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介護福祉士の資格が意味ないって本当?取得のメリットなどを徹底調査

更新日:2023-11-28

介護福祉士の資格が意味ないって本当?取得のメリットなどを徹底調査

国家資格である介護福祉士について、介護や支援施設など生活の中で見かけることも多いのではないでしょうか。

介護のプロフェッショナルとして毎年多くの方が受験をしていますが、介護福祉士について調べてみると「意味ない」とする意見もいくつか見られました。

今回は介護福祉士が意味ないと言われてしまう理由や、その実態などを徹底的に調査しました。

介護福祉士を目指している方にとって必見の内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください!

目次

介護福祉士の仕事内容や業務での必要性

介護福祉士 意味ない

まずは、介護福祉士が意味ないとされてしまう最大の理由からご紹介いたします。

それを理解するために、介護福祉士の仕事内容や受験方法などを知る必要があるでしょう。

介護福祉士の仕事内容について

介護福祉士は、介護に関するお仕事の中で唯一の国家資格となっております。

基本的には介護や支援の施設で勤務することとなり、考えられる業務内容は下記の通りです。

・介助(食事や着替え、入浴など)
・支援(買い物や家事など)
・介護にまつわるアドバイス
・介護施設のマネジメント

皆さんがイメージしやすい介護以外にも、介護のプロフェッショナルとして広範囲な業務に携われるのが介護福祉士です。

実際に介護福祉士を目指す際には、どのような方法が考えられるのでしょうか。

介護福祉士になるためには

介護福祉士資格を得るためには国家試験に合格するのが義務ですが、そもそも国家試験を受験するための前提条件が設けられているようです。

そのルートは3つ存在しており、詳細な内容までご紹介いたします。

区分 内容
養成施設ルート 指定の施設で2年以上(1,850時間)
福祉系高校ルート 福祉系高校を卒業(1,855時間)
実務経験ルート 3年以上の実務経験+実務者研修の修了

実務経験ルートで求められる実務者検定とは、介護に関わる人員として必要となる知識やスキルを実践的に学習する研修となっています。

基本的には研修のみで検定を終えられることが大半であり、20の科目を学ぶ中で介護人材としての基礎を身につける期間です。

介護福祉士資格のメリットがないって本当?

結論から言えば介護福祉士資格の取得にはかなりのメリットがあるのですが、それでもなお「意味ない」と言われてしまうのには理由があります。

このような状況の最大の理由として考えられるのは、他の国家資格と異なり介護福祉士には独占業務がないためでしょう。

先述した実務者検定にさえ合格してしまえば介護業界で働くことが可能であり、転職等が目的であれば取得が必須ではありません。

また無資格での勤務も可能となっており、介護福祉士資格を取得しないまま働いている方も多くいらっしゃいます。

介護福祉士資格が意味ないとされる理由

介護福祉士 意味ない

非常にメリットの多い介護福祉士ですが、資格必須ではないだけで「意味ない」と言われるのは少し不自然ではないでしょうか。

より明確なデメリットが存在しているのかを調査しましたので、ぜひ最後までご覧ください。

業務内容で違いが感じられない

先述したように、介護福祉士が行う業務は無資格者や実務者検定の修了者でも行うことが出来ます。

現場レベルでこの3者の違いを感じることは難しく、「やりがいを感じられない」といった意見を持つ方もいらっしゃるようです。

今の制度は2016年の改正によるものですが、介護福祉士の必須度が下がったことで改正後で多くの方が介護福祉士の受験を取りやめました。

業務面以外で介護福祉士の資格が意味ないとされる理由はあるのでしょうか。

給与や待遇の改善が期待できない

実際に介護福祉士試験に合格した方の声をSNS等で調査すると、難しい国家試験に合格をしても手当がないケースがあるようです。

施設によっては介護福祉士とそれ以外の方の業務内容が全く同じであることから、給与の違いも生まれないということでしょう。

仮に手当が支給されたとしても額が低いこともあり、試験料などを払っても見返りが薄いことから意味ないと言われてしまっているようです。

せっかく介護福祉士を取得してもこのような状況であれば、意味ないと判断されてしまうのも仕方ないのかもしれません。

介護福祉士の資格があることで多忙になることも

努力して介護福祉士を取得し、逆にリーダー職やマネジメントといった業務を任されるというメリットもあります。

業務等が差別化されることでやりがいを感じられるメリットもある一方、仕事量が増え残業時間などが伸びてしまうこともあるようです。

多くのポジションを引き受けてしまうほど会議への出席が増え、本来の介護業務から離れてしまうことも考えられます。

意味ないというほどではありませんが、逆に忙しさを呼び込んでしまうのも悩み物です。

介護福祉士資格は結局意味ある?取得のメリットは?

介護福祉士 意味ない

ここまで介護福祉士が意味ないとされる理由をご紹介してきましたが、それらを加味した上で本当に意味のない資格なのでしょうか。

介護福祉士の将来性や取得のメリットについてご紹介いたします。

結論:介護福祉士のメリットは非常に多い

結論から言えば、介護福祉士は非常にメリットのある取得する価値のある資格と言えるでしょう。

個別の理由はこれからご紹介いたしますが、少子高齢化などの理由から社会的に介護業界への注目が年々高まっています。

業界で働く方が少なくなっている今、自分の価値を発揮して活躍できる可能性が高いのは大きなメリットです。

では具体的に、介護福祉士のどのような点がメリットとして挙げられるのでしょうか。

介護人材の需要増加によってキャリアアップ

少子高齢化が進行する今、介護のプロフェッショナルとして即戦力となる介護福祉士資格には唯一無二の価値があります。

介護にまつわるアドバイスは無資格でも出来るものの、真に求められているのは適切な知識を身につけ試験に合格した方の声です。

国家試験に合格して介護福祉士資格を取ると現場での評価も向上し、管理職への昇進の道が開けるためキャリアアップというメリットにも繋がるでしょう。

介護福祉士の価値は行政もよく理解をしており、本腰を入れて対策を始めているのが給料や待遇面の改善です。

給料や待遇は改善が進行中

また不満に感じる方も多かった資格手当による給料という点では、先述した需要の増加に伴って制度を改める施設が増えているようです。

それによって給与面において介護福祉士資格のメリットが生じており、具体的には下記のような差を感じることが出来ます。

保有資格 平均年収 平均月収
介護福祉士 約395万円 約33万円
実務者研修 約364万円 約30万円
無資格 約330万円 約28万円

例えば介護福祉士と無資格者の月給には月5万円もの違いが生じており、介護福祉士の資格を通じて安定した収入を得ることが出来るのです。

介護福祉士は意味ない資格ではなく、大きなメリットのある資格なのです。

就職・転職がかなりスムーズになる

介護福祉士の大きなメリットとしてさらに挙げられるのは、介護福祉士資格があることによって就職・転職がしやすくなるという点です。

経験や年齢問わず、介護の国家資格があることによってプロとして採用してもらえるのは大きなメリットではないでしょうか。

雇用されやすく先述したように給与の改善も進んでいることから、安定した給料が得られるお仕事を探している方に介護福祉士は非常におすすめです!

未経験の方でも非常に挑戦しやすい業界となっているため、ぜひ選択肢に入れてみることをお勧めします!

本気で介護福祉士を目指すなら通信講座を

もしこれまでの内容を読んで介護福祉士を目指すことを決めた方へ向けて、おすすめの学習法をご紹介いたします。

介護福祉士では幅広い科目について専門的な知識が問われるため独学には不向きであり、効率よく学習できる通信講座で対策すれば最短コースで合格を目指すことが可能です。

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まとめ|介護福祉士の資格が意味ないの真実

今回は、「意味ない」と言われることもある介護福祉士の資格についてその本当の姿をご紹介しました。

あらゆる視点から見てみると介護福祉士資格を取得するメリットは非常に大きく、介護業界でのキャリアアップには欠かせません。

今後給料や待遇も改善されることが期待されており、少子高齢化が進む日本で安定して働ける職業として認知度が広まっていくはずです。

もしこれから介護福祉士を目指す方は、ぜひ通信講座を活用して効率よく合格を目指してみてはいかがでしょうか!