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司法書士になるには独学では厳しい?試験の合格率や難易度まとめ

更新日:2019-05-06

皆さんの中には司法書士を目指している、または目指そうとしている方も少なくはないでしょう。

そこでこの記事では、司法書士になるにはどうすればいいのか?司法書士試験の合格率や難易度、独学で合格できるか等を紹介していきます。

やはり合格率が低く、難易度が高いと言われている司法書士試験を突破し、司法書士になるには独学では難しいのでしょうか?

司法書士とは?

事務

司法書士とは個人法人問わず顧客の依頼によって、法律上の手続きを代行して行ったり、法律に関する書類を作成する仕事です。

司法書士になるには、司法書士試験と言う国家試験を合格する必要があるのですが、司法書士試験の難易度は極めて高く、合格率はおよそ3%ほどです。

高難易度の試験に合格した後は、司法書士事務所で経験を積んでいき、独立を目指すのが一般的になっていますが、いきなり独立する方も中にはいらっしゃいます。

司法書士の仕事内容

司法書士の仕事内容は、個人法人から依頼を受けて法律上の手続きを行ったり、法律に関する書類の作成になります。

主に相続時の不動産登記手続きや、不動産売買、会社を設立した際の商業登記の手続きが該当します。

書士と名の付く仕事には、司法書士とは別に行政書士と言う仕事もありますが、司法書士が司法機関に提出する種類を作成するのに対し、行政書士は主に行政機関に提出する書類を作成します。

司法書士の就職先

司法書士の代表的な就職先は、司法書士事務所と言う司法書士が集まる事務所となっており、司法書士事務所で経験と知識を身に着け、独立して司法書士事務所を開業する方も珍しくありません。

他には一般企業に就職して会社の法務部に所属したり、弁護士事務所に勤める方もいらっしゃいます。

以前までは主に事務処理を専門として活躍していた司法書士ですが、近年は制度が改正された事によって借金の過払い金請求や、債務処理等の法律業務も請け負っています。

司法書士が求められる能力

司法書士は法律に関わる仕事なので、膨大な知識量が求められます。

司法書士試験の難易度は、合格率から分かる通りとても高く、自分から勉強していく力が無いと試験の合格は難しいでしょう。

頻繁に行われる法改正についていくために、常に新しい事を学んでいかなければいけません

また、司法書士の仕事は書類の作成が主な仕事なので、事務処理能力も求められます。

司法書士になるには?

司法書士になるには、合格率が3%の高難易度の司法書士試験を合格しなければいけません。

高難易度の、合格率3%を誇る国家試験を突破出来たら、全国に存在するいずれかの司法書士会に登録して、研修を終えた後司法書士として働き始める事が出来ます。

合格率3%の高難易度試験を合格できなくても、検察事務官又は、裁判所事務菅として10年間努めてから、法務大臣の認定を得る事が出来れば司法書士としての資格を得る事が出来ます。

司法書士の資格の合格率

司法書士の試験は年に1度しか行われない試験ですが、難易度がものすごく高く、合格率は3%となっています。

年に1度しか行われないので、何年も何年も試験に挑戦して合格を目指すなんて人も沢山いらっしゃいます。

元々持っている知識にも左右されますが、高難易度の司法書士試験を合格する為に必要な勉強時間は、1400~2000時間だともいわれています。

司法書士試験は独学で突破できる?

司法書士試験は合格率が3%の高難易度の試験ですが、そんな試験でも独学で合格する事は不可能ではありません。

例え独学だったとしても要所要所を押さえて効率よく勉強すれば、独学での合格も十分可能でしょう。

ただし独学でも学校に通っても、数年間にわたる勉強をこなさなければいけないので、特に独学の場合はその間のモチベーションを維持できるかどうかがポイントになってきます。

司法書士の学校

司法書士試験では、法律の問題が出題されるので、大学の法学部出身者の方が試験にやや有利となっています。

ただし司法書士試験の難易度はとても高いので、法学部を出ていても独学では試験に挑まず、専門学校に通って勉強するのが一般的となっています。

社会人として働きながら司法書士試験の勉強をしたい方や、学生の内から司法書士試験の勉強を始めたいと言う方の為に、夜間に授業を行う専門学校も多くあります。

司法書士に適性がある人

司法書士は何時間も失敗の許されない書類を作成するための事務作業をこなさなければいけません。

書類の内容は非常に難解で、法律を照らし合わせながらの作業になるので、地味な作業でも長時間集中力を維持できる方が向いています。

独立を考えている方なら、人脈や営業で仕事を取って来る必要があるので、上記の適正に加えコミュニケーション能力も必要になって来るでしょう。

現場の司法書士

事務

司法書士は試験の難易度が非常に高く、合格率もとても低いため、全国の資格保有者数は2万人程度しかいません。

なので司法書士の需要は高く、求人は主要都市を中心に一般企業の法務部門や、司法書士事務所など、選択肢は幅広いでしょう。

また、現在の司法書士全体の年齢層が高齢者に偏っているので、今後さらに需要と供給が吊り合わなくなっていくでしょう。

司法書士のやりがい

司法書士のやりがいは、なんと言っても依頼者との距離の近さです。

相続関係などの数か月にわたる案件が無事に完了した後は、「また次もお願いしますね」「あなたに仕事を依頼して良かった」などの声をかけてもらう事も少なくないそうです。

需要が多く、孤立して仕事をする事が多い仕事なので、長く仕事を続けられるメリットもあります。

司法書士の厳しさ

司法書士は法務局や裁判所、顧客の元や、取引場所などを転々とめぐる必要があり、移動中に書類の作成等の事務作業をこなしていかなければいけません。

司法書士の仕事は内容毎にある程度の相場が決まっており、沢山稼ごうと思うと沢山仕事を受けなければいけません

自分の事務所を立ち上げた場合はもっと大変で、本業をこなしながら経理業務や営業業務をこなさなければならないんです。

司法書士の雇用形態

合格率3%の司法書士試験を突破したからと言ってすぐに実務をこなす事は出来ないので、試験を合格した人はまずは企業や司法書士事務所で経験を積みます

ある程度経験を積んだら、今の勤務先で勤務を続けたり、独立して司法書士事務所を立ち上げたりと、様々な働き方があります。

独立した方が仕事量が多くなり大変ですが、仕事は次から次へと舞い込んできますし、得る収入も多くなります。

独学で司法書士になるには?試験の合格率や難易度まとめ

この記事では司法書士になるにはどうすればいいのか?や司法書士試験の合格率や難易度等を紹介してきました。

司法書士になるには合格率3%の難関試験を突破しなければならず、独学では厳しそうでした。

しかし、独学での合格が不可能と言うわけではないので、一度司法書士試験の問題集を試してみるのが良いかも知れません。

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