看護師は10代~20代前半の男女が目指せる、根強い人気のある資格です。
看護師資格取得者は他にも看護婦、看護士、ナースという名称で呼ばれております。
看護師の資格は「国家資格」です。
資格広場では看護師になりたいを応援しております。



看護師に必要な知識・受験資格
看護師なるために必要とされている知識は、幅広くとても量が多いものです。
もちろん、実践的な医療行為に関する知識は大前提ですが、生物学的な知識はもちろん、物理学や心理学も必要になってきます。
社会福祉に関する法律を知っておかなくては、患者や患者の家族、病院に迷惑をかけてしまうこともあります。
また、医療技術は日夜進歩しているので資格を取った後も引き続き勉強しなくてはいけません。
看護師の資格は「厚生労働省医政局」が運営管理を行っております。
厚生労働省医政局とは:
厚生労働省医政局は、看護師や医師の国家試験を所管する団体です。薬剤師を除く多くの医療系試験を所管しています。

看護師の仕事内容
看護師は医師の診療を補助したり、患者の体調などを管理するのが主な仕事です。
手術を補佐する看護師もおり、看護師の仕事は多岐にわたります。
診察や入院の際に我々がよくお世話になる外来看護師、病棟看護師や、我々が大きなけがや病気になったときに医療行為を行うオペ室看護師やICU看護師、と様々な看護師がいます。
また、看護師は正看護師と准看護師と二つ資格があり、正看護師は国家免許ですが、准看護師はそうではありません。
実務面において正看護師と准看護師に差はありませんが、待遇においては顕著に差が表れます。
看護の仕事につきたい人は、正看護師を目指した方がいいでしょう。
看護師資格の勉強法
看護師の資格を取得するための勉強法で、特に変わっている勉強法などはありません。
医療に関する専門的な知識は必要ですが、教科書や過去問をしっかり勉強することが看護師の資格試験合格への一番の近道と言えるでしょう。
多くの人は看護師を養成するための専門学校などに通っているので、分からないことは遠慮せずに周囲に質問するといいでしょう。
看護師の専門学校・通信講座
看護士資格の取得には、専門学校に通うのが一般的なようです。更に通信講座等も利用することで、合格の可能性がぐっと高まるでしょう。
看護師の試験料・試験内容・難易度・合格発表について
看護師の資格試験料
看護師の試験の試験料は5,400円です。
もちろん、受験願書を取り寄せたり送ったりする時にかかる費用は自己負担です。
看護師試験・検定の年間試験回数
看護師の資格試験は年に1回です。
例年2月に行われています。
1年に1回しかないので、新卒で内定先の病院がある学生は気が抜けないスケジュールになります。
看護師試験科目等の内容
看護師の資格試験は午前問題120問と午後問題120問になります。
問題数はとても多く、計算問題などもあります。日ごろからたくさんの問題を解くことに慣れておきましょう
試験内容としては、人体の構造や疾病についてや、様々な年齢やシチュエーションの看護、そして社会保障などの法律についてです。
レントゲン写真を見て答えたり、薬剤を作るときの分量を計算したりととても専門性の高い試験です。
看護師資格の難易度
合格率は毎年おおむね9割の看護師の資格試験ですが、試験そのものの難易度はかなり高いものになっています。
ほとんどの受験生は看護師を養成する専門学校などに通っているので、しっかり勉強が出来るでしょう。
看護師資格の合格率
看護師の資格試験は専門知識も多く必要で、机の上での勉強だけでなく実技も学ばなくてはいけません。
看護師の資格試験のための勉強はとても大変ではありますが、合格率は毎年9割前後と、高い合格率です。
看護師試験の合格発表
合格が発表されるのは試験日から1か月後くらいになります。
試験に合格していれば、合格発表から1週間前後で合格証書と合わせて点数などが郵送されます。
当日に知りたい場合は、厚生労働省のHPにアクセスするのが1番です。
合格していれば、HPに受験番号が掲載されています
その他にも、厚生労働省と地方の厚生局などに張り出されています。

看護師資格取得後の就職先・年収・報酬相場
看護師所持者の職業例
看護師、助産師
看護師に向いている人
看護師は親切で優しい人が多いイメージとは裏腹に、ストレスの多い大変な職業です。
毎日の業務を乗り切るには、たくさんのストレスや縦社会に耐えうる忍耐力と、何事にも動じず対応できる平常心、
いろんな人に分かりやすく医療行為を説明したり、「チーム医療」をつつがなく維持できるようなコミュニケーション能力、
何より患者の命を預かっているという責任感が必要とされています。
看護師と同じ分野の他の資格
医師、薬剤師、保健師、助産師、救急救命士、歯科医師、獣医師、歯科衛生士
看護師の年収・給料相場
よく知られているように、看護師は同年代の平均給与よりも高い傾向があります。
平均月収が30万円前後だったり、年収が低くても400万円、高くて600万円ほどと、給与面ではとても恵まれています。
基本給よりも、夜勤などの手当てが看護師の給与を高くしています。
看護師の現状
看護師は求人は沢山ありますが、看護師の数が追い付いていないのが現状です。
就職や転職はしやすいものの、人手不足のために休みが取れない、残業や夜勤が多いといったオーバーワークになりがちな職業です。
看護師不足の根本的な問題は複雑な医療制度と言われていますが、抜本的な改革が難しい分野なので、看護師不足が解消されるのは遠い未来かもしれません。
看護師の将来性
医療業界は今までも、そしてこれからも安定して需要がある業界です。
需要はあるものの、医師や看護師の供給が間に合っておらず、10数年などの長年のブランクがあるなど問題はなく、
ある程度のスキルをもつ看護師であれば、就職先には困らないでしょう。
ただ、患者の命を預かっているのでそれに伴い責任感と、日々発展にしていく医療技術を積極的に学び、自らスキルアップしていく気概が必要ではあります。
看護師の独立について
看護師の資格を持っている人が、その資格だけを元に独立するということはほとんどないでしょう。
看護師は給与や需要的にも安定している職業なうえ、仕事内容はほとんどが医師の補佐だからです。
また、診療所やクリニックを開業する際にも多くの資格などが必要になるため、独立するよりももっと条件のいい病院に転職する方がリスクが低くもあります。
看護師資格を所有している主な著名人
林原めぐみ、古川えり、古川まり、蛯原英里
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中学在学中、5年制の看護師専門学校の入試を受け、合格し、看護師免許を取得しました。
看護教科と並行して一般教科もあるので、大変です。
特にテスト期間中は睡眠時間の確保に悩まされました。
学校から帰宅後は机に かじりつき、テスト勉強に0時くらいまでして、起床が4時くらいで、ほとんど寝られません。
看護教科書は、それぞれが辞書のごとく分厚く、細かい勉強ばかりで一般教科をする時間どころでは ありませんでした。
病院実習中は、宿題やレポートに まみれて毎日 頭の中は ぐちゃぐちゃ に なりました。
世間からシャットアウトされたかのように、看護のことで いっぱい いっぱい でした。
それでも資格取得 後は、介護や子育て支援の分野でも活躍したり、病院だけでない需要の多さに、5年の月日に感謝しています。
(蜜蜂/大分県在住/30代/女性)
看護師は国家資格です。この資格を取得するのには、看護専門学校や看護系の大学に行き、学内での試験や実習をクリアし、卒業することで国家試験の受験資格を得られ、国家試験に合格する必要があります。
私個人としては、実習の方が毎日提出するレポートが多過ぎて大変だったので、実習が終わって国家試験の勉強だけしていれば良い時間は楽しかったです。一冊の参考書にいろいろ書き込んで(これをみんな「育てる」と言ってました)、それさえあれば全て一目瞭然になるようにしたり、実習で体験させて頂いた知識が活きたり、友達と遊び半分で語呂を考えたりして、クラスの全員が無事に国家試験に合格できた時は嬉しかったです。
この資格の良さは、なんと言っても一度取得できたら一生モノであることです。看護師は国内のどこでも・どんな社会情勢や景気でも必ず必要な仕事であり就職に困らないこと、就職先や勤務形態も様々なので自分のライフスタイルに合わせて仕事を選べることが一番の魅力ではないでしょうか。
知識・技術・体力・精神力・コミュニケーション能力等たくさんの能力が必要ですし、決して楽な仕事ではありませんが、非常にやり甲斐のある仕事でもあります。
(いちご/愛知県在住/30代/女性)
私は資格取得を目指して公立の3年制の専門学校に入学しました。当時(15年前)は看護師免許を取るには専門学校の他に、大学や短大に行く道もありましたが、専門学校のほうが数も多く入りやすかった為、専門学校にしました。入学後は1年生から2年生の2学期までは主に学内で講義や実習が行われ、2年生の3学期から病院での臨地実習に入ります。学内での講義や実習は高校生活と大して差はなく、一見関係ないような体育の授業などもあり、そんなに大変さは感じなかったのですが、臨地実習は本当に大変でした。3週間で1クールの実習を1年続けていくのですが、毎回実習先の病棟(例えば外科・小児科など)が変わる度に膨大な事前レポートが課せられましたし、日々の実習でも毎日細かなタイムスケジュールや行う予定の看護ケアに関するレポートをまとめた「行動計画表」の作成、担当患者様の病態の勉強、ケア方針の作成など提出物がたくさんありました。病棟で1日担当患者様と関わり、看護師さんに怒られ、へとへとになって帰ってから深夜までそれらのレポートを作成する日々が毎週月曜から木曜まで続きます。看護大書きに進んだ友人の話では、大学のカリキュラムはもっと余裕があるようで、アルバイトなどもやれているようでしたが私の周りにはそのような人はいませんでした。きつい実習を経て国家試験に合格すれば晴れて看護師として患者様の前に出ることができます。看護師として就職してからも、日々知っておかなければならない知識や事柄も増えますし、注射などの技術を練習する必要もあります。毎日業務も忙しいですが、13年働いて退職した今だから言えることは、あのきつい学生生活や新人時代を乗り越えたことが、今の自分の忍耐力や看護師としての自信につながっているという事です。
退職して再就職への不安もありますが、一般的に見ても資格があることで再就職口がないということはないですし、またどんな職場に行っても、「あれだけつらい時期を乗り越えられたんだから大丈夫」という自信もあります。最近は看護教育も大学化が進んでおり、昔ほど余裕がない学生は減っているような印象もありますが、長い人生の中でのたった1年、思いっきり打ち込むことで得たものは大きかったと思っています。
(pe1007/東京都在住/30代/女性)
看護師になるには専門学校に行くが
そこで必須なのが実習でした。まぁ膨大な量の記録でほとんど眠れない。それが3年生では一年程続くのはきつかった。そして専門学校の先生から何度も言われたのが、一回で合格しなさい!で、一度落とすと次の試験は一年後なため合格率が結構下がると思う。しっかり勉強していれば問題なく合格できる。
また他の同級生と比較すると収入も少しいいと思うし、看護師は就職難ではなく、比較的いろんなところで募集しているので、転職もしやすくスキルも積みやすいと思う。
ただ女性が多い職場がほとんどで人間関係がめんどくさいところがある。でも患者さんとの関わりを大事にしていれば特に問題はないと思う。自分の体験談だと最初の就職は勉強が沢山出来そうな病棟をおすすめする。新人でたくさんのことを教えてもらって勉強できるいい時期であるということを知ってほしい。
私は中学卒業後5年一貫教育の公立高校衛生看護科に進学し、本科、専攻科の5年間の看護教育を受け、国家試験に合格して看護師免許を取得しました。現在正看護師免許を取ることができる最短ルートです。この学校に進むことの一番のメリットは最短で看護師免許取得ができること。そして学費が公立高校と同等の費用なため一番お金をかけずに正看護師になるルートでもあります。免許取得後のメリットは就職先に困らない事。女性がつける仕事としてはかなり安定のある職業だと思います。ただ、今は大卒が当たり前の時代になってきているのでこれから通信大学に入学し、学士を取得する予定です。4年生の看護大学に行っていれば保健師の資格も取得できたため、さらに就職先の選択肢はひろがったとおもいます。
(しろ/愛知県在住/30代/女性)
3年制の看護専門学校を卒業しました。3年生になると、実習が5月から11月まで続くのですが、この実習が勉強よりも大変でした。毎日朝から夕方まで実習し、終わったら学校に帰って前日までの記録の指導や添削をしてもらい、家に帰ったらその日の記録を書く、という流れでかなりハードスケジュールな日々でした。慣れない環境での実習でへとへとなのに、記録の量が膨大で夜は寝れないのが辛かったです。学校の試験は座学は過去問があったのでそこまで大変ではなかったです。ただ、実技演習はかなり緊張しました。実技演習が近くなってくると、放課後残ってクラスの人達と練習しました。生活のためにバイトをしてましたが、演習前や実習中は大変なのでバイトは難しいです。実習が終わったら国家試験まで毎日勉強漬けでしたが、専門分野の勉強は苦では無かったです。学校も休みになるので、自宅で自分のペースで勉強できました。卒業後病院に就職しました。技術職なので1年目はできないことが多く、毎日が勉強です。辛かったですが、この期間を耐えられたので今があると思います。3年間勤めた後に転職をしたのですが、一般職より給料がいいですし、待遇もいいので看護師になって良かったと思います。
(美輪/北海道在住/20代/女性)