掲載依頼・お問い合わせ/リンク集          

[PR]

視能訓練士資格取得の難易度は?試験情報・報酬相場を徹底分析

更新日:2024-01-04

視能訓練士資格取得の難易度は?試験情報・報酬相場を徹底分析

視能訓練士は幅広い年齢層の男女が目指せる、安定した医療職資格です。
視能訓練士資格取得者は他にも視能訓練士と呼ばれております。
視能訓練士の資格は「国家資格」です。

資格広場は、視能訓練士になるには?視能訓練士なるためには?視能訓練士になりたいを応援しております。

視能訓練士に必要な知識・受験資格

視能訓練士

視能訓練士は検査に使用する様々な装置・機械を使いこなさないといけませんので、こういった機器に対する専門知識や操作能力も必要です。実践的な知識は、実際に現場で働き始めて覚えていくことや、学会や勉強会に参加して学んでいくことが多いです。そのため、働き始めたらわからないことをわからないままにせず、疑問に思ったことは自分で調べてみることが必要です。

視能訓練士の資格は「厚生労働省」が運営管理を行っております。

厚生労働省とは:
視能訓練士の試験を実施しているのは、厚生労働省です。医師や看護師などの試験も実施しています。

視能訓練士の仕事内容

視能訓練士は、医師の指示の下で目に関する検査や目の機能を回復するための訓練をする仕事です。眼科領域の専門家で、視能訓練士の検査した結果をもとに、医師が治療を行います。視能訓練士の仕事内容は、大きく分けて、眼科関連検査の実施、視能矯正、リハビリ関連業務です。集団検診のスタッフとして働くこともあります。

視能訓練士資格の勉強法

国家試験の内容は全て視能訓練士養成機関の中で学びます。ですので、視能訓練士養成機関に在籍している間にしっかりと勉強すれば、資格予備校などに通わなくても十分合格を目指せます。過去問を何回も繰り返し解く人が多いようです。過去3年分はやっておくとよさそうです。

視能訓練士の試験料・試験内容・難易度・合格発表について

視能訓練士の資格試験料

受験手数料は15,800円となっております。収入印紙を受験願書に貼りつけ納付します。

視能訓練士試験・検定の年間試験回数

試験は年に一回、2月下旬の木曜日に行われることが多い様です。平成30年は12月15日~1月5日が申し込み期間となり、2月22日が実施日でした。受験会場は東京と大阪の2か所でした。

視能訓練士試験科目等の内容

視能訓練士試験は、午前と午後一日かけて試験を行います。それぞれ2時間ずつの時間制限で行われています。試験はマークシート形式で、複数をマークする問題に関してはマークするべき個数も指示されています。試験科目は基礎医学大要、基礎視能矯正学、視能検査学、視能障害学及び視能訓練学となっています。

視能訓練士資格の難易度

前項でも記述したとおり、視能訓練士試験の合格率はかなり高くなっています。視能訓練士養成施設に在籍し、きちんと勉強していれば全く問題ないといえるでしょう。まずは、視能訓練士養成施設に入るための受験を突破するために勉強が必要です。

視能訓練士資格の合格率

平成30年2月に行われた試験では、受験者数が910人、合格者数が889人で合格率は97.7%でした。新卒者に限定してみると、受験者数が861人、合格者数が856人で合格率は99.4%と、かなり高い合格率となっています。

視能訓練士試験の合格発表

毎年3月下旬に行われます。平成29年度は平成30年3月27日でした。各地の視能訓練士国家試験運営臨時事務所にその受験地及び受験番号を掲示して発表されます。厚生労働省のホームページでも確認できます。

視能訓練士資格取得後の就職先・年収・報酬相場

視能訓練士

視能訓練士所持者の職業例

視能訓練士(全体の約半数が眼科診療所に就職しています)

視能訓練士に向いている人

検査にはミスが許されないため、一番大切なのは正確性です。子どもからお年寄りまで幅広い年齢層に対して検査、訓練を行うため、親しみやすさが求められます。専門的なことを、どれだけわかりやすく伝えることができるかも大切になってきます。医療はチームワークが重要になってくるので、他のスタッフと円滑なコミュニケーションを行わなければいけません。

視能訓練士と同じ分野の他の資格

医師、看護師、言語聴覚士、作業療法士、医療事務など

視能訓練士の年収・給料相場

視能訓練士の月給は、おおよそ20万~25万円くらいとなります。年収は350万円~450万円がボリュームゾーンです。最終学歴が年収を決めるという風潮があります。例えば、同じ「視能訓練士資格所持者・実務経験なし」の人でも、専門学校卒と4年制大学卒の給与を変えるところが多いです。看護師や理学療法士など他の医療職も、学歴によって給与が変わるところが多くなっています。

視能訓練士の現状

視能訓練士の知名度は、まだまだ低いといえます。また、視能訓練士の待遇は地域によって差があるため、自分が働きたい場所は事前に調べておく必要があります。8割以上が女性で、夜勤がない場合が多く働きやすいです。夜勤がないことが関係しているかもしれませんが、医療職の割に給料が低めです。稼ぎたいなら他の医療資格を目指したほうが良いかもしれません。

視能訓練士の将来性

高齢化社会を迎え、目に問題がある人が増えてきているそうです。眼科の専門科である視能訓練士の需要は拡大してきています。今後もさらに拡大していくでしょう。視能訓練士の資格所持者はここ10年間でおよそ2倍になっており、視能訓練士は急増しています。何年か先には求人が頭打ちになってしまい、視能訓練士の資格をとっても就職の倍率が高くなってしまう可能性もあるでしょう。

視能訓練士の独立について

視能訓練士は医師の指示をもとに検査等を行うため、独立は難しいでしょう。

視能訓練士資格を所有している主な著名人

該当なし