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MBAと中小企業診断士の違いを徹底比較!両方取得する意味はある?

更新日:2022-09-01

この記事では、ビジネスや経営に関するスキルであるMBAと中小企業診断士を比較しその違い、どっちが仕事に有利になるのか、両方取得する意味はあるのかなどを解説していきます。

近年MBAが日本国内でも注目され始め、取得するか悩んでいる人が増えています。

しかし、日本の国家資格である中小企業診断士とMBAは何が違うのか、どちらの方が価値があるのか分からない方が多いでしょう。

実は、MBAと中小企業診断士は全く別物ですが、学ぶ内容や就職する業界など共通点も多く存在しています。

そこでこの記事では、ビジネスや経営に関するスキルであるMBAと中小企業診断士を比較しその違い、どっちが仕事に有利になるのか、両方取得する意味はあるのかなどを解説していきます。

是非最後までご覧ください。

MBAと中小企業診断士の違い

まず最初に、MBAと中小企業診断士の違いについて解説していきます。

MBAと中小企業診断士はその取得目的が違う以外に、取得までの過程も大きく違っているようです。

MBAと中小企業診断士の根本的な違い

まずMBAと中小企業診断士の根本的な違いですが、MBAは経営学修士という学位であり、中小企業診断士は国家資格です。

それぞれを得る方法も異なり、MBAはビジネススクールで決められた単位を全て取得し卒業すること、中小企業診断士は試験に合格し定められた実務経験を積むことになります。

また、MBAは国内と海外の2種類が存在しており、どこのビジネススクールに通うかでも企業や世間からの評価が変わってきます。

信用という面では、MBAは大きな振れ幅があり、中小企業診断士は安定しているという違いもあります。

MBAと中小企業診断士の取得までにかかる費用と年月の違い

MBAと中小企業診断士の取得にかかる費用と年月の違いは以下の表のようになっています。

国内MBA 海外MBA 中小企業診断士
費用 100~500万円 最低1,000万円 5~30万円
時間2年以上 2年以上 1~2年

MBAの場合、国内でも海外でも2年で学位を取得することが多いですが、ビジネススクールの入学試験の勉強を合わせるとそれ以上の時間を必要とします。

中小企業診断士の場合は、試験合格までに1,000~1,200時間の勉強が必要と言われており、その勉強時間をどれだけ確保できるかで年月は変わってくるでしょう。

そして、費用については中小企業診断士は資格スクールに通っても最大30万円程で資格取得を見込むことが出来ますが、MBAは国内でも最低100万円は必要になります。

MBAと中小企業診断士は経営学を学ぶ目的が違う

MBAを取得する方は、大企業で経営に携わりたい方や、自分で起業しようという方が多くなっていますが、中小企業診断士は中小企業のサポートをすることが多くなっています。

そして、中小企業診断士は国家資格であるため、そのまま資格を職業にする方がほとんどですが、MBAの取得者は自身のキャリアアップを狙うことが多い印象です。

また、学ぶ過程で同じ内容が多いと言われていますが、MBAはディスカッションなどのコミュニケーション能力を鍛えられますが、中小企業診断士は一人で黙々と勉強するという違いもあります。

MBAと中小企業診断士の難易度の違いは?

MBAと中小企業診断士の難易度の違いを一言で表すことは出来ません。

なぜなら両者の取得方法には大きな違いがあるからです。

特にMBAはどのビジネススクールを選ぶかによって入学試験難易度も倍率も違ってきます。

さらにMBAは自分のペースで勉強できるわけではなく、決められた時間内に単位を取得する必要があるため、仕事と両立できず挫折する人が少なくありません。

それと比較して、中小企業診断士は社会人生活と両立が必要になりますが、受験のタイミングは自分で決められるため、「勉強時間が確保できずに挫折する」ということは少なくなっています。

しかし、中小企業診断士の場合は試験が非常に難しく、合格率は例年10%を切っています。

ですので、仕事との両立を難しいと考えるか、試験難易度を難しいと考えるかの違いになってくるようです。

MBAと中小企業診断士はどっちが仕事に有利になるのかを比較!

MBAと中小企業診断士のどちらが仕事に有利になるか疑問に思う人は少なくありません。

これに関しては就職先や与えられた仕事にもよる所があります。

ここでは、MBAと中小企業診断士がどんな企業で仕事に有利になるのかを解説していきます。

MBAはグローバル企業に対して有利になる

MBAは日本国内よりも海外で重要視される傾向にあり、実際経営者における日本でのMBA所有率は1%にも届いていませんが、アメリカでは30%を超えているというデータもあります。

そのため外資系企業や海外と取引のあるグローバル企業であれば、MBAを評価してもらえる可能性が大きく、仕事や就職活動に有利になると考えられます。

中小企業診断士は国内企業に対して有利になる

MBAは国内であまり評価されていませんが、中小企業診断士は国家資格ということもあり、国内企業では大きな評価を得ています。

特に国内中小企業をクライアントにしているコンサル企業に対しては、中小企業診断士は就職でも仕事でも活かすことが出来るでしょう。

つまりMBAと中小企業診断士は、同じ経営学を学んでいますが、自分が将来的に就きたい仕事によって、どちらを取得すべきかが変わってくることになります。

MBAと中小企業診断士の将来性は?

MBAと中小企業診断士はどちらも需要のあるスキルですが、どちらを取得するか悩んでいる方にとっては将来性も非常に重要なポイントになるでしょう。

ここではMBAと中小企業診断士の将来性について比較していきます。

MBAと中小企業診断士は将来的にも評価され続けるのか

MBAと中小企業診断士は将来的にも評価され続けるのかという点では両方とも将来性があると言えます。

特にMBAは現在日本国内での評価はかなり低いものになっていますが、MBAの価値が認められるようになれば、国内でも通用するスキルになるでしょう。

中小企業診断士は、日本国内の90%以上の企業が中小企業であることや、これから個人が活躍する時代になることを踏まえると、その評価が下がるとは考えにくいですね。

AIに代替される心配はないのか?

MBAと中小企業診断士は共に経営に関する仕事をすることになりますし、経営には統計の分析やコスト、リスクなど数字が大きく関わってきます。

数字が関わってくる業務はAIの進化によって仕事が無くなる心配が付き物ですが、MBAと中小企業診断士は共に影響が少ないと考えられています。

これは、MBAと中小企業診断士がコンサル系に強みを持っていることが大きな理由となっており、逆にAIを使いこなして分析とアドバイスを的確に行えるようになると言われているのです。

しかし、これはMBAも中小企業診断士も新しく学ぶ技術が増えるということになり、働きながら勉強することが求められ続けるでしょう。

将来性を考えたらどっちを取得すればいいの?

MBAにも中小企業診断士にも将来性があると上記に示しましたが、現在の評価から突然劇的に変わる可能性は少ないと言われています。

これは、国内でMBAが評価されるには時間がかかるということや、グローバル化が進んでも国内をメインとした中小企業も沢山残るため、中小企業診断士の存在が必要とされるからです。

ですので、将来性を考えて取得するとしても、グローバル企業を考えている方はMBA、国内でのコンサルなどを考えている方は中小企業診断士という判断で良いでしょう。

MBAと中小企業診断士は両方取得できる?メリットは?

MBAと中小企業診断士の違いやどっちがどの場面で有利なのかを解説してきましたが、両方取得することは出来るのでしょうか?

また、両方取得することが出来た場合、どんなメリットがあるのでしょうか?

MBAと中小企業診断士を両方取得するためには

MBAと中小企業診断士を両方取得する方法は、実は確立されています。

中小企業診断士の試験は1次試験と2次試験に分かれており、この2次試験が中小企業診断士養成課程を併設しているビジネススクールに進学することで免除になる制度があるのです。

ですので、両方の取得を考えている方は、中小企業診断士の1次試験に合格した後、条件を満たしたビジネススクールに通うようにしましょう。

MBAと中小企業診断士を両方取得するメリット

MBAと中小企業診断士を両方取得すれば、経営学のスペシャリストになることが出来ますが、そのメリットは少ないと言われています。

これは、上記でも解説した通り海外と取引がある場合MBA、国内専門の場合は中小企業診断士という、活躍の場所に大きな違いがあるということが原因になっています。

しかし、独立してフリーのコンサルタントや中小企業診断士として活動する場合には信用が付く、経営に関するアドバイスの幅が広がる、仕事の選択肢が増えるなどのメリットが挙げられます。

ですので、自分が将来独立するのかどうかで両方取得するかどうかを判断してみて下さい。

MBAと中小企業診断士の違いを徹底比較!両方取得する意味はある?まとめ

今回この記事では、ビジネスや経営に関するスキルであるMBAと中小企業診断士を比較しその違い、どっちが仕事に有利になるのか、両方取得する意味はあるのかなどを解説してきました。

まず両者の違いとしては取得する目的が挙げられ、MBAは起業したい人や大企業で活躍したい人が多く、中小企業診断士は中小企業へ向けたコンサル業に興味のある方が多いということでした。

さらに、MBAと中小企業診断士は取得の過程も大きく異なり、MBAは仕事と両立させることが難しく、中小企業診断士は試験の難易度が非常に高いことが特徴です。

そして、どちらが仕事に有利になるのかというと、MBAはグローバル企業で評価を受けやすく、中小企業診断士は国内企業で評価を得られるため、どこで働くかによって変わってくるようです。

また、MBAと中小企業診断士は両方取得することも可能ですが、そのメリットは取得までの労力にあまり見合っておらず、独立するつもりがない方はどちらかで十分実力を示すことが出来るでしょう。

MBAも中小企業診断士も将来性はあり、取得すれば市場価値も大きく上昇しますので、どこで活躍したいのかをよく考え取得を目指してみてはいかがでしょうか?

参考
グロービス経営大学院 MBAと中小企業診断士の違いや活かせる業務
東洋経済 「MBA」と「中小企業診断士」、使えるのはどっち

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