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スポーツリハビリトレーナーになるための資格や学校は?仕事内容は?

更新日:2023-02-07

スポーツリハビリトレーナーになるための資格や学校は?仕事内容は?

スポーツリハビリトレーナーは、スポーツ選手を支える重要な仕事です。
ここでは、実際にどういう仕事内容なのか、必要な資格やどんな学校に行けばなれるのか、またどんな職場で仕事をしているのか、お給料などを調べてみました。

スポーツに携わる仕事に就きたいと考えている方はぜひチェックしてみてください。

スポーツリハビリトレーナーとは?

スポーツトレーナーについて

スポーツリハビリトレーナーとは、ケガをした人の運動機能の回復やスポーツ選手の健康管理をサポートする仕事になります。

マッサージやストレッチなどの施術のほか、効果的なトレーニング方法のアドバイスなども行います。
スポーツ選手の心強い味方でもありますし、一般の人にとっても運動機能のリハビリやケアを相談できる人になります。

スポーツリハビリトレーナーになる為に必要な資格は?

スポーツリハビリトレーナーという資格は存在しないため、スポーツリハビリトレーナーになる為の資格はない、というのが答えになります。

ただ、プロのスポーツ選手のケアなどを行うにあたって、スポーツ選手の健康管理・ケガ予防、
スポーツ中のケガの応急処置、リハビリテーションなどを行うので、
それらを行う為の資格を持っていた方がスポーツリハビリトレーナーになりやすいと言えます。

では、スポーツリハビリトレーナーになる為に持っていた方がいい資格をいくつかご紹介いたします。

理学療法士

ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、
基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、
運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを用いて、
自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。

治療や支援の内容については、理学療法士が対象者ひとりひとりについて
医学的・社会的視点から身体能力や生活環境等を十分に評価し、それぞれの目標に向けて適切なプログラムを作成します。

理学療法士を一言でいうならば動作の専門家です。
寝返る、起き上がる、立ち上がる、歩くなどの日常生活を行う上で基本となる動作の改善を目指します。

関節 可動域の拡大、筋力強化、麻痺の回復、痛みの軽減など運動機能に直接働きかける治療法から、
動作練習、歩行練習などの能力向上を目指す治療法まで、動作改 善に必要な技術を用いて、日常生活の自立を目指します。

出典:理学療法士協会

病院などでリハビリを行う際に丁寧に付き添って指導してくれる担当の方が理学療法士という事になります。

スポーツは行動の延長戦になります。

その為、理学療法士の資格があると基本的なところからリハビリ・ケアなどが出来るようになります。

また、理学療法士になるには国家資格が必要となります。
養成校で3年以上学び、必要な知識と技術を身につけた後、国家試験を受ける形になります。

作業療法士

作業療法士は、入浴や食事など日常生活の動作や、靴ひもを結んだり外へ出るなどの全ての行動を
自分で出来るようになるまでサポートし支援する専門家です。

ケガや病気で普段の生活もままならないといった状態から、
作業療法を通じて自分で出来る事を増やしていく為にトレーニングする、というのが仕事内容になります。

こちらも国家資格になり、勉強した後に試験を受けて作業療法士になります。

出典:一般社団法人作業療法士協会

はり師灸師

はりやお灸といったシンプルな道具を使い、人間の身体にある361のツボを症状に合わせて刺激することで、
血液の流れを良くし自然治癒力を高めることが出来る治療法です。

病気やケガをしないための予防治療や、
神経痛、リウマチ、腰痛、肩こり、花粉症、ぜんそくやアトピーなど
様々な症状を緩和、改善することができる伝統医学です。

こちらも、人の身体へはりを刺すなどの治療を行うので国家資格を取得する必要があります。

方法としては、高等学校卒業同等以上(男女)の資格を有する者で、
3年以上のはり師・きゅう師養成施設を卒業することによって、受験資格を取得できます。

その後、国家資格に合格して晴れてはり師灸師になれるのです。

ぎっくり腰や腕、足の痛みに即効性があるとも言われています。
その為、スポーツ選手にはとてもありがたいサポートになると言えます。

出典:お仕事図鑑

そのほか、スポーツリハビリトレーナーになる為に少し特殊な資格もあるようです。1つご紹介します。

JARTA認定スポーツトレーナー資格

JARTAでは、JARTA認定スポーツトレーナー資格取得コースを修了し、
認定試験に合格された方にJARTA認定スポーツトレーナー資格を授与しております。

JARTA認定スポーツトレーナー資格保持者は、
JARTA理論の理解、トレーニング指導・コンディショニング技術、分析能力が一定以上あることを示し、
その活動及び研鑽をJARTAが継続的にサポート致します。

また、JARTA認定スポーツトレーナー資格を保持されている方には、
トレーニングサポート依頼制度の利用や限定ウェブ教材などの専用ページの閲覧、再受講無料など、
多数の権利が与えられます。

受験資格はADVANCEセミナーⅢまで受講が終了している方、という事なので、まずはセミナーに参加する必要があります。

出典:日本アスリートリハビリテーショントレーナー協会

スポーツリハビリトレーナーの仕事内容は?

スポーツリハビリトレーナーの仕事内容は、所属する仕事先によるようです。

病院であったり、福祉施設やリハビリ施設では、事故や病気などで手足の機能に障害を持つ患者に同様の処置やアドバイスを行います。

ジムやスポーツ選手が所属する団体などでは
ストレッチやマッサージ・電気療法・テーピングなどによる慢性疾患のケア、試合中のケガの応急処置のほか、
栄養指導やメンタルケアのためのカウンセリングなども行います。

どういった相手に施すかにより、様々な仕事内容に分かれるのが特徴になります。

もちろん、それぞれのケアに関して特化した資格が必ず必要になりますので、
持っている資格により出来るケア方法は変わってきます。

出典:スポーツリハビリトレーナーになるには

スポーツリハビリトレーナーの就職先や年収は?

スポーツリハビリトレーナーとしての仕事内容は?

スポーツリハビリトレーナーの就職先は、スポーツ施設、スポーツ団体、病院、またはリハビリ施設などになります。

そのため、年収も就職した仕事先によってバラバラになるのです。

平均で570万円程度、という事ですが、実際は給料がもっと少ない方も多いようです。

スポーツ団体に所属し、プロの選手へのケアを行う場合、年収1千万円越えのケースもあるとの事です。

技術と資格があれば、給料を上げる事も可能なようです。

スポーツリハビリトレーナーになるには?まとめ

いかがでしたでしょうか?

スポーツリハビリトレーナーになる方法や仕事内容、給料などをご紹介させていただきました。

必要な資格を取得し、出来る範囲を広げてスポーツリハビリトレーナーとして活躍したい…!と思う方は、資格が学べる専門学校の情報を入手してみては?