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弁護士の登録番号とは?修習期との関連性、役立て方を紹介!

更新日:2023-12-01

弁護士の登録番号とは?修習期との関連性、役立て方を紹介!

全ての弁護士には登録番号というものがあり、日本弁護士連合会より割り当てられます。

弁護士登録番号は誰でも確認することができ、登録番号は弁護士経験がわかったり詐欺防止に役立ちます。

この記事では、最新の弁護士登録番号一覧や、弁護士番号の役立て方、検索方法をご紹介!


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弁護士登録番号とは

弁護士 登録番号 期

弁護士を目指す方は、司法修習を修了したのちに日本弁護士連合会の弁護士名簿に登録をする必要があり、登録したら晴れて弁護士として活動できるようになります。

弁護士名簿に登録した際に割り当てられるのが弁護士登録番号であり、全ての弁護士はこの登録番号を持っています

経験年数や、何期の司法修習生かが分かる

司法修習は毎年行われ、各年を○期と呼びます。

弁護士登録番号は修習期に対応しているため、番号が小さいほど弁護士歴が長いことがわかります。

また、弁護士登録番号は弁護士が登録を抹消(死亡や一時的な留学、懲戒など)されても空いた番号に新しく誰かが入ることはないため、基本的に序列は変わりません。

しかし留学からの帰国などで再登録する際にはそれまで使っていた番号はもらえず、新たな弁護士登録番号をもらうことになるため番号が若いのに弁護士歴は長いということもあります。

弁護士は年功序列ではなく登録番号によって上下が決まる

日本社会では、立場による上下関係より年功序列が重要視されがちです。

しかし弁護士は司法修習期順、登録番号順で序列が決まります。

65期で50歳の弁護士と60期で40歳の弁護士では60期が先輩となるため、年齢は上であっても65期で50歳の弁護士は後輩となります。

初対面の弁護士などは相手の修習期を確認し合うことが常のようです。

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74期までの弁護士登録番号一覧

現在は74期の修習生までが弁護士番号を登録しています。

74期から1期までの弁護士登録番号を見てみましょう。

2022年6月1日現在の弁護士数は44,117名となっています。

登録番号と弁護士数が違うのは、弁護士資格を失った方の、空きのある番号があるためです。

司法修習期 弁護士登録番号
74期 61635〜
73期 60110〜
72期 58641〜
71期 57151〜
70期 55618〜
69期 53898〜
68期 52212〜
67期 50339〜
66期 48314〜
65期 46237〜
64期 44085〜
新64期:44264〜
63期 41985〜
新63期:42206〜
62期 39704〜
新62期:40052〜
61期 37429〜
新61期:38015〜
60期 35165〜
新60期:36445〜
59期 33724〜
58期 32581〜
57期 31381〜
56期 30348〜
55期 29408〜
54期 28497〜
53期 27748〜
52期 27091〜
51期 26427〜
50期 25761〜
49期 25107〜
48期 24453〜
47期 23877〜
46期 23371〜
45期 22912〜
44期 22416〜
43期 21949〜
42期 21448〜
41期 20962〜
40期 20485〜
39期 20037〜
38期 19588〜
37期 19161〜
36期 18743〜
35期 18291〜
34期 17811〜
33期 17318〜
32期 16899〜
31期 16452〜
30期 16028〜
29期 15535〜
28期 15050〜
27期 14509〜
26期 14013〜
25期 13507〜
24期 12844〜
23期 12320〜
22期 11782〜
21期 11267〜
20期 10791〜
19期 10292〜
18期 9789〜
17期 9355〜
16期 8974〜
15期 8634〜
14期 8311〜
13期 7991〜
12期 7716〜
11期 7447〜
10期 7168〜
9期 6908〜
8期 6720〜
7期 6498〜
6期 6263〜
5期 6078〜
4期 5835〜
3期 5603〜
2期 5392〜
1期 5251〜

弁護士以外の方も詐欺防止に利用できる

弁護士 登録番号 期

弁護士登録番号は、弁護士の序列や経験年数を確かめられるだけかというと、そんなことはありません。

全ての弁護士には登録番号が割り当てられているため、弁護士を偽った詐欺に合いそうになったときは、相手の弁護士番号を確認することで詐欺を防止できます。

この際に弁護士番号と修習期を答えられない、架空の番号を言う場合などがあればまず詐欺と言えるでしょう。

弁護士にとって登録番号は重要なものであり、まともな弁護士であれば自分の登録番号は絶対に答えられます。

弁護士登録番号は誰でも調べられる

弁護士を偽って詐欺を働こうとする者の中には、事前に調べて誰かの登録番号を答える場合もあるでしょう。

その場合は日本弁護士連合会の弁護士検索を利用しましょう

弁護士検索では登録番号を入れるだけで会員情報を閲覧することができ、所属事務所の住所や連絡先も知ることができ、詐欺かどうか確かめられます。

相手が実在の弁護士を名乗ったとしても、事務所に連絡をして確認するなどすれば詐欺被害を防ぐことができます。

弁護士検索はこちらからできます▶︎▶︎日本弁護士連合会

弁護士登録番号を取得するまで

弁護士 登録番号 期

2022年4月20日に第74期司法修習が修了し、1136人の弁護士が生まれました。

75期司法修習は2021年11月15日から始まっておりますが、ここで弁護士登録番号を得て弁護士として活動できるようになるためにはどんなことが必要なのかをみていきましょう。

弁護士になるには

弁護士になるには司法試験に合格して司法修習生となり、司法修習を修めることでなれます。

司法試験は、法科大学院を修了するか司法試験予備試験に合格しなければ受験できず、司法試験の合格率は例年30〜40%程度です。

これだけ聞くと意外と簡単な試験のように思えますが、法科大学院修了生の司法試験合格率はかなり低く、もう一つのルートである予備試験は合格率が4%程度です。

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司法試験は受験資格取得までのハードルが高く、時間と労力を要する司法試験は文系最難関国家資格と言われています。

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司法試験は弁護士以外も輩出する

司法試験を経て目指すことができるのは、弁護士・検察官・裁判官です。

これら3つを合わせて法曹三者と呼び、いずれも司法修習を経てなることができます。

それぞれ立場は違ど法律によって国民を守るための大事な仕事であり、ドラマや映画の影響もあって非常に人気の職業です。

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弁護士の登録番号とは?修習期との関連性、役立て方|まとめ

弁護士の登録番号は弁護士が何期の司法修習生かを知ることができ、詐欺の防止にも役立ちます

登録番号は誰でも簡単に調べることができるため、万が一詐欺被害に会いそうになったときは、相手から登録番号を聞き、本物かどうか調べてみましょう。

また、弁護士になるには司法試験に合格する必要がありますが、難関国家資格試験の1つでもあり難易度が高いので、アガルートなどの予備校・通信講座の利用がおすすめです。

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