資格広場資格広場

         掲載依頼・お問い合わせ/リンク集          

臨床心理士の平均年収はどれくらい?仕事内容についてもご紹介

アバター

by 資格広場編集部

更新日:2021-04-27

臨床心理士を目指そうと考えている方の中には、どれくらいの年収が期待できるのか気になる方もいるでしょう。そこでこの記事では、臨床心理士の平均年収や月収を年齢別などで見ながら、どんな仕事内容なのかについてもご紹介していきます。

       

心理カウンセラーになりたいと思ったとき、必要な資格を調べてみるとさまざまなものが出てきます。

その中の一つに「臨床心理士」がありますが、臨床心理士として働く場合どれくらいの年収・月収を得られるのか知っておきたいところです。

そこでこの記事では、臨床心理士の仕事内容や年齢別の年収・月収についてご紹介していきます。

臨床心理士の平均年収・月収を年齢別にチェック

心理カウンセラー

臨床心理士は、心の悩みや問題を抱える人々のサポートをする専門家のことをいいます。
臨床心理士にはさまざまな就職先があり、勤め先によって月収・年収も異なるでしょう。

厚労省の統計によると、臨床心理士の平均年収は340万円となっています。

平均月収に関しては、約28万円という結果でした。

では、年齢別に年収・月収をみたとき、どれくらいの額になるのかみていきましょう。

年齢別にみる臨床心理士の平均年収

臨床心理士の平均年収を20〜60代の年齢別に表でまとめてみました。

年齢平均年収
20〜24歳194万円
25〜29歳241万円
30〜34歳265万円
35〜39歳303万円
40〜44歳340万円
45〜49歳381万円
50〜54歳408万円
55〜59歳405万円
60〜65歳275万円

臨床心理士の平均年収は、30代後半で300万円を超え50代前半でピークを迎えています。

これはあくまで平均年収であり、人によっては年収1,000万円以上の方も少なくありません。

ただし臨床心理士で年収1,000万円を得るためには、高い信頼を得たうえで講演会や出版などを目指す必要があるでしょう。

年齢別にみる臨床心理士の平均月収

続いて、臨床心理士の平均月収についても20〜60代の年齢別で表にまとめてみました。

年齢平均月収
20〜24歳12万円
25〜29歳15万円
30〜34歳17万円
35〜39歳19万円
40〜44歳21万円
45〜49歳24万円
50〜54歳26万円
55〜59歳25万円
60〜65歳17万円

月収としてみると、それほど高くない金額といえます。

臨床心理士を目指すのであれば、収入面よりもやりがいなどを重視したほうがよいでしょう。

ただし先ほども述べたように、講演会の開催や本の出版ができるほど高い信用度や知名度を得ることができれば、平均年収・月収よりも高い収入を得られる可能性もあります。

臨床心理士はどんな仕事内容?

臨床心理士の仕事内容

臨床心理士とは、企業や病院、学校、行政などで心の悩みや問題を抱える人のサポートを行う専門家のことです。

資格としては、1988年に公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が民間資格として認定しました。

臨床心理士の仕事内容は、日本臨床心理資格認定協会で以下の4つに分類して定義づけています。

  1. 臨床心理査定
  2. 臨床心理面接
  3. 臨床心理的地域援助
  4. 上記3つに関する調査・研究

それぞれの臨床心理士の仕事内容について、まずはみていきましょう。

臨床心理士の仕事内容①臨床心理査定

まず臨床心理査定についてですが、これは心理テストや観察面接によって人が持つ独自性や特徴、問題点を明確にすることを目的としています。

また心の悩みや問題を抱える人に対して、どういった手法でサポートするのがよいかという点について他の専門家と一緒に話し合い探していくことも仕事の一環です。

臨床心理士の仕事内容②臨床心理面接

続いて臨床心理面接では、心の悩み・問題を抱える人の特徴に合わせて、多種多様な臨床心理学的技法を用いてサポートしていきます。

具体的な臨床心理学的技法としては、以下のようなものがあげられます。

  • 精神分析
  • 夢分析
  • 遊戯療法
  • クライアント中心療法
  • 集団心理療法
  • 行動療法
  • 箱庭療法
  • 臨床動作法
  • 家族療法
  • 芸術療法
  • 認知療法
  • ゲシュタルト療法
  • イメージ療法

臨床心理士の仕事内容としては、特にメインとなるのがこの臨床心理面接です。

臨床心理士の仕事内容③臨床心理的地域援助

臨床心理的地域援助では、企業や学校、地域住民などのコミュニティにおけるメンタルヘルスや心理的被害のサポートを行います。

この他にも健やかな生活を送れるように、心理的側面からアドバイスをするといったことも仕事内容に含まれます。

臨床心理士の仕事内容④上記3つに関する調査・研究

上述したような心の悩み・問題を抱える人々に適切なサポートを行うためには、常に知識・技術をアップデートしていかなくてはなりません。

そのために行う臨床心理的調査や研究といった研究者としての活動も、臨床心理の仕事内容の一つになります。

臨床心理士の就職先にはどんなところがある?

臨床心理士就職先

臨床心理士の就職先としては、企業や学校、病院などさまざまなところがあります。

就職する場合は、上述のようなところでソーシャルワーカーとして働くことが一般的です。

このように就職先によって年収に違いが出てきますし、独立して開業する方も少なくありません。

ここでは、臨床心理士の就職先や就職先別の平均年収についてご紹介していきます。

企業で働く場合の臨床心理士の平均年収

児童養護施設や老人ホーム、障がい者福祉センターといった民間企業(社会福祉施設)で働く場合は、その施設によって年収に差があります。

平均年収でいえば大体300〜400万円となっていますが、中には300万円に満たない頃もところも珍しくありません。

他にも一般企業に心理カウンセラーとして勤務するケースもありますが、非常勤勤務の場合だと時給1,000〜2,000円が多いです。

学校で働く場合の臨床心理士の平均年収

学校のスクールカウンセラーとして勤務する場合、平均年収としては大体220〜560万円とこちらも差があります。

スクールカウンセラーの場合は、ほとんどが非常勤勤務のため年収が低くなりがちです。

一方で精神科医や大学教授の場合は、時給5,000円以上になるケースもあり、その分年収も高くなる傾向にあります。

病院で働く場合の臨床心理士の平均年収

病院やクリニックといった医療機関で働く場合の平均年収は、大体410万円となっています。

月収にすると約25万円ですが、医師・看護師などと比べると低い額です。

社会福祉士など所有する資格や経験によっては、年収が高くなるケースもあります。

独立開業する場合の臨床心理士の平均年収

臨床心理士の中には、ソーシャルワーカーとして企業などで働く以外に独立開業する方も少なくありません。

個人で仕事をしていく場合は、ブランディングなどもポイントになってきます。

上手く実績や知名度を積み上げることができれば、年収1,000万円も可能でしょう。

実際に独立して働いている臨床心理士のSNSなどをチェックして、どのような活動をしているのか参考にしてみるのも一つの方法です。

臨床心理士の年収や仕事内容まとめ

今回は、臨床心理士の年収や仕事内容についてご紹介しました。

臨床心理士の年収は平均すると約340万円となっていますが、勤務先や働き方などによって差があります。

年齢別に平均年収を見ると50代前半が最も高いですが、全体的にみてもそれほど高い収入を得られるわけではありません。

ただし、独立開業して年収1,000万円以上得ている臨床心理士もいます。

どうやって働きたいか、どこで働きたいかといったことも含め、まずは必要な資格を調べてみることからはじめてみてはいかがでしょうか。

おすすめ記事

コメントを残す

*

*