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営業事務と一般事務の違いとは?仕事内容や男女比についてご紹介

更新日:2022-11-19

営業事務と一般事務の違いとは?仕事内容や男女比についてご紹介

業種・業態問わずあらゆる業界において事務職は必要不可欠な役割となります。

そんな事務職には大きく分けて営業事務と一般事務の2つに別れており、それぞれ仕事内容が異なります。

将来就職を考えている方は予めそれらの違いについて理解しておく必要があります。

そこでそれぞれの主な仕事内容や男女比、年収についてくわしく見ていきましょう。

営業事務とは?

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営業事務とは、主にメーカーやIT、商社、証券など幅広い分野における企業において必ず設置してある営業部署にて、実際に営業業務を行う社員のサポートを行う仕事となります。

事務職としての基本業務である電話やメール対応、必要書類の作成や発送に加えて商品の発注や受注、管理、納期管理、また、営業社員のスケジュール管理等非常に幅広い内容の業務を行うことになります。

営業事務の主な仕事内容

一般的な事務職と比べて営業事務の業務において異なる点は営業社員のサポートをするということであり、それが営業事務の最大の役割となります。

営業社員は契約や取引先を見つけるために外回り業務が多くなりますが、その際に営業事務は上手く営業社員と連携し会合のセッティングやスケジュール管理、またクライアント獲得後の商品の受注や管理を行います。

このように営業事務の仕事内容は表立ったものではありませんが、陰から営業社員を支え会社の利益に大きく貢献します。

そのため、事務職としての基本的なスキルや知識ももちろん必要になりますが、それ以上に営業社員との連帯感や信頼関係が必要不可欠となるのです。

営業事務の気になる年収

営業事務の気になる年収ですが、業種・業態、また、勤め先の規模や業績によって大きく異なるため一概には言えません。

しかし、営業事務の平均年収としては200〜400万円となっており、総合的に見ても給与額は他の業種に比べて低水準となっております。

というのも、営業事務として働いている方のほとんどは契約社員や派遣社員の20代が多いことから、平均年収が低水準となっているのです。

営業事務として400万円以上の年収を稼ぐことは難しく、実際に400万円以上の年収を稼ぐためには営業事務の業務の他にも秘書業としての業務などを掛け持ちして働いているケースがほとんどです。

一般事務とは?

一般事務とは、みなさんもご存知の通り民間企業から公益法人、教育機関や官公庁などありとあらゆる組織、また、法律事務所など専門職の事務所において事務作業を専門として行う職業です。

一般事務は最低限のパソコンスキルや事務に関する知識があれば未経験でも始めやすい職業であることから、正社員の他にもバイトやパートなどの非正規社員や派遣社員の需要も高いことが特徴的です。

一般事務の主な仕事内容

一般事務の主な仕事内容としては、企業や事務所の電話やメール対応、取引先等への連絡及び必要書類の発送、パソコンを使ったデータ入力や必要書類の作成などが挙げられます。

また、場合によっては経理業務を行うこともあり、領収書などをまとめ確定申告や各種法的手続きの準備をしたり発注先へ請求書を送ったりする業務も行います。

これらが一般事務の主な仕事内容になりますが、企業や事務所によっては秘書業務やスケジュール管理等も行うことがあるため、その都度臨機応変に動く機敏さが一般事務には求められます。

一般事務の気になる年収

一般事務は他の専門職の業種に比べてそれほど高度なスキルや知識が必要なく、代替できるポジションとして認識されている職業であることから、どの職場においても年収はそれほど高水準ではありません。

平均年収額は250万〜400万円が相場となっており、一般的なサラリーマンの平均年収と同等もしくはやや下回ります。

もちろん一般事務としてスキルを身に着け、キャリアアップをすれば昇給なども十分考えられますが、やはり代替の効く職業ということもあり格段に給与がアップすることはほとんどありません。

営業事務と一般事務の男女比や仕事の将来性

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以上が営業事務と一般事務のそれぞれの仕事内容や年収事情となります。

どの業種においても「事務職」と聞くと男性より女性の仕事というイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか。

それでは営業事務、一般事務それぞれの男女比や仕事の将来性について一緒に見ていきましょう。

男性でも事務職に就ける?男女比は?

一般的なイメージ通り、営業事務、一般事務問わず事務職は男性よりも圧倒的に女性の方が多く活躍している職業となります。

大手転職サイト、「dada」の調査によると、営業事務の男女比は男性が18%、女性が84%となっており、一般事務の場合は男性が21%、女性が79%という調査結果が出ています。

確かに女性の方が圧倒的に多いですが、男性が事務職に就きにくいということでは決してなく、性別によって事務職の求人枠を設定している企業や組織はほとんどありません。

事務職の仕事の現状やこれからの将来性

先程も述べたとおり、事務職はワードやエクセル、簡単なデータ入力など基本的なパソコンスキル等があれば比較的就職がしやすく、また、非正規社員や派遣社員など雇用形態の幅が広いという魅力があります。

しかし、その一方で代替が効くポジションであるという理由から年収が低水準であり、また、事務業務のIT化などによって需要の変動を受けやすい職業でもあるというマイナスポイントもあります。

そのため今現在事務職として活躍している方のほとんどは一般的な事務業務に加えて秘書業務や経理などマルチな働き方をしており、その働き方がキャリアアップのために重要なことであるという現状になっています。

事務職の将来性に関して、事務業務のIT化など業務の幅がどんなに狭くなってとしても全てを機械任せということは出来ないため、需要が決してゼロにならないという点に関しては事務職は将来性のある職業と言えます。

営業事務と一般事務の違いまとめ

今回は営業事務と一般事務の双方の仕事内容や違い、また男女比について詳しく紹介しました。

双方の大きな違いとしては、一般的事務の場合、主な業務は書類作成やデータ入力など基本的な事務業務であるのに対して、営業事務はそれに加えて営業社員のバックアップやサポートを行います。

また、総合的に見て事務職の現場では女性の比率の方が圧倒的に多いですが、決して男性が事務職に就きにくいというわけではなく男性の求人枠もほとんどの場合用意されています。

これから事務職への就職を考えている方は以上で紹介したことをぜひ参考にしてください。

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