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政治家になるには?意外と知らない仕事内容についてご紹介

更新日:2019-05-02

政治家になるには?意外と知らない仕事内容についてご紹介

毎日のようにテレビや新聞などで取り上げられる政治家。

一見身近な存在のように思える政治家ですが、皆さんは仕事内容を含め政治家についてどれだけ知っていますか。

中には実際に政治家を志している方もいらっしゃると思いますが、政治家になるには学歴や資質は必要になるのでしょうか。

そもそも政治家って?

政治家

そもそも政治家とは、我々国民を代表して国政に携わり国を機能させるための様々な取り決めや外交を行う職業です。

そのため、一言に政治家といっても国会に参加する衆議院・参議院の国会議員、各地方自治体の議会に所属する議員や議長など公職に付いている人全てを総称して「政治家」と呼びます。

政治家は国規模での活動から各地方規模での活動まで幅広い分野の国政、行政に携わります。

意外と知らない政治家の仕事内容

政治ニュースについて、毎日欠かさずチェックしたり実際に選挙に行ったことがある人は政治家の仕事や役割についてご存知の方もいると思います。

しかし、中には政治家の仕事に関してぼんやりとしたイメージしか持っていない方も少なくないため政治家の主な3つの仕事内容について見ていきましょう。

仕事1:法律の条例の起案・決定

政治家が行う最も重要な仕事は、法律や条例の起案及び決定です。

国規模での取り決めが法律であるのに対して、各都道府県や自治体での取り決めを条例と呼びます。

政治家は今現在国や地方自治体が抱えている様々な社会問題や社会情勢を考慮し、それらを改善させるための法律や条例の案を各議会に提出します。

議会や本会議において十分な時間を費やし審議した後に一定数の賛成があって初めて新しい法律や条例が生まれます。

法律や条例の起案・制定は一見シンプルな業務に思われますが、しっかりと国民の意志を反映させる、法律や条例としてふさわしいのかを判断や審議をするために政治家の業務時間の大半を費やすことになるため最もハードな業務といっても良いでしょう。

仕事2:政策や予算の審議・決定

法律とは、別に政策や予算の審議・決定を行うのも政治家の重要な役割の一つです。

政策とは、例えば温暖化防止のためのエコ活動やふるさと納税といった国全体でやるべきこと、推進していくべきことを指します。

予算とは、インフラ設備や新たな政策、推進活動に必要な費用で一般的には年ごと我々が納める税金からその具体的な内約や使い道を決める予算決定を行います。

政策や予算決定は国会、地方議会ともに委員会で審議された後に議会や本会議において最終的に採決されます。

仕事3:諸外国との外交、その他

これは政治家の中でも内閣総理大臣や各大臣や省庁のトップが行う業務ですが、諸外国との外交や国際会議への出席も重要な仕事になります

また、その他にもオリンピックなど国際行事がある際の会議や準備、自然災害など緊急事態が起こった際の対応、復興支援なども政治家が先導して行う事になっています。

いずれの業務にしても国全体もしくは諸外国も関係する任務が主なため、政治家の仕事は大変責任能力が必要なものになります。

学歴は必要!?政治家になるには

政治家

政治家の主な仕事について理解していただけたでしょうか。
それでは実際に政治家になることを志している方のために政治家になる主な方法を2つ紹介します。

政治家になるには学歴や政治家としてのスキルも必要である、とよく言われますがそれらも合わせて見ていきましょう。

政治家になるには・方法1:キャリア官僚から政治家になる

最も一般的で誰にでも政治家になれるチャンスが平等にある方法として、キャリア官僚をまず目指して政治家に転身することです。

キャリア官僚とは、各省庁においての事務職に加え大臣が国会で答弁する際の書類準備、補佐が主な業務です。

いわゆる「国の役人」と呼ばれるキャリア官僚としてある程度の経験を積んだ後に政治家になる、という方法が一般的なルートであると言われております。

しかし、そのキャリア官僚になるためには慶応や東大など高学歴があることが暗黙の了解となっています。

一般的に「難関」と呼ばれている大学にて、法学部や政治学など関連の学部を修了し国家公務員試験に合格することが将来的に政治家になるために必要なことであるため、ある程度の学力や学歴も政治家になるための必要な要素となります。

政治家になるには・方法2:議員秘書から政治家になる

政治家になるには、議員秘書としてある政治家の身の回りのお世話をしたり付き人の経験を積んだ後にその政治家に推薦してもらうという方法も挙げられます。

政治家になるためには学歴も重要ですがそれ以上に政治家の「コネ」がその後の将来に大きく関わってきます。

全く政界にコネも知り合いもなく政治家として現在活躍している人はほんの一握りで、政治家のほとんどはあらゆるコネを利用して良くしてもらっている政治家からの推薦を受けて選挙に立候補します。

そのため、コネを作るという意味でもまず政治家の議員秘書になりその先生に推薦してもらうというのがキャリア官僚になる以外の政治家になる方法です。

政治家になるには・方法3 政治家としてスキルを磨く

政治家になるには以上で紹介した2つの方法が主に挙げられますが、政治家としてやっていくためにはそれなりのスキルを持つことも重要になってきます。

毎日多忙を極めて国を動かすために働く政治家にはそれなりの責任感や判断力、そして政治に対する情熱といったこれらのスキルが必要不可欠になります。しかし、これらのスキルというのは持とうと思って持てるものではありません。

実際に政治家として国政に携わりながらキャリアを積み、国民に慕われる政治家になるためにも徐々にそれらのスキルを習得していくことが国民を代表して国政に携わる者としての責任となります。

政治家になるには?まとめ

今回は政治家に関して、私達の快適で安全な生活を支えている政治家の仕事内容や政治家になるにはどのような方法があるのかについて詳しく紹介しました。

皆さんも既にご存知の通り、政治家は国民を代表して国政に携わる大変責任能力が問われる上にハードな職業であることから、実際に政治家になることを志していても一筋縄では行きません。

しかし、国を良くしたいという思いを持ち政治家としての資質やリーダーシップがある方にとっては大変やりがいのある仕事であるのも事実です。

以上で紹介した通り政治家になるにはいくつかの手段があります。
いずれの手段を用いてもそれなりの努力や学歴、また運も必要になるため本当に将来政治家になりたい方は相当な覚悟をする必要があります。