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総理大臣になるには?月の給料や年収・仕事内容や任期についてまとめ

更新日:2023-10-06

総理大臣になるには?月の給料や年収・仕事内容や任期についてまとめ

総理大臣とは、日本の行政のトップに立つ政治家で、正式には内閣総理大臣と言います。

国会議員といえば任期というものが存在しますが総理大臣の任期ってあるのでしょうか?

本記事では総理大臣になるにはどうすればいいのか?と共に、その仕事内容や給料・年収や任期なども一緒に紹介していきます。

実力のある政治家同士の権力争いに打ち勝って総理大臣になるには越えなければならない壁がたくさんあります。

総理大臣になるには?

総理大臣になるには、まず国会議員である必要があります。そして、現役の自衛官ではないことも条件となっています。

国会議員には衆議院議員と参議院議員がいますが、そのどちらからも総理大臣になることは可能です。

しかし、今のところは衆議院議員の中から総理を選ぶのが慣例となっていますので、総理大臣になるにはまず衆議院議員になることです。

総理大臣になるまでの流れ

総理大臣になるには、国会議員が投票する「首班指名選挙」で指名された上で、さらに天皇に命名されるという流れを経なければなりません。

衆議院と参議院でそれぞれ総理大臣の指名が行われますが、両院で別の人が総理大臣として指名されることもあります。その場合は、「衆議院の優越規定」によって衆議院が指名した人が総理大臣になります。

総理大臣になるには大事なポイントになってくる「首班指名選挙」。ここで多数の支持を得られないと総理大臣にはなれないので、総理大臣になるには最大勢力政党の党首を目指すことが近道であると言えます。


総理大臣の仕事内容とは?

総理大臣

総理大臣の仕事内容は、社会をより良く変え、国民の暮らしを守ることです。

具体的な仕事内容は非常に多岐に渡りますが、代表的なことを挙げてみましょう。

内閣の組織

まずはメンバー決めです。自分と一緒に行政を執り行う大臣を任命して内閣を作ります。

「内閣」とは、行政権を担当する最高機関であり、内閣総理大臣と各国務大臣で組織されています。

内閣総理大臣が選んだ大臣がスキャンダルを起こすと、総理大臣の任命責任が問われ叩かれることになりますので、人選は重要です。

法律や予算など重要政策を決める

内閣のトップとして行政の運営に必要な政策を決めていくのも総理大臣の仕事内容の一つです。

「閣議(内閣の会議のこと)」を開催して、政府の重要な予算や法律などを決め、予算案や法案を国会に提出します。

国会に出席

国会に出席して予算案や法案など、政策についての方針を説明したり、議員からの質問に答えるのが答弁です。

最近ではテレビの他、ネット配信などでも見れるようになった国会中継ですが、法案や予算案に関係のない質問や、スキャンダルがあったりした場合には議題の政策と直接関係のない責任追及ばっかりされることもあって大変です…

外交

総理大臣は国民を代表するリーダーでもあります。

各国との関係強化や交渉のために、国内に外国の要人を迎えたり、自ら外国に出向いてさまざまな会談をしたり、国際会議に出席したりします。

実は、外交と国内の会合を合わせれば総理大臣の仕事内容のほとんどは人と会う仕事だというほどに次々と人がやってきます。

国や国民を守る

自分の国を守るのも総理大臣の大きな仕事内容の一つです。総理大臣には自衛隊の最高指揮監督権が認められていて、自然災害が発生した時や外国からの脅威が及んでいる時など、有事の際には自衛隊を出動させることができます。

国の将来に関わる決断をしなければならなくなることもあり、内閣総理大臣の決断で国民の生活や国そのものが衰退してしまう危険もあり、責任は非常に重いものです。


総理大臣には任期がある?

総理大臣 任期

国会議員には任期があります。となると総理大臣にも任期はあるように思えますが、実は、総理大臣の任期についてを定めた憲法の条文はありません

したがって、総理大臣の任期はないという事になります。しかし、衆議院議員の任期が4年なので、実質を考えると最大で4年が一区切りになります。

その後の選挙で再選を果たし、再任されれば政権は引き継ぎ継続して総理大臣の椅子に座り続けることができます。一方で支持率など政局の問題で4年経たずとも総理大臣を辞めることになる場合も多くあります。

そう思うと、人気の終わりが任期の終わりというのもあながち間違った話ではなかったり…。

総理大臣の給料・年収は?

総理大臣の給料・年収は実は法律によって決まっています。

月の給料は本来は205万円となっています。そこに手当などやボーナスを加算した給料で考えるとその年収とはおよそ4000万円になります。

大臣の給料は減っている

2011年、東日本大震災が発生しました。この復興に財源を充てるために、2014年度は総理大臣の給料・ボーナスは30%減額、大臣の給料とボーナスも20%減額されていました。

この年の総理大臣の年収は約2850万円と、年収4000万円と比べて非常に少なくなっています。

また、2015年には、総理大臣の月のお給料は200万9000円まで引き下げられることになりました。2016年の総理大臣の年収は、月の給料とボーナスを合わせて3671万円だったと言われています。

この給料、高給取りに見えますか…?

年収3600万円~年収4000万円というと世間一般で見れば相当高収入ですが、総理大臣の場合は休みがほぼゼロでプライベートの時間は全然ありません

任期こそありませんが選挙に負ければそこで終了なことに加えて、自分に何か問題があればもちろんのこと、他の大臣の失態でも国民やマスコミからの総バッシングがあります。

何も悪いことをしてなくても、その時期の外交状況などによってどうしようもない理不尽な状況に置かれる場合でも国を守るため解決しなければならないことはたくさんあります。実際に、総理大臣のうちに亡くなったり、身体を壊したりする総理大臣も珍しくはありません。

この仕事内容に休みのなさ対してこの年収という風に見れば決して美味しい仕事という訳ではないでしょうね。


総理大臣になるには?年収や仕事内容まとめ

総理大臣になるには?をテーマに、給料・年収や仕事内容をまとめてみましたがいかがでしたか?

総理大臣になるにはまずは国会議員、それも衆議院議員になり、そこから信頼を勝ち取って国会議員の中での選挙にも勝たなければなりません。

総理大臣になった後も仕事内容は半端なく、給料に対しては見合っているかどうかというとなかなかにぼろ儲けとは言い難いかもしれませんね。

意外なことに人気がある限り任期は実質ないということなので、再選、再任を繰り返すほどに長期政権が生まれることになります。

まぁ、国民からの信頼が厚い総理大臣になるには賢くてイイ人で、さらに時の運にも恵まれていないと出来ないですよね、きっと。自信のある方は是非志してみて下さい。

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