掲載依頼・お問い合わせ/リンク集          

[PR]

【2022年度】マンション管理士の試験日程はいつ?試験会場や受験資格についても解説!

更新日:2023-11-29

【2022年度】マンション管理士の試験日程はいつ?試験会場や受験資格についても解説!

本記事では、マンション管理士の資格試験に関する情報をご紹介いたします。

マンション管理士の試験概要試験日程などを把握し、勉強の計画を立てるためのお役に立てれば嬉しいです!

今回は

  • 試験日程
  • 受験資格
  • 申し込み方法
  • 試験会場
  • 試験科目

など、試験を受ける前に知っておくべき情報をまとめましたので参考にしてください!

最短1年!来年度のマンション管理士試験を目指す!

アガルートのマンション管理士
詳細はコチラから

マンション管理士とは?

マンション管理士とは「マンション管理適正化法」により定められている国家資格です。

近年国民の住生活の環境が変化しマンションの重要性が増大していることから、「マンション管理士」を定めることでマンションにおける良好な居住環境を確保できるようにと設けられました。

マンション管理士の業務内容

マンション管理士の役割はマンションの管理を適正に行うことです。

そのため、マンションの区分所有者からの相談に応じて管理規約・使用細則・長期修繕計画などの素案の作成・区分所有者間のトラブルへの対処など管理組合の運営を支援することが主な業務となります。

マンション管理士と管理業務主任者との違いについて

マンション管理に精通する専門家として「マンション管理士」の他に「管理業務主任者」という国家資格があります。

管理業務主任者マンションの管理マネジメント的な役割を担います。

具体的には、マンション管理業者が管理組合に対して管理委託契約に関する重要事項の説明や管理業務報告を行う際などの事務的な手続きに必要な国家資格です。

一方マンション管理士は、管理組合の見地から管理組合の運営に関し適切な助言・支援を行うことが主たる業務となっています。

そのためマンション管理組合のコンサルタントに必要な知識を有することを証明する国家資格と言えます。

2つは類似する資格ですが業務内容等が異なるため、受験の際は十分お気をつけください。

マンション管理士試験の試験日と試験会場

2022年度(令和4年)に行われる「マンション管理士試験」の試験日は現在公表されておりません

基本的に毎年1回、11月最終週の日曜日が試験日になっているため、従来どおりの日程であれば2022年度の試験日は11月27日になると予想できます。

2022年度マン管試験日程

2022年 11月27日(日)※予定

詳しくは公益財団法人マンション管理センター」のホームページを確認するか、毎年6月に国土交通省から発表される官報」で正確な試験日を確認するようにしましょう。

また試験当日は受験上の注意事項等の説明が終わった後、午後1時~午後3時の120分間で試験を受験する流れとなります。

試験会場について

マンション管理士試験は札幌市・仙台市・東京都・名古屋市・大阪市・広島市・福岡市・那覇市・これらの周辺地域全国8試験地14会場で実施されます。

「受験申込書」の「希望試験地」から地域を1つ選択し試験に臨みましょう。

なお同一試験地に複数の会場がある場合は、マンション管理センターから指定された会場で受験することになります。

受験申込後に届く「受験票」に記載されている会場で間違いなく受験できるよう事前によく確認しておきましょう

また受験申込後の自己都合による試験地・試験会場の変更は認められないので注意が必要です。

今なら2022年度の試験にまだ間に合う!

アガルートで
マンション管理士合格を目指す

マンション管理士試験の受験資格はあるのか?

マンション管理士試験は年齢・学歴に関係なく誰でも受験することができます

資格試験の中には実務経験・大学や専門学校での専攻学科・単位が受験資格となるものも多いですが、マンション管理士試験はそのような制約が一切なく誰にでも門戸が開かれている資格試験と言えます。

しかしマンション管理士として「マンションの管理者の名称を用いて業務をおこなう」場合にはマンション管理センターに登録しなければなりません

その際、禁固以上の刑に処されている方や心身の故障により業務を適正に行うことができないと判断された方等はマンション管理士として登録をすることができない旨、法律で規定されている事に留意してください。

マンション管理士試験の申し込み方法

マンション管理士試験の申込方法は次の通りです。

  1. 受験案内・申込書を入手
  2. 受験申込受付期間中に申込書を入手
  3. 受験申込受付期間内に申込書を提出
  4. 「マンション管理センター」から郵送される受験票を入手

以下、詳細をご説明致します。

①受験案内・申込書を入手

「受験案内・申込書」は例年8月の初旬から9月の末日まで下記の3箇所で配布されています。

  • 都道府県および政令指定都市等のマンション管理行政担当窓口
  • 一部の書店
  • マンション管理センター本部・支店」

また上記の他に郵送・宅配による入手とHPからの入手があります。

郵送・宅配による入手方法

郵送で入手する方法は以下の通りです。

  1. A4サイズ(角型2号相当)の返信用封筒を準備し、申請者の送付先を記入の上で希望部数に応じて必要な料金分の切手を貼付する(通常1部140円 2部250円を貼付します)
  2. 1の返信用封筒をを折り畳み別の封筒に入れ、封筒の表面に受験案内・申込書~部希望と記載し下記の住所に郵送する

〒150-8681 渋谷郵便局留 公益財団法人 マンション管理センター 試験研修部

また宅配で入手する場合は住所(送り先に申請者の住所)と必要部数を記入した着払い伝票を上記の住所に封書にて郵送します。

HPからの入手方法

HPからの入手については、配布期間中に「マンション管理センター」公式HPにて掲載される受験案内・申込書」をダウンロードする方法があります。

ご自宅にインターネット環境やすぐに印刷ができる環境があれば無料で即座に入手できるためおすすめの方法です!

②受験申込受付期間内に受験手数料を納付

受験手数料の納付方法は次のようになっています。

  1. ゆうちょ銀行・郵便局または銀行の窓口「受験案内・申込書」に同封されている「振替払込用紙または振込用紙」を使用し受験手数料9,400円を振り込む
  2. その際に発行される払込受付証明書を受験申込用紙の指定箇所に貼付する。ゆうちょ銀行・郵便局または銀行のATMで納付した場合は利用明細書を受験申込書の指定箇所に貼付する

「受験手数料払込用紙」をHPからダウンロードして使用する場合銀行振り込みのみの扱いとなるため注意してください。

③受験申込受付期間内に申込書を提出

受験申込書の提出方法は以下のようになっています。

  1. 受験申込書と一体となっている受験整理表にそれぞれの記載事項を記入する
  2. 顔写真(縦4.5×横3.5cm)を指定の位置に添付する
  3. 申込受付期間内の9月30日までに郵便局窓口にて特定記録郵便で「①受験案内・申込用紙」に記載したマンション管理センター宛に郵送する

③マンション管理センターから郵送される受験表を入手

受験票は例年11月初旬に届くため試験開始まで紛失しないようにきちんと保管しておきましょう!

また受験整理表には顔写真の添付が必要となっているため受験整理表の作成までに証明写真の撮影も忘れずに行いましょう

以上が申込方法になります。

受験の申し込みには受験手数料9,400円・「受験案内・申込書」・証明写真郵送用封筒申込書送料(特定記録郵便代)が必要になります。

また受験申込までの一連の流れをまとめると下記のようになります。

  1. 8月初旬〜9月末(例年の場合)までに「受験案内・申込用紙」を入手する
  2. 9月1日〜9月30日(例年の場合)の受験申込受付期間中に受験申込書類の記入並びに受験料を納付を済ませる
  3. 書類一式を特定記録郵便でマンション管理センターまで郵送する。申込書類は9月30日消印有効

受験申込期間は2ヶ月間と一見長く感じますが、日々の勉強やその他のことに追われて受験申込の受付期間を過ぎてしまい受験ができなくなったり、証明写真の撮影場所が分からない等で受験整理表の作成に想定外の時間がかかったりするものです。

スケジュール管理を徹底することや準備物を予め書き留めるなどして安心して受験に臨めるようにしましょう。

マンション管理士試験の試験科目・試験時間

マンション管理士試験は4肢択一のマークシート方式で50問出題されます。

記述式問題は出題されないため、ある程度勉強すれば消去法で回答を導く事も可能です。

しかし試験科目が多く試験内容も法律関連が大半を占めるため、暗記必須範囲は非常に広くなっています。

試験科目は以下3つに大別することができます。

法令関連(33問)

マンション管理に関する法令を網羅的に記載すると以下のように分けることができます。

  • 区分所有法
  • 被災区分所有建物の再建築に関する特別措置法
  • 建て替えなどの円滑化に関する法律
  • 民法
  • 不動産登記法
  • マンション標準管理規約・標準管理委託契約その関する法律
  • マンション管理適正化法
  • マンションの管理に関するその他の法律(消防法・建築基準法・都市計画法等)

上記に中でも特に重要なのが区分所有法民法マンション標準管理規約マンション管理適正化法の4点です。

それぞれについて以下で詳しく解説します。

区分所有法

区分所有法はマンションの管理や運営に関する基本的なルールを定めた法律で、民法・標準管理規約との複合問題を含めると10問以上出題される最も重要なものです。

事例をベースにした問題が多く出題される傾向があり、この法律の攻略が合否を左右するといっても過言ではありません。

確実に点数を取れるように勉強する必要があります。

民法

民法は例年5問程度出題されています。

民法は全ての法律の理解の基礎となるような法律であり、時効・債務不履行など出題範囲が広く難易度が高いものもあります。

マンション標準管理規約

マンション標準管理規約は例年9〜10問程度出題されています。

単純な知識を問う問題も出題されますが、実務的な事例問題が出題されることもあります。

マンション管理適正化法

マンション管理適正化法は例年5問の出題となっています。

問題の難易度はさほど高くないので取りこぼしのないように学習し満点を目指しましょう。なお管理業務主任者試験に合格している方はこの科目は免除となっています!

以上のようにマンション管理に関する法令の出題は広範囲であるため、マンション管理士試験に合格するためには重点的に勉強することが必要です。

暗記しなければならない法令が沢山あるため気後れしてしまいそうになりますが、過去問を解くうちに出題される法令の傾向を掴めるため過去問対策が暗記の大きな手助けとなるでしょう。

実務・会計関連(2問)

この2問は管理組合の組織や運営に関することを扱う分野で、マンション管理士試験における勉強の優先順位は低いです。

主題傾向としては管理組合に関する訴訟・判例や管理費滞納者への対応など現場を踏まえた出題が多く見られます。

解答のパターンが決まっていることが多いため勉強序盤は過去問対策をしっかりしていきましょう。

マンションの建築・構造及び設備関連(15問)

この2つは出題数が法令関係に次いで多い分野となっています。

マンションの建築・設備、長期修繕計画、大規模修繕、建物・設備の診断や関係法令(都市計画法・消防法・水道法等)などについて問われるため、通常の学習では対処不可能な高難易度の問題も出題されます。

そのため基本的なマンションの構造や設備については過去問で繰り返し主題されるものを暗記することに留めておきましょう。

受験生の中で差がつくのは基本的な問題が多いため、高難易度の問題の対策に時間を費やすのは得策とは言えません

基本事項を漏れなく勉強することに時間を割き、他の受験生が間違えない問題で点数を落とさない勉強が重要です。

上記のように試験範囲が広範囲であることや過半数が法令関連であることなどを踏まえ、過去問から分かる出題傾向を参考に重点的に勉強をするべき点を明らかにする必要があると考えられます。

そして明らかになった勉強すべき点に優先順位をつけてより効率的な勉強を行いましょう。

法令関連を得意分野とすること、また建築・構造、設備関連などは過去問で問われた部分を確実に押さえ他の受験生に差をつけられるようになることが合格への近道です!

マンション管理士試験の合格基準

マンション管理士試験は50点満点です。

また試験における合否の決定は相対評価であるため合格点は毎年変わります。

つまり~点取れれば合格」と言ったような明確な点数はなく、受験者の中でより高得点を獲得した者から順に合格枠が埋まっていきます。

明確な合格点の設定がないため不安も多いですがここ数年は令和元年度の合格点が37点、令和2年度が36点、令和3年度が38点というように概ね7割以上の点数が合格点となっています。

そのため40点以上を取ることができれば合格の可能性が非常に高まります。

効率的な勉強を行い高得点を獲得して合格を目指しましょう

マンション管理士を目指すなら通信講座がおすすめ

マンション管理士試験は法令問題が大半を占めていることや、合格には最低でも7割以上の点数が必要など国家資格の中でもかなり難しい試験です

マンション管理士は受験者の多くが社会人ということもあり、時間がない中でも効率良く勉強をしていくことが必要になってきます

そのような時間がない社会人におすすめしたい勉強法が通信講座の利用した勉強です。

通信講座はインターネット環境があれば何回でも講義動画を見返せることや、通学タイプの予備校よりも安く受講できるというメリットから近年社会人を中心に注目を集めています。

今回は、通信講座の中でも実績やコスパが良いアガルートの「マンション管理士講座」をご紹介していきます。

マンション管理士に最短合格するならアガルート


マンション管理士_アガルート

アガルートのマンション管理士講座は、受講生の満足度や合格実績の高さから数あるマンション管理士の中でも特に人気の通信講座です

今回はアガルートのマンション管理士講座が支持されている理由を3つご紹介します。

  • 全国平均3.52倍の高い合格率
  • 合格時に受講料全額返金制度がある
  • 工藤美香講師の講義がわかりやすい

全国平均3.52倍の高い合格率

令和3年度のマンション管理士試験全体の合格率は9.9%なのに対し、アガルートのマンション管理士講座は34.9%と高い合格率を誇ります

受講生の中には初めて法律を勉強する方も含まれているため、法律初学者でも安心して合格が目指せる通信講座と言えるでしょう。

この高い合格率は、アガルートの緻密に設計されたテキストや担当する工藤美香講師の質の高い講義によって実現されているため、これからマンション管理士になろうとお考えの方でも問題なく短期間で合格を目指すことができます。

合格時に受講料全額返金制度がある

アガルートのマンション管理士講座では、試験合格時に受講料を全額返金してくれるという大変太っ腹な制度があります

全額返金制度の利用には合格体験記やインタビューの出演など条件がありますが、実質無料で高品質の通信講座を受講できます

また全額返金が1つのモチベーションにもなるため、試験日まで高い意識のまま試験勉強を継続することができるでしょう。

工藤美香講師の講義がわかりやすい

アガルートのマンション管理士講座では工藤美香講師が講義を担当していますが、受講生の中で工藤講師の講義がわかりやすいと口コミが広がっています

工藤講師はモチベーションの維持に重点を置いたコンパクトでわかりやすい講義をモットーにしているため、要点をしっかり理解して短期間で合格したい社会人の方におすすめできる講師です。

短期間でマンション管理士に合格しよう!

工藤美香講師の
マンション管理士講座を受講する

マンション管理士試験の試験日程まとめ

今回はマンションの管理を行う「マンション管理士」の業務内容・受験資格・試験日程・試験科目などについてご紹介しました。

2022年度に行われる「マンション管理士試験」の試験日は現在公表されておりませんが、基本的には毎年1回、11月の最終日曜日が試験日になるため2022年度の試験日は11月27日になると予想できます。

試験日程・試験会場についてはこのページの他にも「マンション管理センター」のHPや国土交通省から毎年6月に発表される「官報」などに掲載されていますので参考にしてください。

掲載されている内容を適宜確認し、受験の申込忘れや試験日・試験会場の間違いがないように気を付けましょう!

また、試験に合格するためには試験科目・出題傾向を把握することが最重要です。

今回ご紹介した内容が皆様の合格の一助になれば幸いです。