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国家公務員である官僚とは?気になる年収や官僚の階級についてご紹介

更新日:2023-11-29

国家公務員である官僚とは?気になる年収や官僚の階級についてご紹介

各中央省庁で働く国家公務員である官僚

官僚はテレビや新聞などのメディアでよく耳にする言葉ですが、私達は普段直接接する機会がありません。

「具体的にどんな仕事をしているのか?」ということなどの不明な点が多くあると思います。

そこで、そもそも官僚とはどんな職業なのか、階級や気になる年収について一緒に考えていきましょう。

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官僚とは?

官僚

官僚とは、財務省や文部科学省、経済産業省や国土交通省と言った国の行政機関である中央省庁に勤める国家公務員です。

「国の役人」「お役人」などと呼ばれることがあり、各メディア等でもよく取り上げられる職業ですが、官僚は日本の政治を支える3つの権力のうち国の行政を司る内閣府の元、各省庁に勤務しそれぞれの役割を果たすことによって国を直接的に機能させています。

官僚の種類

皆さん既にご存知かと思いますが、官僚にはいわゆる「キャリア官僚」と「ノンキャリア」の2種類があります。

双方とも法律によって区別されているわけではなく、ただ単にメディア用語として使われているだけですがそれぞれ意味が異なります。

キャリア官僚とは通称「エリート官僚」とも呼ばれることがあり、東大や京大、慶應義塾大学の法学部などといった高学歴を持ち、なおかつ最難関の試験である「国家公務員採用総合職試験」を合格後に各省庁に招集された者を意味します。

一方、ノンキャリア官僚とは、学歴問わず「国家公務員採用一般職試験」に合格し入庁した者、もしくは税務署や役所など各地方期間から中央省庁に招集された官僚を意味します。

官僚の階級

官僚の世界にも一般企業で課長や部長のような階級があります。

各中央省庁内には一番下から「係長・企画官・専門官」「課長補佐」「課長」「局長」そして「事務次官」という役職があり、上の階級に行くに連れて徐々に椅子の数が減ってくるピラミッド形式となっております。

官僚の世界における出世レースは有名ですが、各中央省庁における最高地位である「専務次官」には同期で入庁した内の中から一人しかなることができず、他の官僚は天下りによって各関連組織や企業に移ります。

国家公務員である官僚とはどんな役割を担っているのか

官僚という言葉を知っていても、私達一般人が普段官僚と接する機会はめったに無いため実際にどのような仕事をしているのか分からないと思います。

国家公務員である官僚の職場は基本的に行政機関である中央省庁、立法機関である国会、その他関連組織となります。

そこで、それぞれの勤務場所における官僚の仕事内容や役割について一緒に見ていきましょう。

中央省庁での仕事

官僚の主な仕事は各省庁での政策の企画や予算案、法案の作成となります。

日本には国の行政をあらゆる分野から機能させるため5省庁(財務省、総務省、警視庁、経済産業庁、外務省)を始めとする中央省庁が設置されており、官僚は各分野で必要な政策を企画し予算案や法案の作成を行います。

厚生労働省を例として挙げると、私達の健康的な生活のためまちづくりや各施設等の整備、また快適な労働環境を整えるための法令や規則などなど、まずそれらの政策を行政で実現するためにまず省内で政策の企画を行い、それに必要な予算や具体的な法案を決めていきます。

それらは一度立法機関である国会にて十分審議された後に法案や予算案が制定されます。

そしてその政策を元に実際に行政を行っていくのです。

また、事務次官クラスになると部下の指揮や監督業務、人事の決定にも携わります。

国会での仕事

官僚は行政機関である中央省庁での業務がメインとなりますが、立法機関である国会においても重要な役割があります。

特に各中央省庁のトップである大臣や副大臣、事務次官クラスは法案や予算案を審議するための国会に参加し、法案や予算案を可決させるための答弁を行います。

その答弁のための書類を作成したり、答弁の際のサポートを行うのも官僚の重要な役割となっています。

よくテレビ中継などで大臣が答弁している時に後ろに座り書類を渡したり見せたりしているのが官僚となります。

つまり、官僚は行政機関、立法機関において非常に重要な役割を担っているため、間接的に国の政治に関わっている職業と言えます。

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官僚の気になる給料や年収は?

官僚

官僚の給与は非常に高額な世間的なイメージがありますが、官僚は国家公務員の一員であることから給与額は人事院が定める俸給表に沿って支給されます。

また、入庁時の学歴、勤続年数によっても給料の支給額は変わってきます。

平成27年のデータによると、官僚、つまり行政職員の初任給は大学院卒者で24,2772円、大卒者で21,3816円となっています。

勤続年数や年齢別で見ると30歳の官僚の平均年収は500万円程度、40歳の役職クラスで1,000万円以上となっており、官僚の最高役職である事務次官は3,000万円以上となっております。

このように数字だけ見ると他の職業よりも圧倒的に高額な年収となっていますが、官僚の世界は長時間労働や残業が当たり前となっているため、給料が業務内容に見合わないという意見もあります。

官僚の手当

とはいっても官僚は国家公務員の一員であることから、各種手当や福利厚生の点においては非常に高待遇であることが言えます。

主な手当としては、扶養親族がある場合の扶養手当(月額13,000円程度)借家に住んでる場合の住居手当(月額最高27,000円)、交通機関を利用する人のための通勤手当(月額最高55,000円)、いわゆるボーナスである期末手当、勤勉手当などが挙げられます。

その他にも超過勤務手当や休日給、夜勤手当など相当額の手当が支給されます。

官僚とは?まとめ

今回は官僚とはどのような職業なのか、国家公務員としての役割や各省庁での仕事内容について詳しく紹介しました。

官僚とは国に仕える役人であり、各分野の中央省庁において政策の企画や法案や予算案を作成します。

官僚は中央省庁での業務や行政の実施が主な役割となりますが、国会での答弁書の作成やサポートと言った業務も行うため、間接的に国の政治活動に携わる重要な役割を担っています。

普段テレビや新聞などのメディアではよく耳にする職業ですが、官僚とは既にご紹介したとおり表立った業務を行いませんが、私達の安心で安全に暮らせる国を陰から支えるために非常にハードな業務を行っています。

そのため、他の国家公務員と比べて給与や平均年収も高額となるのです。