掲載依頼・お問い合わせ/リンク集          

土地家屋調査士試験の合格率が上がっている?難易度や合格基準を徹底解説!

更新日:2022-08-10

難関資格の一つとして数えられている土地家屋調査士の合格率は年々上がっています

なぜ年々合格率が上がっているのでしょうか?
試験の難易度に影響があるのか、他の資格と比べて難しいのかなどの気になるポイントについて徹底解説します!

近年の合格率の推移や合格点、おすすめの勉強方法についてもあわせて解説しているので、土地家屋調査士試験に興味があるという人には必見の内容です。


土地家屋調査士試験におすすめの通信講座

土地家屋調査士について

土地家屋調査士_仕事内容_測量1

試験の合格率についてご紹介する前にそもそも土地家屋調査士とはどのような資格でどのような仕事を行っているのでしょうか?

どの資格試験でもまずは資格について知ることが試験対策の第一歩になりますので、こちらでは土地家屋調査士の基本的な情報についてご紹介します。

土地家屋調査士の基本情報

資格区分 法務省が定める国家資格
分野 法律
有資格者※1
  • 土地家屋調査士試験に合格した者
  • 法務局または地方法務局で一定の期間所定の業務に従事し、
    法務大臣に認められた者※2
  • 試験方式 筆記試験・口述試験
    人数※3
  • 土地家屋調査士:16,141名
  • 土地家屋調査士法人:441法人
  • 平均年収 約600万円

    ※1:土地家屋調査士法より引用
    ※2:法務局または地方法務局で不動産の表示に関する登記の事務に従事した期間が通算して10年以上、かつ法務大臣に土地家屋調査士の業務を行うのに必要な知識及び技能を有すると認められた場合
    ※3:日本土地家屋調査士連合会HPより

    土地家屋調査士の仕事

    土地家屋調査士は不動産登記という仕事を担う法律関係の資格です。不動産登記とは法務局に対して対象の不動産の広さや所有者といった基本情報を報告・記録することを指します。

    不動産登記の中でも土地家屋調査士は「表示に関する登記」が主な仕事です。「表示に関する登記」は不動産の物理的な現況についての登記業務で、大きさや形、構造などについての登記になります。

    不動産の「表示に関する登記」には不動産の調査や測量が必要となるため、他の士業で扱わない専門的な知識が必要です。土地家屋調査士の仕事は現地でのフィールドワークがあることも特徴と言えます。

    他にも、「表示に関する登記」の申請の代行や審査請求の代理、また土地に関する争いの解決のための代理人など法律系の士業らしい業務も土地家屋調査士の仕事です。

    土地家屋調査士試験の概要について

    土地家屋調査士_合格率_試験

    土地家屋調査士の試験について解説していきます。合格率や合格点はもちろんのこと、試験範囲や日程についてもまとめました。

    試験の情報を総合的に見ることで試験の難易度や雰囲気を感じることができるでしょう。

    土地家屋調査士試験の基本情報

    運営団体 法務省
    試験日程
  • 筆記試験:10月第3日曜日
  • 口述試験:1月後半※1
  • 受験資格 なし(年齢・性別・学歴などの制約なし)
    試験形式
  • 筆記試験(平面測量・作図・択一・書式)
  • 口述試験
  • 受験料 8,300円
    受験者数 3,785人(令和2年度)※2

    ※1:筆記試験合格者のみ
    ※2:法務省HP「令和2年度土地家屋調査士試験の最終結果」より引用

    土地家屋調査士の筆記試験の日程は毎年10月第3日曜日に開催され、令和3年度は10月17日(日)に例年通り実施されました。

    令和4年度は10月16日(日)に実施されると予想されます。

    土地家屋調査士試験の試験範囲と出題形式

    部門 試験時間 形式 科目 問題数
    午前の部 2時間 平面測量 10問
    作図 1問
    午後の部 2時間30分 択一 民法 3問
    不動産登記法 16問
    土地家屋調査士法 1問
    書式 土地 1問
    建物 1問
    口述試験 1人15分程度 面接

    筆記試験の午前の部の平面測量と作図に関しては条件付きの免除制度を利用してスキップするのが一般的です。免除条件の中でも最も難易度が低い測量士補を取得してから土地家屋調査士を受験する人が多いようです。

    口述試験に関しては毎年ほとんどの受験生が通過しているため、筆記試験終了後にも油断することなく取り入れた知識を忘れないようにしておけば問題なく合格できるでしょう。

    つまり、土地家屋調査士の資格試験のメインは筆記試験の午後の部ということになります。

    土地家屋調査士試験のメインは「午後の部」

    午後の部では幅広い法律の知識に加えて難易度の高い計算や作図の力が求められます。

    計算・作図に加えて法令科目の択一式20問+土地・建物の計2問の申請書を作成することを考えると2時間30分という試験時間は非常に短いといわれています。
    時間がかかる作図を後回しにした結果手が回らず大きく減点されてしまう受験生が後を絶ちません。

    問題を説くだけでなく、時間配分も重要なポイントですので、模試試験など本番に近い環境で慣れることも大切です。

    土地家屋調査士試験「午後の部」の合格点

    土地家屋調査士試験には「基準点」「合格点」の2つがあり、基準点はさらに「択一式基準点」と「記述式基準点」に細分化されています。

    「基準点」とはいわゆる「足切り点」のことで、択一式と記述式のどちらか一方でも基準点をクリアできないと合計で合格点を超えていても無条件で不合格になります。

    土地家屋調査士試験「午後の部」の基準点と合格点の推移
    年度 択一式基準点
    (平均点)
    記述式基準点
    (平均点)
    合格点 合格点と
    基準点の差
    令和2年度 32.5
    (29.4)
    30
    (24.8)
    71.0 8.5
    令和元年度 32.5
    (29.8)
    33.0
    (27.5)
    76.5 11.0
    平成30年度 35.0
    (32.5)
    33.0
    (27.8)
    81.0 13.0
    平成29年度 37.5
    (32.7)
    36.0
    (30.1)
    81.0 7.5
    平成28年度 30.0
    (26.6)
    31.5
    (27.1)
    74.5 13.0
    平成27年度 32.5
    (29.7)
    30.0
    (24.1)
    73.5 11.0
    平成26年度 35.0
    (31.1)
    30.0
    (24.3)
    74.5 9.5
    平成25年度 30.0
    (26.5)
    30.0
    (25.2)
    71.5 11.5

    上記の推移を見るとその年の試験によって基準点と合格点はまばらであることがわかります。受験者の平均点が高いほど基準点と合格点も高くなるため、試験に手ごたえがあっても合格するとは限りません。

    そのため取れる問題は確実に拾いながら難易度が高い問題で得点を伸ばせるかどうかが鍵となる試験となっています。

    土地家屋調査士試験の合格率について

    土地家屋調査士_合格率

    こちらでは、土地家屋調査士試験の合格率とその推移についてご紹介します。

    土地家屋調査士試験は上位400人程度が合格するように合格点が設定された相対評価の試験です。そのため受験者の数が多くなるほど上位400人に入ることが難しくなり、少なくなるほど上位400人に入りやすくなります。

    それでは近年の土地家屋調査士試験の合格率の推移は一体どのようになっているのでしょうか?

    直近の土地家屋調査士試験の合格率と受験者数についてまとめましたので参考にしてください。

    土地家屋調査士試験の合格率の推移
    年度 受験者数 合格者数 合格率
    令和2年度 3,785人 392人 10.36%
    令和元年度 4,198人 406人 9.68%
    平成30年度 4,380人 418人 9.54%
    平成29年度 4,600人 400人 8.69%
    平成28年度 4,506人 402人 8.92%
    平成27年度 4,568人 403人 8.82%
    平成26年度 4,617人 407人 8.82%
    平成25年度 4,700人 412人 8.77%

    上記のように近年の合格率は9%前後で推移しており、令和2年度には10%を越えました。数値上で見ても土地家屋調査士の合格率は上がっていると言えそうです。

    なお、口述試験に関しては筆記試験の対策だけでほぼ100%合格するといわれているため数値として加味していませんが、全く不合格者が出ないというわけではないので油断しないようにしましょう。

    合格率が上昇している理由

    土地家屋調査士試験の受験者数は毎年減少傾向にあり、令和2年度の試験では受験者数が3,785人と、平成25年度の4,700人と比べ受験者数が1,000人ほどが減少しています。ですが合格者の数は毎年ほとんど変わらないため、受験者の減少により合格率が上昇しているようです。

    令和2年度の試験は新型コロナウィルスの影響で受験者数が一時的に減ったと考えられるため、今の合格率は上昇傾向ですが難関試験であることには変わりないでしょう。

    他の士業系資格の合格率と比較

    土地家屋調査士試験以外にも難関試験とされる国家資格はいくつかあります。

    他の士業試験と土地家屋調査士試験の直近の合格率を以下にまとめて比較しました。

    直近の士業系国家資格の合格率の比較
    資格名 受験者数 合格者数 合格率
    土地家屋調査士試験 3,785人 392人 10.4%
    司法書士試験 11,925人 613人 5.1%
    社会保険労務士 34,845人 2,237人 6.4%
    行政書士試験 54,847人 4,470人 10.7%

    出典:法務省 「土地家屋調査士試験ページ」
    出典:法務省 「司法書士試験ページ」
    出典:厚生労働省 「第52回社会保険労務士試験の合格者発表」
    出典:行政書士試験センター「令和2年度行政書士試験」

    司法書士や社労士のような超難関資格には及びませんが、行政書士の合格率と遜色ないことがわかります。

    また行政書士は絶対評価制度の試験なので一定の合格点を越えれば必ず合格できますが、土地家屋調査士、司法書士、社労士は相対評価制度の試験のため受験生全体の上位何%の得点を獲得する必要があります。

    このように土地家屋調査士試験は他の士業資格と同じく難易度の高い試験といえるでしょう。

    土地家屋調査士試験の独学合格は難しい

    土地家屋調査士_仕事内容_悩み

    率直に言って土地家屋調査士試験に独学で合格することはかなり難しいと言わざるを得ません。特に法律をはじめて勉強する場合にはさらに難易度が上がります。

    以下では土地家屋調査士試験の独学合格が難しいとされる理由を3つご紹介します。

    ①出題範囲が広い

    土地家屋調査士試験の難易度をあげている理由の1つは広大かつ多岐にわたる出題範囲です。法令科目、数学、作図が基本になりますが3つとも勉強した経験がある、得意であるという人はかなり少ないのではないでしょうか。

    さらに土地家屋調査士試験の中心を占める「不動産登記法」はかなり特殊な法律です。特有の用語や概念が頻出する上に「不動産登記令」をはじめとする関連法規、「先例」と呼ばれる過去の登記例まで出題されます。

    加えて法律をはじめて勉強する人にとって鬼門になるのが民法です。3問しか出題されないにも関わらず勉強しなければならない範囲が非常に広いため多くの受験生にとって負担になっています。

    ②書式問題を練習することが難しい

    択一式で出題される法令科目をクリアできても書式問題が立ちはだかります。三角関数や複素数といった数学の中でも苦手意識がある人が多い分野を利用する問題が出題されます。

    他にも書類の作成や複数種類の作図を行わなければなりませんが、独学の場合書式問題の出来不出来を判断することが非常に難しいですし解き方のコツや計算の仕方など限られた試験時間を有効活用する方法を身に着けることができません。

    特に作図の問題は三角定規の動かし方などのコツがつかめていないと時間内に全てを解き終えることが難しくなってしまいます。

    ③教材が少ない

    土地家屋調査士は司法書士や行政書士、宅建士などに比べるとマイナーな資格です。そもそも受験者数が少ないので市販のテキストや問題集も少ないのが現状です。

    さらに法令科目・数学・作図がセットになった参考書は非常に分厚く難しいものになります。土地家屋調査士試験においては記述式を含めて問題を多くこなすことが必要になりますが、そもそも質の高い問題集を複数確保することが難しいのです。

    土地家屋調査士試験におすすめの勉強方法

    アガルート_おすすめ

    土地家屋調査士試験がかなりの難関試験であることがわかりましたが、どう勉強すれば効率的に合格できるのでしょうか?

    こちらでは初学者の方でも合格を目指せるおすすめの勉強方法について2つご紹介します!

    ①予備校に通学する

    1つ目のおすすめの勉強方法は予備校へ通学して学習することです。予備校は校舎に通って講義を受講するコースと配信される動画をオンラインで視聴するコースに分かれている場合が多いです。

    予備校に通学することで他の受講生・講師とのつながりができ、習慣的に通学することで勉強のモチベーションを維持しやすくなるという利点があります。

    ただし一般的には通信講座よりも受講料金が高く、通学は時間的なコストがかかるため働きながら資格を取得したい人や手軽さを求めている人には向いていません。

    ②通信講座を受講する

    もう1つのおすすめの勉強方法は通信講座を受講することです。通信講座の利点は予備校よりも経済的にローコストで効率的な学習方法で資格試験に挑戦できることでしょう。

    近年ではオンラインで配信される講義動画と配布されるテキストを活用して勉強するスタイルが主流となっており、講師のわかりやすい解説を聞くことができるため講義の質は予備校に近づいているといえます。

    手軽さに長けている一方で通信講座はサポート面では直接対面の予備校には劣るため、質問に対する講師のレスポンスの速度や答案の添削スピードでは予備校に分があるといえるでしょう。

    おすすめの通信講座はアガルートアカデミー!

    アガルート_土地家屋調査士

    当サイトおすすめの通信講座はアガルートアカデミーです。

    アガルートの「土地家屋調査士試験対策講座」の魅力は受講生の合格率がずば抜けて高いことでしょう。

    アガルート受講生の合格率は56.7%と全国平均の5.47倍にあたる合格実績を誇り、初受験した受講生でも50%以上の合格率を叩き出しています。

    以下ではそんなアガルート講座の評判・口コミや料金、お得な特典情報をまとめましたのでご紹介します。

    アガルートアカデミーの評判・口コミ

    アガルートの土地家屋調査士試験対策の評判は以下の通りです!

    入門総合講義は合格に必要な知識を網羅しており、その内容も非常に充実しています。勉強の進行具合がトップページで視覚的に分かるのはとても便利ですね。講義動画の解説はどれも非常に丁寧・親切で、別の予備校に通っていた時とは比べ物にならないくらい早く理解が進みました。
    引用元:アガルートHP「合格者の声|土地家屋調査士試験」

    他の資格予備校で見られるような通学講座の講義を収録した映像ではなく、通信講座専用の講義が収録され、画面上では講師とフルカラーテキストが切り替わりながら進んでいく、とても分かりやすい講義だった。月一回、講師の先生から直接カウンセリングを受けられたのもよかった。
    引用元:アガルートHP「合格者の声|土地家屋調査士試験」

    上記のように、オンライン専門だからこその講義動画の使い勝手の良さやわかりやすさが好評のようです。他にも担当講師からのカウンセリングサービスや、受講料金の安さについて言及している利用者も多くいました。

    アガルート講座は講義内容が分かりやすくサポート体制も充実しているため、法律初学者であっても安心して受講できるでしょう。

    アガルートの土地家屋調査士講座の評判や内容について詳しく知りたい方は下記の記事を確認してみてください!
    『アガルートの『土地家屋調査士試験』講座の評判は?特徴や合格率、料金まで』
    『東京法経学院とアガルートの土地家屋調査士講座の比較!内容や料金について徹底解説!』

    アガルートの土地家屋調査士コース一覧

    アガルートでは土地家屋調査士試験の勉強経験や午前の部の免除基準を満たしているかどうかなどによって細かくカリキュラムを選択することができます。

    以下にアガルート講座が用意している各コースと料金についてまとめましたので参考にしてください。

    アガルート土地家屋調査士試験対策講座のカリキュラム一覧
    講座 料金
    資料請求 0円
    合格総合講義 14,8000円
    162,800円(税込)
    入門総合カリキュラム 198,000円
    217,800円(税込)
    入門総合カリキュラム
    +定期カウンセリング
    348,000円
    382,800円(税込)
    ダブル合格カリキュラム 248,000円
    272,800円(税込)
    ダブル合格カリキュラム
    +定期カウンセリング
    398,000円
    437,800円(税込)
    <追加オプション>
    入門総合カリキュラム
    USBメモリオプション
    79,000円
    86,900円(税込)
    <追加オプション>
    ダブル合格カリキュラム
    USBメモリオプション
    109,000円
    119,900円(税込)
    合格ゼミ(添削あり)※1 60,000円
    66,000円(税込)
    合格ゼミ(添削なし)※1 30,000円
    33,000円(税込)

    土地家屋調査士試験に関する総合的なカリキュラムのほかにも、過去問解析講座や苦手とする人が多い民法に特化した講座、複素数計算に特化した講座など幅広いニーズに対応したコースを展開をしているのもアガルートの魅力です。

    アガルート講座のお得な合格特典

    アガルートの特徴の1つは全額返金を受けられる合格特典が用意されていることです。

    アガルートの土地家屋調査士試験対策講座では以下のうちから豪華な合格特典を選ぶことができます!

  • お支払金額全額返金
  • 土地家屋調査士+測量士補のダブル合格お祝い金5万円贈呈
  • 土地家屋調査士の合格お祝い金3万円贈呈
  • 合格特典を受け取る条件

    ①合否通知書データの提出
    ②合格体験記の提出
    ③合格者インタビューのご出演(お支払金額全額返金希望者のみ)

    条件付きではありますが、合格すると全額返金は衝撃です!難関資格にタダで合格できるチャンスは見逃さないようにしたいですね!

    アガルートの土地家屋調査士試験対策講座に興味がわいた方はぜひ下のボタンから資料請求してみてください!

    最大20%オフのキャンペーン実施中! アガルートアカデミーの 資料請求はコチラ

    まとめ|土地家屋調査士の合格率

    土地家屋調査士試験の合格率は確かに上がっていると言えますが、難易度の高い試験であることは変わりありませんでした。

    今後も土地家屋調査士の需要は高まっていくと言われていますし、合格を勝ち取るには綿密な対策が求められます。

    土地家屋調査士に興味が湧いた、チャレンジしてみたいと感じたという方はぜひアガルートアカデミーやその他の予備校を比較し受講してみてはいかがでしょうか?

    土地家屋調査士試験の対策講座について詳しく知りたい方は是非以下の記事を確認してみてください!
    2022年合格!土地家屋調査士おすすめの通信講座ランキング5選!

    アガルートアカデミー通信講座
    キャリアアップにおすすめサービス

    今なら完全無料!年収UPのチャンス!

    おすすめ記事

    コメントを残す

    *