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救急法救急員資格の合格率や試験問題まとめ!資格継続は更新が必要?

更新日:2024-01-04

救急法救急員資格の合格率や試験問題まとめ!資格継続は更新が必要?

救急法救急員になるためにはどんな手順を踏むことが必要なのでしょうか?試験問題の難易度や合格率などについても解説しています。

また、この資格資格取得後はどんな活用があるのか?履歴書には書けるのか?どんな業界で役立てることができるのかについても一緒にまとめています。

救急法救急員の資格は、資格継続のための更新方法の変更や廃止が何度も入っています。資格継続と更新に関する情報も少しまとめましたので一緒にご覧ください。

救急法救急員とは?

救急法救急員になりたい

救急法救急員資格取得者は「赤十字救急法救急員」という名称で呼ばれることになります。

日常で起こりうる事故の防止やケガの手当て・救命手当て、AEDの使用方法を学び、災害時にボランティア活動として救急法救急員になる要員を養成する為の資格で、救急法救急員の上位資格として「赤十字救急法指導員」や「救急救命士」「応急手当指導員」等があり、救急法救急員はこれらの資格の入り口的存在です。

医療や救命に関した資格の取得を考えるのであれば、まずは基礎になる救急法救急員の資格を取得し、その上で上記ボタン先のにあるような類似の上位資格の無料資料請求をして資格取得を目指す事をおすすめします。

救急法救急員の資格は民間資格であり、日本赤十字社が開催している講習を受けることによって取得できます。

★日本赤十字社とは?

日本赤十字社(にっぽんせきじゅうじしゃ)は、日本における赤十字社で、1952年(昭和27年)に制定された日本赤十字社法によって設立された認可法人です。

紛争・災害・病気などで苦しんでいる人を救いたいというポリシーを元に、国内災害救護・国際活動・赤十字病院・看護師等の教育・血液事業・救急法等の講習・青少年赤十字・社会福祉・赤十字ボランティアなどの活動を行っています。

救急法救急員ってどんな仕事なの?(仕事内容など)

救急法救急員は救助に使用する救助法、応急手当などの正しい知識、技術を持ったスペシャリストです。

民間資格なので、特別な任務や責務はありませんが、災害時や事故発生時、日常生活においてボランティアの精神で事故防止と傷病者の救助に努め、赤十字の協力者になることが期待されます。

しかし救命救急医などのような資格と比較すれば、とりわけ高度な救急法を身に着けられるというものではないので、この資格を持っていれば何らかの仕事に就けるというような資格ではありません。

この資格が役に立つシチュエーションとしては、水泳の指導員など、仕事場で緊急な事態が生じる可能性が高い職業などで、赤十字救急法救急員の資格取得を義務付けていたりするところもあります。

義務付けられていなかったとしても資格を取得していれば有利な部分があることでしょう。

救急法救急員に向いている人

主体的・自発的に行動をすることができ、なおかつ見返りを他人には求めない人、そして大事なのは人命救助になるので人助けが好きで人の役に立ちたい人が向いています。

また災害の場になると緊急事態なので、誰かの指示を待つのではなく、自分の目と足で見つけるという主体性が必要になります。

救急法救急員になるために必要な知識

手当の基本から人工呼吸や心臓マッサージの方法、AED(自動体外式除細動器)を用いた除細動などは必要になりますが、講習で習得できます。

日常生活における事故防止や止血の仕方、包帯の使い方、骨折などの場合の固定、搬送、災害時の心得などについての知識と技術も同じく習得できます。

基礎講習や救急員養成講習で、これらの内容を学んだ後に、試験を行うので知識も技術もない状態からでも挑戦し、合格することができます。

救急法救急員の勉強方法や試験問題、合格率などについて

救急法

救急法救急員になるための具体的な勉強内容や、試験問題の内容などを紹介します。

救急法救急員の資格は講習と試験で取得するのですが、講習だけでは不安な方は先に専門的な学びをする事で不安材料を払しょくする事が出来るので、上記ボタンから無料資料請求することがおすすめです。

そして救急法救急員の資格を取得すれば関連資格の防災士取得にかかる講習も免除されるので、両資格の取得の為にも救命医療関係の実習をこなせる学習をしておきましょう。

救急法救急員資格取得の為の勉強法

赤十字救急法基礎講習を受講した後に赤十字救急法救急員養成講習を受講し、その成果が確認できれば赤十字救急法救急員として認定されます。

養成講習は2日間連続で行われるのですが、2日目に実技の効果確認・学科試験があります。

試験問題は教本から出題されるので、1日目に渡された教本に載っている内容をしっかり記憶することになります。

教本の量は多いのですが、出題ポイントは事前に教えてもらえます。

救急法救急員に必要とされる「判断力」と「行動力」を講習でしっかり理解すれば対応できます。

救急法救急員資格の試験問題の内容

学科試験の試験問題は、大問が4つです。救急法救急員として傷病者を発見した時にどのように動いたら良いのかということを追求する内容なので、その行動原理をしっかりと講習を受けて理解していれば解ける内容です。

赤十字の仕事内容も覚えておく必要があります。基本的に受からせることを目的とした試験なので、妙なひっかけ問題などはありません。

実技試験は、救助側と救助される側に分かれ、心肺蘇生や三角巾包帯のいろんな怪我のときの巻き方などを行います。

時間制限はありますが、一番大事なのは患者さんへの気遣いになります。学んだことを着実にこなしていけば落とされることはありません。

救急法救急員資格の難易度・合格率

講習を受けることでカバーできる内容ですのでそれほど難易度は高くない資格です。教本に書いてあることや実技で学ぶことをしっかりと理解することがポイントです。

合格率で見ても、毎年95%前後となっており、かなり高い合格率となっています。

試験結果は筆記、実技とも当日発表されないので、合否通知は受験から約 1カ月以内に登録した住所宛に合格認定証が郵送されます。

救急法救急員の受講・試験概要

救急法 

ここでは救急法救急員の講習に関する概要をまとめています。

講習の受講料は無料となっていますが、他に用意しなければならない実費などもあるため、受講する前にしっかりと確認しておくことをおすすめします!

事故や災害が起きた時に活躍が期待される救急法救急員の資格に、プラスで上位資格や関連資格があれば家族や友人、地域の方達を守ることも救う事も可能になるので、無料資料請求で沢山の情報を得て、取得する資格を選んでみるのも良いのではないでしょうか。

救急法救急員資格試験料(税込)

受講料は無料です。しかし、教材費などの実費がかかります。それぞれの講習で以下の費用となっています。

●基礎講習

費用:1,500円
(内訳:教本・教材費・保険代)


●養成講習

費用:1,700円
(内訳:教本、ファーストエイドバック[三角巾2枚、ガーゼ]、保険代)

救急法救急員試験・検定の年間試験回数

各都道府県にある日本赤十字社の支部で講習を開催しており、スケジュールは各都道府県支部によって異なります

また、地域、団体、各種事業所、学校などで会場および受講者(30名程度)を準備すれば、日本赤十字社各支部が指導員を派遣し、共催で講習会を開催することもできます。

救急法救急員資格取得後は?

救急法

救急法救急員の資格を取得した後は、どのような職種で活かすことができるのでしょうか?いわゆる履歴書に書ける資格・書けない資格というものもありますが、救急法救急員はどうなんでしょう?

また、資格継続のためには免許の更新などはあるのでしょうか?

救急法救急員の資格を取得すれば、事故や災害が目の前で起きた時にも落ち着いて対処できるだけでなく、救急隊員が到着するまでの空白の時間を救命に向けて埋める事が出来、達成感を感じられる事が出来ます。

とても大切な知識や技術ですから、万が一の事態に備えて取得する為にも、適切な学習が出来る環境を無料資料請求で探してみてはいかがですか?

救急法救急員資格の職業例

実は救急法救急員取得すれば特に何かの職業に就けるというようなことではありません。

しかしながらボランティアとして社会に貢献ができます。そして追加で「赤十字救急法指導員養成講習」を受講すると、指導員になれる可能性もあります。

取得しておくことで他の仕事へ補佐的に活用することができ、信頼を深めることができます。エアライン業界に就職を考えているなら、この資格を持っておけばアピールにはなります。

資格継続・更新について

上記で紹介した講習を終えると受講証が交付され、検定に合格すれば救急法救急員の認定証が交付されます。

この認定証は発行日から5年間という有効期限があり、これまでは資格継続のための講習を修了し更新するという仕組みがありましたが、2019年の3月に救急の知識や技術の進化に伴い、継続講習のみでは補完する事が難しい事から廃止となりました。

なので、今は資格の更新が無く5年の有効期限が切れたら、最初から受講し直す事が必要となります。

廃止理由など詳しいことは赤十字社の公式で発表されています。

救急法救急員資格は履歴書に書ける?

履歴書に書くこと自体はできますが、職種によって大いに役立つところとそうでないところがあります。

スポーツの指導者や課外活動の責任者など、事故の可能性に備えた方がよい仕事、または趣味でサークル活動などにおいては、役に立つ場面も多いです。

スポーツ指導やレクリエーショスポーツ指導やそれら関係のボランティアをやっている人は活用できる機会があります。例えばプールの監視員や、海の家なんかでお仕事をする分には何となく役立ちそうというイメージは付きやすいかと思います。

それだけでなく、航空関係だったり、バスの運転手や駅員さん等乗り物関連の業界では事故からお客様の命を守らなければならないため、救命や救急に関する意識をアピールすることができるでしょう。

救急法救急員資格と同じ分野の他の資格

  • 雪上安全法救助員
  • 幼児安全法救助員
  • 健康生活支援講習
  • 救急救命士

雪上安全法救助員は、雪上での事故防止や救助技術の講習で、救急法救急員と同じく日本赤十字社が講習を行っています。特徴的なのは、救命の知識に加えてスキーの技術を要するということで、講習の中にはスキー講座が盛り込まれています。

なお、救急救命士は、信条や分野的にはよく似ている資格のような気がしてきますが、実際は公務員であり、消防士して所属する身分となるため、救急法救急員とは似て非なるほどレベルは上の資格です。

救急法救急員の試験問題・合格率や資格継続の更新まとめ

全国で37万人以上が受験している人気の講習ですので取得しておくことで自分の身を守り、家族や地域の人々の身を守ることにもつながります。あくまでもボランティアとして活動する際に求められる能力をつけるものですので給料という概念はありませんし、資格手当がつくようなものでもありません。

ですが災害や事故の現場に遭遇した際に、率先してけが人の手当や現状整理に努めることができる能力が身につき、自分の家族や身内を助けるのにも役立ちます。

職業上や地域貢献、家族を守る為にも適切な知識と技術で応急手当や救命手当が出来るよう、救急法救急員の資格取得に努めてみてはいかがでしょうか。

救急法救急員の資格を取得した後は、スポーツ指導・課外活動などの責任者や、交通機関関連などへの募集に応募する際には履歴書に書くと少し力になってくれるかもしれません。

もし履歴書で有利な資格を探しているなら、類似の公的資格や国家資格に関する学校を上記のボタンから無料資料請求できるので利用してみてください。

資格に重きを当てて職業を選ぶというよりは、職業の一環で救急法救急員の資格を取得するという流れの人が多く見られます。資格取得自体はそこまで難しいものではないので、興味がある方は講習を受けてみる事をおすすめします。