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司法試験に一発合格する人の割合は?平均受験回数や現役での合格率も調査

更新日:2022-07-22

司法試験は難関国家資格であるため何度も受験する方も珍しくありません。

しかし何度も受験するということは何年も受験生として過ごすということであり、多額の費用もかかる他にも精神的にも厳しいものがあるため、なるべく一発合格を目指したい所です。

そこでこの記事では司法試験の合格者について、一発合格する人の割合や平均受験回数、現役合格率はどのくらいなのか、一発合格のための勉強法などを解説していきます。

興味のある方は是非最後までご覧ください。


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司法試験に一発合格した人の割合とは?

以下に過去3年間における、司法試験一発合格者の割合を示します。

年度 合格者数 一発合格者数 一発合格者割合 現役受験者合格率
令和3年度 1421人 1,024人 72% 57%
令和2年度 1450人 960人 66% 56%
令和元年度 1502人 884人 59% 49%

一発合格者割合と現役受験者合格率は以下のように算出しています。

一発合格者割合 = 一発合格者数 / 合格者数
現役受験者合格率 = 一発合格者数 / 今回初めて司法試験を受験した人数

表を見て行くと合格者数は緩やかに減少していますが、一発合格者数は増加傾向にあり、昨年の令和3年では合格者の7割以上が一発合格者となっていました。

法科大学院卒と予備試験合格者の司法試験合格率

法科大学院卒と予備試験合格者の司法試験合格率

次に法科大学院卒と予備試験合格者の司法試験合格率を比較していきます。

法科大学院卒と予備試験合格者の司法試験合格率には大きな差があるため、どちらのルートで司法試験を目指すのかの参考にしてみて下さい。

法科大学院卒と予備試験合格者の司法試験合格率

以下に過去3年分の法科大学院卒と予備試験合格者の司法試験合格率の比較を示します。

年度 法科大学院卒 予備試験合格者
令和3年度 32% 91%
令和2年度 29% 87%
令和元年度 26% 80%

法科大学院卒と予備試験合格者の合格率は共に上昇傾向にあります。

しかし、法科大学院卒の合格率は30%前後、予備試験合格者の合格率は90%前後となっており、予備試験合格者の方が合格率が圧倒的に高いことが分かります。

なぜ予備試験合格者の方が司法試験合格率が圧倒的に高いのか

司法試験の受験資格を得られるという意味では、法科大学院卒と予備試験合格は同じ事ですが、その難易度は大きく異なります。

法科大学院卒は、法科大学院入試を突破して2~3年をかけて法律について学びますが、単位を取得できれば自動的に受験資格を得られるのです。

しかし予備試験は、難易度としては司法試験と同格である予備試験を突破しなくてはなりません。

難しい予備試験合格という偉業をなし得たからこそ、予備試験合格者の方が司法試験合格率が圧倒的に高いのです。

法科大学院別の司法試験合格者ランキング

法科大学院卒の司法試験合格率は予備試験合格者より低い30%前後だと前述しましたが、合格率はどこの法科大学院に通うかによっても異なっています。

以下に合格者数上位5つの法科大学院別の司法試験の最終合格者数と合格率を示します。

順位 学校区分 大学名 地域 合格者数 合格率
1 国立 東京大学 東京 126 59.4%
2 私立 慶応義塾大学 東京 125 49.8%
3 国立 京都大学 京都 107 57.8%
4 私立 中央大学 東京 85 29.4%
5 国立 一橋大学 東京 84 70.6%

合格者数上位3校では合格者数が100名を超えており、さらに合格率も法科大学院卒全体の合格率より約20%程高いです。

そして、合格者数ランキングでは5位ですが一橋大学大学院は司法試験合格率が7割を超えており、人気の大学院となっています。

地域別にデータを見て行くと、東京が4校、京都が1校となっており、実績を残している法科大学院は東京に集中していることが分かります。

先ほどご紹介した法科大学院卒と予備試験合格者の司法試験合格率から、予備試験合格者ルートを安易に選択するのではなく、司法試験合格率の高い法科大学院に進学するのも一つの手段だと考えられます。

司法試験合格者の平均受験回数はどのくらい?

ここからは司法試験合格者の平均受験回数がどのくらいなのかを解説していきます。

ここ数年の平均受験回数は1,2回と言われていますが、もっと受験回数が多い方もいらっしゃいます。

司法試験の受験回数は最大で5回

司法試験は受験資格を得てから5回まで受験することができると表記されることが多くなっていますが、注意が必要です。

正確には受験資格を得た後、5年間受験することが出来るとなっています。

ですから、たとえば受験資格を得た後「心配だからもう少し勉強しよう」と考えて司法試験受験を先延ばしにして、最初に受験したその年から5回受験するということはできません。

また、受験回数が制限されていることについては、以下のような理由があるとされています。

  • 司法浪人と言われる司法試験を何度も受け続ける人たちに早めの進路変更を促すため
  • 法科大学院での教育レベルを一定以上に保つため
受験回数の制限は今後も変わることは無いと考えられるため、受験資格を得てから5年以内の合格を目指しましょう。

なお、予備試験には受験回数の制限はないので、混同しないように注意してください。

司法試験の平均受験回数

以下の表に過去3年間の合格者の平均受験回数を示します。

年度 法科大学院卒 合格者総計
令和3年度 1.7回 1.6回
令和2年度 1.9回 1.7回
令和元年度 2.1回 1.8回

上記の表を見て行くと、合格者総計も法科大学院卒も平均受験回数は段々と減少していることが分かります。

前述したように、司法試験一発合格者が増加しているためでしょう。

司法試験一発合格者が多い理由とは?

ここからは司法試験一発合格者が多い理由を解説していきます。

学習期間の長さと合格率が必ずしも比例するとは限りません。

受験回数別の合格率

以下に令和3年度の受験回数別の合格率を示します。

この合格率は 合格率=その受験回数の合格者数 / その受験回数の受験者数 で算出しています。

受験回数 合格率
1回目 57%
2回目 25%
3回目 20%
4回目 17%
5回目 15%

このデータを見ると現役受験者は5割以上の割合で合格しているのに対し、3回目以降は2割以下となっており、受験回数が増えるごとに合格率は下がっています。

考えられる理由としては、司法試験に対する予備校の対策が進んでいることや、予備試験合格者の受験人数が増えていることなどが挙げられます。

現役受験者の合格率が高い理由

現役受験者の合格率が高いのは以下のような理由があります。

  • 現役受験者は最も力を発揮できる状態で受験できる
  • 受験回数を重ねるごとにモチベーションが低下していく
  • スクールを卒業してから独学の期間に勉強が偏る

現役受験生は予備校などに通い効率よく勉強を進め、1番力を発揮できる状態で試験に臨むことが出来ます。

しかし、受験回数が2回目以降の受験者はモチベーションが低下したり苦手分野に勉強が偏ったりすることで合格率が下がっていく傾向にあります。

そのため、相対的に現役合格者の合格率が高くなっているのではないかと言われているのです。

司法試験に一発合格するための勉強方法は?

最後に司法試験に一発合格するための勉強方法を解説していきます。

司法試験の形式は高校・大学受験などとは違うため、試験形式や重要な部分をよく理解できるようにしましょう。

論文式試験に重点を置く

司法試験では短答式試験にまず合格する必要がありますが、最終的に合格するためには総合得点で基準点以上を獲得しなければなりません。

司法試験の総合得点は、短答式試験の得点 + 論文式試験の得点 × 1.75で算出され、得点の比率は1:8となっています。

つまり、論文式試験の得点が総合得点に大きな影響を与えるため、論文式試験に重点を置くことが重要になります。

判例をよく理解する

法律を学習する上で重要なのが、条文をよく理解することです。

条文は分かりにくいことが多く、ただ読んだだけでも理解できない場合があります。

そこで、条文だけを見ても理解できない難しい法律について、判例と照らし合わせながら勉強することで条文を深く理解することが出来ます

また、最新の条文までを頭に入れておくことで、司法の判断基準やその理由を知ることが出来ます。

司法試験の突破には条文の正確な理解が重要になりますが、そのために判例をしっかりと読み込むようにしましょう。

一人で勉強を完結させようとしない

予備校や通信講座は高額だからと、一人で勉強を完結しようとするのは控えましょう。

短答式試験では解答に従って正誤を判断することが出来ますが、論文式試験は模範解答と自分の解答が異なっていても正解になる可能性があり、模範解答の構成などから考えることが重要になるからです。

その際に、自分ではどこがあっていてどこが間違っているのかを正確に判断することが難しく、司法試験の合格経験がある方に依頼することが推奨されます。

現在は予備校やオンラインで添削してくれるサービスもあるため、それらを有効に利用するようにしましょう。

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司法試験の一発合格者割合、平均受験回数:まとめ

司法試験の合格者について、一発合格する人の割合や平均受験回数、現役合格率はどのくらいなのか、一発合格のための勉強法などをご紹介してきました。

司法試験の一発合格者は年々増加しており、令和3年度の一発合格者は7割を超え、合格者の平均受験回数は、1~2回となっています。

3回目以上受験すると勉強へのモチベーションが低下したり、苦手分野ばかり偏って勉強をしたりするので、できれば一発合格できるように試験に臨みたいところです。

これから司法試験合格を目指すという方は、早目に合格できるように全身全霊をかけて勉強に励みましょう!

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