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介護・福祉業への就職におすすめの福祉系資格を3選をご紹介

更新日:2022-11-19

介護・福祉業への就職におすすめの福祉系資格を3選をご紹介

高齢化社会が進む中、介護・福祉業で働く人の活躍が以前よりも注目を集めつつあります。

将来実際に関連業種への就職や転職を考えている方もいるでしょう。

また、実際に福祉業で働くとなると専門学校へ通ったり資格を取ったりと相当な時間を費やすことになります。

そこで、介護・福祉業への就職の際におすすめの福祉系資格を短期で取得できるのも含めて3つ紹介します。

福祉系資格1:社会福祉士

介護系資格

就職におすすめの福祉系資格の一つとして、社会福祉士その資格が挙げられます。

社会福祉士とは、お年寄りや身体が不自由な方など、一般的な人と同じように日常生活を送ることが困難な方や何かトラブルを抱えている方の生活サポートをする職業です。

「ソーシャルワーカー」や「生活相談員」とも呼ばれることのある社会福祉士は、特定の仕事だけをするのではなく、福祉・介護サービスを必要としている人の頼れるパートナーとして日々働いています。

社会福祉士は柔軟な対応をすることができるため、これからますます高齢化社会が進む中で彼らの活躍に期待されます。

社会福祉士資格保持者の仕事や役割

社会福祉士の主な仕事内容、老衰、ケガや病気、障害などの様々なトラブルを抱える人、もしくはその家族の相談役となり、快適な生活が送れるように時には他の専門家と連携しながらサポートを行います。

例えば、身内の介護に関して悩んでいる方に対して、介護福祉施設の紹介や介護士の派遣、家族同士の協力の仕方など的確なアドバイスをしていきます。

また、病気やケガに関する問題がある場合には、医師などと連携して治療方法や生活スタイルの見直しと言ったアドバイスを行います。

社会福祉士が活躍できる場はたくさんあり、老人ホームや介護施設、リハビリ施設や障害者支援施設などが挙げられます。

社会福祉士資格の取得方法や概要

社会福祉士の仕事は独占業務であるため、社会福祉士として働くためには国家資格の取得が必要となります。

国家資格を受験するためには、①福祉系4年制大学を卒業する、②福祉系短大を卒業し最高2年の実務を終える。③一般4年制大学を卒業し養成施設に1年以上通学、④一般短大を卒業後、最高2年の実務を終え、養成施設に1年以上通学、いずれかの手段を選ぶ必要があります。

福祉系資格2:介護福祉士

介護福祉士の資格は福祉・介護職の中でも代表的なもので、要介護者とその家族の生活支援を行います。

現在日本国内では介護福祉士や介護施設そのものの数が少なく、社会問題になっています。

というのも、介護の現場は想像以上に過酷であり、常に介護を必要とする方に気を配っていなければならないため忍耐力と体力が必要とされる仕事だからです。

そのため、これからますます需要が必要される職業の一つとなります。

介護福祉士資格保持者の仕事や役割

介護士の主な仕事内容は、「身体介護」「生活援助」「相談業務」の3つとなります。

身体介護とは、介護なしでは生活を送れない人の食事や排泄、入浴、移動など身の回りのケアを全般的に行います。

生活援助とは、食事や洗濯、掃除といった部分的な介護やサポートが必要な方のケアを行います。

相談業務とは、介護を必要とする当人やその家族が抱える悩みや問題に関する相談を行い、介護施設入居に関する助言や介護との向き合い方について専門的な立場からアドバイスを行います。

介護福祉士資格の取得方法や概要

介護福祉士として働くためには国家資格が必要となり、そのためには国家試験を受験するか、指定の養成施設を卒業するかのいずれかの手段を選ぶ必要があります。

国家資格を取得する場合、国家試験の受験資格をまず満たさなければなりません。

主なルートとしては、3年以上の実務経験を積むか、福祉系高校を卒業するかのいずれかになります。

一方、別の手段を選ぶ際には、厚生労働大臣の指定する養成施設で介護士の養成課程を修了することによって国家資格を得ることができます。

福祉系資格3:サービス介助士

介護系資格

サービス介助士とは、高齢者や障害を抱える人が社会生活において安全、安心に暮らせるように様々なサポートを行う職業です。

介護福祉士や社会福祉士などとは異なり、サービス介助士は介護施設や自宅などでの介護支援を行うのではなく、例えば駅やデパート、町中といった公共の場において何か困っている方がいる場合にそのお手伝いをします。

サービス介助士資格保持者の仕事や役割

特に身体の弱い高齢者や障を抱える方にとって、いつどんな問題が発生するかはたとえ用心していたとしてもわかりません。

そのため、外を歩いている時に突然体調が悪くなってしまったり、転んでケガをしてしまうという危険性があります。

その際にサービス介助士が率先して手助けを行い、必要な場合には救急車を呼ぶ、家族に連絡を取るなどのお手伝いをするのです。

サービス介助士資格の取得方法や概要

サービス介助士の資格は民間資格となっており、特に受験資格はないため学歴、年齢問わず誰でも取得することができます。

資格取得までの流れとしては申込みをした後、専用のテキストを用いて自宅学習を行い、その際に課される課題を記述までに提出します。

その後実技教習を受け検定試験を受けることによってサービス介助士の資格を取得することができます。

申込みからおよそ1年程度で認定となるため、他の資格に比べて比較的短期で目指せる資格となります。

介護・福祉業への就職におすすめの福祉系資格を3選まとめ

今回は介護・福祉業への就職の際におすすめの介護福祉系資格について3つ紹介しました。

社会福祉士、介護福祉士は国家資格となっており資格取得までには大学や専門学校に通いながら実務経験を積む必要があるため、資格取得まである程度時間を要することになります。

一方でサービス介助士の資格の場合は特に受験資格もなく比較的短期で取得できることから、特に転職を考えている方におすすめです。

いずれの資格を取得する場合でも、介護・福祉業で働く以上体力的な負担はもちろんのこと、精神面での負担も相当かかります。

しかし、これからの高齢化社会においてますます必要とされる職種であることから、責任感を持って働く必要があります。