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医療情報技師とは?仕事内容から年収、やりがい、苦労など解説!

更新日:2021-05-08

医療情報技師とは?仕事内容から年収、やりがい、苦労など解説!

今後さらにIT化が進み、医療情報技師の需要も高まってくるでしょう。

「ITや医療の知識を活用したい」「人と関わって医療のサポートがしたい」という人には、必見です!

今回は、医療情報技師の仕事内容から年収、やりがい、苦労について解説していきます。

医療情報技師とは?

医療情報技師とは

医療情報技師は、日本医療情報学会が付与する「民間資格」です。

認定試験は、年に1回マークシート方式で実施され、情報処理技術系・医学情報系・医療情報システム系の3科目の知識が必要になります。

受検した合格した科目は、「科目合格」として2年間有効になり、3年以内に全科目を合格すれば医療情報技師として認定されます。

全科目の例年の合格者は、30%と難易度が高いといえるので、長い期間を見て過去問題を中心とした勉強の必要があるでしょう。

医療情技師は、病院情報システムの開発・運営・保守が主な業務となり、医療情報を管理するシステムのエキスパートと言えます。

医療情報技師の仕事内容・やりがい・苦労

医療情報技師の仕事内容は、病院や医療関係の企業で電子カルテなどの医療情報を扱うシステムを開発したり、データ運用トラブル解決を行う技術者です。

また、日々大量のデータを分析したり分析結果をふまえて、病院経営者の視点からさまざまな提案を行うなどの役割があります。

ここでは、「ITや医療の知識を活用したい」「「人と関わって医療のサポートがしたい」という人に向けて、医療情報技師の仕事内容・やりがい・苦労などを解説していきます!

医療情報技師の仕事内容

病院で情報システムを扱う部署に勤めている医療情報技師がどのような1日を過ごしているのか仕事内容をご紹介していきます。

08:00 出勤後に部署のメンバーと朝礼を行う
08:30 始業開始。電話対応や必要に応じて現場で対応する
09:00 電子カルテのシステム運用・分析・管理を行う
12:00 お昼休憩
13:00 会議・医療情報システムの企画作りを行う
14:00 導入予定のシステムについての医療関係者の人と打ち合わせを行う
15:00 新しいシステムを構築するための提案内容をまとめる
18:00 終業。病院の診療時間が終了する
19:00 1日の作業の成果・課題をまとめて勤務終了

勤務時間は、基本的には平日の8時半~夕方18時頃にかけて勤務をすることが多いです。

規則的に働くことができますが、もしトラブルがあった時には緊急の対応が必要になります。

ただ、システム開発の担当になるのか、運用・管理の担当になるかによっても働き方は変わってくるので、業務によって残業が出てくる職場もあるようです。

医療情報技師のやりがい

医療情報技師の仕事は、電子カルテなどのシステムを導入し、医師の作業や患者情報をスムーズにすることで医療現場で働く人の負担を減らすサポートをしています。

医療情報技師が行うシステム開発、運用、分析などの業務は、医療スタッフや患者にとって安心安全でスムーズな医療の実現に繋がっています。

医師や看護士から感謝の言葉などをかけられたときは、自分の仕事が社会の役に立っていることを実感できる瞬間になるでしょう!

医師や看護師でなくても、ITの知識を通して医療に貢献することができる仕事です。

医療情報技師の苦労

医療業界には、医療×ITを活用する知識が乏しいことから、新しい医療システム導入の提案を拒絶されてしまうことがあります。

そのような場合には、時間をかけて説明して相手が不安や疑問に感じる箇所を1つずつ解決していく労力が必要です。

また、ITの技術が日々進歩し変化していくなかで、システムの開発運用方法などの新しい情報を常に把握する必要があります。

向上心を持って、常に勉強を続けていく人でなければ、勤めはじめてから苦労する可能性があるでしょう。

医療情報技師の年収・現状と将来性・向いている人

医療情報技師の年収など

医療情報技師は、近年の医療情報の増加や医療機器技術の向上にともなって、医療業界で注目されている資格の1つです。

ここでは、気になる医療情報技師の年収や現状と将来性、向いている人を解説していきます。

医療情報技師の年収

医療情報技師の給料や年収に関しては、公的機関での発表がないため一言で表すことは難しいです。

ただ、参考として新入社員の求人票の月収が20万円前後で年収が300万円前後となることが多いようです。

働く場所や病院によって異なりますが、情報システムを取り扱う専門職という立場でもあるので、一般的な事務職に比べると給料はやや高くなります。

また、医療業界の経営は、社会の景気に左右されにくい側面があるため給料は安定した傾向にあります。

医療情報技師の現状と将来性

医療情報技師は、医療業界の中でも比較的新しい職業と言えます。

地方病院や個人医院などでは、まだまだ手書きのカルテを使っているところも多く、医療システムの必要性を理解していない病院が多いのが現状です。

そのような現状もあって、新規開拓の余地がある業界として、積極的に新卒採用する企業もあるようです。

また、ITの技術は日々進歩しているので将来的にはオンライン診察を受けることが出来るようになったり、医師たちがテレビ会議で手術方法を共有し合ったりすることが当たり前になると考えられます。

これからの新しい医療のかたちを目指して、たくさんのアイデアやスキルを生かすことができるのが、医療情報技師の仕事に就く大きな魅力です。

医療情報技師に向いている人

医療情報技師として働くには、まず医療の分野に興味や関心を持っていることが大切です。

病気や治療法に関する方法や専門知識はそれほど必要ありませんが、新聞やニュースなどの情報から医療業界に対して問題意識を持てる人は仕事に生かすことができるでしょう。

また医療情報技師は、医療システムの構築や管理・運用することが仕事なので、IT分野に興味や関心を持っている人は向いています。

例えば、プログラミングの趣味がある人や、昔からパソコンを触ることが好きだった人は、興味や関心を生かすことができるでしょう。

医療情報技師の仕事を通して、「ITや医療の知識を活用したい」「人と関わって医療のサポートがしたい」という思いがある人は、仕事にやりがいを感じることができるでしょう。

医療情報技師とは?仕事内容・やりがい・苦労|まとめ

いかがでしたでしょうか。

医療情報技師とはなにか、仕事内容・やりがい・苦労などの解説をさせていただきました。

今後さらにIT化が進み、市場としての広がりもあるので医療情報技師の需要も高まってくると言えます。

「ITや医療の知識を活用したい」「人と関わって医療のサポートがしたい」という人は、挑戦してみてはいかがでしょうか。

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