

そのため、通信講座や予備校で専門の講師から指導を受ける環境が推奨されます。

一方で貸金業の実務経験があり、民法や法律用語に関する知識がある場合、勉強時間は1ヶ月から2ヶ月(1日2時間で合計120時間)に短縮できるとされています。

さらに、宅地建物取引士、マンション管理士、管理業務主任者、行政書士などの試験勉強を経験している場合、民法や法律用語に慣れているため、1ヶ月(1日2時間で合計60時間)の勉強で合格できる人もなかにはいるようです。

貸金業務取扱主任者の難易度は?合格率や合格に向けたおすすめの勉強法を解説

貸金業務取扱主任者試験は独学でも合格できる?

結論から言うと、貸金業務取扱主任者試験に独学で合格することもできますが、先にも述べたように簡単に合格できるような難易度ではないので通信講座・予備校の利用がおすすめです。

理由としては初学者だとどの項目が重要でどこが最も得点に結びつくのか、効率的な学習方法などの知識が全くないといった点が挙げられます。

そのような状況で試験勉強を始めても、合格レベルに達するのは難しいでしょう。

また、勉強に充てられる時間は限られているという点も考慮する必要があります。

たとえば働きながらや育児や家事をしながらとなると学習時間の確保が難しく、効率的な学習カリキュラムやスキマ時間を有効に活用できる学習方法が必須となります。

以上の理由から効率的に学びたい方や初心者の方の場合、通信講座・予備校といったノウハウやカリキュラムが整っているものを利用するのが望ましいでしょう。

貸金業務取扱主任者の登録には2カ月程度かかるので要注意

貸金業務取扱主任者試験に合格したからといってすぐに貸金業務取扱主任者としての業務を行えるわけではないので注意が必要です。

具体的には貸金業務取扱主任者として業務を行うためには主任者登録の申請が必要であり、 登録処理には登録申請から約2か月かかります。

申請を行う際には以下の書類を準備する必要があり、これにも数日から2週間程度かかります。

  • 貸金業務取扱主任者登録申請書(※)
  • 履歴書(※)
  • 誓約書(※)
  • 身分証明書
  • 住民票の抄本(マイナンバーが記載されていないもの)
    交付手数料:200~500円ほど
  • 払込受付証明書
    登録手数料:3,150円(非課税)
  • 登録申請書類チェックシート(※)
  • 必要な書類を確認するためのシート
  • 登録講習の修了証明書の写し
    (資格試験合格日から10ヶ月以内の申請であれば不要)

したがって実際に合格してから登録が完了するまでには、最低でも3か月程度を見込んでおくことが望ましいです。

貸金業務取扱主任者としてできるだけ早く業務を開始したい方は試験に合格した後、速やかに登録申請を行いましょう。

なお、主任者登録の申請手続きは個人の任意であり、申請を行わなかった場合でも合格自体が失効することはありません。

ただし、試験合格日から10か月を超えて登録申請を行う場合、登録申請前の6か月以内に行われた講習を受講し、その講習の修了証明書の写しを申請時に提出する必要があります。

また、貸金業務取扱主任者の任期は3年であり、 更新申請(登録申請とまったく同じ)を行い、登録講習を受講すれば更新ができる仕組みになっています。

諸事情により更新を行えない場合も合格資格が失効することはなく、登録講習の受講方法はeラーニングと会場受講の2つから選択できるため、自分に合った方法で受講するようにしましょう。

貸金業務取扱主任者を目指すならアガルート

アガルート,貸金業務取扱主任者

今回は貸金業務取扱主任者におすすめの通信講座・予備校について紹介してきました。

通信講座は通学や授業で時間の制約を受けることなく学習を進めていけるメリットがあります。

とくに働きながら受験を目指す方やまとまった勉強時間がとれない方であれば利用するのもおすすめします。

貸金業務取扱主任者通信講座は費用だけではなく、サポート内容や自分のレベル、ライフスタイルに合ったところを見つけることが重要です。

それぞれの通信講座のサイトでは無料体験や校舎での説明会を行っているため、興味を持った講座があれば実際に受講する前にチェックしておくといいでしょう。

今回の記事を参考に自分に合った講座を見つけてみて下さいね。